つれづれプラモ製作記

自称飛行機モデラー・きららのプラモ製作とプラモの活動記録

つれづれコンペ“老兵の冬”

結果発表(つれづれコンペ“老兵の冬”)

oni3

 つれづれコンペの最後を飾る「老兵の冬」
 結果発表で~す!!

 oniさんの「中島 B5N2九七式艦上攻撃機一二型(3号艦攻)「沖縄航空戦」

 作品そのもののクオリティもそうなんですが、昭和20年の九七艦攻、沖縄航空戦という「老兵度」の高さ!!
 いかにも哀しいレーダーアンテナを金属線で再現されているのも男泣き!! 作者の思いがいっぱい詰まった作品だと思います。

 しかも自室のカーテンの前のテーブル上で撮ったんかいオッサン、いやこんなモノ撮ってる姿を妻に見られたら「アンタこの天気のいいのにシンナー臭い部屋に籠ってたかと思ったら、何ソレまた同じような緑色のビンボー臭い飛行機作ってたん?これで一体何個目?いい加減飽きないの?ってか、そのハ●ガワとかいうメーカーから感謝状もらいたいわ(ブツブツ・・・」等々言われるので、こっそり自分の部屋でシャッターを切るんですね。嗚呼、平成30年の飛行機モデラー、家庭内攻防戦は続く・・・

 (注:上記「妻」は私の妄想によるもので、実在のoniさんの奥様とは何の関係もないことをお断りしておきます)
しょこら

 敢闘賞は、しょこらぱぱさんの、F-2Aバッファロー(タミヤ1/48)

 汚しが上手いです。こういうきれいな感じのマーキングのものをうまく汚すのは難しいと思いますね。実機がどう汚れていたか私は知らないですが、なんとなくこんな感じだったんじゃないかと思わせる説得力があります。作者はキャラものも作る人なので、そういった別ジャンルでセンスを磨いているのではないかと思われます。

かえる

 同じく敢闘賞のふろがさん、雷電(ハセガワ1/72)。

 大戦末期プラス古いキットという、老兵感バリバリで、しかも強そうな雷電。
 キャノピーの輝きと、何よりプロペラ回転がいいですね。やはりプロペラが回ってると飛行機らしいよね。
 
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 というわけで、二年近くにわたり「つれづれコンペ」開催してきました。ご参加の皆さん、ありがとうございました。
 特に最後の今回は、どの作品も素晴らしく、受賞作を選ぶのに迷いました。どの作品もそれぞれよかったです。
 老兵、というテーマが私自身大好きなせいもあったかもしれません。
 古いキット、古い人間、老朽機・・・果たして「古い」の一言で片づけられていいものか!? 新しいものだけを珍重するようなヤツに一泡吹かせてやりたいね・・・・いつもそう思っています。

 三か月というスパンもちょうどいいですねと、参加者から言われて私も気が付きました。
 プラモ作ってて半年もたつと、飽きてしまって放置することになるんですよね。三か月くらいを目途に完成させるのがちょうどいい気がします。

 参加者はこれまでのお知り合いが多かったですが、初めての方も応募してくれて、うれしかったです。拙ブログはたくさんの人に見ていただいてることを確認しました。

 では、また面白いテーマが浮かんだら、こうしたブログ内コンペを開催しようと思ってます。
 そのとき、またお会いしましょう。

翼を休める(つれづれコンペ“老兵の冬編” 5)

こばちょろ1

 つれづれコンペ“老兵の冬”の最後はハセガワのキットが飾ります。

 ■エントリーno.9 こばちょろ(54に今月なりました)
 得意技 つまみ食いとマスキングテープでの仮組み
 普段作ってるジャンル 現用機メインの航空機

 作品コメント
 老兵と言えば現役が長くて今でも頑張っているベテランってことですよね。れで言えば私にとってプラモ界の「老兵」と言ったら、ハセガワトムキャット(旧版)です。なにしろ最初に出たのが1977年 もう41年目の現役キットです。
 現在三度目の金型改修らしいですが、適度なパーツ数と組みやすさ、たしかに少し段差が出るところもありますが、説明書通りに接着していけばあっという間に形になります。しかもどっからどう見てもトムキャット! 初心者にもおすすめのいいキットだと思います。
 私も最初に作ったのは高校生の時だから、すでに37年も前。あの時は筆塗りでペタペタと完成させましたが、今回は大人っぽくエアブラシです(笑)
 ただ、キットに敬意を表して全くの無改造です。筋彫りも「凸モールドをそのまま作る会」に入っているのでそのままですよ。

こばちょろ2
 青い文字はきららコメント
 作品コメントには思い入れたっぷりのせいか、スケールが書いてませんが、1/72だと思います。
 私はトムキャットは全然知らないので(というかほとんどの飛行機について知識なんかありませんが)、何も言えませんけど、「強いアメリカ」のイメージそのものだと思います。あと、いちばん有名な部隊マークですよね? 誰でも知ってるやつ。マクロスみたいなやつ。マクロスってこれのオマージュなんでしょうね、きっと。

 「ハセガワコンプリートワークス」に書いてあったけど、可変翼が可動になってるそうですね。
 70年代のキットって当時を知らない私ですら何かノスタルジーと愛しさを感じます。いつかファインモールドの鈴木社長が苦笑しながらおっしゃってました「ほかの工業製品で基本モデルチェンジもせずに40年も販売されるものなんてありませんよ」と。そして実際このように40年もモデラーの容赦ないツッコミにひたすら耐えつつ、三度も金型改修を行い、いまだに売られているという、その姿に心打たれない者がありましょうか。


こばちょろ3

 「凸モールドをそのまま作る会」としては、こうした積極的活動を見るとうれしいです。今後もこの活動を関東地方に広めていってほしいです。

 凸モールドをそのまま作るときは、そのぶん塗装をどうするかとか、いろいろ工夫もするんです。恋愛と一緒で、相手のダメなところも受け入れてあげて、はじめて愛といえるんですよ。

 よく「●●に似てる」っていいますが、どんなに細部がよくできていたりしても「似てない」と困ります。逆にそこがクリアできてれば、あとは作る人がなんとかすればいい。その「なんとか」が面白いんだから。というか、「なんとか」が奥深いですよねぇ・・・きりがない。
 私もまだまだ今後ハセガワの古いキットを作りたいと思ってます。

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 最後に「ハセガワ愛」で締めくくることができて、感無量です。製作者もご覧の方々もお疲れ様でした。しばし疲れた翼をやすめてください。

 思いつきで始めたブログ上のコンペですが、とりあえずこれにて終了にしますけど、また気が向いたら始めます、たぶん。

 今回の一等賞発表は少しお待ちくださいね。 

老兵は荒野を目指す(つれづれコンペ“老兵の冬”編 4)

ボイレ1

 拙ブログ読者様限定つれづれコンペ、“老兵の冬”編

 ■エントリーno.7 ボイレさん(今年60歳です)

 作品:タミヤ バッファロー1/48改造 ブルーステルB-239
BW-393号機 ハッセ ウィンド乗機
 得意技:できない改造を夢見る事

 コメント:今回のお題「古いキットで今も現役」から、タミヤの古いキット、バッファローを
選びました。当初はオオタキ・アリイのF6FかF4Uを、手軽に作ろうかと思いました。
 でもどうせ作るなら、前から挑戦したかったB-239へと変更しました。
 在庫のクラシックエアフレームのキットを参考に、新規にカウリングを作れば簡単に改造できると
思っていたのですが、形がなかなかつかめず、ぎりぎりの完成となりました。塗装に関しても「冬」という題なので冬季迷彩にしてみました。
 タミヤさんカウリングとスピナーのパーツを追加して、フィンランド空軍バージョンのバッファローをお願いします。
 つれづれコンペは完成品が久しく無かった私に、きっかけを与えてくれました。有り難うございます。

ボイレ2

 (以下青い文字はきららのコメント)
 まさかのフィンランドのバッファロー!! 今回はなぜかフィンランド空軍が二機も。フィンランド空軍好きとしては、とてもうれしいです。
 「老兵」と「冬」の両方を満たすということでしょうか。
 昔、このタミヤのキット作り始めたけど、機首を長くできなくて諦めたことがあります。
 これこそずんぐりむっくり、決して格好よくはないけれど、ある日「のっそり」と現れて、いざ空戦をはじめるとこれがなんと、結構やるじゃん!! 本国では「ビヤ樽」とバカにされていた男が、ここでは「空の真珠」とまで言われ・・・人と飛行機は使いよう、それがうまくいかないのは戦術や司令官がダメなんですよね。


ボイレ3

  この冬季迷彩がまた、オシャレでしょ?
 ハッセ・ウインドは、フィンランド空軍では確か第二位のエースであります。

 久々にフィンランドの機体を見せてもらったけど、やはり黄色い機首とかブルーのハカリスティ(スワスチカのこと)とか、爽やかでいいですねぇ~。


しまだ1

 ■エントリーno.8 こっそり工房さん(50代)

 作品名:ドルニエ18 マッチボックス1/72
 得意技:M愛
 製作ジャンル:プロペラ機
 コメント:トリプル老兵!(実機、キット、作者)
 Do18はDoヴァールの後継機で、民間航空機として1935年に初飛行し、水上機の航続距離記録を樹立しました。長い航続距離に目を付け独空軍が偵察機として採用しましたが、WWⅡ開戦時には旧式化しており、1942年以降は老兵ながら海難救助機として終戦まで使用されました。1939年9月、WWⅡで初めて英軍機に撃墜された独軍機という記録を持つMな奴です。しかし、救援を待つ兵士にとってはどんな最新鋭ジェット機よりもコイツが頼もしかったに違いありません。
 キットは今は無きマッチボックス製で、1979年の刻印がキットにあり、有名な運河堀モールドが堪能できます。入手の難しい(私はネットでジャンク品扱いで入手)老兵キットですが、全スケールを通じてDo18のキットはマッチのこれのみで、ある意味現役です。スピナーやプロベラ、小物類は他からコンバートしたり自作したり、手をいれましたが基本ストレート組です。
 こんな一癖あるマイナーキットを作って喜んでいる私も、まさしく老兵です。(3枚目は1/72Doヴァールとの2ショット)

しまだ2

 うわー、出ましたね。なんだか知らない飛行機ですが、大きな主翼の大きなバルカンクロイツが迫力あります。

 それにしても、男の子って飛行艇が好きなんですよね・・・なんでだろう。
 船と合体してる感じがいいんでしょうか。私にはわかりません。正統派のカッチョ良さとは違う、何かこう、異形の格好よさとでもいうんでしょうか。コメントには怪しい愛がいっぱい溢れてますね。

 下に敷いたのアクリル板か何かでしょうか。いい雰囲気出してます。これ案外いけますね。


しまだ3

 先日ついに人生初エレールを体験しましたが、次はマッチボックスを体験してみたいです。ただ、こんな変わった飛行機はちょっと無理だあ・・・そのまま作るのでも大変そう。

 先日、地元のクラブの20代の人が、ハセガワの屠龍を作ると張り切っていて、びっくり。「これカッチョええ~!!」と思うアイテムは、年齢を問わないのかもしれません。いつの時代も、男心をくすぐる格好いいものは変わらないのかな(この場合の「男」というのは、性別というよりは「漢(おとこ)らしい心」とでもいう意味です)


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 つれづれコンペもちょうど数もそろって、ありがとうございました・・・と、終わりにしようとしたら、さらに一機駆け込んできた!! マッコイ爺さん、もうちっと頑張ってくれい!!(意味不明
 お楽しみに(っていうか、まだ送ってくださってもいいですよ、お待ちしてます)

フィンランド航空戦へ!?(つれづれコンペ“老兵の冬”3)

しょこら3

 締め切り間際になって作品が送られてきてうれしい「つれづれコンペ 老兵の冬」です。

 ■エントリーno.5 しょこらぱぱ(50歳になりました・笑)

 特技  キットのつまみ食い。
 ジャンル  飛行機、時々ガンプラ。

 コメント : 老兵の冬と言う事で、当てはまるかどうかわかりませんが 知り合いから頂いた タミヤ48のF-2A2を作ったんで送ります。傑作機シリーズのNo.8で、定価500円ですから…。(笑

 キットは素組で、アンテナ支柱を真鍮製にしただけですが デカールが全滅だったんで 全塗装となりました。(笑
 尾翼の小さい番号だけは、流石に無理だったんで(老眼。) デカールを PCにて自作して 貼りました。
 古くても、タミヤなんで 合わせ目もかっちりいけたからストレスフリーで製作出来ました。

しょこら2

 以下青い文字はきららコメント

 大戦間の塗装って綺麗でいいものですよね。軍用機らしからぬ派手な色合いが楽しいです。
 ただこの作品は綺麗なだけじゃなくて、微妙な汚しで、くたびれた感じもありまして(くたびれたというより、空母搭載なので潮風でこうなったということかもしれませんが)、作品に深みが出ていると思います。軍用機らしくてカッチョいい。


しょこら1

 人生やっぱ50歳からですね。
 模型にたとえると、若いときは基本塗装だけなんだけど、50代くらいからはウェザリングとかフィルタリングとかチッピングとか、しまいにはバトルダメージであちこち穴だらけの人もいるよね、そこが人生の味。

 バッファローってアンテナ線をこんなふうに張ってるんですねえ、初めて知りました。
 マーキングはほぼ塗装とか、すごいわー(汗。すぐに部品請求する人とは大違いですな(汗


shino1

 ■エントリーno.6 Shinoさん

 作品名 ポリカルポフ 1-16 type24 ソビエト空軍(ICM 1/32)
 いつも作ってるジャンル 大戦機だいすき(ひこうきは怖くて乗れません)
 得意技 未だありません

 初めまして、shinoと申します。中学生以来、45年振りに模型再開して約1年半たちました(45年も経ってりゃ再開とは言えないですね。汗)。
 さて、お題の『老兵の冬』それは小生の事といたし、いつかは応募できるようになりたいと思っておりました。このコンペがこれで最後となるのなら、恥も外聞もなく、かられた衝動に正直になって思わず下手な写真を撮ってしまいました。老兵=老獪 これがイメージするところですが、老獪のかけらもない小生です。スミ入れすら知らないで模型作りを再開してしまいました。これで5機目、下手くそでお恥ずかしい限りです。
 組み立てには苦労しました。塗装もむづかしかったですが、実機写真を参考にリベット打ったり、機銃開口したり、乗降ハッチにヒンジを追加したりしています。ずんぐりもっこ・・もとい むっくりとした機体いいっすよね。
 「らしさ」が目標です。雪深いこの地で老兵に鞭打ち、老獪な「らしさ」を目指してこの上ない楽しい趣味を満喫するのです。今夜も雪が降ってきました。冬の老兵米沢から応援しています。

shino2

 初めての投稿の方なんですが、メールがとても味わい深かったのでほぼ全文掲載させてもらいました、勝手にすみません。

 一年半でたったの五機目とは思えない作品ですよね、現在はネットでいろいろな情報を得られるとはいえ、とても丁寧に作っている感じがします。
 またI-16というチョイスが絶妙ですね。冬の老兵そのものです。
 実機は全長6メートルちょっとしかないので、たぶん32でも20センチ弱くらいなのでしょう。手ごろな大きさかと思います。
 個性的なカタチですよねえ。ずんぐりむっくりとも言えますが、小さくてすばしっこそう。


shino3

 宮崎のしょこらぱぱさんの作品が老兵とはいえ明るい色彩なのに対して、こちらはしっとりと深い色です。単色塗装である意味難しい塗装ですが、微妙なグラデーションとか、排気管の後ろの焼けた部分とか、細かいところに気を使って単調さをなくしているようです。

 細かい部分とか、本物を見てみたい気のする作品です。たぶん写真撮影が慣れてられないせいだと思うんですけど、若干不鮮明なのが残念。
 ただ、とにかく、作り始めて間もなくこういった作品を作りあげる人がいるってことですよね、模型って年数だけ重ねてもうまくなるわけじゃないんだよなと、改めて思います。

 で、I-16にバッファロー、とくればフィンランド航空戦ですよね。
 しかし、バッファローの機首がフィンランドのやつは長いんだよなあ・・・うーん、残念、と思っていたら、なんと、最後の最後に!! ・・・・・・・・以下次号!! 

ぼろぼろになるまで(つれづれコンペ“老兵の冬”編 2)

oni1

 拙ブログ読者様限定・つれづれコンペ

 ■エントリーno.3 oni(限りなく50に近い40代)

 中島 B5N2九七式艦上攻撃機一二型(3号艦攻)「沖縄航空戦」(ハセガワ1/48)
 製作ジャンル 基本ヨンパチ日の丸一本・・・時々英国失敗マイナー旅客機(・∀・)
 得意技    特にありません
 コメント   今回「老兵の冬」がテーマということにて、昭和20年の九七艦攻を選びました。その頃の生き残りの3号艦攻と言えば、相当なベテラン機なはずなので、それをイメージして作りました。とうに第一線機としては、完全に価値が無くなった「老兵」ですが、練習航空隊や、対潜哨戒の海上護衛部隊としては、安定した性能で結構重宝がられたみたいです。今回作った機体は、その海上護衛部隊「931航空隊」の物にて、本来は魚雷は積みません。それが4月に始まる沖縄戦では最後の総力戦ということもあり、新鋭の天山を始め残存の九七艦攻も引っ張り出されたみたいです。もっとも、この頃になりますと、天山でも昼間の作戦行動は完全に「自殺行為」であり、もっぱら夜間雷撃に従事していたという事です。
さて、今回のモデリングですが、昭和20年、冬の老兵をどう表現したもんか・・・・?と私なりに考えまして、安直に派手なハゲチョロで(汗)表しました。改めて見てみると、何ともわざとらしい、チグハグ感満載なハゲチョロですが、基本エナメル塗るしか能のない私ですので、ここらが限界点でした。もう少し控え目にした方が良いかとは思いましたが、手本にした実機写真のいずれもが相当に塗装が剥離しておりまして、結局こんな感じとなりました。何ともみっともない仕上がりですが、「つれコン最終回」という事もあり、大恥覚悟でエントリーさせていただきます。
 キット自体はハセのお利口さんキットで、羽布表現と主翼のインテグラルタンクの表現がイマイチなものの、特に合わせが悪いところも無く、スラスラと組めます。ほっそりした胴体に、安定が良さそうな大きな主翼がマッチした日本美人にて、ホントはハゲチョロなんか無い、綺麗な機体色が似合いますが、そこは昭和20年・・・・。敗戦前の何もかも限界に来ていた時期なので、こんな哀れな姿となってしまいました。如何にも低性能そうなレーダーアンテナもポイントです。これはプラパーツがキットに入ってますが、すぐ折れそうなので真鍮パイプと真鍮線で作り直しております。あとはリベット打ちと、雷撃機の「キンタマ」である、九一式航空魚雷の「抱締索」を自作いたしました。 私なりの「老兵の冬」如何でしょ?史実では実戦に入ったのは4月なんですが、そこはお許し下さいませ。つれづれコンペ、これまで何度かエントリーさせていただきましたが、楽しい企画ではありました。ありがとうございました。

oni2

 以下青い文字はきららコメント
 九七艦攻といえばハワイ攻撃隊で活躍していた姿が思い浮かぶのですが、こんな老兵になるまで仕事してたんですね。お疲れ様です。

 いつもながら細かいことは何もわかりませんが、oniさんの思いのこもったコメントがすべてを表していると思います。
 ハセガワ愛、日本機愛、ハゲチョロ愛。
 ハゲチョロも、もちろん実機もこういうのがあったとのことで、決して演出過剰ではないと思います。レーダーアンテナともども大戦末期の日本機の風情が力強く、美しく、そして哀しい。いい味を出しています。
 抱締索などの大事なポイントをおさえつつ、作例見本のような作品でしょうか。


oni3

 改めてこうやってみて、九七艦攻も美しいなあと思います。作りたくなります。

 ご本人はハゲチョロやりすぎ・・・と謙遜してるけど塗装はツヤツヤして、しかにも整備員が磨き倒したって感じですよね。ツヤツヤにヨレヨレの剥がれ・・・ちょうどバランスよいんじゃないですか。

frog1

 ■エントリーno.4 ふろが(40代前半)

 作品 雷電 ハセガワ1/72
 得意技 素組みと色塗り。工作は苦手ですが色塗りが好きです。
 普段作ってるジャンル 飛行機
 作品コメント
 きらら様のコンペに参加させて頂くのは初めてになります。つれづれコンペが今回で終わりとのことで、せっかくなので参加させて頂こうと思いたちました。
 作品はハセガワ、1/72の雷電21型になります。退色、ハゲチョロ塗装を頑張ったもので、「老兵の冬」というお題にマッチしてるかと自分では思っています。キットもだいぶ古いものですし。
 プロペラは軸をシンチュウの棒とパイプに置き換えて、簡単に気持ち良く回るように加工しました。プロペラ機はペラが回るとやっぱり嬉しいです。

frog2

 毎度毎度、このコンペやってて、絶妙な順番で作品が送られてくるので、メール開くたびに「おおお!!」と叫んでしまいます。
 今回は「剥がれ対決」ですな。お題が「老兵」ですから、大戦末期の日本機・・・って当然といえば当然かもしれませんが。

 艶消しにする勇気がなくて、艶消しになかなかできないんですが、いつも思うのは艶消しもいいなあということです。
 同じ濃緑色なのに、この二作品のグリーンは全く違う色になっていて、面白いです。
 どちらも捨てがたい魅力がある。みなさんはどう感じますか。


frog3

 なんともいえない寸詰まり的な太い胴体で、飛行機好きな人から見たら決して美しいとは思えないでしょうが、迫力あって私は好きな機体です。
 右側のカウルフラップだけ金属むき出し? そういうのあったんですね、面白いなと思います。

 こちらは、ずいぶん控え目な剥がれ表現です。性格が出るのかもしれません。72というスケールを考慮されたのかも。
 しかし、ほんとに72なの!?って目を疑う、きれいな仕上がりですよね。
 今回のつれづれコンペで初めて作品を見せてもらった方ですが、世の中にはきれいに作る人がまだまだたくさんいるんだなあ・・・飛行機モデルの世界、狭いようで広い。こういう企画をしたおかげで拝見したわけで、良かったなと思います。

 写真撮影も趣味にされているそうで、なるほど、さすがという感じですね。っていうか、ふろがさんに全部の作品の写真を撮ってもらいたいくらいですよ(汗


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 つれづれコンペ最終回、今回2017年12月から2018年2月末までのお題は「老兵の冬」 「老兵」の解釈はお好きなようにどうぞ。
 写真は三枚、年代、いつも作ってるジャンル、得意技、作品のコメントなどを添えて、kilala_1962@yahoo.co.jpまで送ってください。レギュレーションとしては、この期間に完成した作品で、拙ブログの読者様限定です。
 二月はあとわずかですが、ぜひあなたの作品を見せてください。 

老兵って何歳ですか(つれづれコンペ“老兵の冬”編 1)

はつたか1

 拙ブログ読者様限定「つれづれコンペ」すっかりご無沙汰となりましたが、ようやく二作品そろいましたので公開します!! 2017年12月~2月のお題は「老兵の冬」、この老兵という言葉は作る人のお好きなように解釈していただきます。

 ■エントリーno.1 はつたかさん(50代)

 「老兵は死なず」
 使用キット・ハセガワ1/72・富士T-1A

 コメント・このキットの発売開始が1971年。さすがにカタログ落ちしてるでしょうが、いまだにコンボキットを店頭で見かけますね。実機も永く飛んでましたが、模型も息の長い飛行機です。今年はT-1生誕60周年です。
 凸線のパネルラインは削り落として彫り直し・・はせずにそのまま塗装しました。実機も艶あり塗装で手入れが行き届いてたので、パネルラインなんか目立ちませんでしたし。塗り分けはキットのデカールを貼りました。ところが硬くて割れたり欠けたりで苦労しました。塗装したほうが良かったかもしれないです。やっぱりスジ彫りしたほうが見栄えはよかったかな・・

はつたか2

 (以下青い文字はきららのコメント)

 老兵だけに、ご無沙汰でしたが(意味不明)、「老兵」の解釈は実機の古さ、キットの古さの両方でとらえているようです。キットは1971年発売、実機は1958年生まれかあ。実機は私より四つ年上のお兄ちゃんなんだね~・・・って四つしか離れてないってどんだけ老兵かよ!!私。
 ネットで調べてみたら、T-1って「初鷹(はつたか)」と呼ばれていたんですね。あ、もしかしてハンドルネームはここから来てるんじゃないの!?(初めて気が付いた←おい!!
 あと、「富士」って名前のメーカーが昔あったのかなあ・・・と思ってたら「富士重工」のことなのね←おい!! 昔は飛行機作ってたんですね。てっきり三菱だけかと思ってました。ハハハ。

 そんな程度の知識ですから、実機T-1のこともよく知らず申し訳ない。
 作品はそつなく綺麗にまとめられてるなあ・・・というくらいしかわかりません。


はつたか3

 昔の飛行機だろうが今の飛行機だろうが、格好いいものは格好いい、それはその時点での技術力を結集させたものだからだと思います。

 オレンジの塗分けはデカール? こういうのは貼るのも難しそう。かといってマスキングでするのも超面倒くさそうだし。そう思って、結局作らずに積んでる人も多いかも。
 そもそも実機を72に縮小したらパネルラインなんかさらに見えないでしょうし、彫りなおしなんかしなくていいと思うんですが、模型的には物足りないのかなあ~と思ってしまうところが悩ましい。

 複座の飛行機ってキャノピーが大きく膨らんでいるので、この部分のボリュームがあるのが好きという人も多いかも。先日スケビの編集長がツイッターでそういうことを書いていて、なるほどなと思いました。


さるおう1

 ■エントリーNo.2 さるおうさん

 ハセガワ1/72Bf-109フィンランド空軍

 コメント:製品としては最近の「フィンランド空軍エーセスコンボ」を使いましたが、Bf-109はもう25年前のキットなんですね。
 古いキットですが、1/72としては丁度良いディテールで、パーツの合いも良く、なによりも翼後縁が薄くて良いキットですね~。
 排気管まわり、ラジエターの縁を薄く削った以外は素組です。
 フィンランド空軍機は初めて作成しましたが、模型映えするカッチョエエ塗装で気に入りました~。

さるおう2

 おおー、来ましたねフィンランド空軍機。

 私は数年前まで「フィン空くらぶ」という名前で静岡ホビーショーに出展していたこともあり、とっても好きなマーキングです。
 この機体はイルマリ・ユーティライネン乗機と言われているもので、まぁ日本で言えば坂井三郎の乗った零戦みたいな感じでしょうか。私も昔48で作りましたです。Bf109G-6です。(実際は本人はあまり乗っていないみたいです)。
 フィンランドは飛行機好きとしてみてみると、国産飛行機をほとんど持たなかったかわりに様々な国から購入・供与・捕獲!!した雑多な機体を整備して乗りこなしたという、架空戦記的な面白さがありまして、ありとあらゆる機体をフィン空マーキングで作る楽しさがあります。一度やりはじめたら、ハマりますよ。


さるおう3

 主翼後端が薄いとうれしくなりますよね。やはり飛行機はシャープでなくっちゃ。少し画面が暗いのが残念。
 でもフィンランドの寒そうな雰囲気でいいかな。冬は凍ってしまう湖から出撃したりする話もあるし。おおー想像しただけで寒そう!!

 デカールがすごくよく馴染んでいるように見えます。今ちょうどFw190作ってて「こりゃ最高!!」とか思ってたけど、やはりBf109もスマートでステキですわ~♪
 スピナーは黒のように見えるけど、ダークグリーンじゃないのかな? キットの指定でしょうか。私の思い込みかもしれませんが。モットリングはエアブラシですか? 加減は難しいでしょう。

 ところで25年前が老兵かどうか、という点においては・・・25年前というとウチの息子が生まれたころだな。ほんの昨日のことなんだけどなあ。でも40くらいの人には25年前はまだ中学生だったなぁとか。年代によってとらえ方が違いますよね。
 これを「新版」なんて言ってるのは老兵モデラーだけかも(汗。

 72はストレートで簡単に作ったり、ときには少し手を入れて精密さに自己満足に浸ったり、いろいろ楽しみがあります。72って場所とらないし安いし、とかそんな部分を強調する人もいるけど、小さいからってバカにすんなよ!! と思います。安物みたいに言われるのが我慢ならない。クオリティは作る人次第だと思うんだよね。たとえばこの作品は、アンテナ線を張っていて、精密感が増してますよね。


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 「つれづれコンペ(飛行機コンペ)」今回の「老兵の冬」にておしまいにします、2月末まで作品を募集しているのでぜひ写真撮って送ってください。

 写真は三枚(前から後ろからあとは自由に一枚)、名前、年齢、得意技、普段作ってるジャンル、作品コメントなどを書いて kilala_1962@yahoo.co.jp までどうぞ。ただし、このブログの読者様に限ります。
 「老兵」の解釈はお任せします。

 冬をじっと耐えた老兵は、果たして春まで生き延びられるのか!?・・・・・
 
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