つれづれプラモ製作記

マイペースで作っているプラモデルのブログです

タグ:桜

桜7

 「故郷のあの桜は咲いているだろうか」
 いまだに一式陸攻に添える人形と桜の修正等をしていた。土台にはステイン塗装してニスを塗った。これらの小物を添えて、ようやく作品として完成するのである。

 地面に鉄道模型用の粉みたいなやつを定着用の接着剤(水で薄めたりできる)で濡らした上に撒いていく。上から接着剤を垂らしてもいい。

 桜の木の根元も着色したらずいぶんそれらしくなった。桜の花びらもいくつか散らしてある。単に色を塗っただけですが、こういうのを作ってるときは何となく芸術家気分。
 まあ稚拙な出来だけど、慣れてない割には楽しく作れたから自分的には満足でした。

 人形のポーズひとつで心情を表すこともできて無限に情景って作れる気がする。もちろんそれだけの腕が必要だけど。

資料4

 「特攻 この地より~かごしま出撃の記録」(南日本新聞社)

 すごくいい本でしたよ。おすすめです。もう情景作品にしたくなるエピソードてんこもりで、付箋貼ってたら付箋だらけになった(笑

 鹿屋や知覧その他鹿児島県内から出撃した人たちの生き残りや見送った女学校の生徒、などなど、当時を知る人たちの証言です。新聞の連載をまとめたものらしいけど、南日本新聞社なかなか良い仕事してますね!!

 軍の検閲を逃れるため、基地に手伝いに来ていた女学生などに託してこっそり投函してもらった手紙・・・なんてのもあったそうです。特攻に赴く前に、一言だけでも知らせたい・・・大切な両親に、大切なあの人に。胸が締め付けられます。

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 透明パーツを絶賛接着中。透明パーツ同士の接着は初めての気がする。単座戦闘機だとコクピットまわりだけですが、これはあちこちに透明パーツが嫌と言うほどたくさんある。

 透明パーツ同士は普通のプラ用接着剤でいいのではないかというご指摘を頂いたので木工用ボンドでつけたのを剥がしてやり直したら、めっちゃはみ出して汚くなった。悔しいね。他人に言われた通りやってうまくできなかったときの悔しさったらない。自分で考えたことが失敗するのはそれなりに我慢でるけど。

 ま、いいや。いろいろ教訓を得たから。
 銀剥がれはもう少しやったほうがいいかなあ。塩梅が難しい。

桜6

 紙創りのキットで作る桜はだいたいすべて接着終わり。あとは土台に植えて少し花びらを散らせば完璧。
 思った以上に時間がかかったよ。これは大変だね、二度とやりたくないレベル。しかも真夏に桜なんて思いっきり季節外れでモチベーション下がった。でもまあ・・・花に関してはメカに比べればずいぶん身近で、それなりに見てるから作りやすい。こう見えてけっこう植物は好きなんですよ。観葉植物はいろいろ育ててるし。庭に植えるのは日本の草木が好きですね。日本の草木は姿がいい。花が咲いていないときでも楽しめるのが多い。普段着のときも美しい女みたいな感じだね。

cd

 模型に集中して肩の凝ったときはコレ!! レッツダンシン!! 肩甲骨を回しましょう。

 「スリラー」マイケル・ジャクソン たぶん1983年の大ヒットアルバム。私が大学四年になったときに話題になったから多分そう。最近どうしても聴きたくなって買ってしまった。このアルバムジャケットが気恥ずかしいけど、すべての曲が有名で素晴らしい。ポップスはほとんど聴かない私でもこれは聴いていたよ。ロックやってた先輩が「これはすげぇ!!」とベタぼめだった。
 
 一曲目の「wanna be starting something」が好き。出だしがカッチョいい。自転車に乗ってるときとか、ふいに脳内にこのフレーズが聞こえてくる。「何か新しいことやりたいよな!!」 バックコーラスを歌うと気持ちいい。
 今はそれなりに腐ってるけども、なんでもいい、何か一つでも、他人が見たら笑うようなちっぽけなことでいい、新しいことに挑んでいきたい。他人がどう言おうと自分が好きならいいんだよね、音楽も模型も。

 ああー若いころも同じようなこと言ってたような気がするな。

桜5

 一式陸攻に添える桜の木を作っているところ。幹の材料もセットされているので簡単といえば簡単だけど、花を接着していくのは根気がいる。接着はタミヤのクラフトボンドにて。木工ボンドと中身は同じものだけど、先が細くなっていて便利です。

 花を接着していると8時15分になり、一分間の黙とう。「世界平和を祈って・・・云々」といういらぬ世話の放送が市役所のスピーカーから聞こえる。今、私の住んでいるまちにもウクライナから避難してきた人たちがいる。チャイナはミサイルをEEZにぶち込んでくるし、この世界に平和なんかどこにもないやん!! 黙とうなんか何の役にも立たないけど、ウクライナからの避難民のお世話をしているボランティアの人たちは偉いぞ!! 

 などと怒りながら作るとだいたい失敗するので、気を付けよう・・・と思ってたらDD51の部品をまた失くした!! あーあ二度目の部品請求・・・もうアオシマの人に覚えられたかもしれん。

プレゼント

 ハセガワ商法にハマった・・・のではなくて、お友達からの差し入れ。いいでしょ~? うらやましいでしょ~? わーいわーい、うれしいな~。

 しかしよく見ると真夏のマスキング地獄セットですね(汗 マスキング販売さんに注文しなくちゃ。
 
ビール

 今日飲んでるのではなく昨晩飲んだやつ。今からワクチン注射なので昨晩飲んでおいたの。

 一式陸攻24型丁「注射?・・・もう少し太いやつなら今すぐ打ってやれるけどな、へへへ。元気になるやつ」
 きらら「しかしこの暑いのに元気だねぇ、そのジョーク四回目だし(四回目接種)」
 

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 ウェザリング。カウリングの後ろに向かって、焼けているっぽい色を吹いた。実際ここまでなってるかどうかわかりませんが、焼けてるほうがカッコいいと思うから。焼けた色は秘伝のタレで自分なりに色を作っている。
 エアブラシでラッカー塗料を使用するので、失敗したときは上からまた吹くしかない。エナメルは臭くて嫌いだし、筆でやるとわざとらしくて変なので私はブラシで吹くのがいちばんそれらしくなると思う。だから、何度も吹きなおしながらようやく出来あがり。
 吹くとき気が付いたんですが、主翼を接着する前にやればよかった。そのほうがずっとやりやすかった。いつもながら頭が悪いの露呈。手順を考えるのが本当に苦手。あ、だからマスキング嫌いなんですよ。もうこの世からマスキングとかなくなればいい。

 日の丸の塗装が失敗した部分四か所は、その部分だけふき取って下から白→銀→暗緑色を吹いてリカバリ。明日はやっとデカール貼る。

桜3

 桜の木はラッカーパテなどで太らせて、ガッシュ絵具で着色、枯れ木みたいになった。人形も少し塗装始めたけど、眠い。だるい。暑さのせいか・・・だるいです。こういうとき塗装すると駄目だねーもうやめとこう。ちょっと塗装するとモールドが浮かび上がってきて、この人形のすばらしさがわかる。

花びら

 紙創りのキットはこんなふうになっている。花びらの中心部だけ濃いピンクにしろというアドバイスがインストに書いてあったのでその通りにしてる。紙がピンク色なので花びらそのものは塗装はしなくていい。溶剤系で塗装しろと書いてあるけど、なんでかなあ。紙がへろへろになっちゃうからかな。でも使いやすいガッシュを使用。 

 気が遠くなる。一体どれくらい枝につければ桜らしく見えるんだろう。先が思いやられるね。こうやって眺めてるときが一番イヤだよね。だから眺めてる時間を短くするのがコツのような気がする。なんでもそうだけど、後先顧みずにヤッてしまうのが一番いい。ためらってしまうのよね年をとると。後先顧みずに、というのができない。悲しいね。年取った人間に魅力がなくなるのはそのせいかもしれない。というわけで、後先顧みずに飛び込むよ私は(そしてケガする。笑っとけ)。

桜
 
 というわけで桜花の次は桜の木を作る。

 大分県の和巧さんと言うメーカーの作っている「紙創り」というシリーズ。レーザー加工したシートベルトなどもある、過去に何度もご紹介してますが。AFVモデラーは精巧な草花を使用したことがあるかもしれない。

 一応1/35の桜なんだけど、幹も付属していて便利。大人の夏休みの工作におすすめです。紙でできているので地球にも優しい。コこうなってくると、桜の木の下に立たずむ女学生も欲しいよねえ。こういうセットに女学生を入れるという発想はハセガワにはないんだろうな。いやハセガワにないっていうより飛行機モデラーが必要としないんだろうね。ほんと飛行機モデラーってば唐変木。

桜2

 神雷部隊隊員には、椅子を作りました。プラバンでいい加減に作ったやつですけど、一応資料の中から、整備するとき使用した椅子というか踏み台というか、こういう形のがあったので真似して作ってみた。

 当時の写真では地面にじかに座ってるけどね。わざわざこんな椅子に座らないかもしれない。あぐらかいてる姿に改造するのが面倒だったので←おい!! 

 桜の大きさはどうかなあ、ちょっと大きすぎるかなあ、でもまあ1/72と言えないこともないよね。
 ここからもう少し桜らしく形作っていきます。普段作ってるメカとは全く正反対の人形や自然の物を作るのはすごく気分転換になって楽しい。夢中になれる。

アンケート

 先日、「日本海軍機の塗装 ソコハ何色」という本を買ったらいわゆる「読者アンケートハガキ」が入っていたので書いて出したら図書カードが当たりました。わーいわーい!! ここ数か月でいちばんうれしかったぞ。これでまた大日本絵画の本を買えということだな。よしわかった。

 私は本を読んで感動したときは、(入っていれば)読者ハガキを書く。何度か編集の人から返事が来たこともあるよ。だってさ、本好きとしては「すごくこの本面白かったから、またこういうの作ってください」という反応は送りたいものじゃない? できればまた面白い本を作ってほしい。そうすればまた面白い本が読める。うれしいじゃありませんか。

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