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 拙ブログ読者様限定・つれづれコンペ

 ■エントリーno.3 oni(限りなく50に近い40代)

 中島 B5N2九七式艦上攻撃機一二型(3号艦攻)「沖縄航空戦」(ハセガワ1/48)
 製作ジャンル 基本ヨンパチ日の丸一本・・・時々英国失敗マイナー旅客機(・∀・)
 得意技    特にありません
 コメント   今回「老兵の冬」がテーマということにて、昭和20年の九七艦攻を選びました。その頃の生き残りの3号艦攻と言えば、相当なベテラン機なはずなので、それをイメージして作りました。とうに第一線機としては、完全に価値が無くなった「老兵」ですが、練習航空隊や、対潜哨戒の海上護衛部隊としては、安定した性能で結構重宝がられたみたいです。今回作った機体は、その海上護衛部隊「931航空隊」の物にて、本来は魚雷は積みません。それが4月に始まる沖縄戦では最後の総力戦ということもあり、新鋭の天山を始め残存の九七艦攻も引っ張り出されたみたいです。もっとも、この頃になりますと、天山でも昼間の作戦行動は完全に「自殺行為」であり、もっぱら夜間雷撃に従事していたという事です。
さて、今回のモデリングですが、昭和20年、冬の老兵をどう表現したもんか・・・・?と私なりに考えまして、安直に派手なハゲチョロで(汗)表しました。改めて見てみると、何ともわざとらしい、チグハグ感満載なハゲチョロですが、基本エナメル塗るしか能のない私ですので、ここらが限界点でした。もう少し控え目にした方が良いかとは思いましたが、手本にした実機写真のいずれもが相当に塗装が剥離しておりまして、結局こんな感じとなりました。何ともみっともない仕上がりですが、「つれコン最終回」という事もあり、大恥覚悟でエントリーさせていただきます。
 キット自体はハセのお利口さんキットで、羽布表現と主翼のインテグラルタンクの表現がイマイチなものの、特に合わせが悪いところも無く、スラスラと組めます。ほっそりした胴体に、安定が良さそうな大きな主翼がマッチした日本美人にて、ホントはハゲチョロなんか無い、綺麗な機体色が似合いますが、そこは昭和20年・・・・。敗戦前の何もかも限界に来ていた時期なので、こんな哀れな姿となってしまいました。如何にも低性能そうなレーダーアンテナもポイントです。これはプラパーツがキットに入ってますが、すぐ折れそうなので真鍮パイプと真鍮線で作り直しております。あとはリベット打ちと、雷撃機の「キンタマ」である、九一式航空魚雷の「抱締索」を自作いたしました。 私なりの「老兵の冬」如何でしょ?史実では実戦に入ったのは4月なんですが、そこはお許し下さいませ。つれづれコンペ、これまで何度かエントリーさせていただきましたが、楽しい企画ではありました。ありがとうございました。

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 以下青い文字はきららコメント
 九七艦攻といえばハワイ攻撃隊で活躍していた姿が思い浮かぶのですが、こんな老兵になるまで仕事してたんですね。お疲れ様です。

 いつもながら細かいことは何もわかりませんが、oniさんの思いのこもったコメントがすべてを表していると思います。
 ハセガワ愛、日本機愛、ハゲチョロ愛。
 ハゲチョロも、もちろん実機もこういうのがあったとのことで、決して演出過剰ではないと思います。レーダーアンテナともども大戦末期の日本機の風情が力強く、美しく、そして哀しい。いい味を出しています。
 抱締索などの大事なポイントをおさえつつ、作例見本のような作品でしょうか。


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 改めてこうやってみて、九七艦攻も美しいなあと思います。作りたくなります。

 ご本人はハゲチョロやりすぎ・・・と謙遜してるけど塗装はツヤツヤして、しかにも整備員が磨き倒したって感じですよね。ツヤツヤにヨレヨレの剥がれ・・・ちょうどバランスよいんじゃないですか。

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 ■エントリーno.4 ふろが(40代前半)

 作品 雷電 ハセガワ1/72
 得意技 素組みと色塗り。工作は苦手ですが色塗りが好きです。
 普段作ってるジャンル 飛行機
 作品コメント
 きらら様のコンペに参加させて頂くのは初めてになります。つれづれコンペが今回で終わりとのことで、せっかくなので参加させて頂こうと思いたちました。
 作品はハセガワ、1/72の雷電21型になります。退色、ハゲチョロ塗装を頑張ったもので、「老兵の冬」というお題にマッチしてるかと自分では思っています。キットもだいぶ古いものですし。
 プロペラは軸をシンチュウの棒とパイプに置き換えて、簡単に気持ち良く回るように加工しました。プロペラ機はペラが回るとやっぱり嬉しいです。

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 毎度毎度、このコンペやってて、絶妙な順番で作品が送られてくるので、メール開くたびに「おおお!!」と叫んでしまいます。
 今回は「剥がれ対決」ですな。お題が「老兵」ですから、大戦末期の日本機・・・って当然といえば当然かもしれませんが。

 艶消しにする勇気がなくて、艶消しになかなかできないんですが、いつも思うのは艶消しもいいなあということです。
 同じ濃緑色なのに、この二作品のグリーンは全く違う色になっていて、面白いです。
 どちらも捨てがたい魅力がある。みなさんはどう感じますか。


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 なんともいえない寸詰まり的な太い胴体で、飛行機好きな人から見たら決して美しいとは思えないでしょうが、迫力あって私は好きな機体です。
 右側のカウルフラップだけ金属むき出し? そういうのあったんですね、面白いなと思います。

 こちらは、ずいぶん控え目な剥がれ表現です。性格が出るのかもしれません。72というスケールを考慮されたのかも。
 しかし、ほんとに72なの!?って目を疑う、きれいな仕上がりですよね。
 今回のつれづれコンペで初めて作品を見せてもらった方ですが、世の中にはきれいに作る人がまだまだたくさんいるんだなあ・・・飛行機モデルの世界、狭いようで広い。こういう企画をしたおかげで拝見したわけで、良かったなと思います。

 写真撮影も趣味にされているそうで、なるほど、さすがという感じですね。っていうか、ふろがさんに全部の作品の写真を撮ってもらいたいくらいですよ(汗


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 つれづれコンペ最終回、今回2017年12月から2018年2月末までのお題は「老兵の冬」 「老兵」の解釈はお好きなようにどうぞ。
 写真は三枚、年代、いつも作ってるジャンル、得意技、作品のコメントなどを添えて、kilala_1962@yahoo.co.jpまで送ってください。レギュレーションとしては、この期間に完成した作品で、拙ブログの読者様限定です。
 二月はあとわずかですが、ぜひあなたの作品を見せてください。