おおいたん2
 
 二年に一度、大分市にて開催される「大分んモデラーズ展示会」に参加してきた。やっぱり展示会っていいものですね。二日間、幼稚園児レベルに戻って遊ばせてもらった。

 オールジャンルの展示会で大分市の中心部、オアシス地下二階の県民ギャラリーというこじんまりした部屋が会場で、今年のテーマは「大英帝国」 二日目の会場で疲れて眠っているおじさんは、プラモの山に埋もれている夢でも見ているのでしょうか。
 
 写真に写っているのは、私が以前何度か書いた別府の模型屋・メカドールの店長さんの作品。とにかく大きな土台に迫力の戦車と、下側ちょっと切れているのですが、船の作品、これもすごくよかった。頭の中にある風景をそのまま作るのは模型の王道でしょうか。

おおいたん3

 カタパルトから出ているワタはなんだろうと思って聞いてみると、打ち出すときに使った火薬の煙だそうです。なるほどー。作品横にも72のカタパルトが見えてるのがミソ。カタパルト率高い。夏ですから。

 カタパルトはもちろんスクラッチ。なんとなくどこかで見たことのある作品に似てるなあと思ったら、本当にそうだった。忘れもしない2012年のJMC東京で拝見した作品でしたよ!!  
 ハセガワ1/48 零観 安部さん作品

 ご本人から話うかがったんだけど、カタパルトは曲面がないので意外と簡単にできたそうですが・・・そうなのか!? 最初は、カタパルトの上に載せるつもりが、メカドール店長の「飛ばにゃイカンやろ!!」の一言で見事飛ぶことに・・・時には乱暴に背中を押してくれる人も必要かもしれませんね(汗

おおいたん4

 ハセガワ1/48 F/A-18Fスーパーホーネット 岩田さん作品。

 カメラのせいか、照明のせいか、やたらと黄色っぽく写ってる写真が多くすみません。雰囲気だけお伝えできればと思う。

 私のフランカーの横に置いてあった作品で、作者はお若い方だったのでうれしかった。展示会でのこういう出会いは本当に模型の神様のお引き合わせ。

 岩国に行って米軍機にハマったという話で、頼もしい。あのサウンドと迫力に触れたら誰でも米軍機好きになるよねぇ~・・・とか言って私は行ったことありませんが←おい!! 
 実機はたぶんこれくらい汚れてるんだろうな、と思います。確か飛行機は初めて作ったという話だったけど、とてもそうは見えない丁寧で綺麗な作品。48というのもイイネ度高し。ほんと、男ならイキナリ大きいの作っちゃえよと思います。

おおいたん6

 ハセガワ 1/24 マットビハイクル 阿部さん作品。

 コメントに、フィギュアの造形に感動してクルマまで作ってしまいました・・・と書いてあったのに思わずニヤリ。確かに、人形が普通の女性ぽくてカワイイです。ポーズもなんか奥ゆかしくて(今どきの若い女はこんなポーズしねぇよ)、昭和のおじさんの心を鷲掴みですよね。

 クルマのことはちっともわかりませんが、きれいに製作されていて、いい感じ。

おおいたん5

 こちらは、なんという作品かわからなくてすみません。ハセガワのウィーゴのちょっと不良がかった友達みたいですが。

 佐伯アンノウンのつっちーさん作品、実はこのきれいな塗装がすごく目についたので塗装方法を教えてもらいました。そう、佐伯航空隊の佐伯ですよ。大分県内でもずっと南のほうで、かなりラテン系なのです。

 ピンクのほうは、綿を広げてクリアで固めたものでマスキングして塗装、下側はサランラップで・・・エートどうするんだっけ?(汗 ともかく、色合いがかなり大胆で、面白いと思った。こういう作品を目の前にして話ができるのも展示会ならでは。

おおいたん1

 明日に続く。