つれづれプラモ製作記

マイペースで作っているプラモデルのブログです

カテゴリ: 1/48飛行機

車輪

 車輪にプラペーパー貼ってみた。

 以前もやったことがあるような気がするけど、これ、まずプラペーパーをまっすぐ切るのが難しい。そしてそれを均等に貼るのも難しい。その二つがきちんとできないと汚くなるだけで終わる。
 こんなふうに。
 まあ自己満足の域までも行ってないね。ただやっただけ。

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 少しは男らしい脚になったかな。

 ブレーキパイプは黒いランナーを伸ばしたもの。資料はネット上にあるから便利なもんです。

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 ここね。機首の機関砲はやっぱり銃身がチラ見えしてないと。実機写真では銃身が見えないやつもある(機関砲を外してるのか)けど、ここは実際がどうであれ、銃口が見えてるほうがいい。

 口径0.7ミリの真鍮パイプを使用。

 それにしても、いつも思うんだけど、こうやって文章にするとほんの数行で終わっちゃう工程が、どんなら長い時間をかけられていることか!! 何度も失敗したりやり直したり、タッチアップしたり・・・それで結局は大したことない下手くそな工作として、はい終了~ですからね。徒労感がすごい。まともな人間は模型なんか趣味にしないのは当然だよね。特に飛行機。楽しいことが大好きで快楽に貪欲な女性が飛行機プラモなんか作らないのは当たり前だ。労多くして益少なし。しかもそうやって作って展示会に持って行った作品にロケット弾3000発を撃ち込まれるんだからね。ほんとバカバカしくてやってらんねぇ。

 あーあ。・・・・さて、車輪のタッチアップやっとくか。

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 AFVクラブの1/48 F-5Eの続き。注意書きなどはとても少ないのであっというまに終わるだろうな、とタカをくくっていたら、微妙に割れる奴だった(汗

 2011年のデカール。うーん、賞味期限ギリギリか。国籍マークは上手く貼れたけど、それ以外はどれもこれも割れ気味。もちろん数字は一個ずつ切り離して貼るんだよ。あたりめぇだろが。そしたら割れちゃったの。下手やね。

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 主翼の上には黒いラインのデカールもあって、国籍マークを貼る前に貼らなきゃいけなかったのを間違って先に国籍マーク貼っちゃったから・・・もういいや!! 黒いラインとか大して目立たんやろ。

本4

 きっちり目立っとるやん!!(イカロス出版のF-5Eの本より実機写真) 踏んだらアカンっていうしるし、これがないと飛行機らしくないよね。あーあ。

 国籍マークだけは破れなくてよかったと思うことにしよう。
 普通なら一日で終わる工程が三日たっても終わらない。いやんなっちゃう。デカール保護剤とかいうのを塗布すればよかったのかもしれないけど、持ってねぇし。確かクリアでもよかったのかな。次回からは少し考えよう。その気になればマスキング塗装できたかもしれない。よーし、次はやるぞ←いつもこればっかり

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 ひっつき虫によるマスキングはこんな感じ。ひっつき虫というのは文具屋やホームセンターなどに売っている粘土みたいなもので、そもそも壁にピンなどを使わずポスターを貼ったりするのに便利なもの。粘土みたいにヒモ状に好きな形に伸ばせるので微妙なボケ足も加減できる。粘着力が亡くなるまでは繰り返し使える。

 ひっつき虫を迷彩の塗り分け境界に張り付けていくのは簡単なんだけど、その間にマスキングテープ貼るほうがよほど面倒くさい。

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 夏らしいすがすがしい迷彩だね。もちろん白っぽいほうのグレーには少し白を入れてより白くしているし、濃いほうのグレーには青や黒を入れて若干青を強くして強調したつもりなんだけど、大した違いはなさそうですな。

 今回は先にスミ入れしているということもあるし、もう完成前のスミ入れはしないことにしよう。スジ彫りやリベットのディテールが結構いろいろ入っているから、これにくっきりスミ入れするとオモチャっぽくなりそう。

X29

 最近、二冊ほどちょっと左っぽい人の書いた本を読んだ。第二次大戦に関する本ではあるんだけどね・・・読んでて少し辛かった。もちろん知識としては私の知らないこともたくさんあったので勉強にはなるし、立場の違う人の意見も読まなくちゃとは思うんだけど、やはり辛い。

 終戦記念日を敗戦記念日とか書いてるんだよね。そんなに敗戦、敗戦って書かなくてもいいんじゃないのと思う。それと戦争被害者という書き方も違和感がある。被害者というのは犯罪に対して使う言葉じゃないかな。戦争の被害者ってなんだろう。そんな簡単に加害者被害者とかいう言葉を使ってよいのだろうか。

 それらの著者が左翼かどうかはわかんないけど、たぶん戦争とか兵器とか軍人とかにどうしようもなく嫌悪感を持っているのだろうね。確かに人間の暗部だけれども、人類の長い歴史は戦争や武器の歴史を抜きにしては語れない。それを理解せずに平和平和と言われても、オモチャっぽい議論に思える。 

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 ひっつき虫を使用して迷彩のマスキング中。この迷彩ってグレーの違いがほとんどわかりにくいからフリーハンドで吹く人もいるかもしれない。でもそれではボケボケになりそうだからマスキングする。
 あー面倒くさ。でも以前はチマチマとマスキングテープを切って貼りつけていたんだよなあ。72のSu-33とかよくやったよなぁ。あの根気はもうないな。

夕焼け

 たまに空が奇跡のような色になってることがある。宝石みたいだね。そのままマクロスの箱絵になりそう。

 夕方、近所の模型屋に行ってきた。
 模型屋「俺〇〇まで行ったことある」
 きらら「え~っ、あんなとこまでバイクで行ったの?すげー」
 模型屋「昔バイクでコケたのはあのへんで・・・いやこないだはクルマで行ったんやけど・・・とにかく走ってたら途中の景色見て、20代の頃思い出して、あああ~っていう感じで」
 きらら「あ~、景色見て思い出すよね」
 模型屋「音楽も、別れ話したときにかかってた曲だよなとか」
 きらら「あるよね、そういう思い出に結び付くやつ」
 模型屋「えっ、女の人って上書き保存だから忘れていくんじゃないんですか」
 きらら「うーん・・・最近上書きするほどイイ男に出会わないもん」
 模型屋「へぇ~・・・そうですか(声が小さくなる)」

なんか違う

 グレーのプラの上にそのまま吹いたら、なんか違う。汚い。

 気になってしょうがないので、ついにペイントリムーバーで全部色を落とした。

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 クールホワイトを全体に軽く吹いた。やっぱ白くしとかないと。黒くする方法もあるけど今回は白から行く。

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 308番を必要なところにだけ吹いた。なんか上の写真とどこが違うかわからんね。白っぽいグレーなんです。

ひっ付き虫

 迷彩のマスキングは「ひっつき虫」でしようと思って買ってきた。本当は何度も使えるんだけど、私は一回使ったら捨ててしまう。すみません。なんか妙に気持ち悪いんだもん。

本3

 「太平洋戦争の真実」(神立尚紀著/講談社)

 神立さんは零戦搭乗員を中心に取材をされているライターです。著書は読んだことのある人も多いでしょう。実は私は彼の著書を読んだのはこれが初めて。面白かった。20人以上の方に取材してまとめたものなんだけど、一人ずつについて一冊書けるくらい取材してるんだろうなあと思わせる。
 皆さんご存知の搭乗員も多く出てきます。私には進藤三郎少佐の言葉が印象的だった・・・

 「『散華』という言葉が嫌いでね。華と散るなんて言うが、じっさいの戦死はそんなきれいごとじゃない」

 私みたいに本だけ読んでわかったような気分になってる人間が気取って言う言葉なのかもしれない。いかにも英霊をリスペクトしてますよ的な、薄っぺらな、まやかしの言葉。

 ほかにもドキっとするような言葉がいろいろあった。
 同じ時代に戦った軍人でも、出自も性格も階級も属した隊の状況もすべて少しずつ違う。零戦搭乗員というものは、などと一括りにできるもんじゃない。
 多様性・・・人間ってどんな状況でもこんなにも一人ひとり違うんだよなぁと改めて思う。戦争とは何か、わかったようでわからない。結局わからないで終わるかもしれないけど、何となく少しずつ真実に近づいている気はするのだが。

インスト

 言うまでもなく毎日暑い。私の住んでいる盆地は硫黄島の地下壕より多少はマシというくらいの暑さが続く。昨日もスーパーの駐車場で自転車に乗りながら、ふと、「そうだよな、どうしても紅白の塗装する必要ないよね?今なら間に合うよな?」と気が付いた。そうだよ、この暑さの中であの面白くもない紅白二色をベターっと塗装するなんてアホらしい。それよりも軍用機モデラーならば地味なグレー迷彩を塗装するほうがグラデーションやりたい放題で楽しいし第一シブい大人の選択ですよ。

 マスキングが面倒なんだろって? まぁそうとも言いますが、表立ってそんなことは言わなくてもよろし。とにかくせっかくの48だしグラデーションつけないのは退屈すぎる。
 インスト見るとFSナントカって書いてるので調べるとクレオスの307と308らしい。早速歩いて8分の模型屋に出かけて買ってきた。暑い。模型屋さんは祇園祭で不在。うちも町内の山鉾があるんだけど暑くて見てない←おい!! 

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 308番を裏側から塗装始める。なんで既にスミ入れしてるかというと、そもそも紅白の美しい塗装の場合、塗装後にスミ入れすると汚れて嫌なので先にしといたらどうかなと思って。でも埋まってただろうな。308もなるべく薄くしたいけど上手くいくかな。厚塗りにはしたくない。

 さすがに暑さのせいかだるくてやる気が出ない。これがまだ九月いっぱい続くかと思うとウンザリする。なんか面白いことやらないと。

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 インテークリップはバシッと決まってないとカッチョ悪い部分。ここはきれいに作らないと。
 赤丸の部分は隙間と段差がある。赤矢印は変なスキマ、青丸の部分は伸ばしランナーで埋めた部分。

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 パテで整形したところ。あと筋彫り復活が残っている。

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 全体像はこんな感じ。カッチョええね。ちょい痩せすぎで人間ばなれしたアニメの主人公みたいな感じもするけど・・・それもまた良し。

別府市公会堂2

 先日大分の展示会の翌日は、別府市公会堂へ。「豊州戦史研究会」の発表があった。私の属している模型クラブ「大分航空隊」のメンバーの一人がこの研究会にも入っていて、大分の戦史(近現代史)を研究しているのだ。

別府市公会堂

 会場となった別府市公会堂は吉田鉄郎の設計で昭和3年に竣工した。興味のある人はウィキペディアなどを見てください(なんかメッチャ偉い人みたい)。歴史ある建物で研究発表をするというのは、なるほどこの会の趣旨にあってる気がした。

別府市公会堂3

 公会堂からもほど近い、別府公園(旧米軍キャンプ別府→陸自駐屯地)をのぞむ(左手はスタバの建物)、まさに絶景哉。

 まるで欧米の公園みたいな、大きな木がたくさん生えている広々とした公園。別府市民の憩いの場でもあり歴史を刻む場でもある。JR別府駅から歩いてこれる距離だし(坂を上りますが)、別府に来たらぜひ散策してみてください。あ、遊具とか見世物は何もないですよ。でもそれがいいんです。

スキマ

 機首と後ろ側を合体したら隙間が開いた。うまくすり合わせすればこうはならないかもしれない。私は上下もズレている。下手ですみません。

スキマ埋め

 プラバンで塞いだ。すると、ん? なんかインテークベーンの角度が違ってるんじゃない?

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 やらなきゃいいのにインテーク内部を作ったりするから・・・ベリッと剥がすと内部が一挙に破れて破たんした。あーあ、余計見苦しくなった。やんなきゃよかった工作。悲しいね。でも仕方ない。

 インテークベーンのところにエッチングパーツを貼り付けるようになってるけど、これが少し大きすぎて指がひっかかったりする。やれやれ。少し削る必要がある。って、こんな薄っぺらい物をどうやって削ればいいんかい。いや。切ればいいのかな。うん。そうだろう。

 写真にはないけど、もうだいたい飛行機らしいカタチになってます。いやー恰好いいな←写真撮れや

デカール

 デカール問題も考える。もちろん最初からこの赤は塗装するつもりだけど、せめて国籍マークくらいは貼りたいなと思ったけど甘かった。デカールがつや消しだし色が全然違う。資料で見るとシャインレッド的な赤。そもそも箱絵と全然色違うやん。何日も悩んだけれど、やはり自分の嫌いな赤(シャインレッド)で塗装するのはやめよう。スケールモデルとしてはあるまじき行為だが、全く違う色で塗装することにする。だってさーDD51と同じ赤って嫌だよ。もっと深い赤がいいの!!

 ここ数日すごく嫌なことが立て続けにあった。昨日はさすがに模型屋さんとこに行ってグチってきた。それで何が解決するわけでもないけれど、聴いてくれる人がいるというのはありがたいなあとつくづく思う。しかし、こういう嫌なことというのは序の口にすぎないのかもしれない。年を取ると嫌なことがいっぱい増えてくるのかもしれない。嫌だなあ。乗り越えていく自信がない。

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 ジェット機にはあるあるな分割?機首と後半部を別々に組んで合体する方式。機首のレドーム部分は上下があるんだけどパーツでは目印が入ってないのでどっちが上だかわかりにくい。微妙なカタチなんだもん~なんとか接着したが不安。

 先週末から雨模様で、ついに月曜の朝は「ヤバいかな」という予感。あと一時間降り続いていたら我らが模型屋はまた浸水していたのではないか、間一髪だった。いやはや。
 月曜の午前中はずっとネットやテレビを見ていてぐったり疲れた(実際住んでいる市内ではあちこちで被害があった)。繰り返し放映される土砂崩れや濁流の映像って神経が疲れるね。ついつい見ちゃうんだけど、かなり脳にダメージがあるに違いない。
 やっぱ私は映像に弱いな・・・それで映像より本を読むほうが好きなんだよ。映像は具体的だから後でそれが頭の中で繰り返し再生されてどうにもたまらない。
 精神的に嫌になるのは、その悲惨な山崩れの現場などを見て「あーあ可哀そうに、でも自分でなくてよかったよ、へっへっへ」とコーヒーでも飲みながら安楽椅子でぬくぬくとしているっていう、その構造ですね。精神が否応なくねじくれていく気がする。悲惨なニュースはほどほどに見て、あとはいつもの読書と模型にしたほうがいいな。ということで模型がやたら進んだ(汗

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 空気取り入れ口がすっぽんぽんなので、プラバンでふさいだ。よくこういうのやってる人見るけどどうやって合わせるんだろう。

 エンジンの先端部分の丸いファンみたいなやつ(実際ファンなのだろうけど)が、無いので結局すっぽんぽんなんだけど、そんな奥まで入れなければ・・・もとい、奥まで見なければいい。

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 ちなみに脚庫は配線も再現されてるので何もしなくていい(ピンぼけですみません)。うれしいようなガッカリのような。タロンのときはここを作ったっけ。それにしても浅い脚庫、短い脚だなぁ。

 機首の機関砲の給弾部分が開くような分割になってるけど、機関砲は再現されていないから残念。こういう別パーツ部分がすり合わせを気を付けないといけません←下手

 F-5Eはスイス空軍のアクロバットチームの機体なんだけど、機関砲を積んだままやってるそうです、いつでも実戦に出られるように。見習いたいものですね。

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 立て続けに完成させたので、このノリで放置しているキットを完成させよう。今なら作れそうな気がする。自分のブログで確認したら、このキットはなんと2021年の1月に作り始めてる・・・ということは二年半も放置してたのか。もうこれは作るか捨てるかふたつにひとつ。

 コクピットを中途半端に作っているところで止まっていた。資料を見ながら色を塗る。
 洗濯機のホースみたいなやつは、焼きなました真鍮線に針金をくるくると巻き付けたやつ。これも当時作ってたものを取り付ける。これくらいの大きさのコクピットになると、何か足さないと寂しい

シートベルト

 こんなこともあろうかと買っておいたファインモールドのシートベルトを使ってみた。よくできていてぺちゃんこ。ぺちゃんこ過ぎるくらい

本2

 こんなこともあろうかと静岡ホビーショーのとき買っておいた資料。やはり本はいいな。

箱

 キットはこれです。2021年の記事にはこの塗装無理~とか書いてあるけど、今は全然無理じゃない気がする。バイク塗装で少し気が大きくなってきた。赤黒の塗り分けできたんだから、赤白だってできるわい!! やってやろうじゃないの。

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 とはいえ、段差消すの厳しいなぁ・・・いつもは裏側はテキトーなんだけど、この塗装じゃ裏側も真面目にやんないとなぁ・・・表面が平滑になってないときれいな塗装にならないよなぁ・・・なんか謎の分割されてて面倒くさいなぁ・・・だが待てよ、こないだの造形村の震電で消した段差に比べたらこんなの段差とは言えないくらいですよ、わっはっは(汗

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