Mi-24VハインドE製作記の続き。またまた間が開いてしまったので実はずいぶん先までイっちゃってますが、ほかの有名飛行機と違ってヘリはあまり詳しくご存じない人が多いと思うし、ちょっとでも興味もっていただければと思って、下手な説明していきます(参考文献「世界の名機シリーズMi-24/-35ハインド」イカロス出版)

 ところで、Mi-24じゃなくて、Mi-24Vでした。ちなみにMilというのは、ミルさんの設計局で作られたという意味です。
 ハインドEという名称はNATOのコードネームなのね。ちなみに私はきらら397というのが制式名称です。

 で、このニョロニョロは伸ばしランナーを曲げたもの。



 本の写真を参考に、最小限の工作で最大限の効果をあげることはできないかと頭をひねる。フフフ。

 自分の技術に見合ったデッチアップ、他人から見れば「なんじゃそりゃ」という部分だけど、自分ではすごく楽しい部分です。これがないとプラモって単に組み立てるだけだもん。少しだけ自分で作った部分がないとさ、面白くないじゃん。

 で、上記の茶色いニョロニョロを接着した。
 ほんとは黄色や赤で目立つ色のものがいいんだけど、今回はそういうのないのでこれだけ。右側にほんの少しプラの切りくずみたいなものも接着したけどね。これくらいでも多少密度感出るのが72のありがたいところ。
 キットには計器盤類はデカールで用意されている。でも貼るだけだから、なんか味気ないんだよなー。彫刻されてたらうれしいんだけどね。

 ちなみに、この機体は多機能ディスプレイはありません。昔ながらの計器盤。私はこのほうが好きだけど。



 ヘリの場合は胴体(Fuselage)とは言わず、コクピットやキャビンの後ろから伸びている胴体のようなものはテイルブームと言います。

 この部分はテイルブームの下側(上下逆に撮影)。お約束の工作で真鍮線でアンテナを作った(ほかに作れるようなものがなさそうなので、せめてここだけ)。
 しかし実機写真をよく見たら、ぺちゃんこのカタチをしているように見えた(汗



 エンジン。クリモフTV3-117V。ヘリのエンジンはターボシャフトエンジンといいます、と言っても意味わかってないけど(たはは

 最初片側だけパイピングしようかと思ったけど、なんせ小さいし、片側だけハッチを開けるより両方開けたほうがいいかなと思い、二個パイピングすることにした。
 といってもこの通り、長さ三センチあるかどうかって大きさだしね、キットのパーツもなかなかよく再現されてるでしょ? だからまぁパイピングって言ってもちょこっと適当にするだけ。
 今回は小さいから金属線にしようかなぁ。それとも伸ばしランナーにするか。

 続く。