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 バイクと飛行機の同時進行が気に入ってしまったのでしばらくこれでいけるかな・・・と思う。

 このマクロス・メサイアは作りかけだったので、かなりカタチになっていた。あとはマスキングして塗装するだけ・・・。「だけ」なんだけど、その「だけ」が長い(汗
 いつまでたってもマスキングが終わらない。こんなのマスキング地獄とか言うほどのもんじゃないけど、久しぶりにやると疲れるねー。ヘリの迷彩とかよくマスキングしたよなぁ。あんなもん、よほど愛がないとできないですよ。これこれ、この足止め感が飛行機の嫌なところ。

 あ、もちろんそのまま作ればデカールでいいんですよ。オリジナルの色にしようとしたからこんな苦労してるの。アホですね。これはトムキャットみたいな可変翼です。

表紙

 「鬼平犯科帳1~24」(池波正太郎著/文春文庫)

 人生三度目の鬼平犯科帳を読んでいるところ。過去は古本で買ってたから今回は新しい文庫本を買った。読み終わったら寂しいだろうなあ。あ、そしたらまた1巻から読めばいいか。一生楽しめる。読むたびに違う登場人物に魅力を感じたりするのも面白い。

 「いざ抱かれてみると、この浪人の何から何まで、およねの好みに合っていた。一口にいうなら、商売女にせよ素人の女にせよ、女が嫌がることを決してしなかった。」(特別長編「鬼火」より)

 わかってらっしゃいますよねえ、さすが池波先生。およねでなくても、おゆきだって、こういう男好きですわよ、ホホホ。
 しかしどうでもいいけど、池波先生の描く食べ物がどれも美味しそうで夜中に読んでるとお腹がぐぅぐぅ言うのが困る。で、ついハイボールを一杯だけ・・・とか思って飲むと今度は眠くなるどころか目が冴えて。

 以前は「おまさ」に親近感を持ったけど、今はもう「お熊婆」に親しみを感じて・・・時の流れとともに変化していくのもまた、物語の楽しみ。
 日本のハードボイルド、季節と江戸情緒に彩られた人々の息遣い。たとえば夏、橋のたもとにいる麦茶売り(冷たい麦茶を一杯幾らで飲ませる)の婆なんてのが出てくるんですよ。そういうことが商売になる時代ってうらやましいというか、健全だったという気がする。