つれづれプラモ製作記

マイペースで作っているプラモデルのブログです

カテゴリ:1/72飛行機 > マッチボックスFw190A-4

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 今年一機目、なんとか完成したよ。
 なんのヒネリもないけど、人生初マッチボックス、凸モールドをそのまま作る会活動の一環として、よろよろと今年のスタート切りました。と思ってるうちにもう二月。

 唯一、機銃を金属パイプに置き換えただけは、全くなにも手を入れていない。

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 ダイソーの三個百円の皿を裏返して、同じくダイソーの紙粘土の茶と白を混ぜただけをボンドでくっつけた土台においてみた。

 どう!? 土台効果ってあるよね。少しはマシに見える。あ、でも地面ひび割れすぎか(笑

 ちなみに、Fw190の機首にはカウリングがありません。普通カウリングである部分は胴体と一体になってるんだよね。そこが何となく中世の騎士の鎧っぽい雰囲気に見える(と私は思うんだけど)そこが好き。精悍な感じに見える。

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 ピトー管がついてない(キットになかったので、作ってない)、もちろんアンテナ線も張ってない。胴体のデカールはキットのやつなんだけど、透けてるし黒い部分の色も汚い。ウォークウェイのデカールはなかったので無視。モットリングも大して上手くなってない。胴体上の塗装は本来機首のあたりはRLM75のはずなんだけど、全部RLM74で塗装している(インストがそうなってたから)。プロペラがなんか後ろに反ってる気がする(気づくのが遅かった)、プロペラ根元の銀色部分を塗装するのを忘れてた(もちろんキットでは塗装するような指示はない)。主脚のステー(というのか?枝別れしている部分)の太さと角度がなんか違ってる。コクピットはそのままだし、ブレーキパイプすら作ってない。スピナーが丸すぎる気がする。

 などと、ダメダメポイントを書くていくとキリがない。
  
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 右側は去年作った、タミヤの・・・A-3だったっけ? 機首が短いのはA-4までだよね。確か。

 このマッチボックスやハセガワの旧版はダメダメな部分がいろいろあるけど、だからこそ、タミヤやハセガワの新しい奴が発売されたんだろうし。そのおかげでプラモも進化したんですよ。

 ほかにもキットが入手できたらまた作りたい。フォッケウルフは全然飽きませんね。次回は、もう少し綺麗に作ろう(と毎度思うが全然進歩しない)。一度くらいはアンテナ線も張らないとね。

酒1
 久々にかんぱーい。半月以上お酒を飲まなかったのは私にしては珍しい。

 まだ歯の治療は終わってないので、少しだけ。大好きな甲州です。シャルドネみたいな華やかさはないし、なんか少し渋みもあるけど、「甲州」っていう名前からしてシブいでしょ。

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 いよいよ最後の難関・スミ入れ。毎回私にとっては試練ですよ。うまくいけば、めちゃうれしいけどね。下手すりゃすべてブチこわしだもん。

 エナメル塗料の黒に白少々混ぜて、濃いグレーでやってます。
 左側(右主翼)がスミ入れしたところ。やはりアクセントになっていいかなと思う。
 凸モールドをそのまま作る会会員が言うのもなんだけど、やはり凸モールドって古めかしい感じがするよね。

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 全体にスミ入れしたところ。
 私みたいな下手くそは、いろいろとあの手この手で少しでもよく見せようとお化粧を施さないといけない。しかもそのお化粧があまり上手くないから余計苦しむ。

 それにしても、出たとこ勝負で作ったドイツ機色はなかなかいい感じになったと思う、あんまり紫(赤味)が強くないのが好き。もうちょい明るい色でグラデーションするとよかったかなあ。それはまた次の課題だ。

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 脚の角度を再度調整したけど・・・あんまり変わってないや、がっかり。

 ま、肉眼でサッと見たらそんなにわかんないですよ。
 疲れたからこれ以上考えないことにした。過去は振り返らない(えっ、もう過去なの!? 

 まるで私の心を見透かしたように、ネットラジオから「Let It Go」が流れてきた(ジャズバンドの演奏なのでボーカル無し)。いい曲ですね。日本語の歌では「ありのままに」という歌詞になってたけど、「そのままでいいんじゃない?」という感じかなあと私は思っている。凸モールドをそのまま作るときの主題歌にしよう。

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 脚の角度チェック!!

 なんか変ですかね? ま、大体いいや←よくねぇだろ!!
 目の錯覚ですよ。たぶん。

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 今回は、タイヤを少し削って、自重で変形してる感じにしてみた。ここだけはちょっと自慢。いやこんなこと自慢するようなことじゃないかもしれませんが、最近すごく気になるようになって・・・丸いタイヤのままじゃオモチャっぽいでしょ。
 他人に言われたからじゃなく、自分でそう思うようになった、ということが私にとっては大事なんです。

 あ、ブレーキパイプ作るの忘れてたってのは秘密ね。

遠目

 半艶クリアをプロペラ以外に吹いてみた。一晩乾かして、明日の晩スミ入れして完成させよう。

 キャノピーを置いてみると・・・。
 おお~っ!! カッチョええ~!! Fw190ってばイイ男~!! やっぱ米軍機みたいなおデブはだめだね、戦闘機は筋肉質じゃないと。

 自画自賛のひととき。自分の部屋にある間は、他人の超絶作品と比較する必要もないし、怖いドイツ機ファンがそばで目を光らせてるわけでもない。自分一人で悦に入れる素晴らしい時間です(実際はこの画像を見てる人がいるわけなんだけど、それはまあ、そばにいるわけじゃないから)。

 昔、中国の人はこういう部屋を壺中天と呼んだそうな。小さな壺の中に、その中で完結する広大な天空が入っているとでもいったところか。まあ基本的には酒飲みの極楽みたいなことらしいけど、モデラーにとっては模型部屋のことだよね。
 こんな古いキットで一か月も遊ばせてもらって、マッチボックスに感謝だね。

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 今夜は職場のミーティングで、九時ごろ帰ってきてぐったり。女性ばかりの職場で、みんないい人たちなんだけど、しゃべるテンポが速すぎて全くついていけない(話に入れない)。がっくりと落ち込んで帰ってきた。

 昨晩歯の詰め物が取れて再度歯医者に行ったり、今日はなんとなくやれやれな一日だった。
 でも、そんな日でも私には模型部屋がある!! コーヒーを淹れて部屋に入りスマホの音楽をセットすし、作りかけの模型を触る。水を得た魚とは言うけれど、魚も私みたいな気分なのだろうか。

 脚を接着して、尾輪をちょいちょいと塗装したくらい。

おじさん達

 今日は、模型部屋におじさん達がやってきた。

 なんちゃってJMCに参加したイクタサンからいただいたもの。
 少し体型の違う二人、どちらもそれぞれ魅力的です。うまく塗装できるといいなあ。

本3

 おじさんと言えば、「宝島」(スティーブンソン/小学館)

 過去に書いたような気がするし、ずっと以前にスケビのコラムにも書いたことがあるんだけど、すみません、好きなもので・・・。
 最近、子供の頃に読んだ本を読み返している。子供の頃に好きだった本って、今読んだらどうなんだろう、と思って読んでみたら、どれもすごく感動する。脳の中って大して変化ないんじゃないか・・・少しがっかりすると同時にうれしい。

 翻訳がすごく本格的な雰囲気で、子供向けという感じではなくカッチョいい文章。挿絵もいいでしょ?(私、挿絵って大好きなんですよ)
 ページ数が限られているからだろう、少し短いんだけど(左側の岩波文庫のを読んでわかった)、それでもこの本の1/2を占めている。ちなみに、私の大変な愛読書で、子供の頃何度読み返したかわからない。いっしょに入ってる「不思議の国のアリス」よりも断然こちらがお気に入りだった。宝島の地図がまたすごく魅力的なの。
 ここ数年、一年に一度は読み返している。

本3_2

 思いっきりシミだらけで汚れてますね・・・。

 冒頭に出てくる、謎の老海賊“ビリー・ボーンズ”なんか、とびっきりの魅力的なキャラクターで、彼を主人公にした別の物語(宝島の少し前の時代の話)を読みたいくらい。
 いつの時代も「おじさん」に物語を感じる。

 美しい女性のヒロインが好きな人もいれば、イケメンが好きな人もいるでしょう。でも私はおじさんの出てくる話が好きだった。・・・と、あるとき気が付いた。それですべてが説明できるような気がした。自分で自分を少しだけわかったような気がした。えっ?と思いますか。人間って自分の知らない自分がありますよ。必ず。考えてみると、ちょっと怖い。

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 この部分だけは、キットのデカールを使わないといけないので(ほかのキットの余りを使うだけの知識がない)、やむなく貼った。

 この通り、黒の印刷が汚く(劣化したのかも)、白は透けている。
 ただし、貼ること自体は問題なくできた。破れたり砕けたりはしない。十分なくらい薄い。

 写真みるとわかると思うけど、ギリギリのところを切ったにもかかわらず、白い色がちょっと見えるでしょう? 普通のデカールは回りをそんなにギリギリ切らなくても透明だからそんなに気にならないよね。でもこれは周りが白いんですよ。やれやれ。印刷技術が稚拙なのかな、日本でも80年代はこんなものだったかな? 雑誌などの印刷も、90年代くらいから飛躍的に向上したよね。何か技術革新があったんだろう。

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 焼けた感じを表現。写真撮ってみたら、ありゃりゃ、塗料が濃かったみたいですね。
 焼けた色、というのは自分で作ってる。

 しかしまあ、ゆっくり作ってたらもう一月も終わりそうだね。さっさと完成させんかい!!と言われそうだけど、模型部屋で音楽聴きながらコーヒー飲んで、ついつい書棚の本に手を出したりしてると、模型のことを忘れる←おい!!

 今日も歯医者行ってがりがり掘られたら痛かった。なんで歯医者に行って余計痛くなるのか・・・いつも理不尽な気がする。これ以上痛むといやなので、お酒が飲めない。実は何よりこれが辛い。もう11日間お酒飲んでないよ!! 鷹来屋特別純米酒がスタンバってるのに。 

ハセデカール

 とりあえず、キットのデカールを貼ったら、一応貼れたけれども、なんか色がいまいちなので剥がし、ハセガワのものすごく古いやつ(確か旧版FW190に入ってたヤツ)を水に漬けたらぜんぜん剥がれてくる気配がなかったので、さすがにこれはボツ。そこで取り出したるはハセガワA-5のデカール替えキットに入ってるデカール(画像。

 実は、胴体に貼る機番デカールに合わせて、若干黄ばんだ感じのこのデカールがちょうどよいと目星をつけた。
 本当は、もっときれいな白いデカールをいっぱい持ってるんだけど。

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 というわけで、これ貼ったら・・・割れました(汗

 不用意に触ったら、あっというまに割れました。
 あ、ここは笑うところですからね、よろしくお願いします。

 何? 脚庫がのっぺらぼう? いいんですよ、そんなの気にしない。接着剤がはみ出しすぎ? いいじゃないの、幸せならば。

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 こちら側は、タミヤのデカールの余ったやつを貼った。白くてきれいすぎてあんまり好きじゃないんだよなあ。
 デカールは微妙に黄ばんだくらいが好きなんだよね。でも下着の黄ばんだのはダメですよ。ケチらずに買ってください。そもそも下着のよれよれの人って論外だよね。
 男の人も下着や靴下は自分で買ったほうがいいと思う。妻に買いにいかせると、そもそもいちばん安いの買うからね。自分は一万円以上もする化粧品を平気で買うくせに、夫の下着は二枚で580円(税込)のしか買いませんから。
 そう考えてくると、自分で下着を買う男じゃないと信用できない気がする。しかし化粧品ってのは高すぎるね。ああー足元見てるわ考えただけで腹が立つ。

 ・・・というような、いらんこと考えるから失敗するんだろうね。
 一時間くらいあれこれ考えたり貼ったりして、結局何も進まなかった。明日に続く。

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 そろそろ完成ってことにしたいので、タッチアップをさっとすませ、プロペラとスピナは深緑で塗装して、デカールを貼ることにした。

 あ、プロペラとスピナはあらかじめ接着してあったから、渦巻模様は無理だということに気が付いた。もういいよ、最初からウソで塗り固めた製作だし、この機体がどういうものかとか、何も調べてないし。

 マッチボックス初体験記ですから、軽く読んでください。というか、そもそもなんで製作記書いてるかというと、模型製作や仕事の合間に笑ってもらうためなんです。以前からずっとそういうスタンスでやってます。読んでる方々に何かを教えようとか、有益な情報を提供しようとか、全く思ってません。むしろ、ときどきウソや冗談を書いてるので、そこを見抜ける人だけが読者になれるのです。ある意味、読者を選ぶというか。高度な読解力のある人しか理解できないように書いているのですよ。ホホホ。

箱裏

 さて、デカール見て驚いた。ハーケンクロイツが無いやん!! そういや、箱絵にもなかったな・・・どういうこっちゃ。そういう機体もあったのか!? 
 この箱裏の塗装図見てくださいよ。かなり適当だよね。私みたい。ハハハ。

 このデカールが多少黄ばんでるから、それにあわせてハセガワの古い黄ばんだやつを使おう(貼れるかどうかわからんけど)
 それ以前に、このデカール自体ちゃんと貼れるかなあ・・・。

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 毎晩毎晩同じような画像を見せやがって!!・・・と誰か怒ったらもうやめようかと思ってるんですが、全くそういう苦情はこないので、懲りずにもう一度。

 しかし写真に撮ってみると、「バシャ」と吹き付けてしまった失敗のところがよくわかるなあ・・・がっくり。もうこれでバッチリと思ってたのに。
 明日もう一度リカバリをして、それで胴体の塗装はおしまいにしよう。あとはスピナのぐるぐると、プロペラを塗装すれば脚を接着できる。もう少しで完成だ!!

 意外と時間かかってしまったなあ。でも少しずつ、細かい吹き方の試行錯誤を重ねているところだから仕方ない。今にもっと早くできるようになると思う。特に、48や32を作ろうとしたら、ものすごく楽に感じるに違いない←そうなのか!? 

本2
 「職業としての小説家」(村上春樹著/スイッチパブリッシング)

 先日、ブックオフで見つけたすごくいい本の中の一冊。現在は文庫でも出てるみたいだけど、改めて感じたよハードカバーはいいね。格段に読みやすい。やはり、なるべくハードカバーを買わなくちゃ。

 私は小説家になるつもりもないし、村上春樹のファンでもない。別に彼の人生を知りたいわけでもないんだけど、小説家がどういうことを思いながらものを書いているのかなと、ふと興味を持ったんだよね。お仕事の裏側、みたいのって知りたいと思いませんか?

 これがけっこう大当たりで、私みたいな素人のブログなどを書いている人でも、やはりある意味では物書きである。自分の書いたものを他人に読んでもらってる時点で発生する責任とか、書けないときにどうしているのか、あるいは批判されたらどう対処するのか・・・そういったいろいろをプロの作家はどうクリアしていってるのか、読んでいるとすごく励まされた。頭の中の引き出しの話とか、レベルは違うだろうけど、私が日頃感じてるのと同じような感覚なのではと思われる部分もあった。
 アマチュアバンドの人が、ポールマッカートニーの自伝を読んで感動するようなものだろう。自分と彼との間には才能をはじめとした遥かなへだたりがあるけれど、曲を作って他人の前で演奏するってことは同じだから。

 お金をもらって書いているわけじゃないから好きなことを書けばいいんだけど、それでもウジウジと悩んでしまう。私はとても小さな人間です。
 だから、これ読んでスッキリして、また元気に前に進んでいけそうな気がした。

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 圧力を弱くすると出てこなくなるっていうのは、塗料が濃いんでしょうね、まだ・・・ 
 なんとなく、自分でもわかってきつつある。もう少し、もう少しだ頑張れ自分。

 今日は下面色のブルーをもう一度吹いてみた。まだ塗料が濃い感じだけど、少しマシになってきたかな。
 明日は、グレーグリーンをもう一度吹いて、それで終わりにしたい。

 数日前から、なんとなく歯が痛いと思ってたんだけど、どうもよくなりそうにないので歯医者に行ってきた。虫歯とは違ってものを噛むと痛い感じ、ふだんはそのままほうっておくと治るんだけど。歯周病かなあ。週末に楽しい新年会があるというのに。
 行ってみたらやっぱりヤバかった。ここでしょ? と歯医者がぎゅーと押さえると、「あたたたた」痛いのなんのって。ほんとここだけの話、歯医者ってサドですね。

 で、治療されたら余計痛くなって、抗生剤を処方された。つまり、新年会には行けなくなった(抗生剤飲んでる間はアルコール飲めない)。

 そんなわけで、今夜も模型部屋に籠るしかない。
 まあ、ここがあるから救われるのかな。というか私の人生にはもう、ここしかないのかも。

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 昨日よりは少しマシになった気がする。明日はもう少しよくなるはず。

 塗料を薄めてみた。やはりいままで少し濃かったのかもしれない。吹いてるとすぐに詰まってたから。
 それにしても72は大好きだけど、せっかく塗装ブース買ったことだし、もっと思いっきりぶわーっと吹いてみたくなってきた。32の雷電とかを相手に吹いて吹いて吹きまくりたい。

 Fw190A-4「え? 吹きまくりって・・・潮とか?(期待」
 クジラじゃあるまいし。

 それはともかく、何かまだまだモットリングらしくなってないのが気になる。精進が足りないね。
 去年四機も作ったのに、ちっとも進歩してない・・・やれやれ。
 72らしいモットリングにできるといいんだけど。

 〇〇らしい、といえば、年相応ってあまり好きな言葉ではなかったけれど、先日少しショッキングなものを見てしまい、改めて考えてしまった。

 大分駅の駅ビルで疲れてベンチに座って休んでいたときのこと。私の前を横切った女性の後ろ姿がふと目に入った、アラサーくらいだろうか、淡いピンクのスーツのようなものを着ていた、ヒザが出そうなくらいの丈のスカート。黒髪はストレートで肩より少し下までの長さ。
 彼女、急に何かを思い出したのだろう、Uターンしてこちらに向かって方向転換したんだけれど、その顔を見てびっくり。どう見ても私くらいの年齢ではないか!!

 見てはならぬものを見てしまった・・・若作りって恐ろしいものなんだなと思いましたね。

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