つれづれプラモ製作記

マイペースで作っているプラモデルのブログです

カテゴリ:1/48飛行機 > ハセガワ1/48紫電改

 ギリギリまであきらめないのがモデラーというものなのだ、などといつも偉そうに書いてますが、ようするにギリギリまでやらないってだけ(汗

 ギリギリだとそんなにいいものができるわけない。
 小学校一年生のとき、夏休みの工作をギリギリになってやっと作り始め、しかもそれが超下手くそだったので母にボロ●●にけなされ、工作というものがすっかり嫌いになってしまったという過去が蘇ってくる。

 とにかく、紫電改のマキというものを知らない人がほとんどだろうから、なにか説明になるような飾りを作ろうと思った。
 スチレンボートの切れ端に塗装してデカール貼っただけ。悲しいけど、これくらいしか思いつかない。
 デカール貼ってすぐにクリア吹くとデカールにシワが寄ったりする可能性があるので、クリヤは吹いていません。

 メタリックブルーは、わざと右上が濃く左下が薄くなるように吹いてます。そのほうが動きが出ると思ったので。
 普段こんなブルーは使うことがないので、なんだかうれしくなる。

 まだデカールはいろいろ残っているので、アイデアの豊富な人はいろいろ作れそうです。

 ところで、母にけなされて工作が嫌いになった私でしたが、二年生のときの担任は私が工作の時間に作った作品を写真に撮って渡してくれた(モノクロの写真だった。1970年頃) それを見たとき、心から喜んでいたのは私よりも母のほうだった。
 「きららさんは今は学校でお友達としゃべることができないけれど、思春期になったら、きっといっぱいしゃべれる子になりますよ」と母をずいぶん励ましてくれたようです。私も子育てしてわかったけれど、子供の事で悩むのはいつも母親なんだよね・・・私の育て方が悪いのかしら、この子はなぜ私の言うことを聞かないのだろう・・・etc。

 でもあの担任の女の先生、いい人だったよなあ。私にとって恩人かもしれない。
 生まれて以来、ほとんど褒められたことのなかった人生で初めて褒めてもらった気がする。 

 もうひとつ致命的だったのは、私はやることがものすごく遅くて(そのことでどれだけ叱られたことか)、今でも他人と一緒に同じ作業をするとものすごく焦る。
 たとえば、展示会で作品を片づけるときとか、スーパーで品物を袋に詰めるときとか。
 しかしどうしてみんな、スーパーで品物を袋に詰めるときものすごく急ぐんでしょうね。不思議だ。ゆっくりしてもいいと思うんだけど。

 話が脱線しましたが、皆様もよき週末を。私は下関に行ってきます。



 ハセガワ1/48 紫電改 「紫電改のマキ仕様」完成しました。

 「紫電改のマキ」(チャンピオンREDコミックス1~5巻 野上武志)



 巨大なカウリングが迫力あるね。
 半ツヤクリアなんだけど、けっこうツヤツヤしている。



 マキが、初めて紫電改に出会う直前のイメージ(コミックではこういう場面はありません)。
 長谷川素子が紫電改を再び飛ばすため整備を始める場面。

 ・・・「俺様の眠りを覚ます奴は誰だ!?」

 もし「紫電改のマキ」を実写版で作るとしたら、やはり格納庫の隅に放置された紫電改の姿から始まるような気がしたから。

 ううーむやっぱ左脚が外側向いてるわい。

 ここはやはり悔しいので付け替えるほうがいいかな。

 でも、よだき~なあ。機銃作り替えもよだき~。

 「よだきぃーことは、せんでもいいんでー(面倒くさいことはしなくてもいいんだよ、の意)」いう声がどこからか聞こえたような気がするのでこのままお終いにする←おい!!



 なんかデカール貼ったように見えますが、プロペラの黄色い部分は塗装です。
 小さな注意書き以外はマスキングして塗装しています。

 プラグコードは肉眼で見るともっとよく見えてます。やはり作っといて良かったぁ。どっかの展示会に持って行くと、こういうとこをいきなり覗き込むエッチな男が必ずいるんだよね、フフフ。
 
 上がキャブレーター、下はオイルクーラーの空気取り入れ口(と言ってもキャブレーターって何かよくわかっていない)



 日の丸はわざとムラのある感じに塗装している。
 スミ入れは、下側は黒でやっているけど、上側はけっこうメリハリあっていい感じなのでスミ入れせず、軽くスジ彫りをさらってやると下地の銀色が少し見えていい感じになったと思う。スミ入れもけっこう難しいというか、何色でするか迷っちゃう。

 塗装の剥がれは下地に銀色を塗装しておいて、竹串と爪楊枝でこすって剥がした。
 アンテナ線はモデルカステンのストレッチリギング。 

 実は最初黒い布の上で撮影したら色が変に写るので「なんでかなあ」と思い、白っぽい背景にしたら俄然、そのものの色になった。
 不思議だねぇ。銀色の機体なんかだと絶対に黒い布の上のほうが格好いいんだけど。



 キャノピーは開けても閉めてもいいと思うけど、開けたほうが中がよく見えるので開けてみた。第二風防は接着していない。

 キャノピーがすっごく薄くてうれしい。感涙。下手に触ってると割りそうなくらい薄い。
 ハセガワのセラミックコンパウンドとコーティングポリマーで磨いている。ポリマー使うとホコリがつきにくいと聞きました。

 考えたら透明パーツって同じ厚さでも48のほうがスケール的に薄く感じるわけですよね、なるほどなー、こういう部分でも48は有利か。



 第一風防がなんかズレてるように見えますが・・・

 この部分、なぜこんな段みたいになってるのだろうと最初思いました。

 私の持ってる本をよく見ると・・・
 風防って、こんなふうに胴体に取り付けてあるわけです。

 だから、その取り付け部分の段?を再現してるわけね。なるほどー。
 ここはこういうふうになってるようにきれいに接着してやればいいんですよ。私の接着は下手だけど←だめじゃん!!



 いやもう、どこから見ても格好ええわー。
 リベットは上面のみ、針を使って打ちました。上面のみ、ってのが男らしくていいでしょ。

 ムラムラの塗装は、色々な展示会などで拝見した作品を参考に、自分で勝手に色作って塗装しているから、もちろん本当の「海軍色」というのとは全く違う。人間でも舞台向けメークってあるように、演出を施した塗装です。だから日の丸も本当の赤じゃなくて少しオレンジっぽい色にしてあります。
 自分らしければいいんじゃないかな。実機と同じ色の塗料を使う、という考え方の人もいると思うけど、私は自分の色を作りたいから。

 日本機としては精いっぱいの突出型キャノピーなのだろう。美しさとは無縁の無骨な体型だけど、三四三空の勇者達がこの機体を見て武者震いしたに違うないという気がしてくる。
 ・・・こいつは世界最強だ・・・・!!



 紫電改はもちろん有名機だけど「紫電改のマキ」読んでその性能や魅力に開眼したというのはここだけの秘密。
 このマンガは紫電改の性能や空戦技術など、わかりやすく解説!?されている部分もあり、私はマキの乗機というより「紫電改」そのものにとても魅力を感じる。
 
 きらら「やっぱ飛行機も男も、中身で勝負だよね!!」
 紫電改「フーン。持ち上げても何も出ねぇぞ。・・・あ、いや・・・まあ出ねぇこともないけどな、今すぐってわけにはいかないからとりあえず一緒に風呂入るか!?」    (「紫電改のユキ」より)

 というわけで、さあ明日からは何を作ろうかなぁ~!!


 ※「紫電改のマキ」はエロマンガではありません。ごめんなさい>野上先生&ハセガワ



 アンテナ線を張った。
 ひげオヤジさんに頂いたモデルカステンのストレッチリギング0.13ミリを使用。

 アンテナ柱のてっぺんには穴あけて通して、尾翼のほうは切れ込みいれて一回巻きつけ、アンテナ柱根元は巻きつけてすべて瞬間接着剤で固定している。もちろん一度にやらずに一か所ずつ固めてから。最近少しは私だって賢くなったのだ。
 いや~しかし48って楽ねぇ~こんなの目をつぶってでも張れますわ、ホホホ。

 なーんてまたまた余裕である。
 この張り方は、「最強戦闘機 紫電改」の復元機を参考にした。

 しかし何となく悪い予感がして「紫電改のマキ」第一巻を見てみると・・・・

 張り方違うやん!!(汗

 ほんとにもー。こっち見りゃよかったよ。
 せっかく劇中機作ってるんだから、こういうところもちゃんとやらないと意味ないよね。

 ほんと腹立たしい。
 ま、インストに掲載されてなかったから・・・ってことにしよう←ひでえな




 もう一度正面からの写真撮ってみた。タイヤの角度変かな?
 右側はまあまあだと思う、左側がちょいダメです。

 角度はキマりやすいようにできている。
 真面目に組み立てればもう少しうまくできるはず。



 で、最後に紫電改のいちばん大事な部分を・・・・

 20ミリが片側二挺ずつ、男らしく突き出してるんだけど、プラだとこの通り、限界がある。
 先端には一応穴を開けたけど・・・なんかへにゃへにゃしてる。
 まあ、誰しも右か左に曲がってるわけだしな。

 プラって真っ直ぐなものを曲げるなら簡単だけど、曲がったのを真っ直ぐにするのは難しい。
 そもそも片側二挺ずつなのでそれを並行に接着するだけでもけっこう難しい。

 ここはいちばんの難所かも。
 さあどうする。
 1.自分で作る
 2.ファインモールドのアフターパーツを買う

 という選択肢がある。

 I heard you on the phone,
 you took his number
 Said you weren't alone,
 but you'd call him soon

 Isn't he the guy,
 the guy who left you cryin'?
 Isn't he the one who made you blue?
 When you remember
 those nights in his arms
 You know you gotta make up your mind

 Are you gonna stay
 with the one who loves you
 Or are you goin' back to the one you love?
 Someone's gonna cry
 when they know they've lost you
 Someone's gonna thank the stars above

 あの男に電話してただろ?
 今は一人じゃないからと言って
 あとでかけなおすんだね

 例の男なんだろ? キミを泣かした奴
 ひどい男なんだろ?
 それでも奴に抱かれた夜を忘れられないから
 もうどちらかに決めようと思ってるわけだね?

 ひとつは、キミを本当に愛してる男の元にとどまること
 もうひとつの選択肢は、元カレのところに戻ること
 一人はキミを失い、一人は星に感謝することになるんだろうな (“The One You Love”グレン・フライ ) 
 


 先日イーグルスのグレン・フライが亡くなったと聞いたとき、私の頭にはすぐにこの歌が流れた。
 ゆったりした明るいポップスだけど、結構メソメソ未練がましい歌詞ですよ。
 アメリカ人だって同じなんだなあ。

 などと歌で誤魔化してますが、えーと、どうしようかな。

 きらら「ねぇ~しでんかい~どうしたらいいと思う?」
 紫電改「そんなこと俺様に聞くな!!」

 さあどうしよう。とりあえず自分で真鍮パイプで作ってみてうまくいかないときはエッチング買うかな。



 
 



 



 主脚を接着した。
 あわてず騒がす24時間置いておく(実際は上下逆にして置く)
 こういう置台があると塗装面を傷つけることもなく便利です。

 正面から見ると、巨大な空気取り入れ口が不気味。
 スピナの先端はハゲ・・・もとい剥がれていることがあると聞いたので、少しだけ剥がれさせた。スピナからプロペラの銀色の付け根部分が見えるのがとってもセクシーで好き。

 いよいよ紫電改らしくなってきた。

 実は昨日から恒例の“別府出張”で今夜帰ってきたところ。

 昨晩は夜中の0時頃に温泉に入った。今回もうまい具合に貸切状態でとても贅沢な気分だった。

 帰りの「ゆふ」ではまた一人乾杯。
 やっぱりいつも飲まないとどうしようもない気分になるんだよね。逃げ場がない。
 両親はいちおう元気に暮らしてはいるけれど、その老いた姿を見るととても辛い、帰る間際、父に挨拶するとニコニコして私を見てうなづいているけれど、私が誰なのかはわかっていないのかもしれない。年寄りと長い時間一緒にいるとこちらの生気をすべて吸い取られるような気分になる。

 さてコンビニでビールを買おうとしたらいつも買うアサヒスーパードライが見当たらない。ヘンだなーと思ったら何か違うパッケージになっている。
 もう困るよこういうのは。間違って発泡酒とか買っちゃったら悲しいしと思って、老眼にムチ打って真剣に見たけどどこに名前が書いてあるのかなかなかわからなかった。こういうのが年をとった証拠で一層悲しくなる。

 人生初“海鮮丼”に挑戦(本当はアジ寿司のほうがよかったんだけど、売ってなかったので)
 海鮮丼って、生のサカナが暖かいご飯の上に載ってたら煮えて美味しくないでしょ!! 気色悪い!! と思ってたんだけど、酢飯でした。
 なるほど。でもそれなら寿司のほうがいい。なぜ丼にする!? というか、刺身だけのほうがいいな。
 そっかー、刺身買ってくればよかったんだな・・・などと激しく葛藤を生じながら、久々にかぶりついた、一切れのブリが豊潤な冬の味覚で涙が出るくらい美味しかった。やっぱり旬のものは一番だね。

 そして冷たいビールと椎名誠の新刊。何も言うことはない。
 もちろん車掌さんが検札に来てからビールの栓は開けた(汗 なんか申し訳ないからね。

 紫電改の問題点をしばし忘れた二日間。
 


 ピトー管くらいは作らなくちゃと思ったら、さいきん72ばかり作ってたせいで程よい大きさの真鍮パイプがなくなっていたので、通販にて購入(近所の模型屋にはなかった)。
 足元見てる値段で腹立たしいが、買うしかない。ま、いっぺん買えばしばらく買わずにすむだろう。

 ん? なんかオマケが入ってる!!
 あっ、これハセガワの「ジグソーパズル型スポンジやすり」だぁ。
 試供品といいますか。うれしい心遣いです。

 こういうオマケがうれしいのって主婦の感覚なのかな、みみっちい? 模型雑誌に試供品つけてくれというのも、男性は全然言わないもんねぇ。年末にカレンダーもついてないなんて、主婦の感覚ではありえないよ。
 根本的な価値観の違いなのかもしれない。 

 で、ピトー管つけてみた。
 こんなの、ちょちょいのちょいですよ。
 それに72に比べると巨大なので作りやすい。

 いや~ほんと48って大きくて楽ねぇ~48作る人っていつもこんな楽々モデリングしてるのねぇ~ホホホ。

 などと余裕ぶちかましていたのですが、実は肝心なことを忘れていた(汗 その話はまたのちほど。

 先週読み終わった「破獄」(吉村昭著/新潮文庫)

 何度も脱獄を繰り返した男の話ですが(実在の人物がモデルらしいけど)、吉村氏らしい丹念に事実を追うスタイルで戦中戦後の時代を背景に話が展開する。私が興味のある問題・・・戦中と戦後まもなくの庶民の感覚・生活がうかがえて、ものすごく面白かった。

 特に網走刑務所のくだりがもう寒そうで寒そうで、読んでいるだけでぶるぶる震えがきた。でも冬に寒いところの話を読むのが好きだからやめられない(雪山の話とか)
 看守と囚人の息詰まるような攻防。私はひざ掛けで体を包んで電気ストーブにあたって「宮城峡」をちびちびと飲みながらページをめくる・・・至福の時。
 
 「宮城峡」がまた美味しい。ちょい(私には)高いけど。私は小学校三年生から六年生まで宮城県に住んでいたことがあり、「宮城」という名前は特別なんです。

 吉村先生の著作は、去年「陸奥爆沈」「戦艦武蔵ノート」を読み進めてきた。兵器の構造そのものに興味があるわけではなくその兵器を作った人間の営みに興味がある・・・とご本人自ら書いているけど、そのスタンスに共感を覚える。もちろん私は兵器のカタチにも興味はあるけど、それを作った人間や戦争そのものに興味があるかもしれない。

 それと吉村先生が師と書いていた川端康成の本も読み返してみようと買ってきた。久しぶりに「伊豆の踊り子」。
 吉村先生によると「ものすごく文章が上手い」ということなんだけど、確かにその清冽な文章は「宮城峡」のように素晴らしい香りがする。なんだかそういう良さがわかってきた自分がすごくうれしいね。

 大戦機も今の世の中からみると古臭い飛行機だけれど当時は最新鋭の技術だったように、文学も今では「文豪」とか「名作」とか言われて高尚なもののように言われているけれど、当時はそれが最先端の表現だったんだよね。

 かつてはモノ書く人が若者の心を掴んで揺さぶるような時代があったのだ。
 今でもそういう人がいないとは言えないけれど、ほかにいろいろな方法が増えすぎた。

 と言いながらも、ネットではやはり言葉でものごとを伝えようとしているから、やはり書くという行為はこれからも続いていくのかもしれない。

    



 脚出し指示棒を作った。48だとけっこう目立つ。けど、忘れて触ってちくちくする。なんだこの感覚は・・・と触ってから「ああそうか」と思い出す。

 色は赤なんだけど・・・赤く塗装してから接着すればよかった!!
 ああー、以前作ったときはそうしたのに。忘れてた。色を塗ってから接着したほうがずっとずっと楽。

 脚出し指示棒が生えていると思われるところに丸いモールドがあったので、そこに穴を開けた。たぶんそこだと思う。
 瞬間接着剤で接着しようとして見たら、サラサラ系もドロドロ系も固まって使えなくなっていた(悲
 わたしは瞬間接着剤を最後まで使ったことがない。

 アクアリンカーで接着してみた。ふふ、最近アクアリンカーという木工用ボンドみたいなのを買ってみたんだよ(乾くと透明)。これ自体は弱そうな感じだけどまあ塗料で固まるでしょう。

 尾灯。先に接着して綺麗に整形するべきでした。でももう遅い。

 48だと尾灯も大きいね。



 プロペラを仮に装着してみたときの画像(一応プロペラは回る、あまりスムースではないけど)。

 ふふふ、カッチョええやん!! マイ紫電改!!
 ときどき、こうやって眺めてモチベーション向上に努める。コーヒー飲みながらすっかり悦に入る。

 排気管の後ろの焼けと、機銃の焼けはウェザリングしておいたけど、今考えたら機銃の後ろについている汚れはススみたいなものだろうか。
 だとしたら黒いほうがよかったかな。ううむ。



 あなたが思ってるよりも ずっとたくさん
 わたしは愛してるんだからね
 結局わかったのは、あなたのことばかり頭に浮かぶってことよ
 あなたは知らないみたいだけど

 More than you know
 Man of me heart,I love you so
 Lately I found,you're on my mind
 More than you know      (“More than you know”)



 届かぬ想い、尽くしがたいモデリング。それでも人生は先に進んでいく。



 実機写真などを見ていても国籍マークの部分はあまり剥げていないし、いくらなんでも剥がれすぎでほかの部分と違いすぎるので、男らしくタッチアップする道を選ぶ。 

 もちろん全部剥がして塗装し直さないと綺麗にならないのはわかってるけど、そんな面倒なことを私がするわきゃない。
 このままワイルドに熊野筆でやってみる。

 写真は、一回目の塗装したところ(右側も同じようにタッチアップしている)。



 四、五回塗り重ねたところ。
 ムラだけど、まぁウェザリングなんだよってことにすればいい。これでおしまい。

 私には絶対にできるのだぁ!! と言い聞かせて塗装すればなんとかなる。

 ま、次行きましょう、次。決めるのは、自分、他人が何と言おうと関係ねぇ。

 この部分は神秘的だった。

 胴体を貼りあわせたあと、深い穴に棒状のモノを差し込んでいく。
 えっ、本当に大丈夫? ここでいいんだよね? ・・・ドキドキ。

 ハセガワを信じて入れていけば大丈夫、不思議にぴったりとくっついた。驚き~。

 しかし、あっ、尾灯接着するの忘れてた(汗
 尾灯や翼端灯(透明パーツ)は先に接着してきれいに整形しておいたほうがいいね。ああー段取り悪すぎる。何年飛行機作ってんだか。やれやれ。



 何かと面倒くさい主脚組み立て。コクピット塗装するより主脚作りが面倒だなぁ。
 (この写真撮ったあとで、部分的に貼り合わせ間違ってることに気が付いてべりべりと剥がしてやり直し。嗚呼)

 私みたいな適当モデリングの人は、組み立ててから塗装してもいいなあと今回思った。
 ブレーキパイプは黒い伸ばしランナー。黒いのはレベルのKa-52かハセガワのボイジャーのランナーだったと思う(どっちでもいいですが)

 伸ばしランナーのいいところは、何度もやり直して好みの太さが作れるところ。
 注意深く曲げれば、けっこう曲げることもできる。黒いランナー使えば塗装しなくてすむし。
 金属線は模型用接着剤が使えないので面倒くさくて嫌いなの、それに黒い線ってないでしょ? 



 ハゲちょろは、このくらいでいいかなあ。だんだんどれくらいでやめたらいいかわからなくなってくる。(竹串と爪楊枝を使用。銀色をちょんちょんと塗装した部分もある)

 きらら「どう? 気持ちいい?」
 紫電改「うーん・・・・いいねぇ・・・あ、もうちょっと右」            (「紫電改のユキ」より)
 
 フラップの部分はコメントで教えていただいたように、もう少しまっすぐにしようと思います(接着していない)

 まぁよく考えたら、これを持って静岡ホビーショーでハセガワのブースに行って
 「入・れ・て♪」と頼んでみても楽しいかもしれない←妄想。

 さて、今日は雨のため塗装できなかったので、デカール全部貼りました(細かい注意書きだけですが)。
 脚を接着し、あとはクリヤ吹いてスミ入れして完成かなぁ~。



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 まずは最初に謝らないといけない。

 一昨日の晩、布団に入ってから考えた。
 どうして主翼上だけ派手に剥がれたのだろう。何か不自然じゃないか?

 ・・・思い出した!! 塗装するとき、この主翼上のマスキング部分を持って塗装してたんです!!
 ぎゅーっと持ってたから、アプリケーションシートが必要以上にぴたっとくっついてその結果、剥がれたんだね。ごめんなさいハセガワ。

 悪いのはアプリケーションシートのせいじゃない、私でした。

 さよならと書いた手紙
 テーブルの上においたよ
 あなたの眠る顔みて
 黙って外へ飛び出した

 悪いのは僕のほうさ
 きみじゃない (「さらば恋人」筒美京平)
 


 と、歌いながらタッチアップ始めた。熊野筆で。これから何度か塗り重ねるつもり。
 主翼がムラのある塗装だし、国籍マークもムラがあってもいいってことにする。こういうときは架空機は気が楽だね。なんとかなる・・・と思う(汗



 フラップ部分を接着することにしたんだけど、これくらいのところで止まってしまう(フラップ下げ状態)。
 これ以上無理して中に入れると壊れそうな予感。いや~ん。

 これでいいのだろうか!?

 ご存じの方がいたら教えてください。お願いします。



 風防のマスキングを剥がすと、まあまあの出来・・・いやヘロヘロかな。

 黄色いセロテープはすごくよくピッタリくっついていたせいか、漏れだしたのは皆無。
 少し細すぎた部分があったので筆でタッチアップした。

 ご覧のとおり、透明パーツはとても薄くてうれしい。だけど力を入れると割れそうなので、マスキングテープ剥がすときもドキドキだった。



 ハセガワ1/48 紫電改(「紫電改のマキ仕様」)は、キャノピーのマスキングと脚作りという、いつも後回しになっちゃう面倒な工程をなんとかこなしているところ。
 わかっちゃいるけど、どうしても後回しになるよね。

 今回は、ひげオヤジさんに頂いた黄色いセロテープでやってみた。マスキングテープみたいな繊維の縦横がないのでどちらに切るときもスムース。
 もちろん、ドキドキしながら直接透明パーツにナイフの刃を当てるんだよ。すごいでしょ!? 参ったか!? ははは。

 年々マスキングが下手になってる気がする。日本機にしては枠が少なくて楽なはずなんだけど。ほぼ突出型キャノピーですよね。
 白いのはタミヤのマスキングテープ。これはとても柔らかくてやりやすい。48の場合は、この白いやつを短冊状に切り出して少しずつマスキングしてもいいかもしれない。いっそそのほうがきれいにできるかも。

 前回の続き・・・

 紫電改「俺様に変な汁かけてんじゃねぇよ!!(怒」
 きらら「ごめんね・・・」
 紫電改「お前はなぁ、部屋を片付けてねぇからこういうことになるんだろうが」
 きらら「はい、その通りです(汗」
 紫電改「おまけに信濃作らずに艦載機だけ作りやがって」
 きらら「ふえ~ん、次から次に痛いとこ突いてくるなぁもう」
 紫電改「・・・ふうん・・・それじゃあ、気持ちいいとこ突いてやろうか? え? 服脱いで布団に入って待ってろ!!」

 (「紫電改のユキ」より)



 で、なんとかリカバリはできたんですが、一難去ってまた一難。
 ハゲ・・・もとい、剥がれた。

 ハセガワのアプリケーションシートが塗装を思いっきり持って行ったのだった。あぜん。
 しかも胴体と主翼裏はほとんど無傷なのに、いちばん目立つところが剥がれるんだよね。ほんとにもう。

 もちろん私も銀色の上に塗装するととても剥がれやすい、ということくらい知ってるよ。だけど、ここまで剥がれるとは。
 まーハセガワのせいってことにしよう←おい!!



 マスキング剥がすのが楽しみという人もいるけど、私はいつも恐ろしい。

 いい加減な性格のせいか、必ず失敗があちこちに噴出する。
 このへんも、かなりへろへろなので、タッチアップしなくちゃ。



 現在左側を剥がし中。

 コクピットの回りを重点的に、爪楊枝と竹串でカリカリやって剥がす。竹串のほうが若干鋭いので手間はかからないけど、銀色まで剥がしそうで恐い。
 爪楊枝は何度こすってもなかなか剥がれないので時間がかかる。

 実機見るとかなり剥がれているのもある。あ、これ実機じゃないんだけどね、やはり実機写真がカッチョいいので参考にする。
 なんたってボロボロのほうが格好いいかなと思う。日本機の美学なのだ。これをするために、マーキングをすべて塗装したんだもんね。

 さてマイ紫電改も、ずいぶんカッチョよくなってきたぞ!! もう少しで完成だ。
 

 


 ハセガワ1/450、信濃抜きの艦載機、なんちゃって飛行甲板付き、完成!!

 空母信濃、公試運転中。1944年11月11日頃。
 零戦52型が上空を通過している。

 このとき紫電改二の離着艦訓練も行われたという。



 蒲鉾板の甲板もなかなかいいでしょ?
 しかしこうやって見ていると、欲が出て、艦橋もほしくなってくるなあ。
 工作のできる方は、スクラッチしてみてください。資料ないからツッコミ入れる人もいないだろうし。

 この空母艦載機セットを持ってどこかの展示会に行き、信濃を展示しているステキな艦船モデラー(63歳)がいたら・・・

 きらら「あら、おぢさま~格好いい空母作ってられますね~」
 艦船モデラー「おお!! 貴女にはこの良さがわかりますか!!」
 きらら「はい、だってとっても大きくて強そうですもの。で、おぢさまにお願いがあるんですけどぉ~」
 艦船モデラー「いいよなんでも言ってごらん、きららちゃんのお願いなら何でも聞いてあげるよ」
 きらら「うれしいっ。私の作った艦載機をおぢさまの信濃の上に置いてほしいの~」
 艦船モデラー「いいよいいよ~どんどん載せて~ついでにきららちゃんもおぢさんの上に乗りなさい」
 きらら「いや~ん、おぢさまったらエッチ~」

 いや誰も載せてくれないでしょ(汗。隣に置くくらいならいいかな。



 流星改のアップ。下手な塗装だけどお許しください。
 上手く塗装すればずっと良く見えると思う。

 ためしに1/700の零戦21型を並べてみた。1/700はこんなにちっさいのよ。

 1/450はずいぶん作り甲斐があります。

 改めて箱絵を見ていて違和感が・・・・。
 あっ、アンテナ柱が描いてある!!←当たり前といえば当たり前なんだけど

 たぶん艦船モデラーはこれ作るんだろうなあ。
 1/450だとアンテナ柱と、後方機銃もあったほうがいい気がしてくる。

 ・・・・・ま、ともかく細かいことはおいといて(←いいのか!?)、完成は完成だ!!

 さっきテレビで「今日は鏡開き」とか言ってたような気がする。

 こりゃ大変!! 慌てて写真を撮った。
 ま、でも、一月一杯は「しめ飾り」飾ってて許されるよね?

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