つれづれプラモ製作記

マイペースで作っているプラモデルのブログです

タグ:タイガーUHT

32

 レベル1/72 ユーロコプター(EC665)タイガーUHT、完成しました。
 実はほとんど知らないヘリだったんだけど、思ったよりずっとカッチョよくて大満足(でも実は後で気が付いたんだけどテールローターをつけずに写真撮ってしまった。以下の写真撮りなおしたよ)。

 UHTはドイツ陸軍向け多用途攻撃型で、タイガーはフランス、オーストリア、スペインなどでも使用されている(それぞれの国に合わせた仕様で)。
 エンジンはチュルボメカ MTR390です。ドーファンとかもこのメーカーのエンジンだよね。

34

 実は、写真を撮ろうとした寸前に、思わぬ事故があってあたふたしたが、なんとか完成。ガンプラ用のディスプレイスタンドです。銀色のタマみたいのが見えますが、それは無視してください(笑

 ヘリなのにツヤがあるのも奇妙な感じもしますが(実機はほぼ艶消し)、72だと小さいので艶消しにはしたくない気がして。しかし今度は艶消しで作ってみようかなあ。

 アパッチなんかもそうだけど、キャノピーは外側に少し膨らんでいる(反射を防ぐため)
 そのせいでプラモでは残念ながら歪んで見えるけれど、それでもやはり中身がよく見えます。

35

 車輪だけ、ウェザリングしている。自重で変形しているところを表現するともっとカッチョいいと思う←やれよ
 ローターブレードが上側に反り返っているのは、飛んでいるところを再現しろ、ということなのか・・・そこだけが残念ポイント。それ以外は良好なキットで、作りやすかった。もう一個作りたくなる。

 人形を乗せないのはなぜかというと、やっぱりこんなふうに中がよく見えるほうが好きだからかなあ。乗り物が好きなのであって、人間を作りたいわけじゃないんだよね。

36

 胴体はすごく細い。もちろん、前から見たときの面積を減らすためです。
 ネットで見た写真にはブレードに放電策?が付いてるように見えたので、真鍮線で作った。

 デカールは新しかったから貼りやすかったけど、若干硬い? 広いやつは気を付けないと端っこがちゃんとフィットしてなかった(汗

37

 胴体(テイルブーム)のアンテナはプラで付属してたのでありがたい。フランスのHAP型にはついてないので、ドイツのタイガー作る人には最大の見せ場? これをつけたくてUHTにしたという部分もある。もちろんタイガーだからドイツ、って思ったのもあるけど。そのかわり機首の機関砲がないのがちと寂しい(HAPにはついている)
 アンテナ基部のそばの取っ手は真鍮線で作ったやつ。こういう取っ手があちこちについていて、戦車と同じで工作が楽しい。

 排気管が上向きなのも面白い。アパッチはサプレッサーがついてたけど、これは熱を上に逃がすというやり方なのか。

33

 スタブウイングの付け根には、AH-1Zもそうだったけど、パッキン?みたいなものが見えるので、伸ばしランナーで再現。少しでもオモチャっぽくならないように・・・とはいえ、接着剤がはみ出したりして、かえって情けない出来ですが。

 この印象的なグリーンとグレーの迷彩だけど、レオパルトとかいう戦車と似てませんか? 私は戦車の色には詳しくないんだけど。

失踪
 完成間際での事故、というのは・・・

 昨日、さあ写真撮ろうと思って作業部屋に行って、愕然とした。
 タイガーUHT(59歳)がいない!! いや、一人でどっか行くわけもないからどこかに落ちてるんだろうけど、周りをいくらみてもどこにも、ない。
 正確にいうと、写真の状態で、ローターブレードとセンサーとワイヤーカッターだけが落ちていて、本体がどこにも見当たらない。

 これは・・・密室殺人とかいうやつか!! 真夏のミステリー・・・全身冷や汗でびっしょりになりながら、35度を超す部屋の中で必死に考えた。
 実は90センチくらいの高さの本箱の上に置いてあったんだけど、その背後には窓があり、レースのカーテンがかかっていた。もちろん窓は全開。そして窓と本棚の間には10センチくらいの隙間が。当然、その隙間にバラバラになって落下してることを覚悟して覗いてみたけど、タイガーの姿は、ない。

 ああ!! 一体どこに行ってしまったのか。私が昨日からドーファンのデカールを貼ってたから嫉妬したのかな。あーあ、これだから男ってやつは。きっとどこかに隠れて私をびっくりさせてやろう、とか思ってるんだね。などと冗談を考えながらも、正直もう真っ青である。ようやく完成したばかりなのに。とにかく部屋じゅうをくまなく探すこと30分。

 もしかして・・・本箱の裏側を見ていた私、尾翼が一枚落ちていることに気が付いた。やはりここに!! あ、もしかして!! さっそく本棚を動かしてみると、なんと本棚の下の空間(写真がないので説明が難しいけど、ようするに本棚裏側に上からだと見えない空間があるのです)に、隠れるように入っていた。しかも、奇跡的にほぼ無傷。取れたのは尾翼が一枚とミサイル一個。よほどうまく着地したんだろうね。
 風にあおられたレースのカーテンに引っかかって、ローターブレードその他が取れて、それ以外は落下したのでしょう。

 というわけで、ちょっと真夏のミステリで涼しくなっていただけましたでしょうか・・・立秋をすぎ、どこか風に秋を感じるような気もします。あ、これは冷や汗か。お粗末でした。

29

 カタチを整えてスミ入れしたけど、大して違いはなかった(汗

 レベル1/72 ユーロコプターEC665タイガーUHT、たまにキットの名前でPAH-2という表記が見られるが、もともとドイツ向けの対戦車型がPAH-2であったため(計画段階)。実際に開発されたのはEC665である。

30

 今回も、ガンプラのランナーを削って作った。ちょい大きいけど、ま、いいか。いかにも作りました、という存在感のオーラ放ってるね。

 衝突防止灯っていうのかな。夕暮れ時、ヘリの音がしたら空を見上げてください。灯火類がきれいです。

31

 画像の中央部分のメッシュはハセガワのモデリングメッシュの細かいほうを貼った。
 ほかの部分は網を表現した透明パーツがあったけど、ここはなぜか用意されていなかったので自作(ってほどでもないけど。単にふさいだだけ) ネットでみるとここも網がかぶせてある。パードストライクを防ぐためかな。ここは恐らくエンジン、トランスミッションを冷やすための穴だろうね。

 スミ入れはいつもの通りエナメルにて。48ならウォッシングするけど、72ではこの鮮やかな色を残したかったので、墨入れのみ。

原爆ドーム
 今朝は仕事が休みだったので、布団の中でゴロゴロしていたら、いきなりサイレンの音。なんで? 今朝は雨も降ってないのに←災害の警報かと思った
 「きょう8月6日は原爆の日です。広島の原爆犠牲者に一分間の黙とうをします・・・」あ!! 8月6日だ。

 あわてて、布団の上に起き上がって手を合わせる。
 ところで以前から疑問なんだけど、「原爆の日」っていう言い方、私は違和感を感じる。「母の日」とか「文化の日」とか、ナントカの日というのはそのナントカを大事にしよう・称えよう、という意味ではないだろうか? だから原爆を称えているような気がする。
 せめて原爆犠牲者追悼の日くらいにできないものか。いや本来は、広島大虐殺の日である。なんかセンセーショナルな感じがするけど、それが事実ではないだろうか。事実から目をそらしてはいかん。

 広島の人はどう思ってるのかなあ。そんなコトバなんかどうだっていいと思ってるのだろうか。でもなあ、きちんと伝えていかないと、やがて歴史の彼方に忘れ去られていく気がする。

 写真は、2012年に撮影したもの。原爆ドームのシルエットは美しかった。初めて見たけれど、すごく感動したよ。

 日本人は死んだ人をとても大事にする。墓に参り仏壇に礼拝する。でも死んだ人も大事だけれど、生きている人も大事だぞ。生きている人は自分に何ができるかいつも考えて行動しなくちゃいけない。今日のこの瞬間にできることをする。
 というわけで、あとひとつ、夏が終わるまえに成仏させよう。

27

 そろそろクリヤをかけようと思うけれども、なかなか小物工作が終わらない。そしてそれが楽しい。

 ネットで拾った写真を見ながら、それらしく伸ばしランナーを這わしたりする。
 72はパーツが小さくて作りにくいという人もいるけれど、そりゃあ超人的な作品みたいなのを目指すなら別だけど、私程度のモデラーにとっては、胡麻化しやすい、省略もしやすいという利点がある。
 伸ばしランナーでそれらしくディテールアップできるのが楽しい。

 ネットの写真見てると、操縦席の周りに装甲板を追加した個体の写真が出てくる。これがまたいかにも攻撃ヘリ、って感じでものものしくてカッチョいいんだけどね。あちこち手を入れることになるので私には無理。

 スタブウイングの後端がわりと分厚いけど、実機もけっこう分厚いので、これはそのままにしている。固定翼機と違ってそんなに高速で飛ばないので、薄くする必要がないんだろうね、むしろ強度のため分厚いのかな。

28

 ちょい悲しい画像ですが・・・まだもう少しタッチアップする予定。下地を白と黒で塗り分けてハセガワのフィニッシュを貼ったところ。この手のやつは今は売ってない気がする。一度買っておけば一生使えるくらいある。

 これはローターマスト上についてるレーダー。赤外線暗視装置その他だそうです。この機体は、機首にも前席用の小さな赤外線暗視装置がついてる。
 最初見たとき、このレーダーがちょい、お間抜けに見えたけど、慣れればまあ我慢できる範囲内。 アパッチロングボウなんかもっとデカイのがついてるしね。

老人と海
 「老人と海」(アーネスト・ヘミングウェイ/新潮社/福田 恒存訳)

 「この男に関するかぎり、なにもかも古かった。ただ眼だけがちがう。それは海とおなじ色をたたえ、不屈な生気をみなぎらせていた」(「老人と海」より)

 私は、本屋に行ってほしい本が見つからなかったときは、名作の文庫を買ったりする。これもそういうときに買っておいたやつ。
 夏だしなあと思ってページをめくって、おおっ!!と思った。

 これこんなにカッチョいい本だったっけ? 若いころ読んだときは、退屈だとしか思わなかった。何を言いたいのかわからなかった。でも今読むと・・・心にずしんと来るぞ。私が老人の年齢に近くなってきたからだろうか。福田恒存さんの訳も独特の癖があるけれど、なかなか味わい深い。

 話の筋は知ってる人も多いと思う。でも実は話の筋そのものはそんなに問題ではない。
 この本は、ハードボイルドの原型みたいな話なんだよ、多分。ハードボイルド小説で大切なのは、ある状況において主人公がどう考えどう行動するか。
 今読んでものすごく感動したのは、自分なりに人生の経験を積んできたからだろうね。私はこんな「戦う」人生は送ってきてはないけど。

 「闘ったらいいじゃないか」とかれははっきりいった。「おれは死ぬまで闘ってやるぞ」(「老人と海」より)
 

タイガー

 どうにか立ちましたよ。やっと男になった。

 いつも、接着したあとひっくり返して立てるとき、ドキドキする。ちゃんと立つかな・・・っていうか、立てるように接着しろよ、オイ、ってことでしょうけど、飛行機やヘリってどう考えても脚に対して体が大きいから不安になる。

 しかし、なかなかこの脚、カッチョいいでしょ。ただし、ローターブレードがここにきて逆に反り返ってることに気が付いた。反り返るくらい立派ならいいんじゃないかと言われるかもしれませんが、モノによりますね。飛んでるときは端が上向きに反ってるんだけど、駐機中はまっすぐじゃないと(だらんと“しなってる“ヤツもあるけど、タイガーはあんまりしなっていない気がする)
 この変な角度は手で曲げようとするとポキンと折れそうだし、困った。

 武装とローターブレードは完全ツヤ消し。全体は今から半ツヤにしようかと思ってる。実機はもちろんそんな差なんかないんだけど、そこは演出。

 そういえば、以前から気が付いてたんだけど、男性の体の真ん中にあるパーツって、臨戦状態のときは光沢とまではいかないけどツヤツヤというかスベスベしてますね。でも小さくなったらツヤ消しですね。なんでかなー。

 きらら「皮が引っ張られるからかな」
 タイガーUHT「知らんわ!! 血液が集まって充血してるんじゃねえか」
 きらら「それと以前から疑問なのはですね・・・・」
 タイガーUHT「まだあんのか・・・・しかしよくチン〇の話で、それだけ書けるな」
 きらら「まだまだ幾らでも書けるよ。永遠の謎だもん、ウフフ。楽し~」

 と、武装を接着しながら考えた(←考えんでええわ!!)。武装の角度もわりときちんと決まってありがたい。
 四角いほうのトライガットは対戦車ミサイルで、ヨーロッパで開発されたもの。日本は自国開発の武器ってないのかな。AH-64Dは好きだけど、川崎が対戦車ヘリを開発してもいいのになあ。
 これとスティンガーの組み合わせ。スティンガーは空対空ミサイルだろうから、自衛用ってことなのかな。ミサイルはスベスベしてるのが本当でしょうけど。写真など見て、ちょびっとだけ「なんちゃって配線」をしている。わりと武器のまわりっていろんな配線みたいのがあるよね。

link_jmclogo
 今年も第六回なんちゃってJMCがスタート。昨日でエントリーが締め切られました。

 今年も一般部門36、マスターズクラス10、たまごひこーき部門9、延べ54作品がしのぎを削ります(複数部門応募の方がいますので参加者はこれより少し少ない)
 応援よろしくお願いします。

 なんちゃってJMC公式ページ

 

25

 1/72 ユーロコプター タイガーUHTの続き。

 写真中央の空気取り入れ口につけた変な透明パーツは、網に見えますか?
 ・・・網なんです。網のつもり。こういうメッシュがよくついてるのもヘリコプターならでは。
 平たいやつなら自作できるけど、これはちょっと作れないので、透明パーツになっていてありがたい。え? 塗装がいい加減? はい。今から塗装しなおします。

26

 武装と脚を取り付け中。

 ご覧の通り、結局、小さなデカールもかなり頑張って貼った。昨日、台風で外に出られなかったから。
 やっぱりねー、貼らないと何かウソっぽいの。小さい注意書きを貼ると途端にそれらしくなるから不思議。「これはメカなんですよ」という説明みたいなものかな。

 脚の合いはまあまあだけど、武装は接着しやすかった。
 台風の通過前後に少し涼しくなって、久々に息を吹き返しているところ。それでも蒸し暑いから少しエアコンは入れてるけど。このまま完成まで一気に行けるかな。

本5
 SNSでお知り合いから紹介してもらった本、「天馬のゆめ」(ばんひろこ著/新日本出版社)

 小学生向けの本で、読書感想文の課題図書になっているようで、本屋のそのコーナーに置いてあった。絵本ではなく、文字の本ですが、味わい深い挿絵が楽しい。こういうのも子供向けの本を読むときの楽しみかな。私、挿絵って好きです。

 子供向け、というと幼稚な本だと思う人がいるかもしれませんが「子供にも読みやすい本」というだけで、決して内容が低レベルなわけではない。大人もしみじみ泣けます。

 これ、93式中型練習機だよね? 「天馬」という名前で出てくるけど。
 私は子供じゃないのでわからないけれど、きっと子供にも受け入れられやすい文章でわかりやすく書かれていると思う。この本を読んで、歴史や戦争に興味を持ってくれる子供が一人でも増えたらうれしいな。
 ここを見ているモデラー諸氏ならば、この表紙を見ただけで、「たぶんこういうストーリーなんだろうな」というのは想像がつくと思う。

 涙を拭いていると、窓の外の風に乗って、列車の音が響いてきた。
 いいもんだね。鉄橋は落ちないほうがいいけど、でも落ちてしまったときも、再生するという喜びがある。そう思えば決して悪いことばかりじゃない。

 最後になりましたが、「第六回なんちゃってJMC」のエントリーが明日の深夜12時までです。お忘れではありませんか? お急ぎください。kilala_1962@yahoo.co.jp  までお願いします。

12

 タイガーUHTは72でも零戦に比べれば楽ち・・もとい、楽々にマスキング。こんなの簡単だね、と思って写真撮ったらあちこちズレていた(汗

11


 ローターブレード。最近は湾曲させてくれてるのがトレンドらしい。ありがたや。私みたいにストーブの熱で曲げて台無しにする人がいるからだろうな。

 ネットで見つけた写真では、先端近くに放電策的な突起物が見える(もしかして個体差? それとも最新型? 私のキットとは違うのかもしれないけどアクセサリー的な見栄えを考えて)、作るしかない。フフフ。

 0.3ミリのドリル刃で穴をうがち、0.3ミリの真鍮線をいれた。一か所だけ少しプラが崩壊したけど、ほかの三か所はまあまあ上手くいったので、自分的には満足。満足の閾値が低いので簡単に満足できるのが下手くそのいいところ。
 いい気分になってコーヒーを飲む。最近カフェインを摂取してもすぐに頭がボーッとするから、あんまりカフェインが効かなくなってきてるのかと思ったけど、低気圧のせいか。

13

 機体はこんな感じで、ここにキャノピーを接着して知迷彩塗装に突入する。よく考えたら(先に考えてとけよ>自分)三色迷彩なんだよね・・・うわー面倒やん!! 72だからフリーハンドというわけにもいかず、またマスキングか・・・。

色の名前
 海外のキットってインストがわかりにくい。不親切。まずインストに説明の言葉が書いてない。「自分で考えろや!! お前モデラーだろうが!!」と言われてる気がする。くっそー。闘争心を煽り立てるのが狙いだな←違うでしょ

 色の名前がいちばん謎だ。ネットで見ても、いろんな色が出てきて余計混乱する。もちろんクレオスの番号なんか書いてあるわけがない。くっそーブロンズグリーンとか大理石グレーとか格好つけやがって。こうなりゃ破れかぶれで調色するしかない。ネットで集めた実機の色など見ながらだいたいこれくらいか・・・と混ぜていく。いいのかそれで!?
 とりあえず、こんな色なんだろうという色の対照表を自分で作って書いておく。インストの中にはBとかLとか書いてあるので。

 そういえば、今年の静岡でなぜハセガワがヘリコプター作らないか聞いてきたんだった。その話も書きますね。

11

 いつのまにかタイガーの製作記になっちゃってますが、こちらも着実に前進しているよ。
 マスキングして塗装したあと乾かさないといけないでしょ? それでつい別のものを作りたくなって箱を開けて・・・の繰り返し。

 トランペッター1/48 SA365Nsドーファン2、アイスランド沿岸警備隊仕様・・・は、白、青と塗装して、次は赤いところを塗装するために、マスキングしたところ。面倒くさいけど、やってみたら48のせいか意外と簡単だった。大きいもん。普段72触ってると48はものすごく巨大に感じる。

 あ、フェネストロンのところをマスキングするの忘れてた(この独特なテイルローターをフェネストロンと言います)

12

 で、上側の赤を吹いたところ。赤はクレオスのハーマンレッド。GXっていう少し大きなビンのシリーズね。隠ぺい力が高い、とか書いてるので買ってみた。本当はもう少し濁った赤にしたかったけど、こういう「正義の味方」は鮮やかな色だもんね、しかも救助するときに目立つようにピカピカに磨いてあるんだよ(この機体じゃないけど、レスキューヘリ見たことあるから言うけど)

 はみ出てませんように。祈る気持ちで吹いていく。あとは野となれ山となれ・・・もうどうしようもない。

10

 こちらは、裏側に盛ったパテをなんとか整形して(あまり綺麗じゃないけど、まあ、裏側だからこれでいいのだ)、これからキャノピーを接着しようかな、というところ。キャノピーはハセガワのセラミックコンパウンドとポリマーで磨く。

 キャノピーは本当は最後に接着したいんだけど、これは後席の上に胴体とまたがって接着するパーツがあり、どうしても先にキャノピーを接着する必要がある。ああ~いやな予感。クリヤを吹かなければ大丈夫かなあ。過去の失敗はたぶんクリヤがマスキングテープの隙間から入ったことによって引き起こされたという気がするんだよね。だから、キャノピーまわりはクリヤは吹かないことにしよう。

コーヒー
 ちなみに、昨日書いた穴ですが、読者からメールいだきまして・・・「ローターからの吹きおろし空気を逃がすためと、空気を通してトランスミッションを冷却するためのスリット」だそうです。同じ会社で設計されたドーファンにもあるはず、と指摘されましたが・・・キット見たら、あちゃ、このふさがってるところかい!? ここ穴を開ければよかったのか。そしたら「いやーヘリのことよくわかってますねぇ」なんて腕組みした飛行機モデラーにほめてもらえたのになあ、惜しいことをした。

 タイガーUHT「だからな、穴は全部意味があるんだよ。ネットで集めた写真とかもっとよく見ないとな」
 きらら「うーん、知らなかったよ~」
 タイガーUHT「経験値もっと高いと思ってたが・・・じゃあ、穴の見せっこしような。お前のも・・・」
 きらら「もう。バカっ」

 やれやれ仕方ない、とりあえずコーヒーでも・・・って作業場でコーヒーばかり飲んでる(汗
 なんせエアコンも入ったし、最高に居心地がいい。タイガーとアパッチも並べたいなあ、などと、またあらぬ妄想が頭をよぎる。

 実は、なんで急にヘリを頑張ってるかというと、8月半ばに熊本で展示会があるんだよね。そのときにヘリを持っていきたいなと目論んでるんです。

穴

 レベルの1/72ユーロコプター タイガーUHT製作の続き。

 左右を合わせて合わせ目を消しているところ。
 たい焼きみたいに全体に合わせ目ができます。飛行機モノの宿命。

 写真の赤い丸のところ・・・ふさぐパーツを探したけど、見当たらない。えっ、ここ穴開いたまま!? いいの!? こんなテキトーっぽい機体で空飛べるの? 大丈夫!? 

 たまにヘリは変な穴が開いてたりするんだよね。ふふふ。

9

 でもこのままだとあんまりなので、プラバンやプラペーパーで合わせ目だけは塞いだ。下手くそ? 
 いいのいいの、一応ふさいだんだから。

 ちなみに、手前の上向きに穴が開いてるところは、排気管。
 ところで、この穴より機体の前部分のカタチとか、尾翼のカタチとか、なんかドーファンに似てるような気がする(背景に写ってる写真が、アイスランド沿岸警備隊のドーファンの写真)。他人の空似か、それとも・・・。

7

 尾翼・・というか垂直安定板に隙間が空いてたので、さすがにここはプラペーパーで埋めることにしよう。

 きらら「楽チンの話の続きだけど」
 タイがーUHT「いや続きはもうええわ」
 きらら「すごいこと発見したんだよ。実は昔からフリチンってどういう意味かと考えてたんだけどね、あれは、フリーチン〇のことだと思うんですよ、私は」
 タイガーUHT「・・・・・」
 きらら「フリー→自由→気楽な、で、楽なチン〇って言葉ができたのではないか。つまり、楽チンというのも、窮屈なところに押し込まれているチン〇を楽に開放した状態、というところから、簡易な、という意味になったんじゃないかと思うわけです」
 タイガーUHT「・・・・・もしかして、今日はそれをずっと考えてたわけか?」
 きらら「うん」
 タイガーUHT「じゃあ、俺のも少し楽にしてもらおうか」
 きらら「いやーん」

 とか考えながらパテを盛っていたら、少し盛りすぎた(汗

3

 ああーほんと涼しい日があるかと思うと急に蒸し暑くなるから、かなわんわー、と思いながらいつものように模型部屋に座って合わせ目を消しながらふと気が付いた。そういえば、こないだエアコンつけたんじゃなかったっけ。
 いやー、なんかエアコンもったいなくてまだあまり使っていない。貧乏性だね。ガンガン冷房きかせて、完成品を量産せねば。と思うけど、エアコンつけると今度は快適すぎて、「じゃコーヒーでも」とコーヒーを淹れ、「あ、あの本読んでなかったな」と本を取り出し・・・どんどん時間が過ぎていく。まあ趣味の部屋ってそれもまた楽しみかな。 

 EC665(PAH-2)タイガーUHTのコクピットを塗り分けて、スミ入れ。シートベルトも彫刻されてるので何もしていない(汗 座席横に人間を守るように張り出しているものは装甲です。なんたって戦闘攻撃ヘリですからね。
 ディスプレイ部分にはハセガワの偏光フィニッシュを貼った。ほんとはグリーンまたは黒のほうが正しいかもしれないけど、単にこのフィニッシュが綺麗だから貼りたかっただけ←おい!!

 今まで作った攻撃ヘリはすべて前席ガナーで後席操縦士だったけど、これは逆。どっちがいいんだろう。意外とどっちでもよかったりして(汗 素人の考えでは前に操縦士というほうがわかりやすいけどね。

 平行して面倒な武装パーツも整形してるところ。でも、ロケット弾にしようか、トライガット(TRIGAT)、それともHOTにしようか、と迷ってばかりでなかなか進まない。

資料
 ヘリコプターの資料。どちらも読んでるだけで面白いよ。ヘリの蘊蓄がいろいろ書いてあるのでうれしくなる。フフフ、みんなこんなこと知らんやろ・・・などと優越感に浸る。

 このキット、UHTとHAPを選べるようになっている。ちなみにUHTというのはドイツ陸軍向けの多用途攻撃型、HAPはフランス陸軍の近接航空支援型。UHTはローター上に丸いモノがついていて、これは索敵センサーとかFLIRだそうな。HAPは同じ機能を持つものが後席の上にタンコブみたいな形でついている。そして機首に30ミリ機関砲を装備、いかにも攻撃ヘリらしい雰囲気。
 どちらにするか少々迷ったんだけど、やはりタイガーだったらドイツでしょ!?というわけで、ドイツ仕様を選んだ。あ、ほかにもテイルブームのアンテナ線もヘリならではの「模型映え」する部分かなあ(私は好きです)。
 機首に機関砲を標準装備するか、スタブウイングに選択式で装備できるか、どちらをとるかは運用方法によるんでしょうね。

 などと考えていたら、やっぱHAPも作りたくなってきた。ああ~キット二個買わないとダメだね。

72tiger1

 えーと、この写真は先週までにやってた部分なんだけど、ユーロコプタータイガーUHTのコクピットを作ってるところ(まだまだ途中)。例によって「なんちゃって」ですから、信用しないようにね。

 座席にシートベルトが彫刻されているので、塗り分けるだけでそれらしくなり、カッチョいい雰囲気。同じく計器盤も彫刻されてるので、デカールは使わず、雰囲気重視で塗装してもそれらしくなる。これもうれしい。
 グレーは本当はもう少し暗い色かもしれないけど、72なのでスケールエフェクトで少し明るくしてる。

 たまに、コクピットの塗装するのが面倒くさい、とかいう愚痴を聞くけど、そういう奴は飛行機作るな・・・とは言いませんが、しばらく戦車などを作ってみたらどう?と思います。そしたら、コクピットが作りたくて作りたくて、むずむずしてきちゃうかも。人間って、したくないのに無理にしろと言われてもできませんよ。
 とにかくやたらとゴチャゴチャしてる部分だから、少しくらい違ってても誰もわかんないだろうし、こんな美味しい部分はないと思うんだけどなあ。私はコクピットだけで飛行機作る喜びの半分くらいはあるような気がする。
 もちろん他人の超絶作品とか見ると落ち込むから、(作ってる最中は)絶対に見ない。作ってる最中に他人の作品見るのは、エッチの最中に女にエロビデオを見せようとする男と同じだよね(意味不明 

 今日も父の様子を見てきた。いろいろと忙しい。ここにはいちいち書けませんが、何かと親のことで忙しいのである。疲れた。日田駅に降りると、もわーっと暑くて余計疲れに追い打ちをかけられた(汗 ああ、海沿いの風は気持ちよかったなあ・・・。

このページのトップヘ