つれづれプラモ製作記

自称飛行機モデラー・きららのプラモ製作とプラモの活動記録

凸モールド

イギリス対ドイツ(つれづれコンペ“凸モールドの冬”編その4)

ぼいれ2

 ■エントリーno.7 ボイレさん

 作品名:冬なのに台風
 キット:モノグラム1/48タイフーンMkⅠB
 コメント:去年は台風が多かったですね。そこから思いつき作成しました。モノグラムの凸モールドが良い味を出しているので選びました。
 キットはパーツ数が少なくきっちりと組みあがる好キットで、素組みでも十分かと思います。大人しい凸モールドを、今回は表面を特に弄ることもないから、楽勝と思って作業始めたのですが・・・。
 キットの箱の中には、忘れていましたが、別に買っていたスピナ・プロペラとキャノピーのアフターパーツが入っていました。資料も無いなと思っていたら、ウォーペイントの資料本まで買ってありました。ただプロペラは変形していて、またキャノピーは寸法が合わず結局使用できませんでした。
 今回唯一の変更点はプロペラを、変化をつける意味で4翔から3翔に変更しました。ただこの変更が時間を食うことになりました。平日はほとんど時間が取れず、休日に集中して作業をしましたが、予定より一月近く遅れてしまい、有給休暇を取って完成させました。でも完成目前、機体を落下させ機銃を折ったり、脚が取れたり、翼端灯がすっとんで無くなったりと、七転八倒支離滅裂な状態でした。しまいには締切りに追われる夢まで見るようになり辛かったです。

ぼいれ1

 青い文字はきららのコメント

 まずはお疲れ様でした、悪戦苦闘されましたね、ついには有給休暇まで取って・・・こんなことが会社に知られたらどうするの(汗 翼端灯なくしたとはケシカランとか←そこかい

 箱の中に何か余計なモノ・・・もとい、素敵なアフターパーツを入れたまま忘れているという話は時々聞きますね、しかし使用できなかったとは惜しい。

 なんとなく疎遠になってしまった女に再会したら、思いのほか盛り上がって勢いでベッドに直行・・・でも、いざとなるとあちこちフニャとなってたりして昔のようにはいかなくて・・・っていう感じでしょうか、グラマーなのだけは昔と変わらず抱き心地は良さそうですが。


ぼいれ3

 ド迫力ですね。私はイギリス機の中では好きな機体です。今回つくづく思ったんですが、凸モールドって逆に飛行機らしい気もします。この感じ・・・決して悪くないです。機体表面に凹でははちょっとやり過ぎな気もするんですよ。

 確かにモノグラムってカッチョいいですね。また、自重変形タイヤにされてるそうです。迫力が出ますよね。頑張って作った雰囲気、感じます。


マッキ1

 ■エントリーno.8 マッキさん

 かつて、アイテムの魅力に反比例した出来の悪さで、幾多のモデラーを失望させたリンドバーグのドイツ機シリーズからフォッケウルFw190D-9を製作しました。
 Made in USAで1965年とパッケージにありますし、当時の売価300円が印字されています。
 恐らく初版に近いオリジナルキットと思います。

 キットは資料やリサーチ不足か、あるいは単なる手抜きか、パッと見ドーラっぽいだけで、ゼロ戦みたいなカウリングとスピナープロペラ、隼みたいな胴体後部延長部、雷電並みに幅広のコックピットとキャノピー。
 D-9と言いながら機首武装のモールドが無い、今ならD-11~13と言えるのだが、当時はまだハッキリしないか。胴体の点検パネル等は左右で同じモールドだし、フィレット付近のMG151機銃バルジが
全く無いなど間違いもあんまりです。
 また小物パーツも豪快に省略、MG151銃身、ピトー管、モラーネアンテナ、主脚収納ロッド等・・・

早速製作してみよう、ダメダメと判っていても、小細工などせずにキットのままストレートに組むこれが「昭和漢モデリング!!」こんなキットはまさにこれでいくべき。

 意外とパーツの合いはよく、パテとか要らんと言えば要らん。
 せっかくの凸モールド(一部スジボリ)凸リベットの表面モールドをなるべく消えないように組み立てるのが一番神経を使う部分。
 どうやらうまくいった感じ。
 パイロットのみ酸素マスク着用をコンバート、よく見りゃ戦後ジェット機のハードヘルメットだが、気にしない。

 塗装は、D-9の標準的と言われるRLM75,83のカモフラ、下面RLM76。
 マーキングは胴体帯を塗装し、国籍マークはエアロマスター製を奢った。
 完成するとドーラにしか見えないし、今だから言える超個性的なキットと再評価。こんなモデリングもいいぞ。

マッキ2

 ドイツ機大好きなマッキさんだけに、こんなキットを?とも思いますが、楽しそうなのは気のせいか!?

 写真見とたん、この私でも、なんかノッペラボウというか怪しい雰囲気で、つぶれた和菓子みたいな・・・汗 だけど、きれいなデカールでぴしっと決めれば、ほれこの通り、立派にドーラに見えますよ。 

 それに、昔の外国キットの箱絵っていい感じですよね。好きだなあ。


マッキ3

 うわー、男らしい凸リベットが見えますね。まるで戦車。

 実は、3月1日頃「基本塗装終わってたんだけどね、残念ながら凸モールドの冬には間に合いませんでしたよ」というメールが入り、「なにぃ?? 間に合わんってなんじゃ!? さっさとデカール貼らんかい~!! ピシーっ(←ムチの音)」とお尻を叩いて完成してもらいました。

 ま、人間やればできるってことですよ←おい!!
 タイフーンのお相手がいないと寂しいもんね。当然ライバルはドイツ機、きれいにまとまりました。これにて、凸モールドの冬、おしまいです。さて一等賞は誰でしょうか!?


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 ■つれづれコンペとは

 拙ブログの読者様限定コンペ。一年を四つに分けテーマを設定してその期間に完成した作品で競っていただきます。

 すでに、夏、秋、冬は終了し、3月から5月までは「挑戦の春」のテーマです。
 飛行機キット(空を飛ぶもの)ならば何でも、写真は三枚、前から、後ろから、あと一枚は自由な角度で、kilala_1962@yahoo.co.jp までお願いします。作品名、キット名、コメントを添えてください。

 作りかけのキットでも完成させて気軽におくってみませんか? ぜひ貴方の作品を見せてください。ただし、私が容赦ないコメントを勝手につけて公開し、勝手に一等賞を選びますので、覚悟しとけよ!!

スタンダード(つれづれコンペ“凸モールドの冬”編その3)

しの1

 ■エントリーno.5 shinoさん

 作 品 名  "Lover 艦爆 to me"
 キ ッ ト 名  九九式艦上爆撃機 11型(フジミ1:48)

 びっしりと打たれた凸リベット(写真では不鮮明ですが…)に魅せられました。
 そして、このド派手な虎マークで超有名な機体。このエグサ(江草)加減がたまりませんが、一番の標的になってしまった。さもありなん(少佐殿ゴメンナサイ)。被弾しながらも帰艦したのは、「艦爆の神様」のなせる技だったのでしょう。
 "恋人よ我に帰れ (Lover come back to me)"ーby 蒼龍
 真珠湾に向け発進した江草少佐が、我がふるさと出身の南雲艦隊に居て、この模型を私に作らせた事、偶然ではないような気が…
 さてこのキット、合いが悪いは、隙間ができるは、段差ができるは、パテの嵐でした。挙句の果てに機銃を取り付ける場合、後部キャノピーは取り付けるなとインストにある。これはいくら何でも許せなかったので(フジミさんゴメンナサイ)、機銃部分を切断することに。キャノピー切断はお手のものなので(冷汗…笑)。脚部の赤帯はデカール失敗(何をしても密着してくれません)したので、やむなく塗装することに。
 しかし、機体のシルエットは美しく細部の省略など気にはなりません。ファインの機銃とピトー管でアップしてますが。汚しも少し派手にしています。苦労の連続でしたが、総じて良いキットだと思います。

しの2

 青い文字はきららのコメント

 全編に流れる、オヤジギャグとスタンダードナンバー、そしてキットと作者(お会いしたことはないですが)のコンビネーションがすべて凸モールドの冬らしい・・・

 もしかして、リベットが凸で、筋彫りは凹モールドなのでは?
 ずいぶん苦労されてるようですね。ややキットはモッサリした感じもしないでもないけれど、魅力的に塗装されて、ファインモールドの機銃が効果的ですね。古いキットなのでしょうか。
 やはりアンテナ線は張ってるといいですね・・・


しの3

 お暇な方は「Lover come back to me」でググってyoutubeで聴いてみてください。そう、スタンダードナンバーって、人気機種の飛行機みたいなものなんです。フジミの、ハセガワの、エアフィックスの・・・って色んなメーカーのキットが出てるように、色んな人が演奏している。色んなバージョンがあって、色んな解釈があって、どれもそれぞれに味わいがある。

 そんなふうにね、ずっと飛行機模型を愛していきたいと思う。


りお1

 ■エントリーno.6 RIOさん

 キット名:ハセガワ 1/72 EE ライトニング F.6
 作品名:大好きな銀色の子持ちシシャモ

 なんちゃってJMCは過去挑戦しては未完成で終わっていましたが、こちらのコンペには間に合いました。 実は凸モールドは合わせ目を処理する時に消えてしまうことからず敬遠していました。 色々な完成写真を見ると消えても気にならないようで、自分でも挑戦。
 キットは大好きなライトニング。 合わせ目の処理には気を使い、パテは使わずラッカー塗料を厚塗りして段差と隙間は処置。 なかなかいい感じ(自画自賛)。 精密なタミヤのキットもいいですが、凸モールドのレトロな感じは実機の雰囲気にもあって実にいい。
  塗装のシルバーはガイアのスターブライトシルバーとクレオスの8番。 全面シルバーの機体にする為、デカールは手持ちのエクストラデカールを使用。 赤白チェッカーがおしゃれ。 実はF.3用のデカールなのは見なかった事でお願いします。
 キットはもう一つ積んでいて次回は迷彩で凸モールドを楽しみたいです。

りお2

 今回、この企画をやってみて、銀色の機体って意外と凸モールドが合うんだなあということに気が付きました。スミ入れが効果的です。

 ご本人も書いてるけど、レトロといいますか、何か独特の雰囲気がある。それにしても、塗料の厚塗りで段差埋めたってすごくないですか? マジですか?


りお3

 なるほど、こういう角度が好きなんですね? 手が写ってるのが残念だけど。

 ライトニングを好きな飛行機モデラーってけっこう多い気がしますが、不思議なカタチですよね。折り紙で折ったようなカタチ。ほら、男性が好きなタイプの女性って、意外と女から見ると「えーっ、あんな子がいいの!?」なんて時がありますが、ライトニングってそういうタイプでしょうか。

 どの写真も、アングルにライトニング愛が感じられていいです。


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 二月末で締め切りの「つれづれコンペ 凸モールドの冬」でしたが、あと一つ作品がありますので、お楽しみに。

 3~5月は、「挑戦の春」です。テーマはご自分の好きなように解釈して、攻めてる作品を見せてください(詳しいレギュは明後日また書きます)
 

日米対決(つれづれコンペ“凸モールドの冬”編その2)

はまかぜ1

 ■エントリーno.3 はまかぜ

 タイトル:ラバウル航空隊
 使用キット:タミヤ 1/48 日本海軍 零式艦上戦闘機 32型 A6M3

 コメント:手持ちキットで凸モールドを探したらこれになりました。
 迷彩は全てフリーハンドです。日本軍機の迷彩塗装とパイロットフィギュアは 初挑戦です。
 本当は迷彩の秋に出したかったのですが間に合わなかったので今回のコンペに応募します。
 私としてはウェザリングをかなりキツ目にしました。
 戦局がどんどん不利になるなか毎日出撃した零戦隊を思うと胸が痛みます。今更ながら彼ら零戦隊には感謝しています。やはりこれからも日本軍機中心に制作をしていきたいです。
 なお、出撃時をイメージしているので正面の写真はプロペラを回しています。

はまかぜ2

 (以下青い文字はきららのコメント)

 今回は、日米対決となりました。しかもそれぞれの国の特徴がすごく感じられる機体。
 日本海軍は、この機体で太平洋戦争を戦い抜きました。32型は、痛々しく翼をカットされています。よくも悪くも、日本人そのものでもある気がします。ボロボロになっても頑張る姿。

 ウォッシングでしょうか? 全体に色がついてるような気がします。こういう斑点もようの零戦もいいですね。もしかして32型特有? ほんの型だとあんまりないのかな?? 斑点模様とあいまって、ウェザリングがいい効果をだして、零戦の悲愴な雰囲気を盛り上げてます。


はまかぜ3

 日本軍機の迷彩塗装とフィギュアは初挑戦、というところは高く評価したいです。挑戦するって素晴らしい。パイロットが乗ってプロペラが回ってる・・・というところなんか、初挑戦には見えません。迷彩は、確かに初挑戦らしい初々しさも感じられますが、そこが逆にいいかも。

 あと、零戦とか超有名機体って、ここ見てる方も皆さんよく知ってる・・・というか、ものすごく詳しい人もかなりいるわけですよ。それだけに、作ってみてもらうほうも勇気がいるかもしれません。誰も知らないようなメーカーの誰も知らないような機体のほうがはっきり言って気が楽です。

 ところで肝心の凸モールドは、どう処理されてるんでしょうか。写真ではとてもきれいなので彫りなおしてるようにも見えるんですが。


ななにや1

 ■エントリーno.4 nananiya72
 ■キット名:TAKA 1/72
 ■作品名 :空飛ぶ悪い冗談としか思えない

 ■コメント : いつごろ、どこで買ったかも忘れてしまった、このツインムスタング、調べてみると、おぼろげながら半島製のモノグラムの劣化コピーであることが見えてきます、アルカンシェルも同じものらしい。
 箱には「世界有名ヒコーキシリーズ」とありますが、このキット以外にTAKAは見たことがありません。

 ちょっと見は普通のムスタングを2機くっつけたように見えますが、P-51Dではなく、P-51Fというバージョンの設計が元になっています。
 外観的には、ざっと機首形状と垂直尾翼の高さ、後部胴体の長さ、下面のカーブがD型とは違います。
 ツインムスタングはもともとB-29爆撃機の長距離護衛戦闘機として計画されましたが、硫黄島を奪取したので不要になったという説と、終戦のためという説がありますが、のち、P-61ブラックウィドウの後継となりますが、それに伴うアリソンエンジン換装がケチったせいの大誤算で、生産と配備の大幅遅れ、首無し機体が並んだとか・・・・
 やはり、もともとマスタングとアリソンエンジンは相性が悪かったか。

ななにや2

 以前から思うんですが、男って合体が好きですね。

 なんでツインムスタングとかツヴィリンクとかが好きなんだろう。無理くり合体させた変テコな飛行機としか思えません。水上機のフロートなんかも私には合体に見える。
 思うに、何かくっつけて機能を別のものにしたり、何か違う能力を追加する、っていうのが楽しくてしょうがないのでしょうか。

 怪しい増槽? それとも何かレーダーでしたっけ? 股間・・・もとい機体の下から突き出してますが、かなりヤバい。
 こういう機体を作れるというところが、さすがアメリカの余裕ですよね。贅沢な感じ。


ななにや3

 私の邪推ですが、作るのはそれなりに大変なのでは!?
 だって胴体もふたつ作らないといけませんし。しかも昔のキットですから・・・。

 やはり見ていると、異形ならではの格好良さもありますね。
 普通のP-51を作ったら、次はこういう形のも作りたくなるものかもしれません。ほかにも幾つもキットを積んでるそうですから、モデラー恐るべし。

 黒い機体というのは、凸のまま作っても、わりと関係ないというか自然な感じがしますね。
 ただ撮影が難しいけど。


ななにや4
 こちらは、オマケというか、箱絵の写真を送ってくれたので公開。これからは、こういう箱絵写真も送ってもらってもいいかなあと思いました。なかなか格好いい絵ではありませんか。


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「つれづれコンペ」
一年を四っつにわけて、テーマに沿った飛行機作品を応募していただきます(テーマはご自分で好きなように解釈してください) すでに夏、秋は終了し、「凸モールドの冬」2月末まで 「挑戦の春」3~5月が続きます。

参加資格は、拙ブログの読者様であること。また、それぞれの期間中の完成品であること。
お手付きの作品でも完成させて気軽に参加してみませんか? 
写真は三枚で、前から後ろから、あと一枚は自由なアングルで。kilala_1962@yahoo.co.jp までお願いします。作品名、キット名、コメントを添えてください。私が勝手に一等賞を決めます。問答無用~っ!!

Let It Go(マッチボックス1/72Fw190A-4製作記)

30

 いよいよ最後の難関・スミ入れ。毎回私にとっては試練ですよ。うまくいけば、めちゃうれしいけどね。下手すりゃすべてブチこわしだもん。

 エナメル塗料の黒に白少々混ぜて、濃いグレーでやってます。
 左側(右主翼)がスミ入れしたところ。やはりアクセントになっていいかなと思う。
 凸モールドをそのまま作る会会員が言うのもなんだけど、やはり凸モールドって古めかしい感じがするよね。

31

 
 全体にスミ入れしたところ。
 私みたいな下手くそは、いろいろとあの手この手で少しでもよく見せようとお化粧を施さないといけない。しかもそのお化粧があまり上手くないから余計苦しむ。

 それにしても、出たとこ勝負で作ったドイツ機色はなかなかいい感じになったと思う、あんまり紫(赤味)が強くないのが好き。もうちょい明るい色でグラデーションするとよかったかなあ。それはまた次の課題だ。

32

 脚の角度を再度調整したけど・・・あんまり変わってないや、がっかり。

 ま、肉眼でサッと見たらそんなにわかんないですよ。
 疲れたからこれ以上考えないことにした。過去は振り返らない(えっ、もう過去なの!? 

 まるで私の心を見透かしたように、ネットラジオから「Let It Go」が流れてきた(ジャズバンドの演奏なのでボーカル無し)。いい曲ですね。日本語の歌では「ありのままに」という歌詞になってたけど、「そのままでいいんじゃない?」という感じかなあと私は思っている。凸モールドをそのまま作るときの主題歌にしよう。

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