つれづれプラモ製作記

マイペースで作っているプラモデルのブログです

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 松山モデラーズクラブの木下さん作品。これ見たかった!! 眼福!! Su-33 フランカーD キネティック1/48

 私とベクトルが同じ・・・って、どんだけ広いベクトルかい!! しかもイイ男だから天下無敵。
 ハッチを単に開けて作りこむだけじゃなくて、すべてのハッチがきれいにぴたっと閉まるのが気持ちいい。開けただけで、中になんちゃって臓物つくって喜んでるうちは、素人だね。

 しかし機首がこんなふうに開くとは・・・知らなかった。

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 翼は畳めます。その動きがまた滑らかで、本物みたい。つなぎ目は、一体何個でしたっけ、すごい数のワッカのようなものでつながっている。これはさすがに作るのが嫌になったそうです。

 エンジンがぐちゃぐちゃと作りこんであって、見てるだけでイキそう。たまりません。
 ほかにもOH-6とか、48のシーホークとか持ってきてくれてて楽しいひと時。一日見てても飽きないね。へへへ、シーホークは見せてやんないよっ、見たかったら松山まで行きなはれ。

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 第13飛行教育団模型同好会のトミーさん作品、ホビークラフト1/48 CF-105

 カナダ空軍の試作戦闘機で政治的理由で計画中止になったとか。
 いつも白い機体などを確実に仕上げてられます。去年の天プラでしゃべくってる間に写真撮るの忘れてた作品。今回はバッチリ撮れてよかった。

 これなんですか、と聞いてくるモデラーもいたので、さすがの飛行機好きも知らない機体ってあるのねー(なんか安心する)

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 銀翼会の片山さん作品。RSモデル 1/72 エアスピード エンボイ なんとなく童話に出てきそうなカワイイ飛行機ですね。木製だそうです。

 で、F-105を見ていると、隣で「CF-105は・・・云々」となんか話している人達がいるじゃないですか。よく見ると銀翼会の片山さんと伊村さんだった(汗 やはりこういうの、当然知ってるんですね。
 去年は父の容態が悪いときだったので銀翼会の展示会に行けなかったので、今回は皆さんで来てくださってうれしかった。よく考えたら、泣く子も黙る老舗クラブの方々が、こうして立ち上げたばかりのクラブの展示会に大勢で来ていただくなんて、夢のような話だよね。どう? うらやましかろうが!!

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 伊村さんのモノグラム 1/48 B-17G

 今回伊村さんは10時前には会場に到着されて(開場は12時から)、もう大恐縮ですよ。ほんと縮みあがりました。あ、縮みあがるモノ持ってないけど。

 ちなみに「サハルナ」札は、当会あおまきさんの作品。

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 去年の「おおいたんモデラーズ展示会」ではじめてお会いした、岩田さん作品。ハセガワ1/48 のスーパーホーネット。大分市内の方ではないので、オタ空には来てくれるかなあ、どうかなあと思ってたら、ひょっこり日曜日に現れて、うれしかった。

 普段、むさ苦しいオッサンには慣れてるんだけど、若くてイケメンの人には慣れてないから、めちゃくちゃ緊張する私。いやはや。大分県の未来は明るい。

 岩国で購入したVFA-102の絵がまたいいねぇ!! 搭乗員にサインもらったそうで、うれしそうに説明してくれました。男の子の夢だよね、いくつになっても・・・そういうとこに女は弱いんですよ。

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 銀翼会の中川さん作品。レベル1/32 RF-4B ファントム偵察機型(キットはRF-4C)

 タミヤのファントムのボディラインが気に入らないそうです。やはりこっちのセクシーなヤツじゃないと!!と力説されてました。確かに胴体背中なんかずいぶん大きさやカタチが違いますね。

 写真では残念ながらわからないんですが、尾翼の金属がむき出しになってる部分、洋白板を貼ってられます。やはり金属には勝てないって感じ、すごくいい感じでした。

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 熊本トムキャッツの石崎会長作品。ホンコンモデル 1/32 Do336-B6

 いったいどうすればこんなに綺麗に塗装できるんでしょうと、みんなで話していたら本人がそばに来て、「たまには失敗してリカバリしますよ」と言われてました。
 でもこの網目模様みたいな胴体・・・あ、そうか、網タイツ好きだから? と聞いたら、その通りでした。網目模様に対する執念だそうです。くびれと網タイツ。そして夜戦。なるほど。

 アンテナは、石崎さんお得意の工作です。

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 下関巌流会マッキさんの作品群(I-16を除く) 1/32のメッサー群。

 このうちの三機がハセガワって言ってたっけ。何より驚いたのは、今回持ってくるにあたって、手を入れてお化粧しなおしたそうです。すごいなあ。これぞ愛。

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 このサンダーボルトは48? いえ、72です。銀翼会の毛利会長のタミヤ 1/72 P-47D-30-RE

 オイルクーラー排気口は洋白板で置き換え、写真でわかるとおり、ラダーが動きます。
 驚くべきことに、今年すでに10機製作したとかで・・・凄すぎる。

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 今回、四国から海を渡ってたくさん来てくれました。松山エアモデラーズクラブの藤岡会長の作品。赤とんぼワークス 1/72 X-19

 これは知らなかった。NASAの実験機だそうです。
 松山以外に香川進空会からもお二人。私が数年前に一度お邪魔したからでしょうか。藤岡会長は、「海を挟んでいますけど、隣ですから」と言われ、確かにそうだよね愛媛県と大分県。

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 熊本トムキャッツの趣味人さんのアパッチ1/32 レベル

 久しぶりに見せてもらったけど、やっぱすごい。32だから迫力あるけど、息詰まるような迫真のデテールアップ。趣味人さんには、「零戦いいじゃありませんか」と声かけていただいた。ほかの方々も「写真でみるよりずっといい」「思ったほどひどくない」等、微妙な、いや勇気の出る言葉をかけてもらいありがとうございました。あたくし、実際に寝たら思いのほかいいって昔から言われてるんですのよ、ホホホ。

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 みんなが帰って行ったあと、残ったメンバーで机を片付けていると、
 トミーさん「手伝いましょうか」
 ハスラーがががっち「いやいや結構ですよ」
 きらら「あっ助かります、手伝ってください」←おい!!

 というわけで、我々とトミーさんの四人で机を片付け、倉庫で来場者からの土産の菓子を頬張りながらコーヒーを飲んだ。そのインスタントコーヒーの美味しかったこと!! この世界中のどんなカフェよりも、素晴らしい味だった。

 というわけで、今回の報告はこれでおしまい。来場の皆様、読んでくれた皆様、ありがとう。
 (コーヒーも美味しかったけど、帰りの汽車で飲んだビールも旨し)

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 今回の作品展のテーマは「1/32」小さな展示会のくせに、いきなり大風呂敷を広げてみた。

 左側は当会会員・ハスラーがががっちさんのモスキート。これも作るのが大変そう。でも彼は手が速いのでなんでもさっさと作ってしまう。

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 当会・こっそり工房さんの鍾馗。ハセガワ1/32。去年も天プラで見ていたけど、やっぱ鍾馗いいねぇ~。こっそり工房さんは、会場探しから始まって懇親会の幹事に至るまで奔走してくれた。会員の中では最年長なのでその知恵と経験をフルに生かして(最年長って私と半年くらいしか違いませんが・汗)。

 この箱絵がお気に入りとのこと。説明するまでもなく、小池繁夫さんならではの、繊細な航空機の絵と、背景のピンク色に輝く雲。夕暮れの空をたまには見てください。まるで鍾馗や飛燕が飛んできそうな色の雲が見えてドキっとするよ。

 工作はさらっと終えて、あとは塗装で頑張る・・・という、ハセガワキットのコンセプトを楽しんだそうです。
 隼、疾風、そして鍾馗と中島飛行機製が並んだけど、見てると前進翼に見えないこともない、中島の主翼・・・なんか高性能っぽくてイイよね。三菱の設計もすごいんだろうけど、こちらもそそられる。

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 こちらは、一週間前に入会した亀田さんの「大分海軍航空隊ブース」

 一週間前ってのがスリリングですが、これはツイッターのご縁らしい。私は実は実際に会ってなくてこの展示会が初対面だった。弱冠20代で海軍大分航空隊について取材されているという、若き戦史研究家。たった一週間で大分航空隊についての年表を作ってくれて、作品とともに展示することになった。連山などのごく一部の飛行機を除いて、ほとんどの飛行機が大分航空隊に在籍していたんだそうな。
 このブースは目玉として入口付近に置いてたんだけど、高齢のお客様などが興味深そうに見ているのが印象的だった。

 残念ながら、大分に海軍航空隊があったことは私も模型を趣味にするまで知らず、恐らく多くの大分県人にも忘れ去られている事実だと思う。というのも資料館や記念碑、残された掩体壕などもひとつもない(佐伯と宇佐にはあるのに)。宇垣中将の最後の特攻記念碑だけはあるけれど、それもどれだけの人が知っているか・・・。今後、私らは「大分航空隊」の名に恥じないよう、少しでも歴史を伝えていけるような展示をしていけたらという夢がふくらむ。っていうか、その前に「オタ」マーキングの機体を作らんとね私。

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 陸軍第六戦隊整備兵だった川津正人氏の製作された、ニチモ1/48 九九式襲撃機

 カットモデルにされてます。川津氏は大分県中津市の出身で、亀田さんは実際にお会いして作品を譲り受けたそうです。ご本人は健在だそうで、展示会の報告もしてもらえそうです。

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 エレベーターの上り口その他必要なところにポスターを掲示した。ポスター(チラシ)、オタ空ロゴなどの担当はあおまきさん。なんちゃってJMCのデザインでもお世話になっている。誰でもできる仕事ではないので本当にありがたい。

 ツイッターも担当してもらっている。ツイッターは若い人には絶大な告知力がありますね。

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 展示会のごく一部ですが、私の撮った写真の中からまともにピントがあってたものだけをご紹介(今回はほとんど写真は撮れなかった)

 別府の模型店・メカドールの店長さん作品。F-117 タミヤ1/48 
 美しい塗装ですねー。土台にもモミジがあってステルスになってるわけです。

 二次会で行った店のマスター(飛行機好き)が「今日展示会を見に行ったけど、あのモミジの描かれたステルス機凄かった、どうやって塗装してるんですかねえ」としきりと不思議がっていた。ちなみに黄色いほうから順に塗装したそうですよ。

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 同じくメカドールご一行様(模型店の常連さん)の小野さん作品、ハセガワ1/48 VF-1

 美しく塗装されてて遠くから見ても目につく作品。溜息が出ました。
 こんなふうに作れたらいいな。VF-1大好きです。

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 飯塚リバーサイド(福岡県のクラブ)の三好さん作品。故人なんだけど、絵富代さんが譲り受けた作品だとのこと。最近亡くなったらしいので、私もどこかでお会いしたことがあるのかもしれない。
 どことなくお洒落なセンスの感じられる作品。ご本人もそんな人だったのかも。

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 広島乱流会の伊藤さん作品。タミヤ1/32 コルセア。

 「タミヤ様の言う通りしなかったらひどい目にあいました・・・・」と泣きながら話してました。部品が多いキットはしばしばそういうことがあるようですね。フフフ。
 槙野会長と二人での参加、遠く広島からありがとうございました。小倉からは銀翼会と合流してこられたようですが、御大・毛利会長に運転させるとは、とんでもない連中ですわ!!

 全部の作品は、蛇の目オヤジさんのご厚意で、熊本トムキャッツ掲示板にてご覧ください。
 明日に続く。

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