ハセガワ1/48 紫電改 「紫電改のマキ仕様」完成しました。

 「紫電改のマキ」(チャンピオンREDコミックス1~5巻 野上武志)



 巨大なカウリングが迫力あるね。
 半ツヤクリアなんだけど、けっこうツヤツヤしている。



 マキが、初めて紫電改に出会う直前のイメージ(コミックではこういう場面はありません)。
 長谷川素子が紫電改を再び飛ばすため整備を始める場面。

 ・・・「俺様の眠りを覚ます奴は誰だ!?」

 もし「紫電改のマキ」を実写版で作るとしたら、やはり格納庫の隅に放置された紫電改の姿から始まるような気がしたから。

 ううーむやっぱ左脚が外側向いてるわい。

 ここはやはり悔しいので付け替えるほうがいいかな。

 でも、よだき~なあ。機銃作り替えもよだき~。

 「よだきぃーことは、せんでもいいんでー(面倒くさいことはしなくてもいいんだよ、の意)」いう声がどこからか聞こえたような気がするのでこのままお終いにする←おい!!



 なんかデカール貼ったように見えますが、プロペラの黄色い部分は塗装です。
 小さな注意書き以外はマスキングして塗装しています。

 プラグコードは肉眼で見るともっとよく見えてます。やはり作っといて良かったぁ。どっかの展示会に持って行くと、こういうとこをいきなり覗き込むエッチな男が必ずいるんだよね、フフフ。
 
 上がキャブレーター、下はオイルクーラーの空気取り入れ口(と言ってもキャブレーターって何かよくわかっていない)



 日の丸はわざとムラのある感じに塗装している。
 スミ入れは、下側は黒でやっているけど、上側はけっこうメリハリあっていい感じなのでスミ入れせず、軽くスジ彫りをさらってやると下地の銀色が少し見えていい感じになったと思う。スミ入れもけっこう難しいというか、何色でするか迷っちゃう。

 塗装の剥がれは下地に銀色を塗装しておいて、竹串と爪楊枝でこすって剥がした。
 アンテナ線はモデルカステンのストレッチリギング。 

 実は最初黒い布の上で撮影したら色が変に写るので「なんでかなあ」と思い、白っぽい背景にしたら俄然、そのものの色になった。
 不思議だねぇ。銀色の機体なんかだと絶対に黒い布の上のほうが格好いいんだけど。



 キャノピーは開けても閉めてもいいと思うけど、開けたほうが中がよく見えるので開けてみた。第二風防は接着していない。

 キャノピーがすっごく薄くてうれしい。感涙。下手に触ってると割りそうなくらい薄い。
 ハセガワのセラミックコンパウンドとコーティングポリマーで磨いている。ポリマー使うとホコリがつきにくいと聞きました。

 考えたら透明パーツって同じ厚さでも48のほうがスケール的に薄く感じるわけですよね、なるほどなー、こういう部分でも48は有利か。



 第一風防がなんかズレてるように見えますが・・・

 この部分、なぜこんな段みたいになってるのだろうと最初思いました。

 私の持ってる本をよく見ると・・・
 風防って、こんなふうに胴体に取り付けてあるわけです。

 だから、その取り付け部分の段?を再現してるわけね。なるほどー。
 ここはこういうふうになってるようにきれいに接着してやればいいんですよ。私の接着は下手だけど←だめじゃん!!



 いやもう、どこから見ても格好ええわー。
 リベットは上面のみ、針を使って打ちました。上面のみ、ってのが男らしくていいでしょ。

 ムラムラの塗装は、色々な展示会などで拝見した作品を参考に、自分で勝手に色作って塗装しているから、もちろん本当の「海軍色」というのとは全く違う。人間でも舞台向けメークってあるように、演出を施した塗装です。だから日の丸も本当の赤じゃなくて少しオレンジっぽい色にしてあります。
 自分らしければいいんじゃないかな。実機と同じ色の塗料を使う、という考え方の人もいると思うけど、私は自分の色を作りたいから。

 日本機としては精いっぱいの突出型キャノピーなのだろう。美しさとは無縁の無骨な体型だけど、三四三空の勇者達がこの機体を見て武者震いしたに違うないという気がしてくる。
 ・・・こいつは世界最強だ・・・・!!



 紫電改はもちろん有名機だけど「紫電改のマキ」読んでその性能や魅力に開眼したというのはここだけの秘密。
 このマンガは紫電改の性能や空戦技術など、わかりやすく解説!?されている部分もあり、私はマキの乗機というより「紫電改」そのものにとても魅力を感じる。
 
 きらら「やっぱ飛行機も男も、中身で勝負だよね!!」
 紫電改「フーン。持ち上げても何も出ねぇぞ。・・・あ、いや・・・まあ出ねぇこともないけどな、今すぐってわけにはいかないからとりあえず一緒に風呂入るか!?」    (「紫電改のユキ」より)

 というわけで、さあ明日からは何を作ろうかなぁ~!!


 ※「紫電改のマキ」はエロマンガではありません。ごめんなさい>野上先生&ハセガワ