完成3

 造形村1/32震電、完成しました。
 コクピットあたりが太くなってしまったまま作ったため、あちこち破たんしている。ハッチが閉まらなくなった部分は開けている。

完成5

 日の丸の色も機体の色も自分で調整した色。日の丸は少し暗すぎたか。

 筋彫りに沿って黒、白の順で吹き(白はスジ彫り部分だけじゃなくて全体にも吹いた) なぜ白く吹いたかというと、明るい色にしたかったから。実機は暗緑色をベターっと塗装しているんだろうけれども、模型に落とし込むと黒っぽく沈んで見えるのが嫌で。実機と同じように黒っぽく沈んでいるほうが本物と同じで良いという考え方もあるだろうけど。
 全体的にものすごいムラのある塗装だけど、塗装するのはめっちゃ楽しかった。機体の整形に比較してあっというまに塗装は終わるのがあっけない。

完成13

 グリーンはクレオスの暗緑色(中島系)に黄色などをまぜている。これを少し薄めにしたものや、ビン生のものも上からふわっと吹いたりしている。アンテナ線はモデルカステンのストレッチリギング。48用なので細すぎるかもしれないけど、扱いやすい。穴に通して結んでから瞬間接着剤で留めている。

 暗緑色の機体のスミ入れは迷いますね。真っ白でやるのもわざとらしくて私は嫌い。かといって黒いと目立たないし。下地白を吹いているのでスジ彫りを軽くけがいてやると、少し白くなる。
 目立つリベットはキット自体に表現されているのでリベットは打っていない。それらのリベットには白いスミ入れ塗料を入れたり黒をいれたり。とにかく、スミ入れとか汚しはやればやるほど情報量が増えて味わいが増すので、時間をかけるだけの意味はあるよね。やはり機体はサラッと形にして塗装で遊ぶほうが私には向いてるな。

完成14

 キャノピーは当然幅が足りなくなっている(胴体が太くなったから)ので、誤魔化してるけど、見苦しいので隠したいくらい。

 それにしてもこの脚の角度はなんかスゲーよね。ハンパねぇ。これでオモリ入れずに倒れないのが不思議。

完成8

 スーパーチャージャーが見えるのが格好いい。
 パイピングは何もやってない。キットを組み立ててるだけです。資料もないしね。
 普通は排気管は短いけど、ここからニョロニョロと後ろに長く伸ばしているのが面白い。

完成15

 機首の30ミリ機関砲は四門、互い違いに搭載してあるので、右側は引っ込んで左側は出ている。引っ込んでるほうの奥のやつは最初見えてたんだけどいつのまにか引っ込んで見えなくなっちゃった(涙
 カナード面白い。裏側にマスバランス?みたいのが二個ずつついている。

完成17

 脚庫の奥からエンジンが見えてます。こういうの見られるのが模型の楽しみ。

 脚カバーの引き込み金具?はハセガワ48ではついてないのでこういうのを参考に作ったらいいね。作れる人はどうぞ。
 フラップはダウン状態できるのでもちろんダウン状態を選んだ。ブレーキパイプはプラのパーツがついているので便利。キャノピーのマスキングシートもついていたからありがたい。
 ただし、金属パーツとかはついてないので、ピトー管は自分で真鍮パイプ組み合わせて作った。まぁそれくらいは自分でやってもいいか・・・。造形村は別売りでいろいろディテールアップができるようになってるみたいね。あとは人形があるのでそのうち塗装しよう。

完成4

 私はコクピットを入れて胴体閉じるときに失敗したせいで胴体が太くなり、あとあと大変な苦労をしたけど、そこをきちんと作ればそんなに大変なキットではないと思う。プロペラ延長軸の調整だけはしないといけませんが(長すぎるので切る)。
 しかし途中でパテの大量盛りをしたときは、ほんとに明日が見えない状態で捨てようかと考えましたよ。自分のいい加減モデリングのせいなんだけどね。
 
 少し太めの震電だけど、背景黒くするとカッチョいいな!! シブイやん!! 
 こんな飛行機がたった三回の試験飛行とはいえ九州の空を飛んだなんて、痛快無比ではありませんか。
 あっ!! 編隊灯つけるの忘れてた。小さい小さい透明パーツなんだよなあ。めんどくさいなぁ。今からつけます・・・・汗

 ということで、捨てずに頑張ってよかった。これで完成といたします。キットをくださった方には感謝。