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 マスキングを剥がすと、悲劇が待っていた。
 お約束ですな。

 しかし、こんなところがなんで塗装を持って行かれるかなぁ~とよく考えたら、離型剤がちゃんと落ちていなかったのかもしれない。これはエアフィックスなんです。やはり手抜き工事をしてるとダメだね。

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 こちらは、カップの中のクリア塗料がタラリと流れ落ちて・・・あーああ(汗

 カップにフタをしない流儀なもので(意味不明
 実は裏側にまで回ってるんだけど、裏側はもう、いいです(←え!?。表側だけ吹きなおすからゆるして。
 それにしても、モットリングを頑張って吹いたのにな・・・。あーあ。あの手間暇考えたら、やりきれない。だけど、これが模型ってものなのだ。よいことばかりは続かない。人生のように。

ウイスキー1
 銀翼会の最長老、川野さんが亡くなったという知らせを受けた。

 80代後半だったと聞く、大往生である。人生も模型つくりも、充実した人生を送られた人だと思う。ちなみに、今もし元気だったら、ホンダジェットを作っていると思う。そんな人だった。誰よりも年を取っていたけれど、誰よりも若かった。

 数年前、銀翼会の懇親会の帰り、小倉駅まで川野さんとモノレールでご一緒したことがある。10月の終わり、少し風の寒いホームでモノレールを待ちながら「やっぱりね、家内の作る漬物で飲むのがいちばん。これがねぇ、本当に美味しいんだよ」と珍しくノロケていたのが忘れられない。ふだんは家族のことなど話すことはなかったと思うけれど、お酒のせいだったかもしれない。そして最後に
「やはり模型は、好きなものを好きなように作る、これがいちばんだね」と何度も言われた。

 あの少し寒かった夜のことを思い出しながら、少し飲んで寝よう。
 人生は楽しいこと、悲しいこと、かわるがわる訪れる。まるで模型のように。