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 昨日と今日、大分市で開催された「大分大学OB会展示会」に行ってきた。

 「ハセガワ1/72 F-15J 小松」ウニャさん作品。
 きれいに作ってられます。迷彩がとてもきれい。好きな作風です。
 思わず作りたくなるよね。

 それに、この台座、便利そうだなあ、バンダイのかな?と思ったら、ハセガワでした。知らんやった。

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 この展示を見たとき、「おっ、センスいいな」と思った。ほんのちょっとしたことなんだけど。普通は二体をまっすぐ前方向けて置くと思うんだよね。

 左から「1/144バンダイ ジムコマンド(コロニー戦仕様)」「バンダイ ブルーディスティニー一号機」 幻狐さん作品。

 もしかするとライバル同士なのかな、と思って作者に聞いてみたら、同じキャラクターが左から右に乗り換えて行って使用した機体、ということでした。

 この方の作品、よく見るとすごく細かい汚しがしてあって、ものすごく私の好きな作風。

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 同じ作品。
 特に好きなのは、武器などの金属表現。AFVとかと同じ考え方で、「これは●●素材だからこういう色になるかな。このへんはいつも触る部分だから擦れてるかな」等考えながら塗装するそうです。ダメージも「こういう武器で被弾したらこんなふうになるかな」等考えてやっているそうです。やたらめったらヨレヨレにしているわけではない、理詰めの汚し。
 剥がすのではなく、ラッカー塗装の上からエナメルで筆で描きこむ方法です。
 また、いわゆる黒立ち上げというのではなく、白いサフ等を使われています。そのへんの「キレイ目」塗装も私の好みに合うからかな。

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 同じ方の作品。「バンダイ1/144 HGザクスナイパー」

 どの作品も、ポーズのつけ方がものすごく上手い。ポーズとか、構図とか、これはジャンルを問わず共通してセンスを問われる部分なので、ある意味すごく勉強になる。

 ガンプラって、特にこういう初期のタイプ? 独特な流線形のデザインで、そこが好き嫌いあると思うけど。
 私もアニメやゲーム全く知りませんが、いろんな展示会でいくつも見ていると、知識はなくても「自分の好きな作品」「自分と同じベクトルの作品(どんだけ広いベクトルかい!!)」というのは、パッとわかるようになる。

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 同じ方の作品。

 ジャンルを超えて話の合う人は合うんですよね。逆に飛行機モデラーでも自分と全く違うベクトルの人もいるよね。
 この作品も、ちょっとした配置、ポーズなど、上手いなあと思うんです。たぶん持って生まれたものなんだろうなあ。
 スケールものも、軍用機の場合「戦いに使用するモノ」ということは当たり前だけど非常に大事な前提だよね。そこを抑えて作らねばならないなあと、改めて思った。

 とにかく最初は工作(改造)が面白くて、そちらに夢中になっていたけど、だんだん塗装の面白さにも目覚めたそうで・・・まだ20代、無限の可能性を感じるね。

私の作品
 上記の作者には私の土台に興味を持って質問いただいた。

 最近、土台にも興味が出てきたそうです。
 丸い土台に興味を持ってくれてうれしかった。特に自分がいいなと思った作品を作ってる人にほめられるのはうれしい。頑張ってギリギリモデリングした甲斐があったわい。

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 Asukeさん作品、アメリカレベル コルベット1958

 私の若いころからの友人も見に来てくれたんだけど、彼女もこれがお気に入りだった。
 絵画的な?汚しというか、まるで骨董品的というか、独特の色。

 女性はピカピカツルツルしてるのが好きかと思うかもしれませんが、意外とこんなのもいいと思うんですよ。あと、昔っぽいデザインね。常に最先端を追いかけたい、と思うのは男共の感覚かもしれない。
 やはりクルマの土台は黒がいちばんかなあ。

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 水もしたたるいい男。
 同じくAsukeさん作品。「Sovrt tank commander」

 確かこの方の作品は日田の展示会でも見ています。このヒストリカルフィギュアってのもいいですねぇ!! イイ男の宝庫。
 月明りをイメージしているそうです。悲しそうな表情がたまらなくて・・女心が、きゅん!!ってなります。

 女性もそうだけど、やはり西洋人の顔って塗装に向いてますよね。美しい。
 ブルーがかった色が月明りなのですね・・・。

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 一般参加のハスラーがががっちさん作品、「武蔵、最後の出渠」1/700アオシマ 紙創りの構造物。

 これすごかったです。まわりには人間や資材、車両なども配置して、ものすごくリアル。こういうの作り上げるパワーってすごいなあ。
 今回は残念ながらご本人に会えなかったので話が聞けなかった。

 オッサンは「武蔵の最後の出撃か・・・」と思うと、涙が出そうになったよ。あ、オッサンじゃないか私。

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 前回のつれづれコンペにも参加してくれた、こっそり工房さんの作品。フーマモデル1/72 ドルニエDo.15・・・の、機首部分。

 旋回機銃についてる照準リングについて熱く語っていただきました。
 ファインモールドからエッチングで出ていたそうですが、絶版になってて困ったという話。それにエッチングは、飛ばしてしまう危険が高い。で、紙創りさんに試作品を作ってもらったという・・・人によってはすごくうらやましい??話なのでしょうね。ただ、そう言われて見ていると、確かに照準リングがついてないと気になってきますね。

 今回は照準リング話をしてるうちに「五時になりましたので会場を閉めさせてもらいます」とアナウンスがあり、まさかの時間切れ(涙。 機体について何も聞けなかった。嗚呼。

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 こちらが全体像。変わった形だなあ。

 今回の展示会のテーマのひとつに水上機がありました。
 私はいまだ、水上機の良さがわからないんですが、男共はなんで水上機が好きなんだろうなあ。ちなみに、それを考えるのが私のテーマですが←いらん世話

 とはいえ、知らないジャンルだろうと興味ないアイテムだろうと、やはり一応じっくり見てみていると、「これ上手いなあ」というような作品に出会うものなんですよ。食わず嫌いは禁物。それが私の信条です。ただし、どんなに出来のいいキットだろうが有名モデラーだろうが、自分でいいなと思わなかったら写真撮ってませんので、すみません。

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 主催者に話を伺いましたが、この展示会は、大分大学模型部のOBが開催している展示会で、現役学生モデラーたちに「OBはこういうのを作ってきたんだよ」というような意味合いで行っているそうです。
 普通のクラブの展示会とはまた違うんですね。
 基本的にはOBと現役学生との交流でしょうから、私ら一般人はそこにはあまり関係ないんですが、私としては若い人がどういうこと考えてるのかなとか、いらん世話で首突っ込んできました。

 結果的にお一人としか話せませんでしたが、内容の濃い話ができてすごく楽しかったです。そこが今回の収穫でした。これで飛行機モデラーならもっと楽しかったかもしれませんが、違うジャンルの人の技法などを積極的に取り入れている、考え方の素直で柔軟な方だったので、私もそういう姿勢を見習いたいと思いました。
 よく考えたら、若いとか年寄りとか、初心者とかベテランとか、キャラとかスケールとか、そんなふうに分けるところがすでに頭が硬くなってる証拠かもしれない。頭なんか硬くてもなんの役にも立たんね。