つれづれプラモ製作記

マイペースで作っているプラモデルのブログです

タグ:キャブレター

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 ハセガワ1/12KR250は、エンジンにキャブレターを取りつける。何度もやってるはずなのに・・・コードの取り回しを先にやらないとうまく接着できないってことくらい知ってたはずなのに間違っちゃう。
 もちろんパーツが狂気のように分割され繊細で再現度が高く雑な作業は許されないということもある、ということにしよう。きちんと丁寧に仕事すればどうってことない。インストを見て考えればすぐわかるのでご心配なく。左下側の白いパーツはオイルタンク。

 写真の右側のキャブレターはうまく接着できてなくて浮いた状態になってます。コードはもちろんこのままでは言うことを聞かないので、中に針金を入れている。針金入れるかタミヤの針金入りコードを使うかですね。キットのままのコードじゃハセガワのバイクはたぶん作れません。あるいはコードに言うことを聞かせる魔術でも持っていない限り・・・・・

 今回も、ハセガワの奴隷になりそうな私。楽しみだなあ。

模型部屋

 毎年型部屋にも注連縄を飾る。よく見ると交通安全って書いてるけど、まあいいでしょう。模型ケガがないように。今年も拙ブログで笑っていただけるよう、面白いことを書いていくよう努力いたします。最近製作記に笑いが少なくなってるから危機感を感じている。もっと笑いながら生きていきたい。ちなみに初夢は大人のオモチャの夢を見た。それもすごいやつ(笑 

行列

 元旦、久しぶりに息子と初詣に行った。小学校の時以来じゃないかな。中坊になると親と行動しなくなったから。

 幸いというか、夫は行きたくないというので私と二人。ラッキーであった。初詣に行きたくないって人間の気が知れないが。
 賽銭箱の前に行列ができていて驚愕。日田で行列って初めて見た。神主が誘導して四列にすればあっというまに終わるのになあ。気が利かないんだからもう。まあ息子がいたから退屈はしなかったけど。

 帰りはちょうど息子の通った高校のそばを通る道を歩いて帰った。穏やかな晴天で、神様のくれた素晴らしい時間。行列に並んだ甲斐があった。
 近道の細い道に入ると、真っ赤な外車が停めてある家の前で
 息子「ここの人前から思ってたけどどんな人なんだろう、このクルマはすげーよ、マセラティって言ってフェラーリのエンジンつんでるんだよ、イタ車ね」
 私「ああ~痛車じゃなくて本当のイタ車かぁー確かにカッチョいいな」

 その路地のクルマは無造作に、道路わきにフツーに置いてある。なんかこうイタリアやフランスなんかの路地にこういう風景ありそうじゃない? 私最近思うんだけど、田舎でちょっと金持ち(同時に知的レベルの高い)って気分いいだろうね。都会だと金持ちはいやというほどいるだろうけど、田舎は金持ちは少ないし金持ち同士張り合う必要もない。空気はよくて周りの田舎人たちはそもそも金持ちってどれくらいのもんなのか見当もつかないようなレベルだし、いい気分だろうね。あ、白洲太郎なんかの暮らしはそういうものだったのかもしれない。

 息子とはお金の話、生きる価値観、子育てなど多岐にわたる話をした。子供を育てるっていうのはひとつの得難い経験でその人の感性でやるもんなんだよって話すと「お母さんそれ発信したほうがいいよ」と言われた。

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 シリンダーはパーツ三個を接着してからクランクケースに接着。接着する前に塗装すりゃよかったのに忘れてた(汗
 このクランクケースの銀色は、クレオスの8番銀色にオリーブドラブを混ぜた色(インストの指定
 面白い色になるんだね!! 少し腐食した色? 緑色がかった銀色というか。こういう銀色って見たことがある気がする。シリンダーの銀色は少しグレーや黒など混ぜたけど、まだキラキラしすぎ。本当はもっとマットな銀色なのだ。ネットで画像見るとわかる。もう一度吹きなおそうかな。

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 裏側のディテール。細かくてきれいです。

 そういえば、クランクケースって零戦(栄)にもあった気がする←おい!! ピストン運動を回転運動に変えるための装置が入ってるんだよね。すごく大事なところ。結局レシプロエンジンって基本的には同じだからバイクのエンジンで勉強すれば無敵なのだ。ほんと、飛行機作る前に空冷のバイク作ってたら良かったと思うよ(エンジンのしくみについてだけ言えば)。

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 キャブレターのパーツ。小さいけど細かくきれいに再現されている。ふたつのパーツを合わせて接着。そこにグレー(白っぽく見える)のコードを瞬間接着剤で接着していく。ひとつだけちょっと違う形のがあるので要注意・・・

 バイク作る人は最初にパーツを切り離して整形して・・・というやり方が多いようだけど、私はアホみたいにインスト通りに作ってる。え? ハセガワのロゴもっときれいに塗ってやれよって? すみません。

 今ではフューエルインジェクションという装置で空気と燃料を混ぜているので、キャブレター自体が懐かしさを感じる部分なのかも。

 先々週だったか、自転車がパンクしてあわてて近所の上原モータースに持って行ったんだけど(自転車屋兼バイク屋)、小さな雑然とした店の中の椅子に座っておじさんがパンクを直しているのを待つ間、目の前に鎮座していたハーレーダビッドソン(お客さんのだろう)のマフラーやシリンダーなどを見物させてもらった。マフラーはまるでハセガワのメッキパーツみたいにピカピカ(もちろん実車のもメッキというのかな)で本物はやっぱりドキドキするくらい格好いい。そこにちょうどカワサキのバイクに乗ったおじさんがやってきて、自転車屋のおじさんとノンビリ話しながらパンク修理を眺めていた。
 田舎の昼下がり、実にいい感じだった。今年はあまり寒くなく、私はおばさんの出してくれたコーヒーをすすりながら、もう少しここにいたい気分だった。本当は目の前のバイクについて聞いてみたいこともあったけど、さすがに口に出す勇気はなかった。

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