14

 おおー、なかなか美しいですね天山。 
 敵味方識別帯と日の丸を同時に吹いた。いつものように赤はムラになっている。ま、そこが味ということで。
 一晩乾かしてから、明日マスキングする。機首の段差というか、タミヤパテがいまだ平滑になっていない。ま、外板のべこつきということで。え、もう少し頑張らなきゃダメ?

 魚雷の抱締索については、本(「図解軍用機シリーズ 九七艦攻/天山」)をよく見たら書いてあった(汗
 実機の写真だとなんとなく帯っぽく見えるんだけど、実際はワイヤが三本くらい? 金属線ででっちあげてみよう。

 昔の作例記事にも書いてあるけど、なんとなく全体的に筋彫りが浅い気がする。墨入れがうまくいかない可能性があるので、気になるところは彫りなおそう。
 あと、右側にごちゃっとおいてあるのは、フォッケウルフのコクピット。なんかまるでジェット機のコクピットみたい。すげーなドイツ機。

しらいさん

 東の72の大家・嘴頼さんが見かねて写真を送ってきてくれた。

 カウルフラップはアルミ缶かー。そういえば昔72の戦車作ったとき、アルミ缶でシュルツェン作ったっけ・・・
 確かに、カウリングを外せるようにしておくと後で修正もできるし便利かも。
 なによりも、展示会のときさりげなく外して「どうだ」と見せることができてカッチョいい。すると、周りにいる怖いオッサン共もびびって一歩後ろに下がるかもしれない。そして震えながら「今日からは師匠と呼ばせてください」とか言うかもしれないね、ふっふっふ←言わねぇよ。
 そんな日を夢見て、カウリング着脱可能工作を・・・ひゃー大変ですよ。そもそも写真手前、真鍮パイプに丸い円盤状に切ったプラバンをつけてるのはなぜなのか・・・それもわからない。面倒くさいっていうか、私には難しいです(汗

 嘴頼さんのアドバイスは難しいこともあるけれど、すごく役立つこともある。以前、脚の接着を教わったときもそうだけど、プラ用接着剤って数時間くらいは完全に固まってないんだよね、だからその間は微調整ができる。これって当たり前のことかもしれないけど、以前は呑み込めていなかった。接着剤はいっぺんに着けて、いっぺんに乾かす、というくらいにしか考えてなかった。今は、ゆっくり少しずつ接着して、様子を見ながら乾かして、また次を・・・というふうにやっている。こういう塩梅みたいなことは、やはり経験を積んで、人の話を聞いてるうちに「ああそうか」とだんだん身についていくものなんですね。単なる知識だけじゃなくて、やってるうちに納得する。

 さて実は、ここ数日、作業場のリニューアル計画を実行に移すべくいろいろやってるところ。
 部屋の改造とまではいかないんだけど、まずは思い切って家具を処分することにした。劇的なビフォーアフター画像をお楽しみに。