つれづれプラモ製作記

マイペースで作っているプラモデルのブログです

カテゴリ:1/72飛行機 > ハセガワ一式陸攻

完成1

 先日完成した一式陸攻は、桜と搭乗員を別々に添えるという形で完成させた。

 濃緑色はこんな感じ。実際の色に近い写真が撮れた。昭和20年4月、鹿屋基地。

完成3

 わざと別々の土台に載せてみた。搭乗員と飛行機の距離、あまり近いのも変な気がした。わりと近くの地面にあぐらを組んで座ってるような写真はよくあるからそういう情景なら自然かもしれない。
 私は、二人の搭乗員が物思いにふけるようなイメージなので、少し遠くから眺めている様子にしたかった。彼らは実際には飛行機のそばにはいなかったかもしれない。

完成6

 たとえばこんなふうに、いろんな配置ができる。料理の皿を配置する感じで。人形はハセガワの海軍搭乗員セット(プチ改造してます)。桜は紙創り。

完成8

 飛行場には桜の木なんかなかっただろうから、向こうに見えているのは幻の桜・・・懐かしい故郷の桜の幻影という設定。正面から見ちゃダメよ、の作品になっちゃったのが悔しいけど皆様は気を付けて組み立ててください。飛行機の基本だよなぁ・・・翼の角度。

完成5

 桜に別れを告げる。故郷を懐かしく思わなかった人がいただろうか。母を思い出さない人がいただろうか。
 
 「特攻 この地より」(南日本新聞社)には、4月12日出撃の神雷部隊・一式陸攻の電信員だった菅野善次郎さんという方の証言がある。装置の不具合で電動で切り離すことができなかった桜花を、菅野さんが手動で切り離した。桜花搭乗員は土肥三郎中尉。

 この日撃沈した駆逐艦「マンナートLエーブル」が、この大戦中唯一の桜花の戦果であった。 

桜7

 「故郷のあの桜は咲いているだろうか」
 いまだに一式陸攻に添える人形と桜の修正等をしていた。土台にはステイン塗装してニスを塗った。これらの小物を添えて、ようやく作品として完成するのである。

 地面に鉄道模型用の粉みたいなやつを定着用の接着剤(水で薄めたりできる)で濡らした上に撒いていく。上から接着剤を垂らしてもいい。

 桜の木の根元も着色したらずいぶんそれらしくなった。桜の花びらもいくつか散らしてある。単に色を塗っただけですが、こういうのを作ってるときは何となく芸術家気分。
 まあ稚拙な出来だけど、慣れてない割には楽しく作れたから自分的には満足でした。

 人形のポーズひとつで心情を表すこともできて無限に情景って作れる気がする。もちろんそれだけの腕が必要だけど。

資料4

 「特攻 この地より~かごしま出撃の記録」(南日本新聞社)

 すごくいい本でしたよ。おすすめです。もう情景作品にしたくなるエピソードてんこもりで、付箋貼ってたら付箋だらけになった(笑

 鹿屋や知覧その他鹿児島県内から出撃した人たちの生き残りや見送った女学校の生徒、などなど、当時を知る人たちの証言です。新聞の連載をまとめたものらしいけど、南日本新聞社なかなか良い仕事してますね!!

 軍の検閲を逃れるため、基地に手伝いに来ていた女学生などに託してこっそり投函してもらった手紙・・・なんてのもあったそうです。特攻に赴く前に、一言だけでも知らせたい・・・大切な両親に、大切なあの人に。胸が締め付けられます。

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 ハセガワ1/72 一式陸攻24型丁、完成しました。

 三点姿勢がとても低い独特のスタイルがよくわかります。兵器搭載をしやすく、また量産にも向いていたそうです。この他、インテグラルタンク、層流翼、垂直安定板に比して小さい方向舵(舵の効きが良い)など、知れば知るほどすぐれた設計だったことがわかります。戦史では被弾するとすぐに燃え上がったということばかりが目につきますが、そこしか知らずに終わっては本庄技師に失礼です。

 この桜花による特攻作戦を行った部隊を神雷部隊といい、戦記ものなどを読んでいるとよく出てくるので、いつか神雷部隊の機体を作りたいと思っていました。わしら九州人が作らずに誰が作る!?

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 双発機は初めて作ったけど、迫力あっていいじゃないですか。シブいわー。

 銀色剥がれは、先に銀色を塗装して置いてそれを剥がすというやり方です。味方識別隊の黄色と裏側のフチ無し日の丸以外はすべてデカール。プロペラは息を吹きかけると一応くるくる回ります。

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 最大の難関、窓枠問題はマスキング販売さんのマスキングシートを使うことで解決しました。貼るのは思ったより簡単だったし、あっというまに終わり、さらにとてもきれいに仕上がりました。

 汚くなったのは何度もやり直したからです。私みたいな下手くその人は、最初から木工用ボンドのほうが確実かもしれない。中身もそこそこ見えますね。

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 機体上側の後部銃座。こんなマスキングとか自分じゃ絶対無理。

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 機体最後部の銃座。透明パーツに人間の乗る部分のパーツを接着するので少し緊張。取れないようにしっかり付けないと。

 ちなみに、水平尾翼の角度が変です。後ろからあんまり見ないようにしてる。ま、いいんですうまく出来なかった部分は次の教訓にすれば・・・教訓だけが増えて行ってるけどちっとも改善されてないね。いろいろ下手くそな部分が写真に写ってるけど、そこは皆さんも参考にしてください。
 大変なキットというわけじゃないんだけど、基本に忠実に丁寧に作らないと私みたいにズレたりする。

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 排気管の「焼け」をやってみた。72だからこれくらいかなあ・・・稚拙な出来ですがまぁいいや。焼けた色も同じラッカー塗料。エナメル塗料だと拭き取れるよと言う人もいるけど、私は一発勝負的なのが好きなんだよね。もちろんあとから再度緑色を吹いたりしてタッチアップはしてます。

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 背景が黒だと全然誓う緑色に見えるのが驚き。実際こんなに青っぽくはないけど、背景が黒いほうが明るくは見える。思うんだけど、誰にも自分の作品は見せずネットだけで公開するなら、かなり写真の撮り方で「盛る」ことはできるかもしれない。

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 桜花と。あーやっぱ水平尾翼の角度ヤバいな、見てると嫌になる。壊してでもやり直すべきだったか。主翼だって怪しいですけどね。飛行機はそこがいちばん大事なのに・・・

 この721-05は鹿屋での昭和20年4月12日の写真がバッチリ残っている。機体裏側も暗緑色。一式陸攻は特攻機を運ぶ「親機」だったけど、実際は餌食になって未帰還になることが多かった。この機体がどうなったか、ちょっと私は不勉強で知りませんが、そのうち何か読んでるうちにわかるかもしれない。人形と桜の花と土台も塗装終わったら、再度写真を撮ります。

 内部は「日本海軍機の塗装 ソコハ何色」(大日本絵画)に11型の実機写真があり、これまで常識だった部分がかなり覆ってる部分もあると思う。詳しくは同書を読んでください。私はなるべくその通りに塗装してみた。胴体内側や脚庫は自分の技術でできる範囲内でコードを這わせてみたりした。それはもう、後から見える見えないの問題ではなくて、私の好み。

 あ、それと機体上側のみリベットも打った。写真ではほぼ見えないけどね。72ではっきり見えるようなリベットはやりすぎだと思ってるから。あ、もちろん演出としてのリベットです。それらしく見えるための。全体が暗緑色だからそこにどれだけ変化を持たせるか考えました。それも72というスケールだとどこまでが最適か、とか。こう見えてもけっこう考えているんだよ!!

 それでいて火星エンジンにはプラグコードとかは這わせてない。とにかくもう、やりたいことだけやってる。上になるのは嫌いだから、もう勘弁してください(意味不明) もうこの期に及んで、嫌なことやらんでいいと思うのよね。好きなことだけやって生きていきたい。

 というわけで、好きな一式陸攻作れて幸せです。ハセガワに感謝、見てくれた読者の皆様に感謝。次は何作ろうかなー。

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 小物や透明パーツを接着しているところ。

 ループアンテナとピトー管?。どちらも真鍮線で補強してホッとしたところに、妖怪パーツ隠しがやってきてピトー管を素早くどこかに持っていった。やれやれ。

 仕方ないのでピトー管?は真鍮線と伸ばしランナーで作り直し。少し大きくなっちゃった気もするけど、ま、いいや。ちなみに、この後マスキングをすべて剥がしたけど、ずいぶん時間かかった。マスキングし二か所ほど痛恨の吹き漏れがあったけどおおむねバッチリ。自分でやったらとてもじゃないけどこんなに綺麗にはできないよね。マスキング販売さんに感謝。

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 赤丸で囲んだ部分は別パーツなんだけど、ここ何度接着しても取れる(涙
 透明パーツ同士を接着するというのは今までやったことがないので、いい経験にはなった。

 機首だけでもカッチョいい予感? 初めての双発機が一式陸攻て、めっちゃシブくない? フフフ。ようやく完成に近づいてきたぜ。暑く長い戦いだったなぁ。

人形4

 ご覧のとおり、桜と搭乗員は別の土台に接着するつもり。機体も別の土台を塗装中。これらはまた後日完成させて写真撮ります。とりあえずは本体を完成させようと思う。

 座ってるほうの人は足が地についてないし、右側の人は肩に手を置いてるつもりが触れてないし、ちゃんと整形したつもりなのに、なんでやねん。実は三人作ってそのうちの一人は顔の塗装がグチャグチャになって修正できなくなったので、急きょ頭を取って挿げ替えるという荒業を行った(汗 きれいに塗装できた二人を採用したということね。それにしてもこの人形は下手くそ改造でもそこそこ見られるものが作れそうで、まだほかにも作りたい情景がいろいろ頭に浮かんできた。素晴らしい人形です。

人形2

 神雷部隊隊員。ちょっと近くで見るのは辛い出来だけど、遠目にはまあまあ。立ってる人の背丈は2.2センチですからね。老眼鏡の上にハヅキルーペかけて塗装した。あとは裸眼で修正する予定。
 しかしまぁ~人形の塗装も難しい。すべてファレホで塗装してます。ただ、つや消し塗料なので、帽子は革製品らしくテカテカしてる感じにしたくてラッカー塗装してる。

 今読んでる本にはこういう特攻隊員たちの写真がいっぱい掲載されていて、どの顔もみな、ヤンチャ盛りの若者たちです。それだけに胸が痛い。
 よく「いまどきの若者は当時の若者みたいに勇敢に戦えないだろう」と言う人がいますが、私は全くそうは思わない。教育、まわりの風潮、すべてが当時と同じなら全く同じ行動をとると思う。

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 こちらはおおよその透明部品を接着して半艶クリヤを吹いているところ。いろいろうまくいってないけど、もういいや。デカールがシルバリングしませんように。
 写真ではえらく明るい色に見えるけど実際はもう少し濃緑色です。

 よきお盆を過ごしていますか? お盆は死んだ人の魂が帰ってくるんだよね。この考え方はけっこう世界的にみても珍しいらしい。日本人にとってはいちばん大切な祝祭じゃないだろうか。祖先を拝むという宗教ですよね。あまりにも生活密着しすぎてて誰も宗教だとは思わないような・・・。
 私ね、終戦記念日がお盆ってのは狙ってそうしたんじゃないかと思うんだよね。そしたら必ず毎年間違いなく戦死者の魂が帰ってきて供養もできるでしょう? きっとそこまで天皇陛下は考えてたんじゃないかな。
 それ言うと聞いた人から必ずバカにされるんだけどね。

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 透明パーツを絶賛接着中。透明パーツ同士の接着は初めての気がする。単座戦闘機だとコクピットまわりだけですが、これはあちこちに透明パーツが嫌と言うほどたくさんある。

 透明パーツ同士は普通のプラ用接着剤でいいのではないかというご指摘を頂いたので木工用ボンドでつけたのを剥がしてやり直したら、めっちゃはみ出して汚くなった。悔しいね。他人に言われた通りやってうまくできなかったときの悔しさったらない。自分で考えたことが失敗するのはそれなりに我慢でるけど。

 ま、いいや。いろいろ教訓を得たから。
 銀剥がれはもう少しやったほうがいいかなあ。塩梅が難しい。

桜6

 紙創りのキットで作る桜はだいたいすべて接着終わり。あとは土台に植えて少し花びらを散らせば完璧。
 思った以上に時間がかかったよ。これは大変だね、二度とやりたくないレベル。しかも真夏に桜なんて思いっきり季節外れでモチベーション下がった。でもまあ・・・花に関してはメカに比べればずいぶん身近で、それなりに見てるから作りやすい。こう見えてけっこう植物は好きなんですよ。観葉植物はいろいろ育ててるし。庭に植えるのは日本の草木が好きですね。日本の草木は姿がいい。花が咲いていないときでも楽しめるのが多い。普段着のときも美しい女みたいな感じだね。

cd

 模型に集中して肩の凝ったときはコレ!! レッツダンシン!! 肩甲骨を回しましょう。

 「スリラー」マイケル・ジャクソン たぶん1983年の大ヒットアルバム。私が大学四年になったときに話題になったから多分そう。最近どうしても聴きたくなって買ってしまった。このアルバムジャケットが気恥ずかしいけど、すべての曲が有名で素晴らしい。ポップスはほとんど聴かない私でもこれは聴いていたよ。ロックやってた先輩が「これはすげぇ!!」とベタぼめだった。
 
 一曲目の「wanna be starting something」が好き。出だしがカッチョいい。自転車に乗ってるときとか、ふいに脳内にこのフレーズが聞こえてくる。「何か新しいことやりたいよな!!」 バックコーラスを歌うと気持ちいい。
 今はそれなりに腐ってるけども、なんでもいい、何か一つでも、他人が見たら笑うようなちっぽけなことでいい、新しいことに挑んでいきたい。他人がどう言おうと自分が好きならいいんだよね、音楽も模型も。

 ああー若いころも同じようなこと言ってたような気がするな。

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 そろそろ一式陸攻を組み立てよう。スミ入れはしません。72だとスミ入れはやりすぎな気がするのと、どうしても汚してしまうから。エナメルでウォッシングしたら汚れないのかな? 私はどうしてもウォッシングみたいになってしまう。ヘリコプターみたいにウォッシングしたい場合はいいんだけど。
 計器盤は今頃になって接着しなくちゃならないんだけど・・・これが・・・接着しにくい!! どないせーっちゅうの!! 手が三本いるやん!! もう、ハセガワのバカバカっ!!

 あ、このテイスト、何かに似てる・・・そうだこないだ作ったガンマ・・・もしかして同じメーカーのキットかしら。ホホホ。

 最後になって組み立てで苦労するって本当に嫌ですね。自分の下手さ加減を痛感する。この場合は、操縦桿を最後に接着するとよいでしょう、と教訓を得た。
 少し歪んで取り付けてしまったけど、ま、いいや←おい!!

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 いやというほどたくさんある透明パーツを一個ずつ接着していかねばならない。ちょっとした修行。

 特に、透明パーツ同士をくっつけるところが難題。模型用接着剤を使いたいけど、もし曇ったらと思うと怖いので、木工用ボンドで接着した。いちばん大きいパーツはすでに二個を接着したところ。右側のふたつはこれから接着するところ。初めての回転銃座もある。天文台みたいなやつ。尾部の銃座なんか座席もついてるんだよ。そういうのを挟み込みつつ二個を接着するんだから、けっこう手間取る。これも慣れなんでしょうけどね、初めてだから・・・

CD

 BGMはエリッククラプトンの1970年代の大ヒットアルバム「Slow Hand」

 スローハンドの意味は不明らしいけど、思うに最近、スローフードとかスローライフとか言うじゃない? ああいうときのスローって「遅い」じゃなくて「ゆっくり、ゆったり」とかいう意味だよね。それと同じじゃないかな。今改めてこのCD聴いて思った、ファストハンドで弾いた曲よりスローハンドで弾いた曲を聴きたいって。

 一昨日のcovid-19四回目ワクチン注射は6時間後くらいから腕が激痛、眠れないくらい痛くてだんだん吐き気もしてきたから痛み止め→朝起きると寒気がして熱が38度→最後は頭痛・・・と最悪だった。二度とモデルナは打ちたくない。今朝起きてもまだ寒気が残ってた。しかし30度の部屋にいても寒気がして長袖着てたとか笑えますね。真夏の接種もできたらもう嫌だなあ。
 ただ、ワクチン接種を通じて知ったんだけど、世の中には痛み止め飲んだことがない、熱なんかもう何十年も出たことがない、という人もけっこういるのね。私なんか低気圧が近づいてくるだけで頭痛がするので頭痛薬は常備してるけど。自分にとっての当たり前はみんなの当たり前じゃないって改めて気づいた。頭痛なんかしたことないって人は私なんかが「頭痛い」とか言っても「こいつまたかよ、仮病じゃねえの?」と思うかもしれない。
 他人の気持ちを理解するには、結局経験するのがいちばん早い。

桜5

 一式陸攻に添える桜の木を作っているところ。幹の材料もセットされているので簡単といえば簡単だけど、花を接着していくのは根気がいる。接着はタミヤのクラフトボンドにて。木工ボンドと中身は同じものだけど、先が細くなっていて便利です。

 花を接着していると8時15分になり、一分間の黙とう。「世界平和を祈って・・・云々」といういらぬ世話の放送が市役所のスピーカーから聞こえる。今、私の住んでいるまちにもウクライナから避難してきた人たちがいる。チャイナはミサイルをEEZにぶち込んでくるし、この世界に平和なんかどこにもないやん!! 黙とうなんか何の役にも立たないけど、ウクライナからの避難民のお世話をしているボランティアの人たちは偉いぞ!! 

 などと怒りながら作るとだいたい失敗するので、気を付けよう・・・と思ってたらDD51の部品をまた失くした!! あーあ二度目の部品請求・・・もうアオシマの人に覚えられたかもしれん。

プレゼント

 ハセガワ商法にハマった・・・のではなくて、お友達からの差し入れ。いいでしょ~? うらやましいでしょ~? わーいわーい、うれしいな~。

 しかしよく見ると真夏のマスキング地獄セットですね(汗 マスキング販売さんに注文しなくちゃ。
 
ビール

 今日飲んでるのではなく昨晩飲んだやつ。今からワクチン注射なので昨晩飲んでおいたの。

 一式陸攻24型丁「注射?・・・もう少し太いやつなら今すぐ打ってやれるけどな、へへへ。元気になるやつ」
 きらら「しかしこの暑いのに元気だねぇ、そのジョーク四回目だし(四回目接種)」
 

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 ウェザリング進行中。以前1/72の零戦でやったときは爪楊枝だったけど、今回はピンセットでひっかいてます。まだちょっとひっかき方が足りないね。

 下地に銀を吹いておいて後で剥がすという古典的手法。72だとこれで細かくひっかくくらいがちょうどよい気がする。48以上なら筆で描くかヘアスプレー塗っといてあとで筆で剥がすか・・・とにかく筆でやればいい。
 しかしこれは表面積が零戦の4倍くらいあるからかなり大変です。でもボロボロになってないと神雷部隊の悲しさが表現できない。当時の写真は剥がれなのか傷なのかわかりにくいものも多い。でもたぶん剥がれなんだろう・・・ということで、写真も参考にしてる。

桜4

 枯れ木に花を咲かせましょう・・・四個くっつけたところで疲れて作業終了←おい!!

 毎日暑いね。越谷とか甲府とかは日田より暑くてご愁傷様。いやぁ日本に日田より暑いところがあるとはねぇ。それにもう、午後は仕事なんか全部休みにしちゃえばいいのにね。GDPとかどうだっていいよ。いったいわしらは何のために働いているのだ。生命の危険を冒してまで・・・
 私の知り合いが(同い年くらい)、通常の業務中に何の前触れもなく突然熱中症になり足が立たなくなって他人に担いでもらって病院行ったそうです。自分でも信じられなかった・・・と言ってました。熱中症、恐るべし。
 水分はもちろんのこと、カリ梅じゃないカリカリ梅を食べて塩分補給しましょう。ハイボールにも合いますよ。

31

 ウェザリング。カウリングの後ろに向かって、焼けているっぽい色を吹いた。実際ここまでなってるかどうかわかりませんが、焼けてるほうがカッコいいと思うから。焼けた色は秘伝のタレで自分なりに色を作っている。
 エアブラシでラッカー塗料を使用するので、失敗したときは上からまた吹くしかない。エナメルは臭くて嫌いだし、筆でやるとわざとらしくて変なので私はブラシで吹くのがいちばんそれらしくなると思う。だから、何度も吹きなおしながらようやく出来あがり。
 吹くとき気が付いたんですが、主翼を接着する前にやればよかった。そのほうがずっとやりやすかった。いつもながら頭が悪いの露呈。手順を考えるのが本当に苦手。あ、だからマスキング嫌いなんですよ。もうこの世からマスキングとかなくなればいい。

 日の丸の塗装が失敗した部分四か所は、その部分だけふき取って下から白→銀→暗緑色を吹いてリカバリ。明日はやっとデカール貼る。

桜3

 桜の木はラッカーパテなどで太らせて、ガッシュ絵具で着色、枯れ木みたいになった。人形も少し塗装始めたけど、眠い。だるい。暑さのせいか・・・だるいです。こういうとき塗装すると駄目だねーもうやめとこう。ちょっと塗装するとモールドが浮かび上がってきて、この人形のすばらしさがわかる。

花びら

 紙創りのキットはこんなふうになっている。花びらの中心部だけ濃いピンクにしろというアドバイスがインストに書いてあったのでその通りにしてる。紙がピンク色なので花びらそのものは塗装はしなくていい。溶剤系で塗装しろと書いてあるけど、なんでかなあ。紙がへろへろになっちゃうからかな。でも使いやすいガッシュを使用。 

 気が遠くなる。一体どれくらい枝につければ桜らしく見えるんだろう。先が思いやられるね。こうやって眺めてるときが一番イヤだよね。だから眺めてる時間を短くするのがコツのような気がする。なんでもそうだけど、後先顧みずにヤッてしまうのが一番いい。ためらってしまうのよね年をとると。後先顧みずに、というのができない。悲しいね。年取った人間に魅力がなくなるのはそのせいかもしれない。というわけで、後先顧みずに飛び込むよ私は(そしてケガする。笑っとけ)。

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