チヌークの土台はもう少しできたらまた報告するとして、先日作り始めたF-2Aの話をしよう。
最近、製作記は毎日少しずつはウザいからまとめて書けと言われた。また別の人からは失敗はウザいから書くなとも言われた。そういうことを言われると何も書けなくなってしまう。面白くないってことかな? 面白くないなら読まないでほしいんだけど(笑
ともかくハセガワのF-2A(Aは単座)を作る。1/72。最近ジェット機づいてるのでどんどん作れそうな気がする。
コクピットでいちばん驚くのは足の間に操縦桿がないことだ。えっ何これどうなってるの・・・あ、そっか右にあるんだった。コクピット色はいつもニュートラルグレー基本(72だと少し白をいれたりして明るくしたり)で塗装してる。あんまり気にしない。シートベルトはファインモールドのナノアビエーション。ちょっとお高い気がするけど四個入ってるから、むしろお得。こんなの自分じゃ作れんわー。
計器類はデカール。それはいいんだけど、なんか計器盤の真ん中が異様に飛び出してないかい? 一体なんじゃこりゃ。大丈夫ですかねハセガワ・・・
と、ここで珍しくハウツー本を取りだす。たまにモデルアート買ってたのよね(去年ついにモデルアート置いてる本屋が日田市から撤退したのでもう買えなくなった)。定番という言葉に引かれて買ったやつ。2020年11月号。私にはスケビがanan(アンアン)でモデルアートがnonno(ノンノ)です。ananで格好いいモデルさんの尖がったファッションを見て憧れ、実際に服を買うときはnonnoを参考にする・・・1980年前後の女子はそんな感じでしたね。意味不明な説明ですかね、すみません。
ともかく、ここにハセガワのF-2作るときはこの五か所の工作やっておこうという記事があり、その通りにやってみた。こういうハウツー的な記事を見て作るのは初めて?かもしれんけど、楽だねぇ。何も考えなくていいからあっというまにできちゃう。
それによるとやはり、計器盤の飛び出しは変だから切り落とした。そしてコクピットの位置も少し後退させた。コクピット前後にオモリ(板鉛)
ほかにハセガワのF-2で一番問題と思われるのが主翼の捻り下げ。実機は捻り下げなんかないので翼端をまっすぐさせないといけない。モデルアートでは力技で曲げてましたが、私の力ではいまひとつ真っ直ぐにならなかった。翼端のミサイルランチャーだけまっすぐにしてもいいかもしれない。
ちなみにF-16は捻り下げがついているらしい(などと聞くとF-16も作りたくなる)。またF-2も初号機は捻り下げがついていたらしいから、恐らくハセガワはそれを見てキット化しちゃったんでしょうね。
もうひとつ改造ポイントはインテークの中の棒・・・なんていう名称なのか、なぜこんなのが必要なのかわからん。プラバンで作りなおした。奥も開口した。
一気にここまで来た。古いキットのよいところはパーツが少なくてすぐにカタチになるところ。でも上下接着したとたん、「ああーっ機首両脇の剃り残しのヒゲみたいなやつ(あれ何のセンサーでしたっけ何度聞いてもすぐ忘れる)、今回こそは針で置き換えようと思ってたのに忘れた~!! と気づく。ああもう。仕方ないのでプラを少し削ってシャープにしてやった。
で、ここまで作ってふと我に返って「あ、そうか、ファインモールド見ながら作ればよかったんじゃないか」と気が付いた。そうですね、素晴らしい資料になるに違いない。そんなわけで徒歩8分の模型屋に歩いて行ってファインモールドのキットを買ってきた。さあどんな中身になってるのか。もうハセガワを作るのが嫌になるのか。ドキドキしながら以下次号!!