つれづれプラモ製作記

見た目は女子、中身はオッサンのきららです。飛行機中心にプラモいろいろ作ってます♪

プラモというもの

模型やってて良かった

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 ハセガワのカワサキ マッハIIIは、絶賛小物取り付け中。
 ハンドル取り付けた。あわてず、さわがず、確実に。ハンドルの間についてるT字型のものが、例のステアリングダンパーの調節ネジ。

リヒト2

 気分転換に、菊水丸さん(懐かしい名前だ、はや20年)から教えていただいた、豆田のカフェバーへ。昼間はカフェでランチもやっている。最近気になってた店。

 内装は、落ち着いたドイツ風。お店の名前は「リヒト」、航空自衛隊、三菱重工のテストパイロットを経て、この豆田で第二の人生を送る店主さん。

 お勧めのハーブティーとガトーショコラをいただく。ガトーショコラは甘さ控えめでとても食べやすく美味しかった。ロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートに乗って出てきたのにはビビった。ちなみに1979年。

リヒト3

 パイロットスーツをエプロンにかえて、今は丁寧にメニューの説明をしてくれる店主に、ついこちらは恐縮するけど、思い切って聞いてみよう。

 ドキドキしながらここへ来た理由を説明し「どんな飛行機に乗ってられたんですか」と聞くと「F-4、F-15、F-2に乗ってました」とサラっというではないですか。ひえーっ。私にとって、まさに雲の上の人とはこのことか。

 空自の機関誌「翼」を見せてくれた。自伝が掲載されていた。三菱重工ではF-15の近代化改修の仕事を主にされていたようです。F-2のフライバイワイヤのテストでは機器がうまくつながっておらず墜落したことも書いてあった。これからもときどき行って話を聞いてみたい。

 ちょうどお店に行ったとき来ていたお客さんたちが帰って午後三時すぎ、私一人になったので、壁際の秘密のドアを開けて、中に入っている宝物を見せてくれた。
 思い出の写真、パッチの数々・・・普通見るパッチは航空祭で売ってる真新しいやつだけど、その額に入っていたのは、少し古びた、男の汗がしみ込んだようなパッチ・・・見ていると涙が出てきた。最近すぐに涙出るからいかんな私。写真は撮らせていただいたけど、ここには公開しません。大切なものだろうから。

リヒト1

 「豆田町、リヒト」で検索して、皆様も行ってみてくださいね。或いは、こちらに来られるときは連絡ください、一緒に行きましょう。ただし、店内には飛行機に関する展示は一切されていません。シックなドイツ風カフェです。マニア話をワイワイするような店ではありません。
 でも元パイロットなんてのをウリにしてるような店じゃないってとこがシブくて良いと思いませんか?

 ちなみにリヒトはリヒトホーフェンことではなくて、ドイツ語で「灯(あかり)」のことだそうです。いい名前だなあ。これからも末ながく、豆田の灯になってくれますように。

目に見えないもの

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 元旦と三日にも、無人の神社に行ったんだけど、今日はお守りとおみくじのある神社へ出かけた。幸いもう参拝者も少ない。参拝前に手を洗うところには「そうめん流し」みたいな竹が置いてあり、竹には小さな穴がいくつか開けてあって、そこから滴る水で手を洗うようになっていた。感染症対策だけどなんだか風流。

 無事お守りを買っておみくじを引いて、さらに隣にある神社ふたつに参った。どちらも無人で、元旦朝早く詣でる人はいるのだろうけど、今頃来る人は皆無。建物自体も失われて「廃墟感」ハンパねぇ。でもこういうところが好きなんです。人の気配は無く、神の気配だけがある。
 石の舞台みたいになってるのが元々お社の建物があった部分。写真左端にご神体が置いてあって、そのすぐ前まで行ってお賽銭を置かないといけないんだけど、こんなところまで入っていいのか恐れ多い。

酒2

 うちに帰ると、年賀状が数枚来ていた。その中に喪中葉書があり、今頃?といぶかしく思いながら手に取ると、「〇〇の妻です」と書いてある。あぁ、いつも静岡で会う、あの人・・・えっ!? と思いながら慌てて文面をたどる。夫〇〇は昨年八月に永眠・・・亡くなっていたんだ知らなかった・・・。

 しかし実は私もそんなにご本人のことは知らない。ブログを見て私を知って、趣味で行くチノやriatのエアショーの映像を編集したDVDを静岡で頂いたことが何度かあった。合同展の人混みでふっと現れ、「いつもブログ見てますよ」とほほえむとDVDを手渡してそのまま立ち去られるくらいの、わずかな時間(でもそれを静岡の奇跡と私は思っている)

 奥様によると、ファイルに知人からのメールをまとめてあり私のメールもご覧になったらしい、もらったメールをまとめてあるなんて几帳面な彼らしい(終活のためだったのか)。丁寧な文字で書かれた文面を読んでいると、涙がどんどん溢れて止まらなくなった。

本1

 悲しいというより、寂しい。とても寂しい。

 先日、クリスマスイブに読むため買っておいた本。「わすれられないおくりもの」(スーザン・バーレイ著/評論社)
 有名な本で、きっと泣けるだろうなと思って期待してたんだけど、残念ながら「いい話だな」とは思ったけど涙は出なかった。でも今日わかったよ。

 亡くなった人がくれたもの。それは目に見えないもの。亡くなったあとで初めてわかるもの。悲しいけれど、やっぱり人に出会うっていいものだね。

ハンドピース置台

藤浦さんち1

 昨日は、旅の大工さんの工房にお邪魔してきた。先日ご紹介したハンドピース置台の台部分を作り直してくれるという。

 私の愛用しているハンドピース置台(写真真ん中あたりのやつ)が新しい土台に生まれ変わるのを見物する。土台作りについて色々教えてもらった。

 ハンドピースにつけるドレンキャッチャーも実際に触らせてもらって持ちやすくていいなあと感じたので、導入しようかと思ってる。少し重くなるけど、確かにそんなに長時間ずっと持っているものでもないし、なんとかなるだろう。
 それにしても、たくさんの素材から道具が揃ってるのがうらやましい限り。もちろん職業柄だから当然ですけど。

藤浦さんち2

 魔窟入口。以前は見学させてもらったこともあるけど、だんだん入る余地がなくなってるので今回は中までは入らなかった。でもモデラーの夢みたいな空間。自作の机、自作の換気扇などを完備されている。

 話している途中で、「ちょっとコーヒー買ってくる」といって出て行ってすぐに戻ってきた。近くにミニストップがあるらしい。そのコーヒーの美味しかったこと!! モデラーの冷え切った心を癒す、温かく美味しいコーヒー。それは模型の道具や工具に囲まれて、気の置けない仲間同士で話しながら飲むコーヒーだから。ご馳走さまでした。

エアブラシ1

 微調整は自分でやってね、と言われてたけど、ゃってみると難しいっす。まあほぼ大丈夫ですが。

 そして、このピンク色のハンドピースは、エアテックスというメーカーのもの。そうです、先日コメント欄で教えていただいたやつ。赤、と書いてあったけど、これはどう見てもピンク色だ。わーい。これを使えばついに脱オッサン。

 実はまだ使ってない。しぱらくは飾っておこう。

エアブラシ2

 で、古いやつの台だけかえたものと、残り二つは新しく作ってもらって、ついに三個ハンドピースが揃い踏み。立派になったなあ。

 このほかにも立派な土台をいくつもいただき、これは頑張って作品作らないといかんなーと思いながらうちに帰った。

 午後、新しくなったハンドピース台を模型屋さんにみせびらかしてやろうと出かけていくと、店に旅の大工さんが来てたので大笑い。まったくモデラーってやつは他に行く所ないんかい!?・・・・ないですねね、はい。
 ハンドピース台を見た模型屋、ひとしきり感心した後、
 「俺なんか最近チェーンソーぶん回してるんすよ。楽しいっす~」

 それ完璧に危ない人じゃないですか。一体どこに切るもんがあるのか・・・誰か模型屋を止めてくれ。ちょうど居合わせたもう一人の常連さんはなぜか仮面ライダーの変身ベルトを腹に巻いていて「今から変身しましょうか」とか言ってるし・・・模型作ってるとだんだんこうなってくるのか。それともこうなった人が模型作ってるのか。いずれにせよ、特効薬は開発されていない。

土台を作りながら考える(プラモというもの)

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 話がどんどん横道にそれて行ってる感もありますが、まあいいや。

 エアブラシに関しては書き出すときりがない。モデラーなら皆さん一家言あるでしょう。
 しかし「どういう塗料を使ってどういうジャンルでどういう完成品を目指しているか」が全然別々なのに、他人のやり方にアドバイスするのがいかにいらぬ世話・・・もとい、難しいことかわかってない人が多い。細かいテクニックを教えてもらってもなぜか同じようにいかない・・・それは一人一人の「手」が違うからじゃないかな。

 先日の二号戦車の土台を作ることにした。ホームセンターでちょうどよい大きさの板があったので買ってきて、手持ちのオイルステインを塗装して(ステインは木目を生かした塗装)、穴を開けることにした。電動ドリル持ってたら早いんだろうけど、タミヤのピンバイスなので時間がかかる。ほぼ禅海和尚※的な気分。

 飛行機モデラーは単体で作る人が多いよね。なるべく単体でたくさん作る主義。AFVのビネットなどで「空気感」と言うことがあるけど、土台を作ることでそこにひとつの目に見えない空間ができる。それはやっぱりうらやましい。別に土台があるなしでどちらが偉いとかは思わないけれど、言ってみれば飛行機モデラーは正常位しかしないようなもんです。それで何の問題もないっちゃないけど、ほかの楽しいことを知らないんだね。だいたい正常位は女の立場でいうとしんどい。

 (※禅海和尚・・・江戸時代、越後の人。大分県耶馬溪の難所に30年かけてノミひとつでトンネルを掘った。青の洞門と呼ばれている) 

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 戦車の裏側に穴を開けて、そこにナットを張り付けて瞬間接着剤などで固定している。たったこれだけのことで土台に固定できるとは。今までやらなかったのがアホだった。

 ボルトとナット、カウンターパーツ。お互いが補完する形で存在する切り離せないパーツ。日本語だとなんていえばいいのかな。どんなに仲がよくても全く同じもの同士だとできない仕事も、カウンターパーツだとできてしまうって、痛快だと思いませんか。この考え方、好きだ。
 仕事でも教育でも「同じように」ということを目指すけれど、「全く違う」ことが力になることだってあるよね、そこに気が付くと面白くなるのかも。

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 ニスを塗って乾かす。やはりツヤがあるほうが似合う気がする。戦車がツヤなしだから。

 土台ってこういう色の取り合わせとか考えるのも楽しい。問題は銘板だなー。

エアブラシまわり(模型道具の話)

道具8

 さて道具シリーズは塗装道具。

 私も最初の頃は筆塗りだったけど、ネットの知り合いからタミヤのスプレーワークをいただき、しばらくそれを使っていた。その後コンプレッサーL5を頂いたのでスプレーワークを卒業、ハンドピースは近所の模型屋のすすめるままにクレオスの0.3ミリ(写真上のやつ)を買った。いまだにこれが合ってるのかどうか自分でもわからない。ほんとはもっと使いやすいのがあるのか・・・でも掃除を適切に行っていかないと何でもダメだろうね。男性にはいくら説明してもどうしても理解できないみたいだけど、道具をきちんとメンテナンスするのが面倒でしょうがない。メカとか細かいものにも通じるんだけど、細かいものの意味を理解して常にきれいに保つ、とかいうのは私には至難の業。こういうのきれいにしたりするのがむしろひとつの楽しみと言う人も多いと思う。すごいねえ。

 その後、細吹きがうまくできるよという飛行機モデラーからの甘い言葉に誘われ、0.2ミリを買い、今は普段は0.2ミリで、サフは0.3ミリと使い分けてる。レギュレーターも使ってます。
 私はクリヤも全部ハンドピースで吹くけど、近所の模型屋の言うところによると缶スプレーという人も多いらしい。確かに、週末に作業するお父さん達はそのほうが時間の節約になるだろうね。

道具9

 模型仲間からクレオスのツールクリーナーを勧められ、ここ数年前から使ってる。強力なのでよく落ちていいよね。ご覧の通り、塗料カップのフタは一度も閉めたことがない。面倒くさいもん~たまに塗料をこぼすけど、気にしない。

 この持ち方、よくない例? でもいったんついたクセは直せない。箸の持ち方と一緒だね。私にはボタンとカップの間が開きすぎてる気がする。全体的に大きすぎるんですよね。

道具10

 ハンドピースのスタンド。面白いでしょ。旅の大工さんの自作。木の重みがあるから絶対にひっくり返ることはない。

道具11

 ハンドピースを置くとこんなふうになります。置きやすい。

道具12

 意外と盲点だったのはスポイト。数年前から使い始めたんだけど、溶剤を移すときとか、今まではすぐにそこらじゅうにこぼしてた。これ使えばよかったんですねえ。アホだねえ。長いほうはクレオスの。とにかくなるべく模型屋で売ってるものを使いたいと思ってる。これに限らず同じようなものがホームセンターで安く売ってたりするのは知ってるよ。でもさ、模型屋で買いたいじゃないですか。

道具13

 あと、長い間迷った挙句ようやく数年前に買って「こんなことなら早く買えばよかった」の代表例が塗装ブース(タミヤ製)。ファンが二つなので強力ということで模型屋のおすすめでした。もうめっちゃ快適。ほんと素晴らしい。費用対効果バッチリ。

 こんなふうに、作業机の左側に置いて(ちょうど窓の前)るからまったく移動しなくてすむ。吹くときは窓をちょいと開けてそこからダクトの風を出すようにしてる。ただ、窓側から風が吹いてるときはどうなのよと思うけど、まあそこは、ハハハ。気は心。あとちょいと開けるだけとはいえ、冬はやはり寒い。
 あ、それとコンプレッサーは音がうるさいので、なるべく離して置いて、スイッチは手元でできるようにしている。これは小さな工夫だけど便利で気に入ってる。

 模型部屋ってなるべく立たずに全部手が届くようになってるのが理想だけど、そうすると何時間でも座りっぱなしになる恐れがあって、それはそれで体に悪い。だからわざと離しておくのもいいかもと最近思う。やれやれ。



二号戦車物語

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 タミヤ1/35 二号戦車A/B/C型はクレオスのウェザリングマスターのこげ茶でウォッシング。戦車モデラーから見たら変な汚れ方してるでしょうけど、ま、いいや。
 履帯と転輪は別にくっつけて作っている(なんていう作り方だっけ、忘れた。当時こういう作り方流行ったんですよ。最近はもうしないのかな) 車体のジャーマングレイは自分で作った色なのでこれも変かも。

発売

 今、写真見たら2008年の発売でした。私は2007年から静岡HSに行くようになっていた。前日入りして閉館まぎわのツインメッセにギリギリで入って業者ブースを見て回った頃。2011年からは、前々日から行ってゆっくり業者日を見るようになる。

 このタミヤの新製品の前には二号戦車の設計者が待ち構えていて「えっ、女性で模型作るんですか!?」と驚かれた。当時はまだまだそんな時代だった。私は「この製品はこの人が作ったんだ・・・」という深い感動に襲われていた。あのときの体験が原点だと言っていい。それまで工業製品を設計した人なんて想像したこともないし会ったこともなかった。でも、現に今自分の前にいる・・・

 これは世界がひっくり返るような出来事だった。それから私は業者日に行くようになった。
 そしてもちろん、この新しい二号戦車を作ろうと思った。

勝人作品

 二号戦車にはなぜか思い出がある。パンツァーグラフという雑誌(廃刊)に掲載された勝人社長が子供時代に作った二号戦車の作品をお借りして、私のブース(フィン空クラブ)に置かせてもらった。スケビの取材でメールをやりとりしたことがあったので、思い切ってご本人にお願いしたら快諾いただいたのである。

 これね、インストに書いてる通りに、綿をつけて迷彩塗装したそうです。漢(おとこ)のモデリングだね。子供の頃はタミヤのプラモで遊んでいたという・・・・笑 「パチッコンテスト」に送って落選したとかいう・・・そんな話を聞かせてもらった。え? もちろん船作って川で遊んだ話とかパンツァーグラフのエッセイにありましたよ。田宮俊作様などは初めから模型を作る側の人だったんだけど、現在のハセガワ社長である勝人さんなんかは、プラモで遊んでいたガキが今ではプラモを作る側になっているというところに親近感を感じる。

自分の二号

 そして、私がすごーく昔作った二号戦車。なんで台座からはみ出してるかというと、よくあるでしょ? AFVのビネットで台座からはみ出してる作品。ああいうの見て、「よーし自分も」と思ってやってみたのよ。気分は平野義高さんですよ。私のは単に落ちそうになってるとしか思えないけど(笑

 タミヤの古い二号戦車は人形がたくさんついてて少年でなくてもワクワクした。新しいのには戦車長しかついてなくて時代の流れを感じた。あ、もちろんアフリカ軍団じゃないからかもしれないけれど。

 というわけで、私の二号戦車物語でした。過去にも何度かこの話したけど、最近ここを見るようになった人は知らないと思うので、再度掲載してみました。
 私と、メーカーの方々との出会いのひとつです。

模型部屋の憂鬱(プラモというもの)

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 ケッチを作る意欲が薄くなってきてるので、ずっと前から作りたかったキットを開けてみた。

 ウルフパックのノースロップT-38タロン。1/48。
 新しいキットだしコクピットの中もいい感じ。少しディテールを追加しようと思う。もちろんハセガワに比較するとダルい感じがする。

 インストにはFSナントカと書いてあったけど、いつものニュートラルグレー。
 そろそろ飛行機作る気分も戻ってきつつある。作りたいものから優先順位を決めて、エイヤ!!と取り掛かろう。

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 仮組み。キャノピーが合うかどうかをいちばんに見るべきなのだとようやく気付いた。こんな隙間ならば簡単に修正できる。最悪なのは先日の飛燕みたいに胴体のほうが太いとか細いとかいうやつ。でもそういうのも今後は上手く対処できそうな気がするのでいっぺんやってみたい。

 先日作ったF-20もそうだけど、T-38も細くて小柄で、戦闘機以外の何物でもない!!という感じがいい(戦闘機の練習機だけど)。大戦機でいえば隼みたいな感じかな?

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 作りかけの二号戦車初期型(タミヤ1/35)

 基本塗装にグラデーションもして、そのままだったので、ドライブラシしてデカール貼ってツヤ消しを吹いた。AFVってこんな手順でよかったな。あとはスミ入れとウェザリングして完成させよう。そして作りかけ一掃しよう。中途半端な自分におさらばしたい。

 部屋の片づけをすると精神的にもスッキリすることがあるけど、作りかけ一掃にはあれと同じような効果があるのではないだろうか。作りかけを捨てるなり完成するなりして完結させると、次に進めるということね。今まで何かに拘って先に進めなくなってたのが、スッキリもやが晴れて前が見えてくる。自分に本当に大切なのは何だったか。青い鳥は何なのか。

 以前も書いたけど、モノを大切に手元に置いてときどき眺めたりするのとは違って、単に押し入れに突っ込んだままになってるようなのは、捨てたのと同じことだからね。いや、むしろ捨てるよりもモノに対して失礼なことかもしれない。

 それにしてもcovid-19によって展示会がほとんど中止になったことで、展示会に行くことが模型趣味の中心になってしまってた自分に、いやというほど気づかされた。いつのまにか展示会に行くために作ってた気がする。本末転倒。でも逆に自分が好きなこと、やりたいことが少し浮かび上がってきた気もする。
  

秋深し(頂きもの他)

ポスター

 ハセガワのカタログをある人からいただいた。その中にこんなポスターが入っていたので、額(ジグソーパズル用)を買ってきて入れてみた。1500円くらいだったかな。縦38センチに横55センチくらい、けっこう存在感あります。もちろん模型部屋に掛けてる。なかなかイイでしょ? 

 残念ながら四つに折っていたので折れ目がついてるんだけど、弱くアイロンでも当てたらいいかも。模型の箱を切り取ってこういうふうに額に入れてる人もいるかも。それはそれでいいけど、できたら絵画だけで楽しみたい。ただ、ハーケンクロイツがひし形になってるのだけはいただけないね。箱絵そのままなんだろうね。

パッチ

 もうひとつのいただきもの(自衛隊のパッチ)。あ、ドルフィンが跳ねているのは上下逆かな、すみません。

 ジグソーパズル用の額に無理やり入れた。厚みがあるので、背景を丸くくり抜いて埋め込むようにしたらいいと思う。あと黒い紙じゃなくて黒いベルベットの布にしたらより高級感が増しそう。

 眺めてるだけで楽しくなる。きれいな色でしょ? 引き出しの中にしまっておくよりも、飾って眺めていたかったので額に入れることを考えた。

 今年の数少ない模型展示会を思い出す。少ないけれど二度参加できたのは幸福だったと言えるかもしれない。今だから書くけど、7,8月頃はほんと精神的に辛かった。今もcovid-19の脅威は変わらないけど、特にあの頃がどん底だった。模型作るのはどうにか続けてたけど、絶望的な気分だった。

月隈2

 いい天気が続いている。私の紅葉狩りは、歩いて20分くらいの近くの城跡へ(月隈城)

 一人でベンチに座って水筒に入れて来たコーヒーを飲んだ。めちゃくちゃ美味しい!! 
 貸し切り状態。天皇陛下だってこんな贅沢はないだろう。と、いつも思う。一人になれるって幸せなことだよ。
 あまり紅葉してないな。と思うかもしれませんが・・・確かに「もみじ」はないね。紅葉するのはもみじだけじゃない。それに画像ではわからないけど、鳥たちがうるさいくらいに鳴き交わしていた。そして風が吹くと木々の梢がざわざわと、何かを伝えようとしているかのように。悠久の時間の中の一瞬に自分が存在することを感じる。

月隈1

 今日散って、明日には茶色く枯れていく葉っぱ。すべては、ただ一度の出会い。

模型雑誌SA(スケビ)が届く(プラモというもの)

トミカ1

 なんとなく本が買いたくなって本屋へ。絵本のコーナーでちょっといい本を発見し、パラパラとめくって見ていたら涙が出てきたので慌てて本を閉じてレジに向かう。その途中、ふとトミカの棚が目についた。

 以前から「子供の本のそばにこんなオモチャを置きやがって」と思ってたんだけど、自分が買ってるやん(汗
 あ、トミカって息子は全く欲しがらなかった。男の子も二種類いるね、トミカを欲しがる子とそうでない子と。

 CB1000RRって動画にいっぱい出てくるので覚えた。たったの450円かー。安いし、子供が少々投げたって壊れないようにできてるんだろうね。すごいよね。
 立たせるためにはスタンドか、付属の人形をセットするようになっている。
 げっ、シール貼らないといかん・・・一発でキメないといけないからめちゃ難しいわい。

トミカ2

 ホイールとかチェーンとかを塗装してやるともっといいかな。
 プラモデルを作って並べたらカワイイかなと思って買いました。

SA

 プラモが出てるかどうかあてずっぽうだったんだけど、たまたま今日買ったモデルアート見たらタミヤから最近このCBR1000RRが出たんだね!! 作例載ってる。いやーこういうのご縁と言わず何と言おう。次はこれ作るかねー。

 私が2007年からコラムを書いている模型雑誌・SA(スケビ)が届いた。二か月に一回、SAが届いてゆっくりページをめくりコーヒー飲むときが楽しみ。今月はイスラエル軍特集。ぜひ書店で手に取ってみてください。

 最近、なんちゃってイスラエル軍を作ろうと思ってたんだけど(なんちゃってイスラエル軍の機体がいくつも掲載されている)、私の製作予定機種はなかったので、よっしゃー!!←モデラーあるある
 下手なくせに、妙に作例に対して対抗意識を燃やす←モデラーあるある

 イスラエルの人もUボートを作ってたので思わず椅子から落ちそうになった。いいんですかね。もうそういうの、関係ない時代になったんかい。そういえば静岡ホビーショーで会った中国人も戦艦大和作ってたしね。
 逆に先日、左翼系の妹に「第二次大戦中のドイツ機を作ってる」と言ったら「えっ、ナチスの飛行機はいかんでしょう!!」と言われて説明するのが面倒臭くて黙ってた。ひとつの例に過ぎないけど、歴史に興味のない人の認識なんてそんなもん。ま、私も模型作ってからようやく知ったことがほとんどだけど。

壊れかけた世界の(プラモというもの)

作りかけプラモ

 ようやく少し涼しくなったので、頭をひやして、少し模型部屋の整理をする。
 作りかけ一掃作戦である。 

 シュトルモビクは胴体合わせたところまで。これはドーラとの空中戦ジオラマにしようと思ってた。でもなんか面倒くさくて止まっている。
 1/100月着陸船は船体組んだところまで。金色のフィニッシュも買ってるんだけどね。さっさと貼ればいいのに。アホだね。
 ガーベラテトラ・キララ専用機はいくつかパーツを組み立ててみただけ。色をどうするか迷いに迷う。
 ポルシェ911sはエンジン組み立て途中。エンジンが再現されているキットなので、これにパイピングしようと意気込んでネットで調べてみたけど、なかなか詳しくわからない。それこそエンジンのことがわかってないので、「なんちゃってパイピング」すらできない。適当にやったらそれこそ叱られるし。

4

 というわけで、このハセガワ1/400 DC-10を捨てようかと思ってゴミ箱の前まで行って考えた。いやいやデカールを貼る練習ができるじゃないか。捨てるのはそれからでも遅くない。

 若干黄ばみかけたデカール。最近ちょっと腕を上げたしね、できる気がする。

3

 バラバラにはならなかったけど、水に漬けて1分以内に貼らないと破れやすい、という非常に時間的にタイトな作業を求められる。こういうの、いつかもあったなあ。

 だから上手い人ならちゃんと貼れると思う。尾翼の青い十字だけは塗装でやってます。
 窓が・・・貼ろうとすると一個ずつバラバラになっていく(涙 でもデカールそのものは薄くてとても品質はいい。

 スミ入れしないほうが良かったな。ま、いいや、旅客機なんか金輪際つくらねぇし。これでおしまいだ。あとはクリアかけておしまいにしよう。

表紙

 「壊れた世界の者たちよ」(ドン・ウィンズロウ著/田口俊樹訳/ハーパーブックス) 文庫。

 これがもう、めちゃくちゃ面白かった。超おすすめ。700ページ以上あって持つのが重いけど、面白い中編が六話、読みだすと止まらない、もったいないので一日一話ずつ読んだ。ミステリーというよりクライムノベル、ハードボイルドかな? ゆっくり味わいたい、そんな内容。訳者の田口俊樹さんの文章もピッタリはまってる。

 いつかも書いたけど、ハードボイルドというのは登場人物が右に行くか左にいくか、どういう行動をとるかを楽しむ物語。「正しい」って何なのか、「正しい行動」とは何なのか。この壊れた世界。スティーブ・マックイーンの映画を見たくなった。それと最後の「ラスト・ライド」という話。これを最後に持ってくるというのがいいんだよなあ。わかっちゃいるけど、してやられて、気持ちよく本を閉じる。そして、もう一冊読みたくなる。作者の仕掛けに見事にはまる。
 
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