つれづれプラモ製作記

マイペースで作っているプラモデルのブログです

カテゴリ:1/72飛行機 > エアフィックス九七艦攻

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 出撃準備完了!! ようやく完成だ!! 

 真鍮線がまっすぐになってないせいか、ちとヨレヨレだけど一応回ってます。ブレーキパイプがいいアクセントだね(自己満足)。タイヤが片方変な角度になってるのは気にしない(付け直そうとしたらこういうときに限ってガッチリ接着されていて、びくともしない←モデラーあるある)

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 キャノピーはエアフィックスの「開」状態を再現したものを使用。人形、爆弾もエアフィックスのもの。他キットからパーツ持ってくるなんざ、ちょっとしたベテランモデラーの仲間入りですな。ぐふふ。

 右側の日の丸のデカールの余白部分がきれいに切れていませんね、あーあ。アンテナ線はいつものモデルカステンのストレッチリギングなんだけど、48用はやっぱり太かった・・・72用を買わないといかん。ほかにも「あちゃー」というところが山のようにあるけど、いちいち書きませんよ、暗くなっちゃうから。いいところだけ見てね。

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 空母赤城・淵田中佐・・・の僚機、昭和17年4月

 だけど、本当は敵味方識別帯も偏流測定線もありません。それらはたぶん大戦後期になってからだと思う。

 たとえば大戦後期に宇佐航空隊などで使われた機体、偵察機として使用されたような機体を再現してみたかった。問題は機番なんだよね。え? また作れって? うーん・・・リベットが・・・汗

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 でもすごくいいキットだよね。1976年発売、ハセガワのキットではなくマニアという会社がつぶれたときにハセガワが引き取った金型らしいんだけど、まるでハセガワみたいなテイストなんだよね。それなりにコクピットの中も再現されている。

 スピナがないから感じが違うけど、エンジンは「栄」なんです。ということは零戦と兄弟分かぁ~エエね。以前フジミの天山作ったけど、こちらのほうが色気があるね。もちろんキットもいいけど。

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 翼端灯はガンプラの赤と青の透明ランナーを切って、翼端に接着したあとで整形して磨いてます。最初難しかったけど、意外とやってみるとそうでもない。胴体の偵察員用の窓はUVレジンを流した。滑り止めのグレーは塗装したんだけど少し細いと思う(キット付属のデカールより細い)、ここと敵味方識別帯、偏流測定線などは塗装。それなら日の丸も塗装すりゃよかったじゃん、と言われても後の祭り。あーあ、手抜きはいかんね。やっぱ塗装しないとダメだなあ(デカールでも塗装のようにうまく貼れる人ならいいんだけど)

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 今回も、表側だけリベット打った。お知り合いにいただいた手作りのリベットルーラーだから楽だった。もちろん適当ですよ。そんな「ナントカさんの図面をもとに打ちました」とかいうような代物じゃないよ。

 銀剥がれは、下地に銀色を塗装しておいて、緑色を塗装したあとで爪楊枝やピンセットの先などでカリカリカリ・・・とやりました。72だと、この方法が私は好き。あんまり派手に剥がすと72らしくなくなってスケール感が損なわれる気がして。同じくスミ入れも上側はしてません。筋彫りを軽くさらってるので、しろっぽく見えてると思う。あと緑色はクレオスの濃緑色中島系をもとに、自分なりのアレンジで作ってますので、いわゆる海軍色よりも褪せた感じ。スタンダードなグリーンではないから違和感覚える方も多いかもしれないけど、自分なりの色にしてます。

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 写真撮ったあとで、窓枠には銀剥がれを描いていなかったことに気づいて、少しドライブラシした(あんまりわかんないね) 
 昨日、後部機銃はカタチがよくないんじゃないかというメールいただきました。確かに本物とは少しカタチが違う気がするし完全デフォルメだけど、カッチョいいから私は気に入ってる。

 さて、こうやって作業机の上に小さな空母甲板が見えるような気がする・・・拙くても下手でも、それくらいの幻想に浸ってもいいんじゃないでしょうか。小さくて深い、モデラーの喜び。
 やっぱ72ってエエね!! 最高~!! さらにこれがもっと完璧に近く綺麗に作れるようになったら、もっと最高になるはず。完璧には程遠いから、まだまだこれから、先が長い。

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 なんとか半ツヤクリアもかけて、キャノピーを接着して完成したよ。

 翼端灯も上から見たらまあまあ、裏からは見なければいい。

 スミ入れは、機首の防眩塗装の黒い部分のみ。あんまり必要ないような気がするので。

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 尾灯もUVレジンでしたんだけど、ちょっと大きすぎた。
 帰ってきてから再度作り直すかも。

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 私のナマ暖かい息でも、プロペラはくるくる回ります。

 はー、なんとかできた。キャノピーも筆塗なんかせずにマスキングしたほうがよかった。
 あれこれ、数え上げれば失敗はきりがないけど、いいところを見ていこう。

 さて、明日の展示会から戻ってきたら、ハセガワのも作ろうっと。

 それと、ハセガワの飛行機フォトコンテストの結果が発表されたので、ご覧ください。
 ハセガワ公式ページ

 拙作に投票してくれた方々、ありがとうございました。おかげさまで、作品が一応掲載されています。入賞ではないけどね。参加してよかったなと、心から思いました。次回も、ぜひ挑戦したい。素晴らしい作品もさることながら、ハセガワ審査員の心温まるコメントに注目!!

 それでは、明日は小倉の銀翼会でお会いしましょう。

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 エアフィックス1/72 九七艦攻11型に、魚雷を装着。やったー・・・と喜んだのも束の間、抱締索装着を忘れていたことに気づく。

 あー、もう!! ランナーを伸ばしておいたのに。
 仕方ないので、この状態で適当にぐるぐる巻いておいた。少しゆるかったけど。
 機体はクレオスの8番だけど、魚雷はクレオスの磨くと光る塗料のアルミニウムってやつ。変化をつけてみました。

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 見苦しい部分には事欠かない。全部ご紹介したいけどきりがないので、特にひどいところをお見せしよう。こういうの見てると仕事の疲れが取れるかも←余計疲れるわ!!

 まず、背中の合わせ目が浮き出てきた。なんでだろうね。タミヤパテが意地悪なのか? たぶんそうなのだろう。銀色の塗料を塗装すると下地がいい加減なのがモロバレである。

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 で、主翼折り畳み状態にしてみた(畳める状態を選べるキット) 
 折り畳み状態にするため、胴体と主翼に穴を開けてつっかえ棒みたいのを接着するんだけど、それが少し私には大変だった。主翼のどこに穴を開ければいいか、はっきりしたことがインストに書いてない。まるでハセガワみたいである←ハセガワに失礼やろ!! 
 ちょうど日の丸の中にそれらしきモールドがある。わーっ、日の丸の中に穴を開けるんかい、もしここ違ってたらいやだなあ・・・と思いながら穴を開けた(適当
 ま、たぶんそれでよかったのだと思う。あまり深く考えないことにする。

 ・・・・なんか、かっちょ悪いなあ・・・。ごめーん、って言ってるみたい。
 初めてやってみたけど、もう今後はやらなくていいな。私には向いてない。

 などと、焦って作っていたら携帯電話が鳴った。
 えっ、毛利さん!? まさか「見苦しいからやり直せ」とか言われるんじゃ・・・

 毛利さん「あのー懇親会出られますか」
 きらら「あ、す、すみません、お願いします」
 毛利さん「(九七艦攻)できそう?」
 きらら「あ、は、はい、何とかします(汗」

 は~、びっくりした。なんかどっかから見られてるんじゃないかと焦ったよ。
 さて、明日は12型も無理やり完成させよう。

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 12型にはデカールを貼った。
 新しいデカールは貼りやすくて、楽だねー、すいすい貼れちゃう。
 ただし、ウォークウェイは嫌い!! これほんと面倒くさい。48なら塗装するんだろうけど、72のはめちゃくちゃ細いから私には無理、だからデカールになるけど、それもきれいに貼るのは毎度苦労する。

 日の丸は朱色というか、黄色がかった赤なんだよね・・・塗装してもよかったんだけど、せっかくデカールも新しいからと思って、こちらはデカールにしたんだけど、結果的に迷彩を吹いたところにデカール貼ると、すごくわざとらしかった。いかにも貼りました、って感じ。やれやれ。こういうマダラ迷彩にはマーキングも塗装したほうが自然だね、ということを学習できた。グレーの滑り止めだけは塗装。

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 なぜかこの白線もフニャ(汗

 タミヤの伸びるマスキングテープ(白いやつ)を使ったんだけど、伸びるということは、気を付けて貼らないと、ちょっとした力の加減で伸びてしまうということだよね。というわけで、またもや学習した。

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 そして、じゃじゃーん、今回最大の学習は、蒸しタオルの威力。

 これは以前から色んなモデラーから聞いていたんだけど、凹凸のある面には特に、蒸しタオルを押し付けて貼るときれいに密着するよと。でもまあ、お湯くんでくるの面倒だし、まあ私はいいやと。

 ですが、今回は素直な気持ちになって、やってみましたよ。
 水筒にお湯を入れてきて、やってみると・・・おおっ、すごい!! デカールがあっというまに台紙からはずれる!! いやらしいくらい段差にピッタリ!! すご~い!!

 お湯はそんなに熱くなくても大丈夫でした(熱々のほうがいいんだろうけど)
 これでデカールがうまく貼れるようになったぞ。ガンガンいくぜ。

 あとは脚とキャノピーを接着すればだいたい出来上がり。アンテナ線は省略(帰ってきてから貼るかも)
 あ、それと翼端灯か。ダイソーのUVレジンでやろうとしたら、一度失敗したので明日やり直し。どうにか週末に間に合いそうな気がしてきた。北九州銀翼会の展示会に行くんです。

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 恐怖とまで言うと大げさですが、マスキングテープ剥がすときは、怖い。ついつい先延ばしにしていると、結局嫌な作業(タッチアップ)が先送りになるだけだから、勇気を出して剥がしてみた。

 まずは、11型。偏流測定線は、やはりタッチアップしなくてはならない。でもまあデカール貼るよりは簡単かなあ。

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 こちらは、黄色い帯がフニャ。ほんとにもう。

 あちこちタッチアップが必要だね。
 それでも自分で塗装したほうがいいね、何より自分の好きな色の日の丸にできるから。日の丸の赤の色合いって気になりませんか? 私はすごく気になる。

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 いつものように、黒いランナーを伸ばして、ブレーキパイプにした。実際は黒ではないかもしれないけど、目立たせたいので。演出です。

 ランナーを曲げるとき、以前はすぐにポキポキ折れてたけど、最近うまく曲げられるようになった。こういうのって不思議。手加減がわかってくるせいか。ランナーが「痛ぇよ!!」とか言うのが聞こえるようになるというか。

 爆弾には抱締索がモールドされている。なぜか魚雷にはないんだけど。

 ところで、試しにスマートフォンでウェブラジオを聞いて驚いた。
 すごく音がいい!! スピーカー使わなくてもけっこういい線いってる・・・。すごい時代になったもんだ。好きなジャズを流しながら作業してると、いい気分。コーヒーを淹れて、作業場カフェがますます充実・・・素晴らしすぎる。

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 飛沫がひどいので、明灰白色でもう一度、間の飛沫を消すように吹く。

 するとグレーの飛沫が飛んで、今度はグリーンを・・・となってエンドレスになるのである(多分
 前よりはいくぶんマシになったところ。

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 少し遠目に見るとこんな感じで、まあまあいいじゃないの。
 と、思いませんか? 思わない? ・・・そっか。まだまだですな。

 というよりも、もう少し密になってるほうがリアルかな。少しマダラが大きすぎて48レベルかもしれない。もっと細かく吹かないといけなかったか。
 なにぶん私は翔鶴の乗組員ではなかったので、そのへんよくわからないのだが、実際この翼の大きさからすると、もう少し小さいのではないかという気がしてきた。
 手は疲れるけど、吹くこと自体は楽しい。もうちょい頑張れば上手く吹ける気がするんだけど。

本8
 最近本をよく読んでいる。猿のマスターベーションと同じで、やりだすと止まらない。快楽の誘惑に弱い。活字中毒である。

 「骨が語る兵士の最期」(筑摩書房/楢崎修一郎著)

 作者は九州出身の人類学者で、多くの遺骨収集作業にかかわってきた(主に遺骨を鑑定する作業)。
 外国での作業であるから、政治的な困難がある。もちろん時間や費用の制約もある。だからこそ、ついに遺骨を発見し骨を読み解く推理にドキドキする。タイトルの通り、骨は無言で多くの過去を語る。なんとも重い内容であるにもかかわらず、筆者のたくまざるユーモアと遺骨収集への強い思いで、ぐいぐいと読ませる。

 最初のほうに、755航空隊の一式陸攻と言われていた飛行機が、実は九六陸攻だったのではないか、と筆者が推測する部分があるけど、読者諸兄はいかが思われるだろうか(こういうのは純粋にわくわくする)。
 当時、撃墜されて海に墜落した機体から一人だけ救出され埋葬された(この方の遺体について調査、遺骨を遺族に返還)。ほかの6名の遺体は飛行機とともにいまだ海に眠っている。


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 やっぱこれ、塗料が濃ゆいんだろうなあ。もっと薄めないといけないね。

 このグリーンは自分で作った色なので、クレオスの海軍色よりずっと色あせた黄色っぽい色です。クレオスのはもっと青い緑。

 なぜかあの塗料をそのまま塗装する気がしないので、いつも違う色を作っている。恐らく違うんだろうけど、自分が好きな色を塗装したいので、こうやって作っている。カタチにこだわるのと同じじゃないかと思う。ただし私の場合単に「自分が好きか嫌いか」だけですが。

 日の丸の部分は少し大きめにマスキングしている。最終的にはデカールを貼る。

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 やっぱ濃ゆいんだろうなあ。
 そんなに濃ゆい人じゃないんだけど。え? 九州に生まれた時点ですでに濃ゆいか。
 エナメルシンナーでこすっても取れない。もう一度グレーを塗装するしかなさそうだな。

 かなりいい加減な迷彩に見えるけど、真珠湾攻撃時の翔鶴搭載機です。

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 11型のほうは何とか面倒なマスキングして銀色に塗装した。クレオスの8番。パネルごとに色かえるとかいうのは、72だとオモチャっぽくなりそうなのでやめとこう。でも動翼は少し色を変えようかな。

 とにかく三日間くらい模型に触れなかったので、塗装が楽しくてしょうがない。

 昨日書き忘れたけど、墓参りに行く途中、JR豊肥線のとある小さな駅で汽車を下りた。駅前にはタクシーが一台待っていたけれど、それはすぐにほかの人が乗って行ってしまい、あとに私と妹、そしておばあさんの三人が取り残された。
 このまま待ってればすぐにタクシー来るのだろうか、それとも電話したほうがいいかな・・・などと妹と話していたら、おばあさんは即刻、駅長にこの状況を説明。すると駅長、受話器を取り上げて「タクシー呼びますよ、一台?いや二台ですね?」

 おおー、まさか駅長にタクシー呼んでもらうとは思わなかった。私と妹は携帯電話持ってるくせに・・・でも、たまには駅長に甘えるのも、いいよね? ハハハ。
 田舎の駅の出来事でした。
    
 

九七艦攻

 毎日ブログをクリックしてくれてありがとうございます、実は日曜から墓参りその他で帰省していました。

 エート、なんとか線・・・ほうれい線でもねぇし、鹿児島本線でもねぇな、エートなんだっけまあいいや、とにかくあの尾翼の白い線もマスキングした。あ、もちろん知ってるよ偏流測定線(笑 

 日の丸は白フチがない、簡単仕様。早いとこマスキングして銀色塗装したい。
 赤はほんの少し黒を入れてるけど、わりと鮮やかにしている。72だから。日の丸はいいけど、胴体の赤い線のマスキングが難しいな。

お墓

 昨日の空。青空に飛行機雲。この墓地に母は眠る。

 明るくて気持ちよさそうでしょう? お骨は木々のもとに葬って、土に還る。
 墓石は、欧米みたいな平たいもの。本当に簡易な墓です。でも私はカタチではなく気持ちだから、という考え方。亡くなった人は、場所じゃなくて自分の心の中にあるから。墓のカタチにはこだわらない。
 母は自然が好きだったので、こういう紅葉のそばがいいかなあと、妹と二人で決めた。

 なんだかちょっとピクニックでもしたくなるような雰囲気。実際次にはポットにコーヒーでももって来ようかと妹と話したくらい。母もコーヒー好きだったしね。

クヌギ

 お墓の近くで拾った木の実。

 自然は実を結び、やがて力強く生まれ変わる。輪廻転生とはこういうことだろうか。

 一瞬の風のような、一夜の夢のようなわずかな人生の時間にあなたと出会う。なんと素晴らしいこ
とだね。
 だのに嫉妬や憎しみで貴重な人生をすり減らす。もうなるべくそういうことはやめようと思う。
 左翼系(笑)の妹とは今回も意見が折り合わず・・・でもなんとか話をそらしたりして、かわす。私もムキにならないようにしよう。
 何か言っても「それ、私にはわからない~」って一言で片づけられるのが腹立たしいけど、ぐっとこらえる。男は我慢、と山本五十六も言ってたではないか。

空

 まる二日間と妹と行動したんだけど、疲れてしまって、ほんと早くうちに帰って模型作りたくなった。もう価値観の合わない人と一緒にいるのは一日が限度か。

 ショッピングセンターが大好きな妹と、城が好きな私じゃあそもそも合うわけがない。どうにか三日間の予定をこなし、お互い別々の方向に帰っていった。妹もホッとしてるだろうな。

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 模型作ってると頭の良さがわかってしまう、だから製作記なんか書くもんじゃない。もちろん、ウソを書けばいいんだけど、そんなの書きたくないし。

 筆で塗ろうと思ってたキャノピーですが、よく見たらそんなに枠は多くないし、これマスキングで行けるんじゃない? ということに気が付いた←早く気づけよ!!

 だから、今頃になってマスキングした。あーあ、もっとよく考えてから作らないと。
 零戦なんかよりずっと簡単でたよ。

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 11型。

 これもよく考えたら、銀色塗装の上にデカール貼るって難しいんじゃないかと気が付いた←早く気づけよ!!

 ということで、塗装することにした。あーあ、黒で塗装した意味がない。マーキングを塗装してマスキングしたうえから黒の塗装をすればよかった。順番逆でした。せっかくのリベットが埋まりつつあります(涙 白はいつものクールホワイト。
 この先、まだ順番をいろいろ考えなくちゃならない。頭が痛いけどとにかく前に進む。

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 昨日白などを塗装して、今日マスキング。一日置かないといけないので時間がかかる。こういうところも飛行機模型の嫌らしいところ。右側の12型は下地銀にしたのは、銀剥がれを表現しようかと思ったんだけど、真珠湾の機体で剥がれなんかあったんだろうか。まだ新品だったんじゃないか。
 しなくてもよかったかな・・・などとまた後悔したりして。 

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 昨晩くらいから急に寒い。だいたい室温20度切ると暖房する目安にしてるんだけど、ええっ、18度しかないやん!! しかも塗装するのに窓開けたら、寒すぎ!! 

 実は九月頃から、だるくてだるくてしょうがなくて、なかなかエンジンがかからなかった。自律神経とかなんとか、そういうのが変になっちゃったんでしょう。
 もう・・・あたしの体、なんか変!! 
 ハセガワ九七艦攻「えぇ、どのあたりが変になってるって?」
 きらら「急に涼しくなったせいか無性に、おまん・・・」
 ハセガワ九七艦攻「おおっ、それは大変だぞ、見せてみ」
 きらら「おまんじゅうが食べたくなるって言おうとしたのに、もう、バカっ!!」

 ご覧の通り、インストは少し緑がかった灰色です。最近の考証なのかもしれないけど、私は零戦と同じ明灰白色にすることにした。
 

 

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 ここのところ製作記を書くことにあまり熱心になっていませんが、ちゃんと作ってます。

 左側は12型、下地はクレオスの8番銀、右側主翼を折りたたむほうは11型、ウィノーブラックを塗装。ヒケや下地の汚いところなどもあるけど、そういうのは無視。人形はハセガワの97艦攻に乗せるつもりで作っている。えっ? なに? もちろんハセガワのも作りますよ。
 キャノピーはいつものように筆塗りで下地の黒を塗装したところ。機体も下地をそれぞれ吹いたところ。

 右側の11型は、全身銀色でしっぽが赤いやつ。一度やってみたかった塗装。海に不時着したときに目立つように・・ということで尾翼が赤く塗られていたらしい。
 こちらは、全身銀色だからいいんだけど、問題は真珠湾の12型。

 塗装図では下面は変な灰緑色になっている。Satin Hempなんて書いてある。サテンヘンプってなんじゃい!? 
 手持ちの本の塗装図では、すべて明灰白色になってるし、展示会などで銀色にしてるのを見た覚えもある。
 塗装が間に合わず、銀色の上から緑色のマダラを描いたということもあるかもしれない。
 しかし、零戦21型と同じ明灰白色を使っていたというのが自然な気もする。

 しかし、こうやってみると九七艦攻、翼を広げた姿がなかなかきれいだね。こないだの天山とはまたちょっと違う。

 ちなみに、先日の胴体のへこみですが、あれはそのままにしている。もし間違ってたとしても、それはエアフィックスが悪いんだから、私には関係ないの。フフフ、モデラーの特権。

本7
 モデラーは責任を取らないけれど、しかるべき組織でしかるべき地位にある人は責任を取らなければならない。

 「不死身の特攻兵」(鴻上尚史著/講談社現代新書)
 ベストセラーになってるから、すでに読んだ方も多いと思うけど、ようやく読んだ。大分からの帰りの「ゆふ」の中で。

 胸が詰まりそうになって、何度も本を閉じて深呼吸したり、涙がじわりと出てきたり、ムカムカして吐きそうになったり、さまざまな思いが次から次に湧きあがる本だった。未読の方はぜひ読んでみてください。
 「不死身の特攻兵」とは陸軍初の特攻隊「万朶隊」の隊員だった佐々木友次さんのこと。私は万朶隊について詳しく書かれたものを読むのは初めてだった気がする。今まで読んだものは海軍の特攻隊の話が多かった。

 九九双軽作らなくちゃなあ。モデラーにできるのはそれくらいだもんね。
 ハセガワから出てるらしい。キャー。どうしよう(←そうは言ったものの、キャノピーの枠が多くて面倒くさそうだな・・・) 
 

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