つれづれプラモ製作記

マイペースで作っているプラモデルのブログです

カテゴリ:1/72飛行機 > ハセガワ1/72マクロスVF-11B

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 KRのついでに作ってたマクロス・1/72サンダーボルトの機体が完成。背景の絵や土台がまだ完成していないけど。全長22センチくらい。裏側に穴を開けたら武装がつけられなくなった(汗

 おおよそイメージした色になって自分的には満足。本来の設定ではグレーの機体だけどね。自分の好きな色、好きな雰囲気に仕上げられるのはストレス解消にすごくいいよ!! おすすめです。

 茶色で立ち上げたのはあまり意味なかったかも。ウェザリングはクレオスのウェザリングカラーを主に使っている。ピンク色をところどころに使ったのはすごく効果的だった。これは天神さんの箱絵の真似なんだけど。絵を見るのって勉強になるなあ。

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 尾翼近くのここは目立つところなので、金色の上からクリアレッド塗ってみた。綺麗な赤になって嬉しい。国籍マークや注意書き以外のライン等は塗装した。地味に面倒だった。特にこの赤いライン・・・゛てもまあマスキングの練習と思ってやりました。

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 最後の最後にキャノピーに接着剤ついちゃって・・・もうープラ用接着剤とかダメっていつも言ってるでしょ!? 仕方ないので神ヤスなどを使って磨いたらそこそこ見られるように復活。はー。焦ったぜ。その後いつものように木工用ボンドで接着して終わり。合いはまずまず。飛行状態なのにパイロットが乗ってないって? 飛行状態で人形乗せるのが嫌いなんだよね、生理的に。リアルなジオラマを目指してないのでこれでいいのです。

 透明のパイプ(模型屋さんに売ってるやつ)を刺したはいいが土台(木製)に5ミリの穴を開けるのが無理。旅の大工さんにわざわざ来てもらって開けてもらった。ハハハ、こんな穴一個開けるために大工を動員するとは・・・贅沢だねぇ。

 こんな穴なんか電動ドリルだとほんの10秒じゃないですか。「ほかに開けるもんないんか?」と聞かれたけど、もうありません。「俺のドリルをお前の穴に入れてやろうか」とか言うかなと思ったら言いませんでしたね、残念。
飛行状態

 ということで、飛びました。よく言われるけど飛行機は飛んでるとこがいいなあ。

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 ここ数日、デカールを貼っていた。細かいやつがけっこうある。
 脚は付けずに飛行状態にしようと思う。最初からそう考えて工作するべきだった。いつも途中で変更するから綺麗にできないんだよなあ。脚庫は全部閉じた。

 湿度が高いのに無理して半艶クリヤを吹く。するとどうなるか・・・

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 何このブツブツは。何度吹いてもブツブツが出てくる。変だなあ・・・あ、水か←おい!!

 先にホースを外して水を出せばよかったんだね。あとから気づいた。もうー初歩的ミス。
 ま、何とかなるやろ。

背景1

 そして背景を塗装中。ハッブル宇宙望遠鏡のときにやったみたいなやつ。スチレンボードを黒く塗装してその上に銀河っぽいものを吹いていく。面白い。なんちゃって宇宙。ネットで拾った画像をもとに好きな色で塗装してます。普通の人なら、ネットで拾った写真をプリントアウトして貼るんだろうね。そこが普通の人と私の違うところ。自分で塗装するから面白いの。

 しかし、塗装しながらじーっと見ていると何だか怖くなってくるね。自分で描いてて怖いとかアホですが、怖い。なんとなく心の中の風景のように見える。モヤモヤとして底知れない。

 フラクタルって知ってる? 木の枝は木全体と同じようなカタチをしているでしょう? そういうふうに、部分が全体と同じようなカタチをしているという…自己相似とかいう数学の概念です。それと同じように、私たちの頭の中には宇宙と同じようなモノが入ってるんじゃないか。そんなことを考えてしまった。

 まだまだ完成ではなくまだいろいろ描き加えたり修正していくつもり。うまく出来上がるか全く自信はない。

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 VF-11Bサンダーボルトもずっと作ってた。なんべん上から吹いても色が気に入らなくて、イライラしている。そういうときってありませんか。
 インストではグレー系の色みたいだけど、茶立ち上げで白く塗装。でも茶立ち上げって何の意味もなかった。

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 もういいや、このへんでお終いにしよう。ということで、スミ入れ作業にうつる。左側はスミ入れしたもの、右側はこれから。

 スミ入れは今回はクレオスのウェザリングカラーで。ウォッシング的に全体的に汚したいときはこれが便利。

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 上側は終わったところ(尾翼はこれから)、なんか「くどい」雰囲気になったなあ。72だともう少しアッサリしないといけないな。写真ではわりとアッサリに見えてるけど実際はもっと「くどい」です。
 箱絵のような雰囲気を目指したんだけど、やっぱ難しい。箱絵を参考にしてピンク色も少し吹いてるんだよ。初めての試みだけどなかなかいい感じになった。

 マクロスを実機みたいに塗装して実機をアニメっぽく塗装するのもやってみたいな。・・・と思いつつ、月日は流れて十数年(汗 

塗り分け

 カワサキKR250はどうなってるかというと、こんな感じ・・・

 塗り分け間違ってるやん!!(ふたつのパーツに分かれているのをくっつけてみて初めて気が付いた) やれやれ。右半分は黒いところ塗装忘れですよ。
 タンクとシートは取り付けたけど、それでどうなったかお楽しみに。いやもう、期待を裏切らないハセガワのバイクらしさ炸裂してまっせ。というより私が下手なだけか。まあその相乗効果がすごいんです。

ビールのつまみ

 以前から書こう書こうと思ってたんだけど、キュウリの浅漬けあるでしょう。あれを作るとき、昆布やダシの素など入れると思うけど、キュウリ二本につき酢小さじ半分と砂糖少々を入れてみ!! めっちゃ美味しいよ。お酢って旨味を感じるんだね。隠し味です。酸っぱくならない程度にお好みで加減してね。酸っぱくなるとマリネとか酢の物になっちゃうからね。
 ちなみに私は、キュウリを切って塩少々振りかけて、10分程度置いて水分が出たら、水洗いしてから味をつけます。

 漢方ではキュウリは体を冷やすといいますね、カリウム豊富で塩分も出してくれるし本当にありがたい夏の野菜。

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 この部分は何なのか・・・何か灯火っぽい感じがするので、オシャレな色にしてみよう。

 キャンディー塗装ってやつ? 金属色の上にクリアを塗装するのをキャンディ塗装っていうんだよね? まぁどうでもいいや、ともかくカッパーの上からクリアレッド吹いてみた。小さい面積なのでイマイチわかりにくいな。ていうかレッドが濃すぎたか。
 ほかにも少し赤い部分を塗装してマスキングしないと。飛行機ってこのへんの作業が停滞感あって嫌だよなあ。ああ~ヘリ作りてぇ。それに作りかけのF-5Eも気になってしょうがない。

箱側面

 これが本来の設定の色。機体はグレーにオレンジっぽい色が何か所か。設定に文句言うわけじゃないけど、この配色は嫌いなので違う色にしようと思う。

本2

 「還ってきた紫電改」(宮崎勇著/光人社NF文庫)

 去年だっけ? 大刀洗平和記念館で買ったんだっけ? 343空で紫電改に乗っていた宮崎さんの従軍記です。あの菅野直大尉の二番機などを務めた人。お人柄そのままのような温厚な文章で読んでいて心温まります。
 なぜ読んだかというと、大刀洗に復元されている零戦32型に乗っていた柳村義種大佐のことがチラッと出てくるので。マロエラップ島(タラワ?)から宮崎さんが本土に帰るときのエピソードとしてチラっと出てくるだけなんです、大佐みずから「サヨウナラ、サヨウナラ」と別れを惜しむように発光信号を送ったという話・・・辛い話というか酷い話です。見捨てられたんです。太平洋戦争中に無数にあった話のひとつだけど。
 と、ここまで書いてふと気づいたけど、このこと書きましたかね?(汗 同じこと書いた気がする。もう最近物覚えが悪くなっちゃって、おまけにブログをもう一つとツイッターもやってるもんだからどこに書いたか定かでない。私はものを書くとき一度頭の中で書いてるんです(頭の中で推敲する)。それですぐにブログに書きゃいいのに頭の引き出しに入れてることもあり、書いたかどうかがゴッチャになることがあるんです、同じ話書いてたら笑って許して。

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 あちこち塗装してはマスキングの繰り返し・・・やっぱこれが飛行機模型の現実だね。

 黒は少しグレーがかった黒を作っている。真っ黒だと玩具ぽくなるので。そもそも架空機だからいかに実機ぽくするかが勝負どころ。デカールがあるんだけど、自分で塗装することにした。マスキングは面倒だけど自分の好きな色にできるので頑張る。

 主翼は差し込んでるだけで接着していません。ご覧の通り、黒立ち上げならぬ「茶立ち上げ」にしてみた。もちろん自己流ですよ。先に茶を塗装するか基本塗装したあとで薄い地を吹いても同じかもしれないけどね。先に吹いてるほうが調整しやすいような気がしてこうしてみた。

武器

 この魚雷のようなものは、ロボット形態になったときに使う武器。飛行機形態では機体下側に装着する。アニメを見ていないのでどういう銃なのかよくわからん。ま、知らんほうが適当に作れていいから知りたくない。

 先端で光っているのはガンダムマーカーのヘビーガンメタリック、これ使ってるうちに「そうか、ドライブラシみたいに端っこを強調するのに便利なんだな」とようやく気付いた。

 震電が完成してから・・・というか、もう去年くらいからずっと少しやる気が減っている。なんでかわからない、covid-19のせいか年齢のせいか・・・まぁゆっくりいくしかない。本を読み返したり映画の見忘れたやつをDVDで借りてみたりしている。

 最近は「真昼の決闘」を観た。30歳頃に一度ビデオで見たことがある。そのときは全く面白くなくて何も記憶に残っていない。正直いってまったく理解できなかった。
 それがどうだ!! 今見たらとても面白い。というか、なぜこの映画を父が好きだったかよくわかる気がした。これはね、男の映画なんです。西部の街にならず者が帰ってくる。それをゲーリー・クーパー演じる保安官が迎え撃つんだけど、誰も助けてくれないの。そして恋人も自分を捨てて逃げていこうとする。

 宿の女主人が出てくるんだけど彼女がすごく大事な役柄で、すごくいいこと言うの。それがね、30年前にはわからなかった。今だからわかる。すごくわかる。年を取ってよかったなあとこういうときに思う。私もこんな女になりたいと心から思う、無理だけど。
 先日「この世界の片隅で」を見たときも、ちょっと意地悪な義理のお姉さんにものすごく共感したんだけど、こういう脇役がなぜ出てくるのか、何を言っているのか、その意味が今はものすごくよくわかるし心に沁みるんだよ・・・彼女ね、玉音放送のラジオを聞いたあと家の外に行って一人で嗚咽を漏らすんだよ。そのシーンがね、もうたまらん、もらい泣きするよ。

 子育てして、親を見送って、いろいろ人生経験して、それでようやくわかることもあるんだよ。上っ面の喜怒哀楽ではなくてね・・・。 

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 ハセガワのマクロス・ヴァルキリーVF-11Bはここまでできました。
 早い!! というかDD51が時間かかりすぎるのか。

 しかも、胴体は左右ではなく上下で接着するタイプだから楽なんです。やっぱこれがプラモデルだよなぁ。自分で考えて作るスクラッチではなく、すでにパーツになっててそれを組み立てるだけのプラモデル。あっというま・・・もちろん人によっては改造したりとことん綺麗に整形したりして時間がかかったりもするだろうし初心者は時間のかかるところもあるかもしれない、人によってそこは千差万別なんです。

 ノズルが左右わせるようになってるので私にはその合わせ目消しがいちばん時間かかった。四か所あるので面倒くさい。でも目立つ場所だから仕方ない。ロボット形態に変身したときに足先になるところだと思う。だから可動するようになっている。ノズルが動くというのはまあ、実機もそうだよね。ここはよく考えられてるよなー。
 あとは脚と尾翼のパーツが残ってるくらい。

本

 多分初めて買った飛行機の本。20代の終わりごろ(30年前)、デパートの催事場で本を安売りしてることがよくあったでしょ、確かそういうところで買った気がする。それとも東京に行ったときに銀座のイエナ書店で買ったか。どっちだったかもう覚えていない。どちらにせよ、これとヘリの本と二冊・・・どちらも大きくて重い(縦30×横23センチくらい)。立派なハードカバーで本に対する考え方、文化の違いを見せつけられる。一機ずつイラストとコクピットなど実機写真も多数。ネットのない時代は貴重な資料だったと思う。表紙がカッチョいいよね。たまに取り出して眺めている。

 なんで私がこんな本を当時買ったかというと、冒険小説にF-16とかA-10とか出てきてもどういう飛行機かわかんないのがもどかしくて、それが知りたくて。難儀な時代だった。
 調べる方法があまりない時代の枯渇感ってすごかったよね。覚えてます? この喉の渇きのような知識欲?みたいなものは忘れたくない。

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 そしてコクピットを入れた。カナードは最初からくっついているのでありがたい。

 黄色と黒のシマシマやり直したけど全然うまく塗れてないじゃん。頭の上のひっぱるほうのやつね。座席横のはデカール。
 マクロスはアニメを見たこともないんだけど、マクロスの飛行機は格好いいと思ってたまに作ってる。誰かに教えられたわけでもなく、勧められたわけでもなく、直感的に「これ格好いいな」と思って作ってる。それって、すごいと思いません? 男共にはそういう人はあまりいない気がするんだよね。自分の感覚に自信がないのかな。お墨付きみたいのをありがたがるんだよね、男ってのは・・・

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 どんどん組んでここまで来た。主翼をくっつけてしまうと塗装しにくくなる気がするのでこのまま塗装してみよう。主翼は上下が同じ形のパーツじゃなくて、裏側のパーツは主翼端までない・・・主翼端に隙間ができなくていいようになってる分割(意味わかります?説明が下手ですみません)。そのかわり接着するときに少しすり合わせが必要で、その作業をやってるときにやっぱプラモってこれがないとな、と思った。これをすることで親密な間柄になれるんだよな。

 とか偉そうに言ってますが、そのうち失敗して泣くのかもね。まあそれはそれで・・・嫌だなあ。

箱

 さすがに連日のDD51はちょい疲れるので、あっというまに組んで塗装できそうなやつを押し入れの中から物色した。

 天神英貴さんのイラストがカッコよくて好き。

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 ハセガワらしい繊細なモールド!!・・・は良いんだけど、パーツ結構おおいやん(汗 さっさと組み立てて塗装して楽しもうっと。

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 なんかものすごく下手くそだな。黄色と黒のシマシマのところはもう一度やり直そう。あまりにもひどい。

例会1

 昨日は、私の所属する飛行機模型クラブ「大分航空隊」の例会で大分へ。こんな作品見ながら三時間しゃべっていた。

例会2

 こんな作品もありました。久しぶりに飛行機を見た気がする。なんだか寂しいことですよ。

 今回は本屋に行くのも大事な目的で、というのも日田市から明屋書店が撤退してとうとう本を買うのに大分まで行かなくてはならなくなったのである。なんてこった。本屋というのは単にモノを売ってるだけの店とは違うんだよ。文化を売っているの。もちろん実用書もあるけれどほとんどは生存には必要ない、つまり素晴らしき文化ですよ。通販で取り寄せればいいとかいうのは全く違う話。本屋に入ると鼻孔をくすぐる、あの本の匂い。耳をすますと棚の中から活字たちの静かな声が聞こえるような気がする。
 勇んで買い出しに出かけたわりに昨日はジュンク堂で8冊買っただけでしたが、それでも本は重いし、選ぶ時間が濃密なのでフラフラになる。
 帰りがけにふと思い出し駅ビルの紀伊国屋書店でシーラッハの文庫を五冊まとめ買い。それだけで豊かな気分。ああ~五冊買って豊かな気分とは幸せな人間だな私も・・・でもフエルデイナント・フォン・シーラッハは本当に味わい深い。全部読むまでほかの本は読めないなあ。
 帰りの汽車の中で大分名物唐揚げでビールを飲みながら早速ページをめくる、至福の時。

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