なぜか童友社の1/500松江城を製作中。
 突然どうしてと思われた人もいるでしょうが、飛行機模型製作に疲れてついふらふらとくぐった暖簾の先に松江城がいたってわけなんですよ。これが何と体の相性がぴったりで、もう離れられなくなっちゃった。どうしよう私。

 石垣は一個ずつ塗装してみた。ちゃんとモールドされてるから一個ずつ塗装しないといけない気がして。
 もしかしてもっと適当でよかったのかもしれない。まだ試行錯誤の段階だから・・・今後もっとうまくなる予定。
 石垣のモールド彫り直しするとか聞いたことがあるけど、これは綺麗だし彫らなくて良さそうと思ってそのままスミ入れすることにした。



 で、何度も少しずつ違う色で塗装して(赤城作ったときの甲板の塗装を思い出した。あちらはマスキングしながらだから、もっともっと大変だったけど)、もういい加減これでいいよな、というところでエナメルにてスミ入れ。

 おおおおお~っ!! 石垣カッチョいい~!! シブいわ~!!
 スミ入れというか、ウォッシングというか。あとカドのところはドライブラシ。AFVの基本的な技法が役に立つ。

 ああー、こうなると古代の砦とかキットがあったらいいのになーって思います、それと大手門が作りたい!!
 どこの城のでもいいけど、大手門って格好いいでしょ。天守閣より門のほうが好きだったりする。あの分厚い扉がいいんだよねー。

 今年は静岡ホビーショーで童友社のブースに行く楽しみが倍増したね。



 天守閣がおおよそ塗装できた。あとはスミ入れするだけ。
 塗装図では鯱(しゃちほこ)は金色になってるけど写真見ると緑青?っていうのかな銅に出るサビみたいなやつあるでしよう、あの色っぽいんですが、本当のことは知らない(ネットで調べればわかるんだろうけど、なんかネットに書いてあることって味気ないので調べていない、そのうち本でも読めば書いているだろう)

 だから青緑色っぽい色で塗装している。

 地面のグリーンもいかが? 季節は春にしようかと一瞬思ったけど、春は桜が咲くらしいんだよね、だから早春くらいの設定かなあ。

 こんなにちっちゃいのです。

 砂上の楼閣、邯鄲の夢、掌中の天守。

 実は一昨日、父方の叔母(父の実家の跡取り)が亡くなって今日は葬儀に出かけていた(県内だけど結構遠い)。
 久しぶりに訪れた両親の出身地は不思議に胸に迫る何かがあった。こどもの頃は県外に住んでいたのでそんなに何度も行ってはいないけど、田舎ならではの楽しい夏の思い出(川で泳いだり蛍を追ったり井戸でスイカを冷やしたり)が脳裏に少しずつよみがえってくる。

 実は父の生まれた家は料亭である。父の母親つまり私のおばあちゃんが小さなうどん屋から始めて、それなりの料亭にまで育てた。だから私が幼い頃遊びにゆくと、いつもすごいご馳走を食べさせてもらえて幸せだった。
 厨房に「きりり」とした姿で立って、颯爽と魚をさばいてゆく姿がものすごく格好よかった。
 残念ながらおばあちゃんは早く亡くなったけれど、そのあとを継いだ叔母もおばあちゃんの味を継承し、やはりかなりの年齢になるまで厨房に立ち、特に魚をさばくのは叔母の仕事だった。

 なんだか昔のことが次から次へと思い出されて、不思議な気分になる。思い出の数なら若い者には負けんねー(笑
 年を取るといいこともあるんだなあ。

 叔母は父の兄の嫁さんなので直接血のつながりはないけれど、可愛がってくれるということは年端のゆかぬ子どもでもよくわかるものなのだ。そしてそういうことは心の奥底に静かに沈んで、長い年月をかけても失われず、いつかまた思い出の波間にふっと浮かんでくる。

 そんなとき、年を取るのもいいものだと思うんですね。