ハセガワ1/48鍾馗II型乙。なんとか完成。
紫電改作った勢いで箱を開けたはいいけれど、いい加減にマスキングしたら日の丸が吹き零れ、思わぬ時間がかかってしまった。
尾翼の数字以外はマスキングして吹いている。
箱絵の機体の塗装は派手だから面倒くさいので、簡単そうなほうを選んだんだけどなぁ。
飛行第47戦隊第一中隊 成増飛行場
今気が付いたんだけど、尾翼の部隊マーク、フチ取りの黄色描くの忘れてた(汗。ぎゃー、こりゃマズい。
でももうやり直さないからね。悪いけど。
いやーやっぱ飛行機は銀色に限る!!
スーパーファインシルバーがギラギラ輝いてるねー。写真だと綺麗な塗装に見えるのがうれしいな♪
リベットを機体上側だけ打ってます。しかも適当。裏側はリベットも打ってないし塗装も汚いし、見ちゃダメよ~ん。
リベット打ちは私にとって考証ではなく単なる演出に過ぎない、という考え方である(要するに手抜きやろ!!)。
飛行機は脚の角度が難しい。
ちょっと外側に広がって踏ん張ってる感じだけど、これでいいのか!?
・・・よくわからん。参考にしないでください。
紫電改もそうだったけど、少しこんな感じのほうが男らしくてかっちょええ気がする。
ブレーキパイプは伸ばしランナーにて。
這わせ方は、資料本を見てやってみた。
自分的にはいちばん上手くいった部分、排気の焼けたところ。
ここは気に入ってる。実機写真見たらあまり焼けていない機体もあり、焼けているものでもこの程度。
あ、機関砲の先端はこっち側は上手く開口できてるけど、右側は少し欠けている(涙
ここ大事な部分だよね(涙
それとカウリング後ろのパネルの部分、不思議な焼け方?をしている部分・・・展示会などで見ると、よく皆さんこういう風に塗装してるので真似してみた。模型って何か演出というかアクセントがないと引き立たないもんね。
インストではなぜか主翼の日の丸が真ん中になっていないし、動翼が変な灰緑色だし・・・多分違うんだろうなと塗装してみたけど、日の丸の位置だけはどうしても気になるので、吹き零れのついでにやり直し。
もうこれが銀色の上に白吹いて赤吹いて敵味方識別帯の黄色もあって・・・という面倒くさい手順でほぼ中折れ間際(折れるようなモノは持ってませんが)。
しかし・・・
「せっかくリベットを打ったものを捨てるのはもったいない」というのが結局完成への原動力になった(哀しい)
脚出し指示棒だけは真鍮線で作った。あと、ピトー管も真鍮パイプで。
銀色の機体にスミ入れしたら汚れそうで怖かったけど、あべさんに聞いたら
「え? 普通にスミ入れしますよ。汚れないでしょ?」と上から目線で言われ、カチンとくる。
悔しさがバネになる(汗、エナメルの黒でスミ入れしたら悔しさのため少しやりすぎか? ペトロールで拭き取り。
キャノピーは枠が少なくてありがたい。日本機には珍しい?突出型で高性能機って雰囲気。
アンテナ線はモデルカステンのストレッチリギング、直径0.13ミリ。確かに48にちょうどいい。
飛行機は後ろからのアングルがいい、という人が多いね。
カタチがよくわかる。
結局日の丸部分などには半ツヤを吹いてしまったけれど、ツヤツヤのままでもよかった気がする。迷うとろくなことがないね。今回ほんと思いました。自分流に徹するなら最後まで自分流で行かないと。
垂直尾翼のほうが水平尾翼より後ろにあるという配置がかっちょええ~。
はっきり言って雷電なんかより百倍くらい格好いいけど、あまり活躍していないよね。
ほかの中島製飛行機・・・隼や九七戦に比較すると、性能的にイマイチだったのかな。
今回もシルエットを撮影してみた。
綺麗でしょ。いつも同じことを書いている気がするけれど、飛行機ってやっぱり美しい。
私は美しいものが好きだ。
しかし鍾馗って気絶するほど格好いいねぇ~と、自分の作ったモノを眺め自己満足に浸りつつコーヒーを飲む。
今まで格好いいと思ってなかった鍾馗が、実はとっても格好いいってことに気が付いた。
それだけで私は満足です。ま、完成してしまえばこっちのもんよ。どうだどうだ!!