つれづれプラモ製作記

自称飛行機モデラー・きららのプラモ製作とプラモの活動記録

製作記

金管楽器のように(タミヤ1/12カワサキH2R製作記)

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 なんとか排気管の塗装終わり!! いやー、取り付けた瞬間には感動したよぅ~。もちろんタミヤさんだから、ピッタリ、魔法のようにハマります。

 クリアさが全然ないけど、初めてのわりに頑張ったでしょ? 自分的には満足です。クリアさを増すためには下地をもっとつるつるにする必要があるしホコリなどがつかないようにする必要があるのだろう。
 ガイアのシルバーの上にクレオスのクリアオレンジやクリアブルー、クリアブルー+レッドなどを吹いただけ。あ、もしかしてこの上からクリアかけたらクリアになるのか? わかんねーや。

排気管のヤケ

 実車。

 綺麗でしょ~ウットリしちゃうよね。ゴールドに輝いてる。これ見たとき、ホルンやチューバなどの金管楽器を連想した。楽器としても、いい音がしそう。

 さらに、途中に何かよくわからん金具がついてるよね。達人の方はぜひこういうのも再現してみてください。

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 マフラー部分の工作。

 内側に色が違う部分があるの。プラペーパーにマフラーより濃い色を塗装して、あとで張り付けた。なんかハミ出てる? それがねぇ・・・・

マフラー

 ほーら、見てごらんなさい。実車もこんなふうに下手な工作みたいになってるでしょ←おい!!

 明らかに、内側にもうひとつ筒が入ってるような構造。これはもう、実車見たからには絶対作らんといかんと思って頑張った。ま、私の工作はかなりイマイチだけど。

MSG

 何はともあれ、前半のヤマを越えた。ここができるかどうか、なんせ初めてだから全く自信がなかった。中折れになる可能性も高かった。でもなんとか乗り越えた。

 キラキラ塗装にはキラキラ輝くフレーズのマイケル・シェンカー。マイケルはドイツ人なんですよ。初期のスコーピオンズ→UFO→MSG ですね多分(UFO時代が好きだった)。華麗な音なんだけど、やはり随所に日本人の心に響く泣けるフレーズがあってさすが同盟国。最後の「ドクタードクター」では、スコーピオンズの旧友クラウス・マイネが飛び入りしてて、うれしい驚き。

展示会のテーマ(レベル1/32リンクス製作記)

箱

 私のクラブ「大分航空隊」の展示会「オタ空」を来年も開催することになった。時期は今年と同じ二月の初めを予定しているけど、半年前にならないと会場が予約できないうえに、今年は例の感染症の関係で会場が使えなくなる恐れもあるので、ギリギりまで開催が確定できない。

 早くもテーマが「垂直離着陸機」に決定(誰が決めたのかすぐわかるな)、この機会に作らないとたぶん一生作らない・・・という箱を開けた。雨も降るし、H2Rの排気管塗装はお休み。

 去年の静岡で格好いい作例も見て気に入ってたリンクスは、艦上で運用できる汎用ヘリです。対艦ミサイルと魚雷も付属。いいでしょー。開催は不確定とはいいながら、何か目標がないと元気が出ないもんね。さすがに元気レベルがかなり下がってきてるので、ここらで何とかしたいところ、

色の名前

 まずは仕込みをはじめよう。

 外国のキットを作るときは、先に色の名前を書き出しておく。キットの中では「A」「B」などと書いてある。だから自分のわかるような名前にしておく。炭グレーとか、うぐいす色とか。

パーツ

 ・・・パーツがドーン!! 右側のビニール袋の中にはそれぞれ二枚ずつ入ってるんだよ。おまけに折れそうなのがいっぱい。洗うのだって一苦労。昼間洗って乾かして洗面所に干してたら、夜風呂に入るときに「なんじゃこのゴミみたいのは」と思って見たらパーツが一個外れて転がってた(汗 はー捨てなくてよかった。

 老眼に厳しい成型色は白。この山猫の塗装も大変そう・・・。

インスト1

 で、しょっぱなから「ふつう」のやつと「ソナー付き」を選べって・・・早くも運命の分かれ道。ちょっと見るとソナーってあれですね、あのコードがいっぱいついたおバケみたいな装置。でも、簡単なのと難しいのと二種類あったら、難しいほう作らんと男じゃねぇよ(男じゃないけど

 いつも思うんだけど、なんでも「できるか、できないか」じゃないんだよね、「やるか、やらないか」なんだよ。そう思ってる。できるかどうか考えている時間が惜しい。とりあえず色を塗る。

■つれづれコンペのお知らせ

 一年を四つの時期にわけてテーマを決めて飛行機プラモのコンペしています。
 拙ブログの読者様限定で、この6~8月は「初体験の夏」で募集中。お好きなように解釈してください。写真は三枚、作品名、キット名、コメントもぜひ面白いのを期待してます、kilala_1962@yahoo.co.jp までお願いします。
 

排気管(タミヤ1/12カワサキH2R製作記)

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 いよいよ排気管の焼けた感じの塗装をする。飛行機の排気管が焼けた表現というのは、茶色っぽくしとけばいいんだけど(むしろ機体についた排気の汚れのほうが難しい)、これは違います。きれいな色に焼けてるんだよね。

 まず、黒→銀で塗装してから、クリヤーオレンジを吹いてみた。ほんとに金色っぽくなるのかなあ・・・と思ったら、ちゃんと金色っぽくなるじゃありませんか。面白い。

 マフラー部分(一番太いラッパ型の部分)は、ふわっとわずかに色がついたくらいにして「ステンレス」っぽさを出す。マフラーの内側には色が違う部分があるのでそれもやってみるつもり。

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 で、オレンジを一昼夜以上乾かしてから、マスキングしてブルーと紫っぽい色を吹いた。けっこういい感じではしょ。あ、でもまだ吹いてる途中です、完成ではありません。写真で一本足りないのは、ちょっとやり直してるからです・・・オレンジ吹いたあと、ポトっと落としてしまった・・・・嗚呼。
 四気筒だから四本なんだね。四本あるからどれがどこなのか頭がこんがらがってくる。そういえば、バイク作り始めてから何人かの男に「俺のは単気筒」って言われたよ・・・あーそうですか、はいはい。

 ちなみに、吹くこと自体はドイツ機のモットリングのほうがはるかに難しい気がするけど、こちらは小さい円筒状だから吹きにくい。焼け方は、神戸で撮影してきた写真をもとにしている。ネットで探すと、いろいろな焼け方をしたH2Rが出てくるけど。

 しかし想像以上に時間がかかってるね、もう六月も終わりに近づいた。
 昨晩はなぜかファインモールドの鈴木社長が夢枕に立ったんだよね。最近、夢の中に出てくる人がものすごくリアルで本当にお会いしてるような気分になる。やっぱファインモールドの飛燕作れってことかしらねぇ。

パーフェクト・ストレンジャーズ(タミヤ1/12カワサキH2R製作記)

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 フロントフォークを組み立ててみた。はっきり言って銀色のところはもっとピカピカでもいいです。飛行機の脚だとオレオと言われる部分は黒っぽい。クロムメッキされているようです。指定ではガンメタルだけど、私はクレオスの磨くと光るやつのアイアン色。いっそ黒くしたほうがよかったかも。

実車

 こちら、実車(2016年神戸で撮影したもの) あーもぅやっぱ迫力あるわ。ディスクの穴、すごく大きくハッキリ見えるね。

 先日からの拙ブログへのコメント読んでいて気が付いたんだけど、もしかしてバイクなんかは「過去に乗ったか現在乗ってるか、もしくは今から買おうとしてるか」というような人しか語りたいと思わない(語ることがゆるされない?)ものかもしれない。バイクのこと何も知らず乗ったことも乗ろうとしたこともなく、単に「カッチョいいなあ~」なんて話をする人はいないのかも。飛行機なら「隼って格好いいね」「いやいや疾風もイイですよ」的な飛行機談義ができるけど、それはそうした飛行機って所有することがほぼできない(まあ復元して自分のものにしてる人もいないわけではないが)からで、そういうものは話題にすることができる。

 これって女にとっての宝石などと同じかもしれない。宝石について語り合うってのはあまりしないものね。宝石が好き、という人は、宝石を所有している人であって、持ってもいない買う気もない人がエメラルドやルビーについて語ることはほとんどない(見れば「綺麗ねぇ」とかは言うけど)。こういうものは所有する人だけが語ることができるのだ。

 だとすると、バイクモデラーなどというのはほぼ100%近くがバイク乗り(過去に乗っていた、という人も含めて)に違いない。乗りもしない、知識もない、単にそこらで見かけて「あっ格好いいな」と言って「これ作ろう」っていう子供じみた人間ってのは、もしかして私くらいのものかもしれない。というか、はっきり言うと「お前なんかが知りもせんで語るなよボケ」ってなもんだろう。

 というようなことに、作りながらハタと気づいた。「パーフェクト・ストレンジャーズ(by ディープパープル)」と呼んでもらえないだろうか。そういう奴も一人くらいいても・・・ダメですか。

つるんつるんへの道(タミヤ1/12カワサキH2R製作記)

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 H2Rの前のフェンダー。さすがにこれは左右ふたつに分かれたパーツなので合わせ目消しをする必要がある。もっとも、私の接着の仕方が悪かったんでしょう。ほんとはもっとピッタリなんだろうけど・・・わずかな段差ができたので、「ああっ、懐かしの段差!!」と叫びながら神ヤスで平滑にする作業を楽しんだ。このキットってほとんど合わせ目消しがないんだもん。
 とはいえ、下手にサフとか使うと後で痩せたりするので、がりがり削って、その後丁寧にペーパーをかけていって、かなりつるつるになった!!

 まだまだ傷があったりしてそんなにきれいじゃないんだけど、私にしてはつるつるになった気がする。わーい。

 ウイノーブラックを吹いた上から、黒と黒鉄色(すべてクレオスのラッカー)を混ぜたやつを吹いてみた。まあこの色でいいかな。少し違う気もするけど。実車はメタリックブラックという金属色っぽい黒ですごく格好いい。またタミヤのプラの色もそれっぽい色にしてあり、はっきりいってこの色のほうがいいんじゃないかな・・・と一瞬思ったけど、モデラーとしてはプラの色なんかに負けるわけにいかん。

 1/12だからね、実車と同じ色を吹けばいいというわけではないのだよ。

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 ホイールの内側にグリーンのラインのデカールを貼ったあとクリヤを吹いておくのを忘れていたので、再度タイヤを外してやり直したりしていた(やれやれ

 で、もう一度下側から写真撮った。スイングアームが片持ち式、というのがよくわかる。タイヤを交換しやすいからだそうです。レースでは迅速にタイヤ交換しなくちゃならないから。あと重量が軽いというのも利点だと本に書いてあった。

ひえん

 模型ってあれこれやってるようでも、写真に撮ってみると大したことないように見えるよなあ~。自分でもちっとも進んでない気がする。こんなことやって数時間も熱中してるって、たぶんモデラー以外の人に言っても信じないだろうね。
 
 実は、バイクの製作記って読者の方々には興味ないのかなと真剣に悩んで、こんなのも仕入れたんだけど(復元された飛燕と同じ型)、なぜかさほど飛行機を作りたいと思わないのでそのまま置いている。

アトオブザブルー

 1977年のELO“アウトオブザブルー” ヒット曲が何曲も入ってる。ポップなロックで、私の好きなハードロックではないけど、ま、懐メロってやつ。ファンではなかったけれどもラジオなどで繰り返し聞いた曲。

 二曲目の「It's Over」が好き。これ聴いてるといつも列車にゆられてるような気がする。一昨日、夕暮れの汽車の中で、この曲がくりかえし耳の中に聞こえていた。

六十にして耳順う(タミヤ1/12カワサキH2R製作記)

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 じゃーん。ピカピカのメッキパーツ、排気管・マフラー部分です。

 そうなんです、エンジンにフレームを取り付けて、スイングアームと合体した後、次はマフラーの組み立て・・・と書いてある。えっ、ここでマフラー作るの? 排気管とかって普通、最後につけるんじゃないの?

 バイクってそういうものなのか~!? と思って模型屋に聞いてみたら、それは機種によってやはり違うようです。面白いね。

 私も雑食モデラーとは言うものの、メッキパーツには縁がない。剥がすのは初体験。

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 模型屋に駆け込んで聞いてみると(あえてネットでは方法を探さず、模型屋の言うやり方だけでやってみる)、塗装剥がし剤をまず塗って一度表面のクリア?を落とし、それから洗剤に一晩漬けておけとか言うので、やってみたけど、いまいち・・・何が悪かったかわかりませんが。洗剤を薄めたのが悪かったかな。でもずいぶん塗膜が弱くなってるようなので、ペーパーで軽くこすって落とした。

 え? ちょっと銀色残ってる? まーいいんですよこれくらいで。
 しかし、すごく微妙なカタチにくねくねしてるねぇ。いや~ん。しかし人間はなぜくねくねした形をみると「いやらしい」感じがするのだろう。今回の発見←そこか

本2

 白川静先生のエッセイですが、格調高すぎて少し難しいところもある。でも素晴らしい漢字の世界を堪能できる(以前も紹介したような気がするけどすみません)。「文字逍遙」(平凡社ライブラリー)

 さてミリタリーな文字その二、「取」。この字のどこが軍事的かと思うかもしれませんが、この字、よく見ると「耳」という字が入ってますよね。
 ほら、ピンと来た人もいるかも。昔、戦場で敵の首ではなく、耳を取ってきて数えたそうなんです(首だと持ち運びに大変なので)。「取」の右側の「又」は手の形なんです。耳を手でつかんでいる様子が「取」という漢字というわけです。うわお!! まさか耳を取るなどという戦場の風習からこの文字が作られたとは・・・なんかそれを知ると「取」という文字が少しこわい。 (※ネットで見ると、日本でも耳を持ち帰って戦果確認していたようですね)

剥ぐのが恐い(SA365NドーファンII製作記)

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 トランペッターのドーファン。クリヤを三回くらい吹いたのに、あまりつるつるになっていない。たぶん下地処理がいい加減なせいだろう。下地がザラザラだとどんなにクリヤを吹いてもつるつるにはならないのだ、たぶん。哀しいな。

 期待におこたえして、今回も派手にやらかしてますよ!! ハリウッド並みのド派手アクション。・・・っていうくらいすごいね。いったいどういうマスキングしたらこれだけ吹きこむんかい。ちなみに右舷はきれいにできてたんだよ。でもここはビジュアル的にすごいほうをお見せしないとね。眠気が吹き飛びました?

 あと、機首の黒い部分に、何か白いアンテナのようなものが立ってますが、これプラバンで作ったんだけど、マスキング剥がしてるうちにいつのまにか片方折れてしまってた(涙 作り直すのけっこう面倒くさいな。

 ドーファンて何や?と思う人もいるかもしれませんが、消防や警察で使われているので、たまに頭の上を飛んでいるかもしれません。日本の消防は紅白だけど、私の作ってるアイスランドのレスキューは赤青白のガンダムカラーで格好いい。攻撃ヘリに比べると太ってみえるけど、救助された人を乗せたり物資を運んだりするからね。ちなみに引き込み脚です。
 機首がなんともユーモラスな形状でカワイイっしょ? 

いよいよ面倒な工程へ(エアフィックス1/72シーキング製作記)

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 というわけで白く塗装した。いつものクールホワイトにて。隠ぺい力が強いので愛用してる。それでもなかなか隠ぺいしない。薄めすぎかな。ま、いいや、少しマダラになってる感じが逆に面白いかも。

 上から塗装するライトオリーブ色(と芸術的な表現でインストには書かれている、去年タイガーUHT作ったときにもオリーブ色ってあったので、似たような色を適当に作った)も少しマダラになるように塗装してみよう。
 さあ今から面倒くさいマスキング作業しなくちゃ。先延ばしにしたいけど、締め切りがあるので頑張らなくちゃ。

 ところで、この機体はHC.4と言って、戦術輸送機型らしい(シーキングのことは何も知らずに作り始めてしまった)。戦術輸送型って、たぶん海兵隊員を前線に運ぶ任務とか、そういうのじゃないかと想像している。先日イランの革命防衛隊がイギリスのタンカーを捕捉していたが、あのときタンカーの上でホバリングして隊員がレベリング降下してたよね(ヘリはCH-53じゃないかなあ)、ああいうのがそうなんじゃないかと思うんだけど。こんなのネットで調べればすぐにわかるだろうけど、あえて自分で推測するのも楽しい。

 最近ふと思うのは、これまで「これってなんなんだろう」的な文章を書いてきたけど、実はネットで調べれば、わからないことは殆どないんだよね。だから「何なんだろう」って書くことはもう許されないかもしれない。今後、よほど学問的に未知であるとか言うこと以外は疑問形の文章は廃れていくのかもしれない。ただ、それでも、自分の考えた説ってのはあると思うんだけどね・・・たとえバカバカしくても。

大分駅にて

 実は昨日から別府にまた行っていた。父の容態が気になったので。いつも「これで最後かもしれない」と思いながら病室をあとにする。そばにいてもすぐに目を閉じたりするくせに、「また来るからね」と言うと、じっと見つめたりするので後ろ髪をひかれる。
 父はかなりひどい認知症なので、ずいぶん以前から記憶はほとんどないようで、私が誰かもわかっていないかもしれない。何を話しかけても「ウンウン」とうなずくだけ。それでも認知症の人が何をどれだけ理解しているかはわからないので、想像するしかない。今日は何かを言いそうになっていた。言葉にはならなかったけれど。きっと私に言いたいことがあるんじゃないかと思うと、それがまた切ない。

 あと何十年かしたら、認知症の人と意思疎通するツールができるかもしれない。そうなったらいいなと思う。

(大分駅のホームにあがる階段にて。ちょうど車掌さんが登っていたので写真撮らせてもらった)

連休は読書(1/72ハセガワSu-33製作記)

ミサイル

 Su-33に搭載するミサイルとロケット弾の名前を書いてみた。距離の「距」の字が出てこなくて焦った(汗

 ロケット弾は、ハインドの本に載ってやつに似ている。ロシアのだから同じようなモノなんだろう。先端が尖っているのが特徴的。ビジュアル的に面白いのでロケット弾を採用、それ以外も、カタチが好きなやつを選んだ。変な組み合わせかもしれないけど、ま、気にしない。まぁどっかの展示会で、「コレとコレが一緒に搭載されるってことはないんですよ云々」と教えくれる人がいるかもしれないけど「まぁでもきららさん、可愛いから許す」なーんて言うかもね、ウフ。・・・・そんなこと今まで一度もありませんが(汗  

ななつ星

 豊後森に「ななつ星」が停車していた(先月某日撮影)。車窓から撮ったからいい加減な写真だけど、意外と面白い構図になった。駅らしくていいでしょ。

 なんとなく物語が読みたくて、「ベルリンは晴れているか」(深緑野分著/筑摩書房)を読んでみた。ベストセラーなので最近本屋にいっぱい積んでありますよね。
 ベルリン、というところに惹かれて読んだ。最初は、おおっこれは面白くなりそうだぞと期待しながら読み進めたんだけど、途中で少し期待はずれなところもあった。もちろん決してツマンナイ本ではないし、それどころかよく調べて書いてると思うし、そもそもベルリンは敗戦後はアメリカ、ソ連、イギリス、フランスの四か国が分断して統治したんだね!! 知らんやった。ドイツ人も屈辱的な目にあったんだなあ。同じ敗戦国として親近感を感じてしまう。

 ところで最近、広島の原爆資料館がリニューアルされたとテレビニュースで知った。これまでの資料館には有名な「人形を使った当時の再現シーン」があって(私は実際に見たことはないが)入場者には「怖い」と言われていたらしい。しかし実は原爆体験者からは「実際はあんなものじゃなかった」と言われていたという(そこを踏まえて今回、展示方法を変えたとのこと)。

 で、このニュースを聞いてふっとこの本と頭の中で重なる部分があった。ようするに、どんなに歴史を調べて書いても、鬼気迫るような文章を書くのは難しいということなのだろう。確かに間違ったことは書いていないけれど、何か「単に説明している感じ」で、その場を見たことのない人が想像したに過ぎない感じ・・・「実際はあんなものじゃなかった」という声が聞こえる気がする。私は、最近ノンフィクションとか戦史の本を読んでいるせいか、とても信じられないような悲惨な話を知っているから、ふとそんな気がしたんだろう。

 改元されて昭和がいよいよ遠くなったけど、そのおかげで昭和の歴史を違った目でとらえた本がこれから書かれていく気がする。楽しみだね。
  
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