
今回「架空機の秋」一等賞は、ばろんさん作品「肉体の軛から解き放たれた鳥」(ハセガワ1/72 Su-35 UAV)
これは文句なく一等賞でしょう。まあキットが架空機でもあるんですが、そこをひとヒネリして架空の世界エースコンバット劇中の架空フランカーにしてしまうという捻り技がきいているとともに、単に「なんじゃこりゃ!!何かわかんないけど格好よすぎ!!」というものに仕上がってます。解き放たれた鳥、というタイトルがすべてを表してますね。
妄想をカタチにできる技術が本当にうらやましい。

二等賞はnananiya72さんの「イタリアのあがき」MacKi-61/206 Yen (燕) (アリイ 1/48)
長くなるので記事には割愛させてもらった改造箇所の概要↓
※機首を9mm延長 ※形状に合わせて下面にもフェアリング延長
※キャノピー枠の変更 ※右翼端を4mm切り詰め
※ムスタングのプロペラに交換 4翅→3翅 ※後部胴体垂直尾翼前で6mm延長
※機関砲増設 翼上面にフェアリング追加 ※尾輪の大型化
しかし色々手をかけた結果、きれいな飛行機になっちゃって逆に飛燕にしか見えない気もするし(汗、いやいやマッキらしいと思う方もいるとは思います。塗装がカッコいいですね。液冷機はやはりきれいだなあ。こんな工作はできませんが色んな塗装で楽しんでみたくなりました。
お二人とも、なかなか普通にはできない技を見せてくれました。架空機ってことで、おちゃらけ作品を期待してたんですが、やはり飛行機モデラーは真面目ですねぇ、皆さんガチに参加してくれました。眼福でした。
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■今後のつれづれコンペ
12~2月 小国の冬
3~5月 民間機の春
年末年始をはさんで小国空軍でまったりノンビリ楽しみましょう。写真は三枚(わかりやすく撮ってくださいね)、コメントはぜひ面白いものを、キットの名前やタイトルなども忘れずに、kilala_1962@yahoo.co.jp までお願いします。