本屋

 四月の終わり頃から特急が運休になってしまい、大分方面へ行くことができなかった私、ようやく金曜から九州の特急が復活したので大分に行ってきた。復旧当日いきなり雨で線路に竹が倒れ掛かってきて遅れが出たりして、やれやれ・・・これから雨の季節になるから、いつどこの鉄橋が落ちるか崖が崩れるかわかったもんではない、ということはつまり行けるときに行き本屋に行って買えるだけの本を買ってこないと、次はいつ行けるかわからない。近頃の天変地異を見るに、そのような判断を下した私は、今日はもう欲しいだけ全部本を買うことにした(ジュンク堂大分店)

 張り切って行ったけどね、結局支払ってみたら15冊しか買ってなかった。大したことないね。自分では20冊くらいはカゴにいれた気になってたんだけど。思いっきり買って15冊。なんか涙出ますね。人間が小さい。

 そのあと久しぶりにデパートに行って夏用の服を買ったけど、「これもどうですか」と勧められた洒落たカーディガンの値札を見ると29000円。ひゃー今買った本15冊合わせたより高いわ!! 洋服の値段ってどうなってんでしょうね。しかも平気で三割引きとかするし。その三割、普段ボロ儲けしてるんですね。腹立たしいったらありゃしない。化粧品とか洋服とか、どうもいまひとつ好きになれないのはそのせいです。

空

 美しい夕暮れ。六月ごろは日が長いせいか、梅雨の晴れ間の美しい夕暮れがときどき見られる。こういうのを拾った喜びに浸れるのも年齢のせいか、若いもんにはわかるまい。 

本3

 「航空機を後世に遺す」(横山晋太郎/グランプリ出版)

 著者はかかみがはら航空博物館建設推進室主幹をつとめ、開館にあわせ多くの所蔵機を集めるために奔走したエピソード(これがけっこうドキドキハラハラの連続)を中心に、航空博物館を作ることになったいきさつから、航空博物館の役割、復元の考え方など、わかりやすく記している。決して文章の達人ではないけれど味わい深い内容で、毎晩少しずつ楽しみながら読むのに最高です。

 実は、2016年に修復をおえてお披露目された飛燕を神戸に見に行ったとき、飛燕の修復の考え方、というパネルがあり「日本航空協会」と書いてあった。「文化財としての修復」という言葉が新鮮だった。ただ、飛燕は川崎重工の財産でもあると思っていたので、川崎重工は復元だけをやって機体は航空協会のものである、というのは何か納得できない気がした。しかし、文化財となれば一企業の所有物というより、未来へ残すべき遺産として博物館が所有して管理し、ほかの航空機とともに歴史の中の位置づけを行って、きちんと残して人々に公開してゆく、というのが良い方法なのかなと、この本を読んで深く考えさせられた(※表紙は飛燕だけど、特に飛燕についての話が多いわけではない)

 なぜか私は幼い頃から、遺跡や考古学に興味を持っていたので、そういう興味がここで飛行機とつながるとは思ってもみなかった。
 あ、この本は今回買った本じゃなくて前回ジュンク堂で買った本です。