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 ■エントリーno.1 oniさん

 タイトル  その名も大英帝国!「ブリストル ブリタニア」
 使用キット F-RSIN PLASTIC 1/144 Britannia BOAC

 コメント 今回「民間機の春」というお題にて、何を作ろうか?と、悩んだ挙句、ブリタニアを作ることといたしました。キットはF-RSINのプラゴミ簡易ですが、このメーカーにしては、割と良く出来てるような感じを受けました。勿論あちこちパテ埋めや調整は必要ですが、小さな事に拘らなければ、あちこち怪しい部分はありますが、取敢えず形にはなってくれます。
 旅客機は、航空会社のデスクに飾ってあるような「ツルテカ」仕上げが好みなので、当該作例もクリアを数層吹き重ねたあと、コンパウンド等で研ぎ出しております。大きさは機体が25センチ、翼幅が30センチほどで、プロペラ機としては結構大きなサイズです。1/144の小スケールですが、BOACのシックな装束と相まって、結構存在感がありますね。

 実にマイナーな機体にて、ご存じない方もいらっしゃると思いますので、実機について少しだけ解説させていただきます。要は、英国得意の「残念旅客機」であります(笑)。大型・長距離ターボプロップ機として開発がスタートしましたが、心臓部である「ブリストル プロテュース」という複雑怪奇な構造のエンジンの実用化でつまづいて、また、一番の顧客であるBOACからは理不尽ともいえる設計変更要求が繰り返され、開発は大幅遅延。ようやくデビューした頃には、本格的ジェット時代は目前まで迫っており、そのためセールスはさっぱり振るわず、85機で生産終了。基本性能は非常に優れていたものの、結果時代に取り残された「残念旅客機」となってしまいました。仮に開発が当初のスケジュール通りに進んでいたら、長距離路線の花形として、一時代を築いていたかもしれません。
 試作機の段階では、大きな図体にしては低い騒音から「囁く巨人」と称賛されまして、各国もブリストルに調査団を送ったりしたらしいですが、やはり開発遅延が仇となって「囁く巨人」は「囁いただけ」で終わってしまいました。そんな残念な英国旅客機群が、私は大好きです(笑)。

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 以下青い文字はきららコメント

 いうまでもなく、民間ものは敵から隠れる必要もないので、むしろウケがよくお客さんに好まれるような塗装がされています。そこに「時代」が反映されているのかなあという気がします。
 私の持っている本には1952年にできた飛行機だと書いてあります。戦後、ジェット旅客機の分野ではイギリスが一番乗りだったそうで、ソ連、フランスと続き、意外なことに米国は4番手だったそうです(飛行機の歴史/福音館書店より) 結果的には失敗となったとしても、先を見通す先進性はすごいなあと思うんです。


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 以下青い文字はきららコメント
 いやそれにしても「ブリタニア」って、昔のグレートブリテンのことではありませんか。それを名前に頂くということは、かなりの意気込みだったんだろうなあ。白字に紺色がシックで格調高いです。それとやっぱ飛行機はプロペラが似合うよなあ。改めて思いました。

 キットに恵まれないということは、世界的にも旅客機モデラーは少ないということなのか・・・残念ですよね。まさかプラゴミからの出発とは思えない、きれいな出来ですが、とてもこんなの作れないよなと、溜息でますよね。


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 ■エントリーno.2 nananiya72さん

 タイトル  機体名  JAS レインボー・セブン (初号機)
 キット  ハセガワ 1/200 ボーイング777-200

 コメント 春らしく、明るい色の旅客機が出来ました。 こんな塗装の飛行機に乗って旅行が出来ていたころを懐かしく思っていらっしゃるかたも多いでしょう。
 旅客機は工場出荷の時に限り、塗装はどんなパターンでも塗装代は込みだそうで、このリボン巻きの斬新な非対象デザインは当時一般公募されたものです。選ばれたのはこのデザインは、小学生が描いた・・・・という記憶が・・・ただし、非対象の塗装は微妙に燃費とか重量バランスに影響があると言われます。
 
 1996年12月から2004年4月まで日本エアシステムに在籍し、日本航空との経営統合に伴う機材の移籍により、レインボーカラーを鶴丸標準に変更し、2020年9月まで、国内線専用として、JASより引き継いだ路線を主に飛んでいたようです。2012年までは客席が3クラスのJAS仕様のまま使われ、JALのB-777とは違っていたので、旧JAS機だとすぐ分かったそうです。昨年の末には旧JASのB-777としては最初の除籍機として、引き取り先のアメリカに向けて空輸されたました。引き続き、今年3月にはエンジン事故とコロナのあおりを受けて、国内線用B-777は全て退役と決まったそうです。

 ざっと数えて、20数年もののハセガワデカールが少々のトラブルはあったものの、なんとか破綻しないでカタチに出来たことは、喜ばしいことです。このデカールを水に浸したらバラバラになったと嘆いているネット上の記事もありますので、チャック付きビニール袋保管が奏功したものと確信しています。

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 こちらも知ってる人には懐かしい機体でしょう。

 前から思ってたんだけど、旅客機ってなんで翼はグレーなのかなあ。


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 リボンを巻いたような・・・楽しいデザインですね。
 無事デカールが貼れてよかったですよね。きれいに仕上げられてます。飛行場らしい土台がいいですね。


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 ■つれづれコンペは、今回の企画にて最終回です。5月末日まで「民間機の春」の作品を募集しています。どうぞお気軽にご参加ください。初めての方もどうぞ。
 写真は三枚わかりやすく撮ってください。この3~5月に完成したものに限ります。タイトル、キット名、コメントなども書いて(楽しいコメント期待してます)、kilala_1962@yahoo.co.jp までお願いします。