プラモの楽しみは作ることと眺めること。
 「買う」「集める」というコレクター的な楽しみもあるけど、私の場合残念ながらそれらはあまり大きな比重は持たない。

 完成したら眺めながらお酒やコーヒーなど飲んで、しばらくしたら箱に入れてしまっておく。ホコリがついてしまうからね。
 でもたまーに、ふと、アイツどうしてるかな? なんて思うことがある。しばらくぶりに会いたいな、なんて思うことがある。

 よっこらしょと押入れから箱を探し出し(そんなにたくさん完成品ないけど)、取り出してみると、おおっ、結構頑張って作ってるじゃん!!偉いぞ私。

 そりゃ下手な部分はいっぱいあるけど頑張ってた自分に再会する気分がする。
 逆に最近よりも丁寧に頑張ってる部分もあり、決して今より下手とも言えない。

 このメルス(フィンランドで使われたBf109はメルスと呼ばれた)なんか、アンテナ線も張ってるし頑張ってるよ私。拙いながらも、一生懸命調べながら作ったことを思い出す(ハセガワ1/48 Bf109G-6)。

 やっぱBf109は格好ええなー。また作りたくなってきたよ。
 眺めてたら二時間くらいあっという間にたってしまった。おおー見てるだけでこんなに時間がたつものなんだね。見るだけで・・・見てるだけで飽きないものかと普通の人は思うだろうね。

 実際に会うのもいいけれど、離れているとき相手のことを想うのも深い恋の味わいだと吉田兼好も書いていた。そういうことにも似ている。
 作る前、作る間、そして作ったあともプラモは楽しい。

 話は違うけど、先日紫電改の機首について書いてるときの「キャブレーター」は何なのか思い出しましたよ。
 気化器のことね。空気とガソリンを混ぜる装置でしょ? なるほどね・・・・って、空気とガソリンが混ざるわけないじゃん!! まったくもう。
 で、その無理に混ぜたものをプラグコードで火をつけてシリンダーの中で爆発させて・・・って、爆発したら飛行機壊れるでしょうが!! まったくもう。
 まあどうにか無事に爆発したとして、それでプロペラを回して空を飛ぶわけだ・・・って、あんなプロペラ一個で空が飛べたら苦労ないよ!! まったくもう。

 じゃあさ、展示会でプロペラ回してる作品がときどきあるけど、なんで作品は空に飛んで行かないんですか!? え、どうしてなのッ!? きらら、わかんなーい。  

 さて、なんの話をしようとしてたか自分でもわかんなくなってきた(汗
 ああそうだ、なんちゃってJMCの話をしようとしていたんだ。

 現在参加者による審査中なんですが、今回もたくさんの人が参加してくれた。盛り上げてもらって、いろいろアドバイスいただいたり支えてもらいながらなんとか今回もゴールにたどり着こうとしている。
 こういう催しをして思うのは、出会えた人が私の宝物だっていうことです。心からそう思う。


 If You feel like nobody cares
 about the loneliness you've had to bear
 call my name,I'll be right by your side
 I'll wash away the tears that you cry

 Don't be afraid to let someone in
 I will stand through your heartache and pain
 Stand until nothing remains
 Stand till your sadness is through
 I will stand for you

 もしキミが誰も自分を助けてくれないと思ったら
 辛い辛い孤独にひとりで耐えなければならないときは
 俺を呼んでくれ、すぐそばに行くよ
 涙を吹いてやるからな

 誰かに助けを求めることを恐れちゃいけない
 俺がキミの心の傷と痛みを癒すよ
 嫌なことはひとつも残らないように
 悲しみがすべてなくなってしまうように
 俺がそばにいるよ。キミを支えてあげる、必ず・・・(“STAND”/Ronnie Montrose )