はい、完成・・・ってことにしました。
機首横にピトー管がついてる機体もあるんだけど、ついてないのもあるみたいで、どうもわからん・・・と頭を抱えていたら、どうやらこの機体の機首下にある二本のヒゲみたいのがピトー管らしい。あと、前回作っていた排気管上のアンテナみたいなやつは無線アンテナだそうです。知らんで作ってるとこがお間抜けだけど、資料がないので大変なんだよ。
機体下のライトみたいなのは、サーチライト? 福岡の消防で見た機体には拡声器がついてたけど、これにはそれらしきものはついていない。
機首上の白い板状のものが二枚立ってるのも何なのか不明。でもプラバンでそれらしく自作した。
おでこについてるアンテナ状のものは、気温センサーだそうです。これ、なんかすごいとこについてると思いませんか。っていうか、最後に接着するからドキドキした。
インストにはオモリ3gを入れろとちゃんと書いてありましたよ、トランペッターの名誉のために書いておくけど。
キット自体はそんなに作りにくくはないですし、アイスランド沿岸警備隊の機体を作りたい人にはうれしいキット(そんな人、どれだけおるんか!?) ただし、お約束で綴りが間違ってますけどね(汗
でも格好いい塗装だと思いませんか? バシッとうまく塗装したらかなりカッチョよくなると思う。
窓を接着するのが難しい(キットは芋付け)、何かガッチリつくようにしたほうがいいかも。もしウッカリ押してしまったら中にポトンと落ちて、はい、ゲームオーバー!!となるからね、ドキドキもんでしたよ。
こんなガンダムみたいな色合いの塗装は初めてで、ものすごく下手くそだけどまた挑戦したくなったよ←懲りない性格、モデラーあるある
「このTF-SIFという機体は、2007年7月16日に事故で失われた。訓練中に片方のエンジンが止まり、海に墜落してフロートを展開しその後右倒しとなったが、乗員は無傷で脱出した。2000年から365回の出動、225回の救助と440時間のミッション飛行時間を記録している」という文章がネット上にありました(英文) あと、この機体は現在博物館?のようなところで展示されてるようで、そういう写真も出てきました。現在はスーパーピューマを運用しているようです。
このフロートというのは、機体下のグレーの部分から出てくるそうです。なるほどー、それでグレーなのか。ここ何でグレーなんだろうと思ったよ。フロートがいっぱいくっついてる写真もググると出てきますよ。
それにしても、海外のサイトなどを見るといつも思うのは、日本でも消防のヘリを含めて航空機を見られる施設がもっとあるといいんだけどなあ。東京にはさすがにあるらしいけど、人口30万人のアイスランドに負けてないか!? みんな知らないから興味がないんだよ。知れば必ず興味を持つ人が出てくる。私自身が本当にそう思う。
博物館どころか、米軍のヘリが窓を落としたとか、防災ヘリが墜落したとかそういうニュースばっかりだからなあ。悪いときばかり報道されてほんと可哀そう。ちなみにドーファンは窓ではなくドアごと外れるようになってるそうです。なぜって、脱出するときのためにね。想像しただけで怖いですね。海に墜落して、脱出するって・・・こ、こわいよ~!! 南無阿弥陀仏。でもね、この機体は無事でよかった。