何も知らない人でもこれだけできちゃうんだから、プラモデルってありがたい、としみじみ思ったタミヤ1/6 CB750Fエンジン。完成したよ。
完全なる素組みです。キャブレーターの角度がちょっとアレだけど(なんでかなあ、ちゃんと接着したつもりなのに)、それを除けばカッチョいいでしょ!? いやー自分がこんなの作れたなんて思えない、というくらいカッチョいい。
(空冷4気筒 4ストローク DOHC 68馬力 エンジン)
去年の年末に模型屋で出会ったが百年目、これは正月モデリングやるしかないと思って購入。
元旦から初めて、二週間くらいでできるかなと思ったけど、意外と接着部のメッキをカリカリ剥がすのに時間がかかった。ハイターか何かでやれば速いだろうけど、私はハイターをいらぬところにつけてメッキを台無しにしそうな気がしたので、カリカリ法で貫き通した。
エギゾーストパイプ部分の押し出しピン跡とパーティングライン、それにマフラーの継ぎ目をどうするか・・・そのへんが最後の最後に頭を抱える部分で、いっそメッキを剥がしてハセガワのミラーフィニッシュを貼るのがハセガワ愛にあふれた作り方かもしれない。
私は、そのままにしてます。キラキラ光って幻惑するので、案外目立たない気がする・・・っていうか、そんなしげしげと見ないでください(汗
全体を組み立てるときはビスなどを使って組み立てるので、ガッチリと角度も決まって簡単だし、通のプラモとはまた違う組み立ての楽しさがあって興奮。
土台はダイソーの紙を買ってきて貼った。
シリンダーの中とかプラグコードが再現されていないほかは、エンジンの構成をかなり理解することができて、うれしかった。また、コメントくれた方々ありがとうございました。
マフラーにはフタがしてあり、これでちゃんと排気されるんかなというのが少し疑問。でもフタしてないと音がすごいんだろうな。あ、あとエンジンの音聞いてみたいね、実際に。
一つ気が付いたのは、リアホイールの横にある銀色の円盤みたいのがブレーキなんですよね?
で、赤い矢印のついてる黒い棒が、ブレーキパイプなのかな?
自転車もそうだけど、飛行機とかもブレーキパイプでなんでブレーキがかかるのか、どう考えてもわからん!! 不思議だ!!
この世は不思議なことが多い。
それにしても、エンジンのしくみがわからない人は、みんなこのキットを作って勉強するといいなと思った。自動車学校で取り入れたらどうかな。
え? これからは自動運転になって人間は運転しないから関係ない? そうだね。
そのうち「いまどき自分でクルマ運転するヤツなんかおらんし」なんて時代になるのかもしれない。
でもなあ、アホな男共にはいつの時代になっても、バイクに乗ってむやみやたらと走り回ってほしい気がする。そのパワーがなくなってしまったとき・・・・人間はどこに行くのだろう。