つれづれプラモ製作記

自称飛行機モデラー・きららのプラモ製作とプラモの活動記録

模型展示会

幻惑されて(2019静岡ホビーショー訪問記最終章)

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  先週末に静岡ツインメッセで開催された静岡ホビーショーモデラーズクラブ合同展の作品の中から。訪問記も今日で最後です。

 シルバーウイングの渡辺明さん レベル1/48 Ju-52/3m
 エンジンなどにレジンを使われてますが、もちろんパイピング等ご自分でされているでしょうし、なんかもう、ひたすら美しい。幻惑される。
 渡辺さんは英語も堪能で、外人部隊の通訳などもしてくださり、ひげオヤジさん達とは遠慮のないやりとりがポンポン出てくるのが楽しい。でも笑いながらも、ふと、「こんなこと言い合える仲ってことは、一朝一夕にはいかないよね、長い間付き合って築き上げた友情なんだろうな」と気が付きうらやましくて仕方なかった。作品ももちろん、こういう関係を築くことを人生の目標にしたい。

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 押し入れモデラーズクラブのマイケル・フレッチャーさん、タミヤ1/72 の、52型・・・かな、米国人の手の内に入った零戦、まさに鹵獲機ですよ。

 私が写真撮ってたら気さくに持ち上げて見せてくれました。なぜか胴体には日の丸が残ってて。「どうしてでしょうね、日の丸消すの面倒だったのかなあ」なんて二人で笑いました(フレッチャーさんは日本語も堪能)。
 今年は、コルセアをたくさん作っていて、いつもながら丁寧で美しい、飛行機モデラーの王道作品。

 性格のいいブスと性格の悪い美人とどちらがいい? という愚問が昔からありますが、たいていの人は「美人なら性格なんてどうでもいい」と答えるでしょう。飛行機模型を見るといつもそれを思い出す。きれいじゃないと始まらない。

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 1/700 「別府観光港 フェリー乗り場」渡辺貞郎さん

 あ~っ、別府観光港だあ~、なんか一瞬、九州が恋しくなった。自分の知っている風景がジオラマになっているのは楽しい。背景に青空か何か置いてあったらよかったのになあ、それだけが残念。

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 浜松BMCのこわもておやじさん、タミヤ1/48 P-47D-20 ジョー・ホッジス大尉機

 有名なノーズアートでしょうか? 48ですからそれなりの大きさがあるとはいえ、これを描くのは難しそう。ここまではなかなか描けません。やはり絵心だよなあ。男性が描いたのにカワイイです(男性が女性の顔描くとたいていオッサンみたいになる)
 全体写真でなくてすみません、ただ、細部がすべてを語るような気もする。もちろん機体もすべて筆塗りです。

拝見中

 今回ビックリしたのは、人混みの中から突然芦屋基地のトミーさんが現れたことで(去年こちらの展示会に来てくれた)、彼はこわもておやじさんの後輩にあたるのですが「(現役の頃は)怖かったです!!」とビビリながら教えてくれました。あーやっぱり顔が恐いだけじゃなくて職場でも怖かったんだなあ(汗。
 今は単にサンダーボルトにおねぇちゃんの絵を描いて喜んでるエロ爺と化してますが←おい!!

 (浜松BMCブースを拝見しているところ こわもておやじさん撮影)
 
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 富山サンダーバーズの砺波さん、イタレリ1/72 S70A ファイアーホーク
 たぶん、消防のヘリ。今回はご本人がいないときにブースに行ったので解説してもらってません。
 S-70というのは、UH-60ファミリーを総称する名前だと思います。こういう民間型もあるんですねえ。すぐれた機体なんだと思います。

 機体下側の箱みたいのが、水タンクだと思います。水タンク増設に伴い脚延長されてます。色々と手が入ってます。あれこれ追加工作できるのがヘリの楽しみなんですが、まさにそういう楽しみのカタマリのような作品をいつも作ってられます。

 なんJブースに来てくれて、「もっと静かなところで、ゆっくりヘリの話したいですね!!」と言われ、うれしかった。本当にその通り。こんな騒がしいところじゃなくて静かなところで、ヘリのことを色々と教わりたい。砺波さんは、特にレスキューヘリに詳しく、このジャンルでは私の知ってる中では知識・工作技術・製作機数等、断トツだと思います。

 で、そういう静かなところといえば、再来年に岐阜で開催される予定のUAMCでしょう!!
 次回は私も必ず行きたいと思ってます。UAMC2021 in 各務原 主催は岐阜コクピット 2021年の7月上旬に各務原市で行われる予定。UAMCは飛行機モデラーだけのお祭りで、参加費はいりますが、静岡とはまた違う意味で深く濃く楽しめる催しです。詳しい情報がわかればまた、告知したいと思います。

いただきもの

 今回、あるモデラーからこのキットをいただきました。
 「きららさんに持っていて欲しい」と言われて・・・うれしかったですね。

 ハセガワの、1966年発売のファントムです。ハセガワ72の始まりの製品だと思う。飛行機のハセガワの原点だろうか。
 たぶん当時の箱そのものだと思う。53年前の・・・どんなに高価なものよりも、私には価値のあるものです。パーツは少しランナーから外してあったけど、きちんとすべてそろっている。

 胴体を合わせると、なかなかいい感じにピッタリ。とっておくべきか、それとも作るべきか。作りたい気がする。ここをご覧の方々も作ったことのある人がいるでしょうね。累計120万個も売れたとハセガワの本に書いてあった。120万個!! いやはや。

 さて、長々と書いたけれど、どうしても時間がたつとともに記憶が薄れてしまう。もっと面白いことがいっぱいあったような気もする。もどかしい。しかし何をどう書いても結局は伝えきれない気もする。何度書いても満足いくまで書けない。だからまた来年行って・・・・えっ、来年も行くのか私? すべては模型の神様のお導き。それでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

いちばん好きな作品(2019静岡ホビーショー訪問記6)

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 今回、いちばん好きな作品。シルバーウイングの故・江連夏實さん、1/48 F-105

 ハッチを開けて作りこんでいる、その中身がものすごく美しい。リベットを打たれた銀色の肌がキラキラしすぎず本物の金属のように輝いています。キッチンテープ(という商品名で売られていたアルミテープ)を貼っているそうです。上からこすってヘアラインみたいに表現されてるような気がする。

 江連さんは今年、急逝されたと聞きました。シルバーウイングの方々に聞くと、「でもね、本人は気に入ってなかったみたいなんだよ」と教えてくれました。この作品のどこが不満なんですか!? ほかの方にもどこが気に入らなかったのかはわからないようでした。しかしそれがまた、逆に魅力を感じさせました。
 私、アルミテープ等を貼る手法については、実はイマイチだと思ってました、なんか金属ぽくピカピカすぎて。むしろ塗装でシブい銀のほうが好き。でも、この方のはアルミテープとかどうとかいう以前に、とにかく美しい。ほんと、感動しました。ああーまた涙出そう。

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 翔バナイカイのRobinさん エアフィックス1/48 ウエストランド リンクス HAM8

 かっちょいいでしょ?  キットを知らないのでどこまで作りこんでいるのかわかりませんが、たぶん手を入れてるんじゃないかな。ローターブレードも畳んでるし、魚雷周りとかエエわ~。ヘリってブレード畳んだのもカッチョいいんだよね。飛行機も翼をたたむ場合があるけど、ヘリの場合はそれとも少し違う感じで、メカっぽい感じが好き。

 ウォッシングが男っぽくていいね。このマーキングを作ってる人はほかにもいたけど、最近出たんだろうか。HAM8というのは、機首にFLIRか何かがついてるでしょ? 改修型なんだと思います。

 これは作らねばいかん!! いやーこれを知らぬまま生きてきたとは迂闊であった。

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 東京ソリッドモデルクラブの葛城さん 1/8 P-51D

 素材はFRPと書いてありました。フルスクラッチです(ソリッドですから)
 これは・・・欲しいです!! 実に格好いいカットモデル。カットされてるから逆にいいと思いませんか? いつもセンスのいい作品を作られる、さすが葛城さんだなあと思いました。

 ここを見てる人の半分くらいはこのマーキングを見ただけで「ナントカ飛行隊の誰それの乗機だな」とかわかるんでしょうね。飛行機モデラー恐るべし。

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 さて再びリンクス。テイルフッククラブに置いてあったけど、作者のお名前がわかりません。ごめんなさい。写真ばかり撮っていて作品カードを見てなかった。

 48だと思うけど、人形もうまく塗装されてます。この人形モデルカステンかどこかだよね? どっかで見たような気がする。
 塗装は、今風というか、きれいなグラデーションでお洒落というか。それでやっぱドアガンですよ。格好いいわーしびれます。あとドアの開き方がすごい。面白い。よっしゃあ、私もひとつこれらのリンクスに負けないようなヤツを作ってやろうじゃないの。などと闘志を燃やす。フフフ。

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 大阪レディーバードクラブの富永敏夫さん作品 コッパーステートモデル1/48 コードロンG.IV

 毎年静岡に行ってると、作品を拝見するのが楽しみな方が何人かできてきます。富永さんの作品もそう。自然と、そういう人の作品を中心に見て回ることになる。

 富永さんは、やさし~く作品の説明をして下さるんだけど、それ聞くこと自体が楽しいの。もちろん私がこういった作品を真似して作ろうとか大それたことを考えてるわけじゃありません。
 で、「初挑戦でターンバックルを真鍮線とリン青銅線で自作した」とか書いてある。いやー、こんなレベルの人でも初挑戦てあるんだなあと、改めて新鮮な気がした。そこいくと、私なんかは挑戦するものには事欠かない(汗 何もかもが初挑戦と言ってもいい。 
 張線は樹脂染料でブルーに染めてるんだそうで、これは実機がもちろんこういう色らしいですが、洒落てるね~。

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 岐阜コクピットの中村喜久男さん作品、フライ1\32 ウェセックスHC.5

 ウェセックスはこの主脚のあたりのこのタマみたいなやつ(ヘリテレか?)と配線が目立つよね~。もちろんパイロットも乗って、ジオラマ仕立てにされています。存在感ある仕上がり。
 実はローターブレードが回るギミックもあるんだけど、私はギミックそのものはそんなに興味がないんです(工作そのものはすごいと思うけど)、この方は毎年、何かジオラマ仕立てで作られてる気がする。愛を感じる。

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 小松Gクラブ 藤井武さん作品、「震電改領収飛行準備」昭和22年10月 横須賀基地  造形村1/48 

 人形をたくさん配置して、すごくリアルな情景になってます。エンジン?を三人で見ているのなんか、リアル~。整備風景の情景ってやはり思い切ってこれくらい人を配置するといいなあと思った。すごく動きが感じられるというか、息遣いが感じられるというか、今にも動き出しそう。

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 岐阜コクピットの片岡功一さん作品、XOH-1試作機 アオシマ1/72 

 存在感ありました。格好いい作品です、実はOH-1買ってないけど、作りたくなりました。この塗装いいなあ!! やっぱこれ戦闘攻撃ヘリじゃないですか!? ええ!? そのスタブウイングにはヘルファイヤが似合うぜ。

 バックに置いてある青い箱みたいなのは、試作機初号機納入式の出席者記念品だそうです。ということは、この方は川崎の関係者なのかな? 話をしてないのが残念。毎度のことだけど、なかなか声をかけられなくて・・・。

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 メルクールの会の吉田雅人さん作品、タミヤ1/48 F-14A トムキャット

 この土台は印刷か何かなんでしょうか、いい感じです、塗装して作られたならすごい。逆に機体はすごく綺麗な雰囲気で、新鮮に感じました。機体を汚してるなら土台は綺麗にするとか、こういうバランスって大事だよね。
 艦載機好きな人はもっとウェザリングしてあるほうが好きかもしれないけど、こういうきれいなトムキャットは私には好印象でした。なんか機体がスッと浮かび上がって見えるような感じでした。

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 Roland Modeling Club の佐藤涼さん作品、アオシマ1/48 Blue Thunder

 見ての通り、今回は好きなヘリ作品の写真をたくさん撮ったんだけど(たくさんとはいえ、ヘリコプター自体は少ない)、この作品はすごくよかった。いやー、アオシマのブルーサンダーを作ってる人はこれまでいろいろ見てきたけど、この方のがいちばんカッチョいい気がする。排気管の塗装とか上手いですよ。こういう人にどんどんヘリを作ってもらいたいなあ。

 ただ、残念ながら写真に撮るとわかりにくい・・・グラデーションとかをされてないせいだと思う。作風だから仕方ないことだけど、どうしても沈んでみえる。肉眼で見たら、もっといい作品でした。

 さて、実は今日で訪問記おしまいにしようと思ってたんだけど、なんか終わらなくなってきた(汗
 一度にあまり長く書くと読むのが大変だと思うので、続きは明日。

国際交流(2019静岡ホビーショー訪問記5)

プロムナード

 先週静岡で開催された、静岡ホビーショー第三十回モデラーズクラブ合同展で、私が感銘を受けた作品をご紹介していこう。

 今回は何人か、九州から来ているモデラーに会った。参加者もいたし見学の人もいた。
 その中の一人、銀閣さんからは出発前日になってメール入電。「あのー静岡は長そでのほうがいいでしょうか、それとも半そで・・・」知るか!! それでなくてもこっちはなんJ関係の準備に忙しいのに、くだらんメール送りやがってぇ~小学三年生かよ世話焼けるなぁもう・・・

 しかし、どうにか無事合同展で再会し、やれやれ、お腹もすいたしとりあえず何か食べようと、会場に出ていた屋台に直行。マグロ串カツなどを選ぶと「生ビール二杯ね・・・あ、ここは俺が出しますから」「アラ悪いわねえ、ホホホ」←ビールですぐに機嫌が直る

 再会を祝して、カンパーイ!! 

上海ブース


 で、そんな銀閣さんには海外のモデラーを紹介していただいた。

 上海の模型コンテスト「上海新年模型交流賽」の主催をされている毛羽飛(マオ・ユウフェイ)さん。コンテストだけあって、ものすごくレベルが高く素晴らしい作品が並んでいた。

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 朱肖崢(ジュー・シャオジェン)さん、トランペッター1/350  033型潜水艦

 これはなんと、北朝鮮の潜水艦!! 海の表現がとてもきれいで好き。

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 ジュウ・ユェセン(周悦森)さん ハセガワ1/72 川西九七式飛行艇

 中国の人がハセガワの九七式飛行艇作ってるなんて、うれしいじゃありませんか。もう私、感動してしまって涙が出てきて困った。
 そしてこの作品、全面筋彫り、丁寧で美しい仕上がり、ものすごくよかったです。作品カードにもハセガワを絶賛するコメント満載で、ますますうれしかった。

生きている兵隊

 実はなんでそんなに涙が出たかというと、今回たまたま、行きの新幹線の中でこの本を読んでいたのだ。「生きている兵隊(伏字復元版)」(石川達三著/中公文庫)

 南京攻略戦前後の話。衝撃的な場面を淡々と描いている。真実は当時その場にいた人しかわからないし、この本だけが真実だとも思わない。しかし・・・・。

 銀閣さんが「中国人も日本の飛行機作るのか」と聞くと、「政治と模型は関係ない」と即座に明確な答え。戦艦大和なんかの作品もあった。模型には、何の垣根も国境もありはしない。

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 こちらは、シルバーウイングのブースの中の、外人部隊作品(確か全部で六人の方々の作品)。

 もうね、素晴らしい作品ばかりで、このブースだけ紹介しただけで話が終わりそうだから困るよ。だから、静岡では、全部を均等に見ようなんていうことは、キッパリやめた。好きなブース、好きな作品だけを見て、あとは駿河湾に捨てて来た。

 今回、ひげオヤジさんにイギリスやドイツの方々をご紹介してもらって、金曜の夜は楽しいひとときを過ごした。私は残念ながらほとんど英語はわからなかったけど、72か48か? と聞かれて、ちゃんと72と答えましたよ(笑 これだけは国際共通言語だね!! 
 買ったばかりのキットの箱をうれしそうに抱えてるのも国際的共通現象(笑

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 マーカス・ウェルナーさん作品、1/48 ネオメガ(フルレジン) カモフKa-26

 もう好き好き、大好き~な作品。作風。外国の人はハッチを開けるのが好きとは聞いていたけど、ほんとですね、私の大好きな作り方です。色のセンスも好き。

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 おなじ方の作品、フライ1/48 BAC167 ストライクマスターMK.83

 ボツワナ国防軍のマーキング・・・ってとこが飛行機モデラーってほんとこういう変わったのが好きだよねえ!! と思わずニヤリ。
 そして、右側のハッチが少しだけ動いた感じになってるでしょ? コレがもうセクシーだよね、その下の部分も、(ほかの方も話してたけど)日本人なら全部インテーク部分開けてしまうそうだけど、全部開けてないの、これもツボ入りまくり。何もかも好きです!! 
 インテーク部分になんかチューブのようなものがあるけど、あれはほかの人もわからないと言っていた。ご本人に聞けなかったのが残念。

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  トーマスさん作品。ハセガワ1/48 F-104J

 不思議な銀色でしたよ。アルクラッドの上からなんかドライブラシしてるらしい。実にシブい銀だった。私が写真撮っていたら、持ち上げて裏側も見せてくれた。寡黙なドイツ人なんだけど、すごく優しい。ベリーグッド、ベリーナイス、としか言えなかった自分の語学力が悲しかった。

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 同じ方の作品。ハセガワ1/48 T-4
 色も好きだし、好きな作風です。ただし、レジンなどのアフターパーツをたくさん使われてます。そこはちょっと私とは違うかな←おい!! 比較するの失礼やろ!! 

 ちなみに外人部隊の方々は、自衛隊機が好きなんだそうです!! おおーうれしいなあ。また感激して涙出そうになる。最近年のせいか涙もろい。

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 ひげオヤジさんの、サンダース・ロー プリンセス 1/72 ワンマンモデル 

 3Dプリンターで作ったキット。整形するのが大変そうでした。72でも巨大だし。
 ご本人もこんな大きいのは初挑戦らしいです。いくつになっても初挑戦っていうのがすごい。尊敬しちゃうね。私もまだまだこれから初体験をたくさんしたい。

 銀閣さん、ひげオヤジさん、今回は本当に素晴らしい出会いをありがとうございました。

なんJブース始末記後編(2019静岡ホビーショー訪問記4)

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 SINONEさん リアジェット U-36A 海上自衛隊

 これはいいよね、海上自衛隊だもん。増槽は自分で作られてます。最近は何でも制空迷彩みたいなグレーになってきてるけど、白い頃の海上自衛隊がよかったなあと思う。なんJはこういう古いキットをさらりと作ってくる人が多い。
 SINONEさんには実質的にカメラマン役を引き受けてもらった。ちょっと見、ムツカシイおじさんみたいに見えるけど、話してみるとかなり変に面白い人です。こういうのもリアルで会わないとなかなかわからんところですね。人も飛行機も実物を見ろ、という諺が・・・ないか?

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 プラモ野郎さん、スピットファイヤMk.IXc

 スピットファイヤは本当にいろんな型があって全く覚えられません。普通の飛行機モデラーはみんな覚えてるんかいな。これは翼端が切ったようになってるから特徴的だけど。
 イギリス機を好きになったらそろそろ中年とも言いますが(言わねぇよ)、プラモ野郎さんはなんと東京からバイクでやってきた!! しかもヤマハの古いバイクでシブいんだよこれが。去年は土砂降りの中帰って行ったので心配したけど、今年は天気がよくて良かった。

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 ぴーすけろけっとさん たまごひこーき F-14

 この大きさに迷彩の柄をうまく落とし込むのは難しいと思います。初参加でしたが、たまごひこーき部門を盛り上げてくれました。過去作のF-18は凄まじい作り込み。
 メールだけではなく、こうしてお会いして話すと、一気に距離が縮まるのがいいです。

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 ぴょこたさん エスコン三種。

 エースコンバットもの一筋のぴょこたさん、これはカラフルで子供たちが必ず足を止めて見入ってました。やはり静岡はカラフルな作品がウケますね。見てるほうも楽しい。

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 塾長さん、1/48 F-8Eクルーセイダー シン・カザマ機

 中折れでしたが、ちゃんと作って間に合わせてくれました。私の大好きな久保山さんのやり過ぎの・・・もとい渾身の設計です。キットそのものもいいけど、さらにハッチをあちこち開けて、塾長ワールド全開です。レジンパーツも多用されてるけどハッチ開けた部分などは自作のようです。

 エリア88の中で、クルーセイダーが翼を折りたたんだまま飛ぶ話があり、そのせいで砂が大量に入り込んでしまったからオーバーホールしないとな・・・とマッコイ爺さんから部品を売りつけられるという、後日譚?の場面。

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 ブースの様子、中央に受賞者の作品を配置。

レイアウト中

 ああだこうだとレイアウトしていく。写真でみると、へるさんのアイマス機が端っこすぎて怖いですな~いちばん多い時間帯にはお客さんがひっきりなしに通るので、端っこに置くと引っかかったりする可能性も出てくる。この後、少し場所を移動した。
 初日朝は次から次に参加者が到着し、作品を置いていくのですごく忙しい。今回はぴょこたさんにレイアウト部長をお願いしたので、非常にスムースにできたと思う。(SINONEさん撮影)

談笑中

 今回のなんJブース参加者は私も入れて23名、たぶん静岡のブースの中で最も参加者が多いブースのひとつではないかと思う(半分くらいの人は掛け持ち)。基本的になんちゃってJMC参加作品で、更にもう一つ(ハセガワ製品があれば)展示してもらった。それでもブースはいっぱいになった。
 留守番は一時間おきに交代ということで、かなりせわしない感じだったけれど、みなさんきちんと時間を守ってくれて助かった。留守番のときに座って話もできるので貴重な時間なのである(当然23人もいると留守番のときしか座れない)。

 今年は参加できなかった(IPMS参加等で忙しくて)ひげオヤジさん。江戸っ子らしくお洒落なおじさん、という風情のひげオヤジさんは、いつもなんJを応援してくれる。楽しかったなぁ~(SINONEさん撮影)

集合写真

 夕方に集合写真を撮る時間を決めてたんだけど、ちょうどその時、長谷川社長がブース上空を通りかかった(社長は二日間会場をくまなく回ってひとつひとつのブースを丁寧に見てくれる)。おおっ、これは飛んで火に入る夏の虫、素早く集合写真を撮らせてもらった。ラッキー!!

 こういうのを静岡の奇跡と言う。模型の神様は、ちゃんと私たちを見ていてくれる(けんいちさん撮影)

入口
 
 明日は合同展の中で私が感銘を受けた人と作品をご紹介します。

なんJブース始末記中編(2019静岡ホビーショー訪問記3)

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 今年のマスターズ大賞、しばやんさん作品、1/32 Ju87G

 ご覧の通り、土台の中心部分には人形を持ってくるように配置しています。これで視線がそこに集中するわけですよね、大きな主翼とコクピットをいちばん見せたいのだと思いますが、そこに視線を誘導する。ジオラマって、そういうものなんですよね。やっぱスツーカ格好いいねえ。

 しばやんさんは、雑食モデラーというかもともとガンプラやってたということで「飛行機が好きというよりプラモデルが好き」と公言してはばからない人ですが、現在はすっかり飛行機モデラーになっちゃってる様子。SAコンでも頑張ってるのでご存知の方も多いかも。

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 ガミラスさん作品、1/35 ナッツロッカー

 ガミラスさんはいつもネタものというか、ゆるキャラきららのヘッドを使った作品を作ってくれてます。よくこういうの思いつくなあ・・・。ゆるキャラのデザインはさるおうさんです。

 実物は赤い色がとても鮮やかで綺麗でした。

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 Ring.AKさんはなんJ作品ではないけど、スピットファイヤMk.Vc (ガルテックス)

 私のヘボ写真ではわかりませんが、凸リベットを表現されてます。それも、凹に彫ると表面が「めくれた」ようになるでしょ? 凹んだところにはパテを流し込んで元通りにする、という工程で表現しているんですって。

 Ring.AKさんはものすごく手が早いんですが、まさかこんなことやってるとは思いませんでした(汗

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 0戦はやとさんはなんJ参加作品ではないけど、1/35 ヤンマートラクター
 もうひとつ参加作品ではない作品(1/24 アメリカンクーペ&ブロンドガール)も持ち込んでいまして、その手の速さ、確実さには驚くばかりです。

 さすがの塗装技術、カーモデルみたいな赤がとてもシックです。ガルパンの人形を配置してますが「これが案外似合うんだよねえ」と目を細めてました。腕まくりしたオジサンのほうが私はいいけどなあ。何はともあれ人形があるとトラクターの巨大さがわかりますね。

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 ma-さん作品。これは参加作品、きらら賞の1/72 B-25Jミッチェル。

 すごくきれいな仕上がりで私の大好きな作品です。コトブキヤの安価な土台にネオジム磁石で飛行状態を再現。私は飛行状態かどうかはともかく、空中に浮かせる展示方法が好きです。飛行機らしさが感じられるから。

 ma-さんはまだ若い方で・・・って年齢はどうでもいいかもしれませんが、やっぱり若い人が飛行機作ってるとうれしい。

 コンテストのせいもあって、年齢も幅広いのがなんJのいいところだと思ってます。

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 気動車さん、1/72 Fw190F-8

 筆塗りです。今回はビネット仕立てで、エンジンハッチオープンなど頑張ってます。
 この作品も含めて、土台のついた人の作品はどれも主翼がはみ出した状態になっていて、飛行機模型はそれでいいと思います。というか、そうしないと土台をものすごく大きくしなくちゃいけなくなってバランスが崩れるんですよね。
 土台なんか関係ないという考え方もありますが、やはり作品とマッチした土台があると「作品」としてはのクオリティも上がる気がします。世界観というか、ひとつの空間が出現するんですよね。

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 イムハタさん、1/32 飛燕丙型

 よくみると、べこつき、リベットなどを再現してます。くーっ、すごすぎる。
 写真コンテストだったので、もう少しオーバーな汚しなどをしていたら目立って良かったかも。人形の塗装も上手いので、機体の横に立ってるとか、何か物語を作ったりすると、アピールできたかもしれません。飛行機自体はすごくきれいに作ってて、見事です。

 イムハタさんも若い方で、今回はじめてお会いしたんですが、改めてビックリ。死にかけた飛行機モデラー界にさわやかな風を送り込んでほしいです。

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 同じくイムハタさんの1/32零戦52型(リニューアル版)、翼賛会に置いてあったんだけど、谷水飛曹長があんまり男前だったので、つい・・・・

 こんなこと言うのもなんですが、飛行機乗ってないで、こっちきて一緒に飲んでほしいです。というくらい男前。


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 なんちゃってJMC最年少作品、そらと君(イムハタさんの息子)、1/72 F-15

 毎年参加していて、どんどん腕が上がっていくのが楽しみ。もう堂々の塗装ですよ。なんとなく正義の味方ふう塗装なのが、イイですね。今回はまだ来ていないけど、いつかきっと家族で静岡に参加計画したいとイムハタさんも言ってました。ホビーショーはものすごい混雑なので、子供連れは大変だと思いますが、ぜひ実現させてください。

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 こばちょろさん、1/72 T-4

 これね、一昨年のそらはちゃん(イムハタさん長女)のたまごひこーき作品の塗装を実機に施した・・・というカラーリングなんです。こばちょろさんがイムハタさんに贈呈したとのことで、今回はこばちょろさんは来てないんだけど、作品だけ参加です。
 ハートマークがやっぱり女の子ですねえ。



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 二日目、終了時刻も近くなってようやくハセガワの風早さんが見に来てくれました。もしかしてほかの社員も来てくれたかもしれないけど、私がお会いしたのは、ほかには社長と我らがサービス係の方のみ。

 そばにいた、なんJのメンバーに「えーっと、この方は風早さんっていって、脱穀機の設計をした人です」と紹介するとすかさず「いや脱穀機じゃない、コンバインです!!」

 す、すみません・・・・汗・・・しかしなんで「脱穀機」なんて言葉が出てきたんだろ私。きっと静岡の魔力だな(違うだろ。
 失礼にもかかわらず、質問にも答えてくれたり、話ができて楽しかったです。
 32の飛燕やスツーカも風早さんの設計でしたしね。やはりね、メーカーの人には作って見てもらうのがいちばん!! そして話をじかに聞くのがいちばん!! ネットの噂話なんか信じちゃいかんよ~。

 明日に続く。

なんJブース始末記前編(2019静岡ホビーショー訪問記2)

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 さて今年の合同展は「なんちゃってJMC」ブースの話から行きます。写真小さくてギッシリ詰め込みですみません。なんせ枚数が多いので。

 今回で第六回となりました「なんちゃってJMC」の大賞・社長賞をとった、へるさんの作品ですが、大賞作品ではなく静岡用作品であります。今回は、参加作品以外にほとんどの方がもう一作持ってきてるんですが、旧作なんかじゃなくて、静岡用に作ったというのがまたすごい。

 へるさんの作品は自作デカールによるアイマス作品で、まずこのデカールがすごすぎる。
 1/48レベル タイフーン 菊池真 エースコンバットインフィニティ仕様

 デカールはすべて自作です。飛行機そのものも、きっちり作っていて見ごたえあります。
 へるさんは去年からの参加ですが、前日搬入なども手伝っていただきました。

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 そしてこちらが、今回の大賞作品、へるさんの 1/48 F-15J 303飛行隊60周年記念塗装機

 写真がショボくてすみません。とにかく美しい作品、もっと静かな会場でワイン飲みながら眺めていたいような感じです。キャノピー開けてるのも私の好きな作風。完成直前で落下させて、再度作り直したっていう・・・ありえへん作品。色んな意味ですごすぎる。

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 写真撮った順にどんどんいきます。こちらは国分賞と金賞になったさるおうさんの、受賞作ではなく静岡用作品、1/700きりしまです。
 ハイパーディテールキットといって、エッチングが付属しているキットで、精密感すごい。

 海はもしかして和紙かな。お手軽海面ですね。
 さるおうさんには副代表として色々とお世話になりました。業者日にも「ニセガワ製作所」として参加していただきお疲れ様でした。

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 N田ばろんさん作品。これも静岡用作品で、1/72 F-35Bライトニング「こんな格言はご存知?増槽は翼の上でこそ輝く」

 いやこれは一部でメチャ受けてました。その受けてる様子を見てるだけで楽しかった。本人に言わせると「ライトニング度が足りねえ」ということで、こういうカタチになったそうです。
 ライトニング好きな人には納得の作品か!? ハセガワフォトコンにも参戦した作品です。

 ばろんさんも前日搬入からお疲れ様でした。いつもSNSでは面白いツッコミで楽しませてもらってます。

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 同じくばろんさんの今回ギリギリで受賞を逃した作品。1/32 Bf109E

 そうですよ、あの古いキットですよ。脚庫を作ったり、いろいろと手を入れていますが、今風?の塗装でまるで最新のキットみたい。
 土台もセンスよくて素敵。銘板は、ほら昔のキットについてるあのパーツにパテ盛って、鋳造っぽく仕上げてます。これ真似しようっと。ネット上の写真で見るよりずっと格好いい作品でした。やはり土台あるといいなあ。人形もね。

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 けんいちさん作品。1/32 旧版零戦52型。

 旧版に対するリスペクトあふれる作品で、しみじみと心を打ちます。
 けんいちさんは仙台翼賛会の会員で、ブースも向かい合わせでよかったです。ほかにもイムハタさん、なんJではないけど九州人・蛇の目オヤジさんもいて楽しかったです。東北の方のしゃべり方、エエですねえ。なごみます。やはりみんな、お国言葉しゃべったほうがいいですよ。自然体でいこうぜ。

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 ミズミズさん作品、DHC-8みそか号たまごバージョン(オスプレイ改造)
 中折れだったけどちゃんと完成させてもってきました。

 ミズミズさんの改造はいつもすごい。もう原型が全くわからないです。ミズミズさんもそうだけど、今回、「ペーパーは120番から」という人が何人もいて、いやほんと、模型の世界って怖い。

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 はつたかさん作品も、静岡用。1/72 グラマンX-29J

 毎年何かとんでもない自衛隊機を作ってくるはつたかさん。って私も変な自衛隊機もってきてましたが・・・こちらは、いかにもありそうな、というか、きれいな塗装で違和感なし・・・いやこんな自衛隊機あるわけねぇよ!!(汗
 下に敷いたカッターマットの色がマッチしてます。

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 massanさんの「つきうさぎ」 メカトロウィーゴ しーするーめろん&しーするーれもん

 この塗装も実際に見るほうがずっと綺麗でした。部分的でごめんなさいね。このステンドグラスみたいな塗装を見ていただきたかったから。なかなか写真に撮るのは難しい作品でもあります。モチつきしてるところになんです。写真コンテストなので、みなさんこの場でようやく他人の作品を実際に見ることができたわけです。その感動もありますね毎回。

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 フェニックスさん作品、1/48 F-4Nファントム マスターズ銀賞受賞作。

 これまた写真下手ですみません。とにかく、きっちり作ってるので何かすごく作りやすい最新キットが出たのかな!? と錯覚してしまうような作品。もちろんマーキングはサンダウナーズ。というのもフェニックスさんは横浜サンダウナーズ会員だから。

 作品のクオリティも高いけど、製作数もハンパなく、今年もすでに10機作ったとか・・・しかも西日本の模型展示会をすっかり気に入ってられて、年に何度も九州にもやって来るのです。私なんか地元のモデラーよりフェニックスさんのほうがたくさん会う機会があるって一体どうなってるんかい!?

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 トリトリさん作品。中折れでしたが完成させて持ってきました、F-105 グエン・バン・チョム 1/72

 「これ、いいキットですよねえ」という人多数。「ヒコーキのハセガワ」時代、あるいは時代がヒコーキだったころの、古き良き時代キットでしょうか。

 憎まれ口ばかり叩いて、いいことちっともなかったグエンさん 、それでもこういうキャラが好きなんですよね私は。それにしても今回、なんJ参加の皆様が「エリア88」の傭兵どもに見えてきたというのは、ちょっと秘密。

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 TSAMさん作品、ホンダシビック 1/24 

 これは人形が必須ですよね!! ね? ね? と念を押したので作ってきてくれました。
 しかしクルマにはやはり女性が似合う。なんでだろうねー。

 いつも「ゆるきらら付き」マスキングテープの差し入れ、ありがとうございます。今年もたくさんの人に配って喜んでもらいました。

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 なんJブース。22名参加(私をのぞく)は、恐らく静岡の1ブースの参加者としては多いほうだと思う。留守番は一時間交代で四名ずつ入るようにしています。掛け持ちの人はいいけど、なんJだけの人は座れる時間が少なくてきつかったかも。懇親会も、掛け持ちの人をのぞいて半分くらい参加、楽しかったです。ネットのコンテストというだけのつながり、それでも作品を通じてこれだけの交流ができるんだから(初対面でも初めての気がしない)、模型って素晴らしいです。

 明日の後編に続く。 

ツッコミだらけの業者日(2019静岡ホビーショー訪問記1)

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 今年(2019)も静岡ホビーショーに行きました。業者日にお邪魔するのも8回目、行くたびにハセガワの飛行機の新製品は少なくなり、そして、今年は、ついに・・・去年あたりでカーブを曲がってしまったって感じでしょうか。完全に変化したハセガワに、腹を立てる人もいるかもしれないけど、飛行機天王山を死守して滅びていくよりは、あらゆる手を使って賢く勝ち残ってほしい。

 今回は、1/35コンバインを設計した風早さんに詳しくお話を伺った。付属の人形は実際に農家の人がモデルになってるそうで、なかなか味のある顔。腕まくりしてるところがイイ!! 萌えますね。男はね、肘から先がイイんですよ。うっふん。

 隣にはスターレット・ターボが展示してあり、こちらは以前から私のリスペクトしている久保山さんの設計。久保山さんはアパッチや48紫電改など、実に格好いい細部まで捉えた設計で私は大好き。

 次から次にお客さんが「私も昔このクルマに乗ってましてね・・・懐かしいなぁ!!」と言ってました。

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 スターレットの裏側。

 風早さんが「これ、やりすぎですよ、やりすぎ!!」
 とツッコミ入れてましたが、確かにクルマの裏側なんか見えないのにやりすぎか? でもこういうの好きだけどなあ私は。

 72の計器盤なんかも彫刻してるの好きですと言うと
 「基本的には楽にデカールを貼ってもらおうという考え方なんですよ」とのこと。
 恐らく、デカール貼りたい人のほうが多いんだろうなあ。

 ハセガワは、誰が設計したかは聞けば教えてくれる。基本的に一人で設計されてるけど、時には二人でということもあるとのこと。

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 こちらはファインモールド。80周年かあ・・・もう零戦もそんな歳なんだなあ。

 鈴木社長は、「今年は飛行機作ってるのウチだけだよ」と得意顔でしたが・・・

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 タミヤも作ってるんじゃなあかなあ。1/72Bf109G-6

 72ファンとしてはどこのメーカーだろうとうれしい。
 鈴木社長によると「デカールはどこのメーカーも同じメーカーで作ってるから、品質同じだよ~モデラーはハセガワのがどうだタミヤがどうだって言ってるけどさー」とのことでした。
 でもタミヤのは硬いような気が・・・と言うと即座に「それは古くなったからだよ」(汗

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 プラッツも飛行機作ってるんじゃないかなあ。1/72T-1A ま、確かにT-1Bが先に発売されてたけれども。

 ほかに飛行機の新製品があんまりないので、これがすごく輝いて見える。掃き溜めに鶴、ってヤツ? なんだか作りたくなっちゃうよね。 

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 ファインモールドのピトー管。色んなカタチがあるのですね、面白いなあ。
 実は最近気が付いたんだけど、ピトー管て削って作っる人がけっこういるんですよね。私はいつも真鍮パイプと真鍮線を組み合わせて作ってた(アホの一つ覚え)。三段式とか知らんやった。

マシンガントーク

 鈴木社長「そんな自分で削るなんて真円にするのは難しいでしょーウチは精密な旋盤でやってるから(黙ってこれ買えよコラ)」とのことでした。ちなみにピトー管のメーカーってあるそうですね。「それぞれ別々のメーカーがやるんだよ、三菱が全部零戦作るわけじゃないよ、だから飛行機作るとすべての技術が革新・蓄積されていくわけなんだよ」

 この話、たまたま合同展の「なんちゃってJMCブース」に土居雅博さんが来て私と話してたら、偶然通りがかった鈴木社長が電光石火のごとく話に割り込んできて、いつのまにかマシンガントークを浴びせると風のように去って行ったという恐ろしい話でした(SINONEさん撮影、5/12)。

 ところでハセガワ・タコムの戦車指揮官の人形があるでしょ? あれの「靴ヒモの結び方が違う」とかいうツッコミが鈴木社長から入ったそうで・・・恐るべし!!

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 ハセガワブースにあったストライクウィッチーズの製品(1/72)。

 静岡HSの前になるとハセガワの社員がこういった見本を手分けして製作するそうです。なんだか手作り的でいいねぇ(見本ってそんな楽なもんじゃないそうですが)

 この方は、筆塗りなんですよ。胴体のマーキングはデカールみたいですが、機首の模様は描かれてます。新製品よりつい作品に目がいっちゃう。

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 待ち合わせていた「なんちゃってJMC」モデラーと二階の休憩所でコーヒーを飲みながら。

 全体的に新製品がやや少ないので寂しいけど、訪れる人の数は例年どおりの感じ。
 毎年やたらと歩き回って疲れていたので、今年は好きなところ・興味のあるところだけに絞って歩いた。これは業者日、合同展、どちらにも言えることで、だから今年はレポートというよりは、訪問記という感じになると思う。

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 さて、ハセガワでは、見本を製作されていた戸部さんが定年退職されて、姿がなかったのが私としては、少し寂しかった。仕方のないことだけれど。

 しかし、うれしいこともあった。戸部さんの後継者に紹介していただいたんです。藤田さんといいます。これからまたずっとお世話になると思う。光栄でした。

 去年戸部さんからは後継ぎのことはチラっと聞いていたけれど、戸部さんがパーフェクトな職人的な方で、「漢(おとこ)」だったから(もちろん優しくて愉快な人だけど)、後継ぎはさぞかし大変だろうなと思ってましたが・・・やはり大変だそうです(汗

 そんなわけでハセガワの新しい時代が始まっているのをひしひしと感じた。

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 明日は合同展へ。今年はどんな人に出会ったのでしょうか。わくわく・どきどきしてお待ちください。 

2019 中四国AFVの会報告その2

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 2019年4月14日に福山にて開催された第19回中四国AFVの会での作品を紹介しています。

 森下さん作品、アオシマ、モンモデル、トランペッターなどのアイテムを使用。「Desert Warrior July 2012 in syrea」

 カッチョいい。色彩、ウェザリング、題材、土台、構図、すべてにおいてカッチョいい。今回いちばん好きな作品。

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 情景作品は基本的に前後左右どちらからでもみることができるように作られている。特に上手な人の作ったものは本当に360度楽しめる。

 これもそんな作品。男共の声が聞こえてきそう。

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 車輛、人形の鮮やかさ、ウェザリングの妙ももちろんのこと、地面に散らばったゴミがまたリアル。ゴミをリアルに作るって、よく考えたらめちゃくちゃ難しい気がする。もちろん草木や土などの自然のモノも難しいけど。
 こういう細かい演出で密度感が増すんだなあ。いくら見ても飽きないです。

 人間も一人一人個性的で面白いの。

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 こちらは、中国からのお客さん。徐超(じょちょう)さん、モンモデル1/35 FT17
 「模型世界」というあちらの模型雑誌の作例ライターさんみたいです。

 こういう塗装って、今やAFV業界では普通なのかどうか知らないけど、じつに鮮やかで印象的だよね。どうすればこんなに鮮やかな色を使ってそれでいて重厚にいかにも鉄って感じに作れるんだろう。ううむ。真似してみたい。

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 こちらは、雑誌の作例かコンテスト受賞作だと思います、参考作品です。

 こうやって、目線を作品の中に合わせると、おおっ・・・・!!
 映画の中でカメラが上空から地上にズームしていくときの感じ。画面奥に視線がずーっと入っていきます(いちばん奥の後ろ姿は隣の作品です・汗) 
 手前の兵士が探っているのは死体で、「おい、何かのトラップかもしれん、そのへんも探してみろ」みたいな場面でしょうか。戦場の真っただ中に叩き込まれる感覚があります。

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 國本さん作品、トランペッター1/35 BMP-3

 いったいどうやったらこういうふうに汚せるんでしょうね。砂埃だらけ。
 砲塔の周りのはアーマーだと思うけど、なんか近未来っぽくて格好いい。

 拙作の隣に置いてあったのに、ご本人とは話できなくて残念。

会場風景2

 会場風景。
 いつもはみんなで昼ご飯に繰り出すんだけど、今回は弁当を別室で取らせてもらった。おかげで時間が有効に使えた。こういうのはありがたい。
 土居さんと一緒に弁当食べてる横では金子辰也さんが横になって仮眠・・・というような、楽屋裏感が楽しかった。

トークショー

 午後になるとお待ちかねのトークショー。今回は、土居さん、金子さん、山田卓司さん、吉岡和哉さんという布陣。とにかくMMの話になると全員話が止まらず・・・それにしてもやっぱりMMなんだね、AFVモデラーって。今回の会場も8割がタミヤ製品だし。あんなにいっぱい発売されてる中華メーカーとか、誰も作ってねぇの。

 吉岡さん「子供の頃シュルツェンって嫌いだったんですよー足回りがみえなくなっちゃうから」
 山田さん「いまでも袋開けて組むとき、ワクワクするよ」
 金子さん「実はいちばん最初は飛行機作ってました」
 土居さん「子供の頃SASジープうまく作れなくて・・・それで最近作ったんだけど、子供の頃の自分に見せてやりたいって気分」

 司会はいつもの大山さんの名調子、これがまた楽しい。ジョークを織り交ぜ、ゲストをイジりつつも話をうまく引き出してくれる。

表彰式

 このあと、参加者の投票による入賞者、メーカー賞などの発表へと続く。

 これまたドキドキお楽しみタイム。もしかして俺の作品が・・・・ってみんな密かに期待しながら。
 私は今回もレディス賞をいただきました。これはまあ、ご祝儀みたいなもんで、自称女性なら誰でもいただけますよ。女性の皆さんはぜひ、なんでも作って持っていきましょう。

 今回は、受賞者にはすべて、ゲストモデラーから講評がいただけて、感激!!
 私は土居さんのお言葉をいただきました。パンダモデル作ったなんてすごいよと褒められて、頭がボーッとしました。もう死んでもいい、いや死なないけど(by イチロー)。

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 拙作、パンダモデル1/35 M-ATV MRAP(うまくできたとこだけ見てください)

 司会の大山さんも、これなんて読むんですかと言ってたから、ほんとみなさん知らない車両なんですねえ。大分から参加の日高会長が「内部も作りこんでましたね」とお褒めの言葉。嬉しかったなー。頑張った甲斐があったよ。
 マッキさんからは「ブログの写真ひどすぎる」って、ほめてんのかケナしてるのかわからんお言葉。わざとひどい写真撮ってんのか? と言われましたが、その通りです。
 イノチェンコさんからは、四輪駆動の車だから荷物積んだらタイヤがハの字になっててもいいんだよと教えられ、そっかそっかーまあセーフか(ほっ
 四輪駆動だから足回りがあんなふうにバラバラだったんだな!! おおっ、今やっとわかった←おい!!
 それと、排気管はトラック等は横から出す(いや~ん)というのは、よくあることなんですね。これも会場で教わった。
 いろいろ勉強になりました。ほらね、展示会行くといいこと一杯あるでしょ?

 短いですが、AFVの会の様子はこれでおしまいです、今回そのほかにも色んなところに行ったので、またその話は明日に続く。



 

2019 中四国AFVの会報告その1

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 福山駅を出るとすぐ、そこにはいつもの石垣が待っていた。さあ、やってきたぞ。
 しかし実は、今回はお城の中まで行けなかった(とはいえ、泊まったホテルの窓から天守が見えたので、朝晩「おはよう」「おやすみ」と言ってました)。

 広島県福山市で開催された「中四国AFVの会」に参加するため、金曜午後から九州を出発し、夕方福山に到着。夜は一人で刺身定食を食べてあまりのおいしさに気が遠くなった。嗚呼、瀬戸内海の魚の旨いことよ!! 

 私がなぜわざわざ福山まで行くのか、疑問に思う人も多いかもしれませんが、その理由も織り交ぜながら書いていきます。展示会レポというよりは、私の旅の報告という感じになると思いますので、AFVの会についての詳しいレポートは次号のアーマーモデリングをご覧ください。

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 男前の戦車兵。何かドキっとしますね。誰かに似てるようで・・・。

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 タムリンさん作品。タスカ1/35 M32戦車改修車 自衛隊仕様 

 硬派に格好よくまとめてられる作品です。

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 オータキのタイガーIの箱とその作品。

 作品ももちろん格好いいんですが、箱絵がぐっときますね。子供の頃こんなの見たらさぞかし作りたくなっただろうなあ。今回のテーマは「温故知新」で皆さん昔のキットを作ってました。飛行機モデラーは温故知新ってやりたがらないだろうなあ。

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 巌流会のイノチェンコさんの作品。 タミヤ1/35 M3A1スカウトカー  人形はマスターボックス

 この人形は、1/24じゃないでしょうか? でもあんまり違和感ないような・・・。私も買ってるんだよね、この人形。ポーズが好き。

 おっぱいにドライブラシしてる姿をつい想像してしまう。たはは。

会場風景1

 会場風景。大きなジオラマもありましたよ。

6

 富坂さん作品。タミヤ1/35 M4A3ファイヤフライ

 戦車に人形を一体添えるというのは定石のようですが、歩き去る感じの人形なのが面白く感じた。
 こういうのも面白い。

 よく「飛行機モデルでジオラマにするには整備風景くらいしかない」なんていうけど、そんなことないんじゃないだろうか。工夫する余地はまだまだある気がする。

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 これはクラブ展示のほうにあった参考作品。徳島モデラーズ倶楽部の松本さん作品、

 とにかく、この塗装スゲーよ。本物の金属みたい。どうやって塗装してるんだろう。あっ、聞くの忘れた←おい!! 松本さんは中四国AFVの会のマスコット「せんしゃん」の作者で、せんしゃんの話しかしなかった・・・・汗 

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 「いやー、日本人は働きすぎッスよ」
 「でもここにいるオッサン共はあんまり働いてるように見えんけどな」

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 この方の作品、三角形の土台なんだよ!! 独創的。奥行を感じさせるためかなあと思ってたら、車体が長いので、それに合わせた土台だと細長くなってしまうので、こういうカタチにしてみたということでした。
 今回もっとも気に入ったジオラマのひとつです。

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 こちらは打って変わって、忙しそうなドイツ軍の情景。山本さん作品。タミヤ1/35「終わりなき日々」

 左側の黒服の上官?がいかにもリアルで怖そう。職場の上司がモデルだったりして(汗。
 こんなに身をすり減らして頑張って働いて稼いだお金を、全部酒場のねぇちゃんに貢いだりするんだよ、男って・・・・そういやあ、今回も身をすり減らして私をあちこち連れて行ってくれたりした男がいたなあ。何の見返りもないのに。まったく信じられん←おい!! 

9

 早川さん作品。タミヤ1/35 M4A3シャーマン

 塗装が格好いい。
 この人形もタミヤのだと思うけど、動きがあるよね。

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 村上さん作品。「ベンガジ奪還」 1/35ドラゴン3号G型

 珍しくドラゴンの製品。でも人形はタミヤなのかな? すごく味があるよね。一人一人の性格がわかるような感じ。塗装の雰囲気も好き。
 もしかして有名な写真があるのかな? そのへんは私にはわかりませんが・・・。

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 土居雅博さんのシェリダンの作品。モデルアートで見た方もいるでしょう。

 本物をご本人の解説で見ることができて眼福でした。これも人形がものすごく味わい深いんだけど、「タミヤの人形の出来がいいからですよ」というんです。いやはや。
 文字に書くとなんかタミヤに対するお世辞的に見えるかもしれないけど、お世辞でもない、謙遜のし過ぎでもない、ただ淡々と、本当にそうなんですよという言い方されてました。

 車体はオリーブドラブらしいんですが、すごく深い色だった(アクリルガッシュ)。写真ではぜんぜん伝えきれてないのが申し訳ない。

1

 未完成病のお前らには、火縄銃をお見舞いしてやるぜ!!(意味不明

 というわけで、明日に続く  










 


 

 

時よ止まれ(天領プラもの創り大会2018レポその4)

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 ゲルニカの眞田さん作品。

 パッと目に入る扉のブルー。ううーむ、扉なんて茶色にしちゃうよね。そしたら色が沈んでしまうけど、一か所ブルーの部分があることで、すごく全体が引き立つ。こういうセンスも真似してみたいです。勉強になるなあ。

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 佐賀のぽんコツ倶楽部 本田さん作品。「我ら巨砲主義」トランペッター1/35

 大砲。男の子の夢なんでしょうね。巨大なモノが屹立しております。すごくわかりやすい格好よさでしょうか。
 しかし本田さんの作品は、いったいどうやって塗装してるか、ほんとわからないです。AFVの人の技法すご過ぎる。

1

 花村さん作品。ドラゴン1/35 四号戦車D型

 屠龍でいきなり度肝を抜いてくれた花村さんの普段のフィールドはこちら。
 カラーモジュレーションという技法で表現されてます。これまでもずっと作品見てきましたが、作風が好きです。カラーモジュレーションって見てても何かこうわかるようなわからないような。面によって色を変えるとか聞きますが・・・

 弾薬箱と弾薬を置いているのがお洒落。こういうのは飛行機模型でも真似したい。

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 中津模型クラブマークIIのアーチャーさん作品 ダンバイン 1/72バンダイ

 これは、まさに昆虫をイメージしたデザインのようですが(このアニメ?については知りません)、隣にアパッチをエメラルドグリーンとかに塗装して置いたら、ピッタリきそう。
 筆塗りの光沢塗装。きれいな色だねえ。

 キャラクターの人は、「自分がどう作るか」というところをいつも考えているのがうらやましくもあり、ある意味それは難しいことでもありそうな気もします。
 スケールものはとりあえずインスト通りに塗装すればいいから。ま、そのインスト通りってのも難しいんだけど。
 先日私が行った中津からは、たくさんの会員が来てくれました。

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 佐賀のぽんコツ倶楽部 石丸さん作品。1/100バンダイ ガンダムと、サザビー

 ガンプラを使って格闘シーン作ってるのって大好きなんですよ。飛行機の空中戦も悪くはないけど、こちらは誰が見てもわかりやすいでしょ。電飾もされてます。

 戦ってるところを見ると、うーむ、やっぱイイネと納得できる。バンダイは戦争の道具ではないと言い張るのかもしれませんが、私は勝手に兵器だと思いたい(ガンプラ好きな方々すみません
 人間は根源的なところで「戦いたい」という欲求があるのではないでしょうか。

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 こちらも、対戦相手は見えないけれど、戦っているすがた。

 コンテストに出品の 三浦君(小学生)作品、バンダイ1/100 GNT-0000 ダブルオークアンタ

 コメントによると、「みてほしい所:シールドにながれている りゅうしのながれ」だそうです。ううむ、この手前の丸いヤツだな、宙に浮いてるようだが、ガンダムが操作しているんだろうな。
 グリーンがきれいなんだけど、「りゅうしの流れ」でシールドになるという、未来の技術なのだろうね。すごいなあ。
 今回、コンテストに出した子供の数こそ7人と少なかったけど、いつものように力作で楽しませてくれた。手前に見える空き缶にBB弾を入れて投票する。一人三個のBB弾をどの作品に入れるか悩みに悩んだ。

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 夢の跡。

 いらないパーツやランナーを使って、この展示会の看板を作ろう、というプロジェクトが日田HIC会長の一声で立ち上がった。今回はみんなの持ち寄ったパーツなどでヤナピーを中心に作り始めたところ。
 で、これはヤナピーの押し入れから出てきた、「子供の頃のお手付きとか残骸」

 なんで男の人たちは、こういうガラクタ・・・もといプラモの残骸を大事に保管しているのだろう。あのねぇ、ガキの頃から一歩も前に進んでいないんじゃないの!! 捨てなさい!!

 ・・・と、私も思ってた頃もある。でもね、それでいいんです。この残骸は止まった時間そのもの。大切な時間を封印したもの。

 そばにいたモデラー共と、これ見ながら「このハセガワのホーネットさー、この機首の合わせ目、いちばん目立つとこにあるんだよねぇ~もぅ嫌らしいったら」「この後ろのほうの合わせ目、ココうまく消せなくて捨てました私」とかワイワイ盛り上がってた。ジャンクパーツが何個かあっただけで、旨い酒飲めますね、私ら。

きらら

 短いレポートでしたが、今年の天領プラもの創り大会の様子を、私なりに切り取ってみました。

 参加してくれた方、見学してくれた方、そしてここを読んでくれた方々、ありがとう。
 来年はまた、パトリア日田の会場に戻ります。来年もまた、来てくれよ!! 今年来れなかった人も、何か作って見せてね!! お待ちしています。ヤナピーのあの残骸の箱のように、いつまでも・・・・


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