つれづれプラモ製作記

マイペースで作っているプラモデルのブログです

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 基本塗装終了。下側はクレオス308はビン生。上側337番は買わずに自分で作った。何となくそのほうがオリジナリティ出るような気がして。というかこの色、AH-1Zバイパーに塗った色と同じような気がする。こんなふうな青っぽいグレー。少し青すぎかな。トムキャットってこんなに青かったっけ。なんせ初めて作るもんですからね、「青い」んですよ。ハハハ、久しぶりにうまくまとまった←おい!!

マジスク

 模型屋に行ったら、目当てのタミヤのマスキングテープ(白いビニールテープ)がなくて、代わりにマジスクを勧められてつい買っちゃった(意味不明 新しい道具を使ってみるのも脳の体操かなと。ああーしかし「脳の体操」とか「ボケ防止」とか言うようになっちゃお終いだよなぁ。

 マジスクって、最初「マジ(本気で)スクール水着」の略かと思った。たぶんマジでスクレーバーのことなんだろうね。近所の模型屋にそう言ったら、「えーとそうなんですかね」とか言ってる。頼りねぇな。そういうところが飛行機モデラーには嫌われるのかもしれない(そういうところが私にはカワイイと思えるけど)。飛行機モデラーはそこんとこハッキリしろ、みたいな人が多いからね。「うちは飛行機モデラーのお客さんがほとんどいない」と言ってたけど、そういう理由があるのかもしれない。

模型屋

 (↑模型屋の入り口)
 25年近くアカシ模型店に出入りしてて、全く飛行機モデラーとは知り合いができないってことは・・・よほどこの地方には飛行機モデラーが生息していないのか。以前から謎だったんだよね。地元の展示会などで声をかけられたことも全くない。一つ思うのは、この小さな田舎で、既婚者の男は既婚者の女に声をかけにくいんだろうな。すぐに噂になるもん。この小さな田舎では誰もが誰かと繋がってて、知り合いだらけ、親戚だらけ。そのへんはすごく残念なところ。

 近くにもう少し飛行機モデラーの友達が欲しいけどね。もちろん友達になるのは難しいけどね、お互い気が合うかどうかもわかんないし。ただ、ときどき模型屋でだべる相手くらいはいてもいいなあと寂しく思う。今年の地元の展示会「天領プラものづくり大会」は11/2,3です。よかったら勇気出して声かけてください。お待ちしています。

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 おおー、こうやってみるとトムキャットらしいカタチが見えてきた。カッチョ

 垂直尾翼の先端の黄色いところはデカールをきれいに貼れない気がしたので、塗装でやってみたけど、よく見たら赤い線も入っていて地味に面倒くさかった。それと、尾翼を接着する前に塗装したほうがよかった。接着は最後の最後でもいいんじゃない? ははは。

 この機体は有名なジョリー・ロジャースという飛行隊だけど、ジョリー・ロジャースってショーティ・ロジャースの弟かと思ったら、海賊旗のことらしい。てっきり人の名前かと思ったよ。

零戦

 先週? いや先々週か・・・ファインモールドが48の零戦を12月頃に発売すると発表しましたね。いやー驚いた。令和の零戦だってさ。これは作らないといけない。でも令和の零戦を作る前に、昭和の零戦と平成の零戦も作っとかないといけない(汗 

 ほんとのこと言うと、ハセガワのこれは旧版てやつで、新しいのもある。参ったね。そういえばエデュアルドのもあるんじゃない? もうそんなに零戦ばかり作れないよ。どうしたもんか。

夕暮れ

 夏の終わり。あんまり夕焼けがきれいだから暑かったことも許してあげよう、という気になる。

 いつか大雨で崩落した花月川にかかっている鉄橋の近く。この夏は個人的にいろいろあってロクな夏じゃなかった。しかしまぁ何とか過ぎていく。それも趣味があったおかげかな。模型に感謝。

 先週台風が過ぎて、二日目くらいだったろうか。花月川のそばを通ると何となく川の音が大きいのでまさかと思って見てみると、普段よりずっと水量が多い!! もう雨なんか降ってないのに!! いつもは真ん中に生えてる草や石が見えてるのに、両側まで水がいっぱいに流れてる。怖い!! ああいうのを見に行くから年寄りが流されたりするんだね。

 自然って怖い。改めて思いました。自然への畏怖と敬意をいつも忘れたらいけない。こんな身近にあるものを、ついつい私らは馬鹿だから忘れてしまう。 

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 ハセガワの1/72 トムキャットです。トムキャットてもしかして、ワイルドキャットの親戚かと思ったけど、そういう流れで名前がついたわけではないとか本には書いてあった。信じられないけどね。だいたい飛行機に猫とか、ふざけとる。普通は鷹とかワシとかさ、もっと強そうで格好いい名前にするやん? 

 機首にオモリを入れてコクピットを挟んで接着。ここが一番私の苦手なところ。

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 主翼はフラップや前縁スラットを下げた状態にできるようになってる。もしかして駐機状態では常に下がった状態になってるんだっけ? あーもう知らん。下がってるようになってるのイヤだから全部貼り合わせるようにしたけど、そのほうが難しい。すり合わせが難しい。失敗したかなあ、ここは素直に下がってるようにしたほうがよかったかも。

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 で、胴体もここまで組み立てた。赤丸のあたりは少し段差ができた。青丸のあたりは機首と胴体の継ぎ目。そして黄丸は機首のレドームとの継ぎ目。

 赤丸あたりの段差はプラペーパーなども駆使してパテを少なくなるようにしてみた。それ以外はタミヤパテのてんこ盛り。造形村の1/32震電作って以来、段差は全く怖くなくなった。どうってことないね。段差なんかで文句言ってる奴がウザい。

 とはいえ、やはり接着の段階でなるべく段差や隙間ができないようにしておくのは後々大事な話。先日地元のクラブの製作会があったんだけど、そのときも若い人とそんな話になった。基本が大事だよねと。地元のクラブは飛行機モデラーがほぼ皆無であり、単に技術を教えてもらうというよりも(技術的な話をするなら私は別に飛行機クラブも入ってるのでそちらでできる)、模型に対する考え方とかスタンスとか、そういう話が聞けて面白かった。若い人がこう考えているとか、こう感じているとかいうのが、面白い。なんでそれが面白いのかって? それは人間観察というか・・・面白いです。

 帰りは20数年同じクラブで活動している人に送ってもらったんだけど、「きららさんの息子さん、結婚されたとか聞いたけど・・・」と言われ「いえいえそれがまだなんですよーほんともうそろそろ結婚してほしいんだけど、全然モテないんですよ」「そんなことないでしょう」とひとしきり話したあと
 「子供のことって、親は何かひとつは悩みがあるもんですよ」
 と言われ、心に沁みました。

 同じクラブとはいえ、会うのは年に数回、作ってるジャンルも違うしそんなに話すことはないんだけど、たまに話したときに、ああよかった、と思えることがあるの。いいもんだね、この「わかってくれてる感」。

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 完成しました(実はもう盆頃にはできてたんだけど写真撮るのが暑くて) この夏を楽しませてもらったぞ。

 機首のアンテナ、向かって右側の下側が曲がってるな。伸ばしランナーに穴開けて真鍮線通したんだけど、触ってるうちに曲がった。無視してください。
 フジミの70年代のキットのわりに合いは良好だった。唯一、機首の黒い防眩塗装してるあたり、ここは私は段差ができたけど、あまりきれいに段差が消されてない。ははは。
 見慣れぬミサイル(ss-11対戦車ミサイル)はあんまり作りたくなったけど、これがついてるのが売りのキットだろうから一応つけたけど、角度がうまく決められず、少し下がってる状態、本当は地面に平行なのだと思う。それときれいなブルーに塗装したせいもあってやたら大きく見える。艶消し吹いとくかなあ。アクセントになりすぎて異様な感じもするよね。

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 衝突防止灯はランナーからの削り出し、排気管はキットのデテールがしょぼいので削り落とし、缶ビールの缶を曲げたものでシャープにしてみた(下部に合わせ目があって見苦しいけど無視してください) このへんのエンジンまわりが各型によって少しずつ違うのもUH-1を作ってて楽しいところ。
 デカールは変色してるので、余りデカールから寄せ集めた。機番が72用で小さいのだけがちょっと残念ポイントですが無視してください。ARMYはマスキングがうまくいかずヨレヨレだけど無視してください。←このフレーズが多いな
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 ドアは絶対に開けると決めていた。座席はエポパテ盛ってディテール作ったし、操縦桿やペダル、そしてなんとオミットされた計器盤・・・クルマでいうとダッシュボードっていうの? 計器盤の上の部分も全部パーツがなかったから、プラバンで適当にでっちあげ。やればできるもんだね。48の紫電改の計器盤デカールを貼ってすませた。

 ドアの角度がちょっと開き過ぎだね。もう三回も付け直していやんなっちゃったんだよ。でも展示会までには何とかしよう。ドアの取っ手は伸ばしランナーで。
 今年作ったチヌークと、昔々作ったOH-6とでベトナム三部作として展示したいと思っている。

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 照明で少しテカってる感じもするけど、つや消しプラス半ツヤのクリアです。完成すぐのB型の写真見るとテカテカしてるんだよね。でも軍用ヘリっていうとツヤ消しが格好いいしなぁと迷ったけど、スケールを考えて多少ツヤのある感じにした。32や35なら迷わずツヤ消しにするけどね。

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 実機見に行ってもなかなか上側は見られないけど、模型だとみられるのが嬉しいよね。

 ローターブレードのタブが表現されてないから作ったり、とにかく古いキットはオミットされている部分がたくさんあって、それをでっちあげるのがものすごく楽しかった。なんかすごいことやってる気分になるじゃん? 左右の翼端灯はUVレジンを固めて作った。もちろんこんなのもオミットされてたよ。

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 いやーヒューイ(UH-1)は最高!! 格好いいなあ。これでUH-1作るのは四回目だ。私にしては珍しく繰り返し作ってる。

 凸リベットがごつごつとしてて格好いいキット。基本塗装のオリーブドラブの上から少し薄めたやつなどを吹いたけど、スケールにあった感じにわりと抑え目にしたつもり。ウェザリングカラーでスミ入れと汚し。AFVの人ならもっと雨だれのように描くのかなあ。このへんの塗装には終わりがない。

 この夏大いに楽しませてもらいました。これ本当、知られざる名作キットかも。押し入れに死蔵してる方はぜひ掘り出してきて今すぐ作ってみて!! 感動するぞ。

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 機首にはアンテナが二本と恐らくピトー管かと思われるモノがある。ピトー管っぽいやつはキットのパーツをそのままで真鍮線を中に入れて補強。先端は銀色。

 T字型のアンテナ二本は、太めに伸ばした伸ばしランナーの先端に穴を開けて0.3ミリの真鍮線を突き刺した。同じ長さにすることだけ注意した。これはB型のチャームポイントだから頑張って作る。

 本体にマスキングして不穏なことをやってるのは・・・実は中身の塗装を間違えていたところがあって(写真撮ってない)、思い切って一番前の風防は外して塗装したんだよ。嗚呼。本当は切り取りたかった部分があったけど、もうここへきてそれはできないので諦めた。このキットを作る人は、ここの工作は気を付けてください。計器盤の再現がされてないので、自分で計器盤まわりをでっちあげる必要がある。それだけがこのキットの大変な部分かもね。

インスト3

 インストには、伸ばして自作しろと書いてある。ランナー伸ばしの良いところはいくらでも作れるところ。

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 衝突防止灯?はいつものようにガンプラの赤い透明ランナーから削り出し。ありゃりゃ、斜めになってたか? やり直してもいいけど。

 その下あたりエンジンの入ってるところにメッシュの表現があるけど、ここを削り落として金属メッシュ入れる人もいるかもしれませんが、私はやってません。そんなに気にならなかった。

 というわけで、工作はこんなもんでおしまい。

 昨晩のNHKの特攻隊員のドキュメンタリーは見ました? よい番組でしたね。涙涙。たぶん飲まないと辛くて眠れなくなりそうだから、ハイボールを飲みながら見ました。すみません。

 昭和天皇も特攻のことは知っていて認めていた、ということも出てきましたね。これは大事なところ。知ることは大事だよね。私も模型作るようになってずいぶん戦史を知ったけれど、世の中には全然知らない人も多いからね。遺族の話はどれも深かったよね。やはりああいうことは体験者、遺族でないと語れないと思った。そして特攻隊員をどうやって選んでいたのかというあの新事実には思わずうなってしまった。生前の角田和夫さんも出てきたね。「修羅の翼」(光人社)書いた人。私はこの本読んだつもりになってたけど読んでなかった(汗 はやく読まねば。 

 私らはもっともっと知らないといけない。過去から学ぶことはものすごく大きい。日本機もつくらないといかんな・・・彗星と一式陸攻は作ったけど、直掩機も作りたいな。

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