つれづれプラモ製作記

マイペースで作っているプラモデルのブログです

カテゴリ:ヘリコプター > ハセガワ1/48 AH-64Dアパッチ

 小倉や博多で、たくさんの方々に指摘された取っ手が、これだぁ!!

 やり直したぞ!!

 まっすぐになったぞ!!

 でも瞬間接着剤がこぼれて汚くなったぞ!!・・・

 もう疲れたから・・・無視。

 こちらは陸自のアパッチ(実機)

 あれっ、なんかパネルそのものが違ってるぞ、と思ったかもしれませんが、キットは米軍仕様だから。これで正しいのです。
 実機見ると、取っ手はわずかに右上がりなのかなという感じ。
 で、結構シャープさがなくて、カドが丸くて太いでしょ?

 取っ手の種類にもよるけど、アパッチの取っ手は太いものも多く、結局作り直さなくていいんとちゃう?的なのが多い。
 (※私の制作記は決して真似しないでください)

 こんなときにぴったりなのはロリー・ギャラガーの「トップ・プライオリティ(最優先事項)」(CD)
 高校時代に聴いていた。ロリー・ギャラガーはこれしか知らない。だから、ほかのアルバムと比較してどうとかいうのはわからない。

 そのかわり、若い頃聴いていた曲というのは、今聴いても本当によく覚えてることに、改めてびっくり!!
 オッサン共が、子供の頃作ったキットのことをものすごくよく覚えていてびっくりするけど、私も同じなんだ。
 一度覚えたことは、脳のどこかに必ず残ってるらしい。本当なんだね・・・。

 これはなかなかハードロック的な要素もあっていいよ。
 ギター弾きまくりで実にいい。

 だけど、模型作りが上手くいかなかったときなんか、特に「Bad Penny」が泣けます。
 (ネットで調べたら、バッド・ペニーというのは「腐れ縁」みたいな意味らしい)。

 忘れようとしても忘れられない。
 どうしよう、やり直そうか、それとも・・・・布団の中で煩悶してるのは私だけじゃないはず。

 写真をよく見ると、スタブウイングにも放電索がついていた。
 あっちにつけてこっちにつけないってわけにはいかないよね。面倒がらずに穴をあけなくちゃ。
 今度もうまくいきますように。ああー緊張する。

 翼端は別パーツになってるので、その部分に穴を開けた。実機もこの部分に取り付けてあるかは不明だから真似しないようにしてください。
 穴開ける前に、翼の端っこをもっと綺麗に薄く整形したほうがいいね(ああ恥ずかしい)。

 「痛いかもしれないけど、ちょいと我慢をおしよ」
 「構わねえ、ひと思いにやってくんな姐さん・・・うぅぅ」
 「・・・何とか上手く行ったみたい、あぁ良かった」
 「さ、今度は姐さんの番だ」

 きららの額には玉のような汗が浮かんでいたが、構わずアパッチは黒光りのする武器をきららの柔肌に・・・(以下次号)

 こんなふうにクールなスタブウイングを演出。

 大した工作でもないけど、自分としては満足感大!!です。

 ほーら、アパッチらしくなってきたよ。

 キャノピーの合いも良好(私はコクピットの中の部品の取り付け方が悪く、少しすり合わせを必要としたけど)、あとはローターを組み立てて、透明パーツをつければお終いかなあ。
 最終的にどんな色にしようか、というのもまだ迷っている。もう少しグレーっぽいほうがいいかな、とか。

 昨晩は「寒月六間堀/鬼平犯科帳7」(文春文庫)読んでいて、平蔵が助太刀する話で、思わず涙。
 いいよね。「助太刀いたす」って男の花道じゃないですか!! めちゃくちゃ格好いい。

 自分とは何の関係もない人に損得抜きで助太刀するなんて、なかなかできないし、そういう巡り合わせは人生で滅多にないでしょう。
 そんなとき勇気を持って助太刀することができたら。
 理想だよね。

 福岡空港で実機見て以来、何となく「ぼーっ」として数日過ごしておりましたが・・・。

 今日は天気も悪いし、アパッチといちゃいちゃしました。
 買ったばかりのハセガワのプライヤーで真鍮線を曲げてみたよ。
 いちばん右側のだるいヤツはペンチで曲げたもの。それ以外はプライヤー使用。
 何? プライヤー使ってるわりに下手くそって?

 ほっといてください。
 これからだんだん上手になっていく予定。
 いきなり完成に持って行くんじゃなくて、こういう作業でじらす・・・みたいなのって、えも言われぬ気持ちよさがありますね。くすぐったいような、体の奥がじわっと熱くなってくるような・・・
 そっか、それでみんな細かいところにどんどん入り込んでいくんだな。少しだけわかったような気がした。

 取っ手を作ったり、何か所かアンテナも真鍮線で作る。

 取っ手は実機見てもわりと太いやつも多いし、曲がり方も丸いのもあったりして、実はそんなにプライヤーは必要ない。
 それより、一度接着した取っ手を外したりしてるうちに・・・なんか穴が大きくなってますね(汗
 この写真は笑えるのでアップしたんだよ。自分でも気が付いてるんだからね。

 なんか綺麗なキットをどんどん壊していってる気がする。悲しい。

 こんなことしながら、もう一度ネットで拾った写真などをつくづく見ていたら・・・・ぎゃー、スタブウイングにも放電索があるぅ!!
 また穴開けなくちゃ・・・やれやれ。

 垂直安定板についているアンテナ。

 わりと長くて格好いい。
 真鍮パイプに真鍮線を入れて作るだけですが、ちょうどいい太さのがもうなくなってきた。
 真鍮パイプそろそろ買わなくちゃいけません。

 少しゆるい・・・・・汗

 あ、ゆるいって禁句よ!!

 別に晒すような工作でもないけど、こんなふうに何か所か突起物を真鍮線にする。
 何? 少し曲がってる? ほっといてください。

 それでも、多少は立派になったような気がしてうれしい。強度もあるしね。
 だけどあちこち突起物だらけでチクチクするから、持つとき要注意。


 あんたやっぱり格好いいよ、アパッチ。二度ホレた。

 最初、適当に作ったオリーブドラブで塗装してみたけど、実機写真とかと全然違うんだよね。
 インストにはオリーブドラブに黒を混ぜろと書いてあるけど、単に黒っぽいというよりはグレーに見える。

 だから、上から薄めたニュートラルグレーのような色(自分で調合)を吹いた。
 
 ツヤがあるので今はまだ変な感じ。早く艶消しにしてしまいたい。
 でもやっぱり・・・格好いいっ!! なんでみんなAH-64Dを作らないんだろう。不思議でたまらない。

 窓枠の内側に白いラインがある。熊野筆で筆塗りした。
 綺麗なスジ・・・もといスジ彫りに沿って塗って、はみ出した部分は拭き取り。
 あと普通にマスキングして、この外側を普通に機内色、機体色と重ねていく。
 これくらいのサイズになると、機内色は、本当に裏側から塗装したほうがいいような気もする。

 前向きのキャノピーは平面だけど、横側はこんなふうに膨らんでる。
 いや~んアパッチてば、なんでこんなとこが膨らんでるの・・・

 それは、私が触ったからではなくて、視界をよくするためだと思う。

 さて、全日本ホビーショーが先週末開催されていましたが、
 「中日新聞の取材受けました。でも年齢が57歳になってる(涙)」と長谷川専務からお聞きしましたので、興味のある方は読んでね(本当は54歳)。
 模型王国の挑戦 全日本模型ホビーショー編(上) 「艦これ」出撃

 記者の小柳さんは好男子らしいです。お会いしてみたいなあ~。

 昨日はごめんなさい、書くと言っておきながら、左手の指が痛くて書けませんでした。また腱鞘炎が悪化したら困るので少し神経質になっています。

 さて、取っ手をつけ始めました。ヘリには取っ手がたくさんあって面白い。取っ手というか足がかりというか(たまにアンテナもある)。
 今回は設計者に敬意を表して全部キットのパーツをつけようと思っていたけど、モデラーっていうのは卑しいものだよね。

 このコクピット横の大きな取っ手だけは金属線で作り直そうかな、なんてよせばいいのに・・・

 真鍮線で作り直した(なんか真鍮線っぽくない色に写ってるけど)。
 どうせ作り直すならもう少し細くすればよかったかな←いつもの反省

 それはともかく、機体表面のボツボツ感が素敵でしょ。ところで、これは点字というものにもちょっと似てるよね。
 右の指より左の指のほうが点字をうまく識別できるって知ってた?
 今年の夏の講習で教わったんだけどね。やってみると、「おおっ!!」って思うよ。左手の指のほうがよくわかるの。ためしにキットのディテールを左の指で撫でまわしてみてください。きっと脳の問題なんだろうね。

 実機。
 げげっ。全然細いやん!!

 しかし、キットを肉眼で見た感じでは、ある程度太いほうが格好いい気もする。あんまり細いと存在感がなくなりそう。
 こんな写真見てると、やっぱり取っ手は全部金属線で作り直すほうが・・・とか余計なことを考えてしまうよね・・・もう見ないほうがいいかも。
 それよりさー、このキャノピー枠の白い部分、ヤダなあ。どうやって塗装すりゃいいもんだか。さあ、そろそろマスキングの時間だ。

 おおっと、黒い部分を吹いておかねば。スタブウイングと水平安定板とエンジンカバーの中ほどに黒い線・・・やだねえ「線」って。

 黒だから、最後に吹いてもいいかもしれないけど、私は先に吹いてマスキングしたほうがいいような気がして、いつものようにやってみてますが、表面には凸モールドびっしりなので、マスキングが完全にぴったりできないんだよね・・・絶対塗装が入り込みそうな予感がする。

 ようやく秋らしくなってきた!!
 これで本物の秋、まさかもう32度にはならないよね? 頼みますよ・・・
 秋の空にジェフ・ベック。なぜか聴きたくなる音楽も違ってくるんだよね。

 尾翼・・・いや、水平安定板に放電索のようなものがついていたのを発見したので、作ることにした。

 かなり薄いパーツなので、一歩間違うとパーツを壊してしまう可能性もある。
 やるか、やらないか・・・結構迷う。やらないと後悔しそうだし、もし失敗してもパーツ請求すればいいよね。ごめんなさい久保山さん、綺麗なパーツに傷つけちゃうかもしれないけど許して~とつぶやきながら、結局0.5ミリのピンバイスで、結構うまく開けられたよ。
 手芸用の0.3ミリくらいの針金を差し込んで終了。

 実は「九州AFVの会」まであと二週間なので作りかけのSd.Kfz.222も気になるんだけど、今はアパッチを作るのが面白くてたまらない。ほかのキットなんか作りたくない。
 「いまは貴方しか~愛せない~」とかいい気分で歌いながら(←こういうときが一番失敗しやすい)、取っ手もキットのものを使って取付け中。しかし取っ手も結構たくさんあって面倒くさい(大きさの違うのがいろいろある。しかも別々のランナーについていて、いちいち確認する手間もある)

 とにかく今はアパッチとラブラブなの~♪

 昔から思うんだけど、モノの値段ってどうやって決めているのだろう。不思議だね。

 これは、このキットのインスト・・・こうやって写真で見てもわかるけど、かなりの過密状態。
 経費削減なのかもしれないけど、順番もわかりにくいし・・・このキットはたったの3千円、あと300円くらい高くなってもインストがわかりやすくなったほうが私はいいです。
 ハセガワの都合もあるだろうから、私なんぞが言うことではないかもしれないけど、正直いって悔しい。いいキットなのに。もっとわかりやすいインストで、各部の解説なんかも書いてあって、ヘリの好きな人が増えてくれればって思う。
 趣味のアイテムは、1円でも安けりゃいいとか私は思わない。適正な値段があるような気がする。だって、あと100円安ければもう一個余分に買う、とかそんなもんじゃないでしょ。
 たぶん一生に一個しか買わない、作らない人がほとんどだよ。そういうものが300円くらい高かろうが安かろうが私は構わない。
 でも市場経済ってそういうものじゃないのかな。うーむわからん。

 今読み返している「坊ちゃん」は310円(夏目漱石著/新潮文庫) 最近買った。

 30数年前、渋谷陽一というロック評論家がラジオで「レコード業界と豆腐業界の規模は同じくらいらしい」と話していた。
 ようするに年間売上高のことだと思うけど、じゃ模型業界は何業界と同じくらいだろうか。レコードよりは下のような気がする。とすると、高野豆腐、いや胡麻豆腐業界くらい?
 ちなみに私、胡麻豆腐が大好物なんですが・・・どうでもいいけど。

 ガラにもなく、難しいことを考えたら頭が痛くなった(嘴頼さん撮影)。

 「正直に白状してしまうが、おれは勇気のある割合に智慧が足りない。こんな時にはどうしていいかさっぱりわからない」(「坊ちゃん」より)

 ようやく今日あたりから秋空に涼しい風が吹いてきた。
 ごちゃごちゃしたことを考えても、答えは見えてこない・・・

 せっかくの連休にここを読んでくれている人のために、明日もはりきって書いちゃうね。

 ハセガワ1/48 AH-64Dアパッチの素敵なディテール。

 最強のヘリのエンジンが力強く回転させるローターは見せ場。ハセガワの設計の人の熱いメッセージを感じる。
 赤く描いている部分は、別パーツになっていて接着するんだけど、1ミリあるかないかの細い径のパーツ。

 ゲート跡を整形してるとウッカリ折りそうで、ドキドキする。でも設計の人の熱いメッセージなので、ここは絶対に折っちゃいけない。
 と、思ったら・・・ああっ、いつの間にか一か所折れてた(汗 伸ばしランナーをくっつけて誤魔化す。

 どう? こんなローターで行っちゃわない女はいませんよ。

 ローターブレードにはこんな目印?入れる。

 デカールがあるけど、多分貼ると浮いてしまうから、塗装した。
 形がいい加減ですが、気にしない←気にしろよ
 真っ白ではなく、戦車内部色(自分で作った色)で塗装してます。

 こんなふうに、ランナーをごちゃごちゃにしてるから、細かいパーツが折れたりするんだよね・・・わかってるんだけど。O型だから仕方ない。あべさんに叱られて以来、透明パーツだけはビニール袋にちゃんと入れてるけどさぁ。

 裏側。

 オリーブドラブに塗装している部分は、全部繋がってるひとつのパーツなんだけど、なんか少し合いが悪い。
 変だなぁと思って見ると変なでっぱりがある。なんだこりゃ。
 よく考えたら、自分で瞬間接着剤をたらしてしまったんだった(汗

 胴体横の装甲の隙間に、瞬間接着剤大量流し込みでふさいだときに、こっちまで垂れてしまったみたい。


 昨日と同じく、Tさん撮影の陸自のアパッチ。

 裏側写真はありがたいです。ヘリの裏側ってなかなか見られないんだよね。
 ・・・と見ていたら・・・・ああっ、尾翼に放電索?がついてる!!

 これ作らなくちゃ。

 結局、脚についてる部品の角度を少しでも修正しようといったん外してるところ。

 ブレーキパイプ? を追加。黒いランナーを伸ばしたもの。

 「穴騒動」で結局、ネット上の米軍の実機画像を見たら、スタブウイングの両端についてるモノ・・・ピトー管かな?・・・は、根元が太くて先端が細い形状をしてることがわかったので、作り直した。

 突起物は大好きだもん、ここは譲れない。若干オーバースケール(長い)です。つい・・・。

 ジェット機も突起物は多いけど、ヘリはさらに機体がデコボコしてる上に色んなものがくっついてるので、面白いったらありゃしない。


 静岡のTさん撮影。
 陸自のアパッチは、スタブウイング端に空対空ミサイル(スティンガー)を装備できるようになっている。空戦するんだよ!! すげぇ~。

 Tさんからは「手を入れるのはホドホドに、まあ自分の好きなように楽しんでくださいね」と優しいお言葉、でもなぜか実機写真が添付(汗

 言ってることとやってることが矛盾してるような気がしますが・・・
 しかも、掲載の写真は縮小してるけど私の頂いた写真は解像度も高く、思わず拡大してみると・・・おおっ、いろんなものが写ってるぅ~(汗 あれもこれも・・・しかしキットがよく再現されてるなぁということもわかったりして。

 ローターが前傾姿勢になってますが、こうやって前に進むんだよね~。
 私ももう一度アパッチを見に行きたいなぁ(ため息)

 今月12日には目達原駐屯地祭がありますので、近くの方はぜひ見に行ってみてください。ぜひ自分の目で見てみてください。

 ロングボウレーダー。ローターの回転とは関係なく、ゆっくり回って情報収集します。

 なんで平べったいかというと、もちろん発見されにくくするため。機体を山などの遮蔽物の陰に隠して、この部分だけ出して索敵するのである。
 「アパッチってば、ずるーい!!」と、どこかの展示会で会ったモデラーに言われたけど・・・頼むからアパッチに嫉妬しないでください。

 またまたゴミみたいなものをくっつけてみた(伸ばしランナー)。なんかごちゃごちゃしてるのが見える写真があるんだもん。しないほうがいいって? またそんな身もフタもないことを言わないでください。


 実機(陸自)。

 しかしつくづく実機と比較すると、いかによくこのキットが再現されてるかがわかる!!
 と思ってハセガワに聞いてみたら、何と、久保山さんの設計なのだそうです。
 おおっ、私の目も節穴じゃないって、これで証明されたね。今夜はワインを飲もう←すぐそういう方向に行く奴

 久保山さんのお名前は、「静岡模型全史」にインタビューとともに掲載されていますし、今年の静岡ホビーショーでは話をさせてもらったので、あえて書かせてもらいます(リスペクトを込めて)。
 何となく、これまで私の作ってきたキットとは雰囲気が違うなあ、テイストというか、感触というか、タイヤの溝だけじゃなくて。大胆かつ細心な再現というか。ヘリ好きの心を知ってるというか。もしかしてAH-1Sもそうなのかな。すごく格好よかったもん。
 はっきり言ってこういうネタは、このまま作ればそれでいいんだよね・・・綺麗なモールドを損なうことなく、お刺身で頂くのがいいに決まってる。

 ああ、穴があるかどうかなんて、もうどうでもいい。偉そうなこと言ってすみませんでした。
 久保山さんも普通の男だから、穴はあるほうがいいと思ったに違いない←すごい失礼な発言

 といいますか、あの穴の隣のIRサプレッサー(排気口)のシャープな再現度とか、そういうところを見なくちゃいけない。
 そう。そして・・・いつか必ず、久保山さんにアパッチと同じくらい、いやもっとすごいヘリのキットを作ってもらいたいな。

 そのためには、もっともっと頑張って、ヘリの好きなモデラーを増やすのだ。そうすればハセガワがヘリのキットを商品化するだろうから、その日を夢見て・・・・

 垂直安定板。左側に折れたような形になっているのはトルクを打ち消すためだろうか。

 丸い輪のようなパーツが取り付けられているのがわかると思いますが、これには参ったよ!!
 G43とG46という小さな部品なんだけど、どう組み合わせて、どういう角度で取り付ければいいかがわからない。

 多分これでいいんだと思うけど・・・
 普通なら接着せずに捨てちゃう!?ところだけど、ここはテールローターの基部にあたり、大事な部分なので誤魔化すわけにいかない。
 ローターはヘリの命だもん!!

 片方のエンジンが止まっても飛べるし、エンジン一基のときだってエンジン停止しても軟着陸はできるヘリだけど、テールローターを破壊されると一気に操縦不可能になって墜落するんじゃなかったっけ。
 考えようによってはいちばん大事な部分じゃないかな?? だからサル頭を抱えてしまったわけ。
 髪をかきむしりながら、「インストのバカバカっ」とぶつふつ言いながら、ああでもないこうでもない・・・と格闘十数分。もうヤダッ。

 素敵なテールローター。四枚のブレードは55度/125度にオフセットされている。

 こうすることで騒音の低減と格納するときに機体の高さを抑えることもできるという利点があるんだって!!(「AH-64アパッチはなぜ最強と言われるのか」より)
 単に格好いいからやってるわけじゃないんだね(汗

 こういうとこはどうしても細かい部品になるので、折ったりしないように慎重に組み立てないといけない・・・と思ってると必ずどこか一か所折れる・・・とほほ。なるべく触らないようにして接着剤を乾かす。

 ところで、例の穴だけどね・・・結局塞いでしまった。ランナーをぎゅっと突っ込んで・・・ああ。
 米軍のアパッチのその部分がどうなってるかはよくわからず、私としては少しわからない部分もあるほうが好き。

 ハセガワは72のA型を作ったときのリサーチのまま、このキットを作ってしまったのかなと思う。

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