先週末に大分県日田市で開催された「天領プラものづくり大会」のレポートです。

 ノンジャンルの展示会、申込みさえすれば誰でも参加自由の展示会なので、なんでもあります。
 たとえば、こんな綺麗なガレージも。

 長崎プラモクレージーの馬場さん作品、「ビート&スーパー7」 1/24 タミヤ、アオシマ

 ご友人の所有のガレージとクルマだそうです。男の子の夢ですか? 楽しそうなガレージ!!
 作品はすでにご友人に差し上げたんだそうですが、今回は展示会に出すために再度借りて来られたとのこと。



 クルマのことはわからないけど、パッと卓テーブルの上を見て目についたのがこの作品。
 ミスユニバースみたいなもので、研ぎ出しのこととかクルマのこととかわからなくても誰が見ても綺麗だよね。

 タミヤ1/24 ジャギュアMk.II レーシングとサルーン。

 クラシカルな趣がステキです。残念ながらクルマのこと何も知らないので悔しいなあ。
 ここだけの話、作品と作者って結構比例してないものなんだけど、馬場さんだけは作品とご本人が見事にピッタリ。



 高橋さん作品。ハセガワ1/24 トヨタ2000GT 1967年前期型だそうです。ウレタンクリア仕上げだそうです。
 ・・・と言っても、ウレタンクリアって何かよくわかんないんだけどね(汗

 ミルクのようなとろ~んとした白がセクシーだよね。女性にいちばん似合うのもやっぱり白でしょうか。
 ボンネットがなぜこんなに長いかというと、エンジンのせいだそうです。デザインで(かっちょいいから)長くしてるわけじゃなくてちゃんと意味があるんですね。
 確かこの窓枠はハセガワのフィニッシュを貼ったとのこと・・・。貼りやすいですよね!! と意見一致しました。



 同じく高橋さん作品、タミヤ1/24 アルピーヌA110 1971年モンテカルロラリー優勝車。こちらもウレタンクリア仕上げ。

 このクルマいいですねぇ~好きだなあ。こういう昔っぽい車のほうが品がある。
 私のブログをたまたま見ているってことで、ぐわー「カリ組」とか「スジ彫り」とか書いてるのが急に恥ずかしくなってきた。あ、いや、スジ彫りは別に恥ずかしくないか?・・・ともかく文章で書いてるときは何でも平気なんだけど、いざ「読んでますよ」って人とリアルに対面すると、急速にハズカチー気分になるのは何故だろう。



 日田HICの梶原さん作品。タミヤ1/24 XANAVI NISMO GT-R(R34)
 ここのところあまり作ってないみたいだけど、久々の?完成品かな。でも頑張って完成させてるのが偉いです。

 NISMOってニッサンのクルマかな? XANAVIってなんじゃろ。GT-Rってよく聞くけどわからん。R34ってなんだろう。すべてが意味不明です。

 電飾されてて格好いいです。デカールが何度も破れたりして苦労したそうです(でもきれいに仕上がっている)、スモークはフジミのフィニッシュのようなものらしい。へえーフジミもそう言うの作ってるんだな。

 ピカピカつながりというか、綺麗な光沢のギャン。バンダイ1/100 三池丸さん作品。

 劇中指定の色なのかもしれないけど、センスいい塗装だと思います。劇中ではこんな光沢じゃないのでは?
 この方は、ちび丸艦隊もたくさん作ってられたけど、相変わらず器用だなあ。



 同じく三池丸さん作品。

 ええと、これは護衛艦!? いやイージス艦か・・・すみません、作品名がわからないんです。
 ミサイル発射の瞬間、かっちょええ~です!!



 ここの展示会は例年、キャラクターものがたくさん出品されている。つまり若い人が結構来ているということであり、それはすごくいいことだと思う。敷居が高すぎず、色んな人が色んな作品を持ってくる。それはメンバーみんなの地道な努力とか天プラコンテストで若い人を育てているとか、これまでの積み重ねのおかげではないかと・・・自慢。

 今回は、キャラクターものはあまり写真撮っていない。中津模型クラブマークIIのアーチャーさんの作品のみご紹介。ガンダムバルバドス。

 これ、なんとか形態っていって、同じモビルスーツで少しずつ違うバージョンなんだけど、鍾馗�U型乙と丙の違い・・・とかいうのと同じで、男の子ってこういうの好きですねぇ~!! ほんと、私、何度聞いてもすぐに忘れちゃう。頭悪いのう。

 たとえば肩のアーマーが違ってたり・・・胸に装甲が付いてたり・・・いろいろあるのです。
 ビーム兵器は使わず、素手やタマの出る兵器で戦うんだそうです。昔風ねぇ~。

 すべて筆塗りで、この白い綺麗なモビルスーツを仕上げています。ま、世の中色んなモデラーがいるわい。と思ったでしょ?

 作者は多分アラフォーくらいの年代だと思う。子育てなど私生活も一番忙しい時期だと思うけれど、こういう方が頑張っているのは頼もしい。
 今自分が五十代になって思うのは、仕事や家庭でものすごく忙しい時期に何とか時間を捻出して、時には家族にちょっぴり文句言われてもいいから趣味を頑張って続けていると、数は少なくてもすごくいいものが作れるから、めげずに続けてほしい。

 人間って歳をとると少しずつ新しいことにチャレンジできなくなっていくので、少しでも自分より若い人からいろいろ吸収したいなって思う、それがこういう展示会のいいところ。



 下関厳流会の尾本さん作品「護衛艦一般公開の日」 ピットロード1/350 あたご、むらさめ

 手前が護衛艦で奥がイージス艦。フィギュアは紙製で先日シモの関でお会いしたハルトさん製品。これがなんと600体だそうで、配置するだけで大変だったでしょう。トイレや自販機などもあり、背景を青空にでもしたら本物みたいになりそうです。



 同作品。松山のGちゃんさんに頼んで合成写真作ってもらったらよさそうだなぁ。



 同作品。見てたら楽しくて、ずーっと見てても飽きないの。
 後部甲板のヘリと格納庫部分は・・・先日読んだ「生存者ゼロ」を思い出す。ああー、この部分だけ作りたいなぁ~!!

 今年は若干船が少なかったので、華を添えていただきました。
 しかし、いつも思うけど、すべてのジャンルが結構揃うものなんだよね。不思議です。

 ただし・・・今年は空軍がちょい寂しかったな。というわけで、明日で展示会レポートはおしまいになりそうな気がします。