ブログに製作記を書くとなると、時々写真を撮っておかなくちゃならない。ところがこれが、意外と面倒くさい。
 特に、気分よく作ってるときなんか写真撮るために手を止めるのが惜しいし、ここだけの話トイレに行くのすら我慢している。嗚呼。

 けっこう細かく分割されてるので部品探して整形して接着して、エッチングを貼り付けたり、いろいろやってるうちにこんな感じ。

 エッチングは、ほぼすべてメッシュ部分。こういうのもヘリの見せ場だけど、もしこれを自分で全部メッシュにするとなると大変だろうなぁ。こういうのはエッチングがついてると楽です。

 翼みたいのは「スタブウイング」と言って、攻撃ヘリの両脇についてる武装を装備する部分。
 パイロンとロケット弾ポッドなどは塗装してから最後に取り付けようと思う。

 ご覧のように、「テイルプーム」というヘリの胴体後半部分は別パーツになっている。こんなのちゃんと合体できるのだろうか。ドキドキ。
 ま、あとは運を天に任せよう←おい!!



 そもそもなんで突然AH-1Zを作ってるかというと、去年、確か0戦はやとさんが作ってるのを見て作りたくなった。最強のヘリ・AH-64を脅かす恐ろしい存在。これは知っとかなくちゃいかん!!と思った。
 ヘリは好きなんだけど、情報には疎く、キットが出てるなんて知らなかった。キティホークという外国のメーカーだし。
 その後キットがなかなか入手できずもんもんとしてましたが、年末にようやく手に入ったので、ハセガワのAH-64Eが発売される前にこっそりこのマムシ男と遊んじゃえ、という悪女計画ですよ。ふふ。

 エンジンのパイピングをやっててふと気が付いた、そっかーこれは最後に接着すればいいんだよね、機体は先に作っちゃえばいいんだってことに気が付いた。よーし組み立ててしまおう。

 写真、右端に写ってる長方形のパーツは、開けておくハッチなんだけど、あまりにも分厚い気がしたのでハセガワの金属ヤスリでガシガシ削って薄くした。イマイチ斜めになってるけど(汗、まぁ今の私の技術はこの程度。それらしくプラバンを貼っておいた。
 製作のベクトルが似ている松山のkinopyさんは(だからぁ~どんだけ広いベクトルかい!!)、ハッチは金属板で作るそうです。もちろん金属だとシャープで言うことないよね。せっかくやるならそのほうがいいかな。私は金属板も持ってないし今回は諦めた。まぁ彼の場合はハッチが開閉できるようにしてるしね、私なんかとは全く違う次元の話だけど・・・。



 エンジンの前後にファンがついている。

 一応黒→銀色で塗装しておいた。
 実は、先日地元の展示会でジェット機のファンを回転させるように工作してる人がいたんだけど、それを見たとき
 「なんでこんなとこ回してるんですか」と何気なく聞いた瞬間、そばにいた人たちが私の顔をあっけにとられて見るので、あっしまった、なんか私まずいこと言った? 「あっ、もしかしてここ実機も回ってるとか・・・」気まずい雰囲気。
 いやーそんなに驚かなくてもいいじゃないですか・・・汗

 「この女、そんなことも知らずに飛行機作ってんのかよ」「コイツが模型雑誌にコラムとか書いてていいのか、世も末だな」ってまたもや思われたんだろうな。すみません、何も知らなくて。

 でも、ちょっとプラバンで補強してみたりしている。こんなこと、以前はしようとも思わなかったけど、少しやってみようと思うようになった。



 ヘリは興味のない方が多いと思うので少し解説しますと(「AH-1 Walk around」)

 上の二機はAH-1Wで、一番下がAH-1Zです。
 AH-1Wも双発だけど、ご覧のとおり、かなりカタチが違う。

 ローターブレードが四枚になってていかにも強力そう。ネットで検索するとわかるけど、折り畳んだ姿が面白いよ。
 ウイキペディアによると、コクピットまわりを除いて新しい機体になってるということです。この絵から見てもそんな感じがするよね。マッチョで、武装をたくさん搭載できる。なんか肉体改造してバケモノに生まれ変わった、って感じ。