北九州銀翼会の展示会レポートの続きです。

 前回もご紹介した中川さんですが、今回は「ファントム見て!!」と本人がうれしそうに披露してくれた作品・・・タミヤ1/32 F-4J ファントムII

 ベトナムから岩国に帰ってきたとき、この機体(実機)を見たそうです。

 こんな感じの塗装・・・いいねぇ~もうタメ息ばかり。かっちょええ。大好き。

 一機ずつ汚れ方が違うんだよねぇ。と、うれしそうに中川さん。



 申し訳ない、ファントムのお尻の写真を撮っていない。
 ずーっと眺めていたんだけど、シャッター押すのを忘れていた。なんたることか。素晴らしい塗装だったのに。

 かわりに、と言ってはなんだけど、同じ作者のRF-8Aフォトセーダー(ハセガワ1/48)のお尻でも見て我慢してください。
 こちらは大きな垂直尾翼が格好いい。



 浜松BMCのこわもておやじさんの作品、アカデミー1/48 F-4B ファントムII

 箱を開けてパーツを見るとすごくいいのに、作って行くにつれて「これ、俺のファントムじゃねぇ!!」という感じになるそうです。
 「俺のファントム」っていい言葉だね。気に入った。こわもておやじさんは仕事でいつもファントムを見ていたということもあるけれど、モデラーとして自分の頭の中(モデラー脳)に存在するR-4のカタチなのでしょう。

 いいなあ。ちなみに「俺のファントム」は、ハセガワのキットだそうです。ハセガワの自称・回し者としては、しみじみとうれしかった。よっしゃー私もファントム作るぞ!!・・・・・・・そのうち、いずれ、いつの日か・・・・汗。だめじゃん、すぐ作らんでいつ作る!?

 同作品のお尻付近。

 こわもておやじさんは、筆塗りなので、もちろんマーキングもほぼすべて筆塗り。
 インテークに「JET INTAKE」とか書いてあるじゃないですか、赤い帯に白抜きで。ああいうのも描いてるんですよ!! 信じられなぁ~い。

 ちなみに、この海軍色っていうんでしょうか、クレオスの指定色だと思うんですが、私のスカイホークと同じ色のはずなのに、全然違うやん(汗 見た瞬間焦りましたよ。



 横浜サンダウナーズのフェニックスさん作品。アカデミー1/48 F-4J
 モデルアートの作例です。こちらはツヤ消しで、また全然雰囲気違うね。

 中折れ知らずの男、フェニックスさんは「一度手をつけたら最後までイクようにしています」とのこと。偉いなあ。漢だなあ。

 同作品。裏側にぶら下げている大事なモノを見せてくれました。

 やっぱり武装てんこ盛りがいいなあ。ぜひこういうのにチャレンジしたい・・・と思う。 

 ところで、今回海軍機を見てずいぶん勉強させてもらいました。A-4とは違う機体ですが、作り方など共通する部分があるんですよね。



 広島乱流会ののぼさん作品。造形村1/32 Ta-152H-1
 ちょっとマンガちっくな構図で撮ってみました。

 先日作ったD-9もそうだったけど、やっぱドイツ機ってば、男の美学。しびれますね。特にD-9やTa-152。
 クルマでいえば高級車って感じですよ。ベンツですよ。こういうのに、ドイツのイイ男が格好いい軍服着て乗るんだから、もー、ちびりそうですね。失礼。

 作者はキャラクターものをこなす雑食モデラーみたいですけど、そういう人って何作っても上手かったりするね。



 乱流会のF/A-14さんの作品。部分的な写真だけですみません、タミヤ1/32 F-15Jの一部です。

 ああっ、こんなところにバルカン砲がついてるんですね。F-15なんてもうついてないかと思ってた。
 「お前はここが感じるのねっ」←またそれかい!!

 焼けた色がきれいです。タミヤのウェザリング塗料だそうです。

 こちらは、のぼさんのお尻・・・じゃなくて、のぼさんの作ったF-15Eのお尻だと思います。
 綺麗だなー。

 こういう金属部分の塗装って、一人一人みんな違いますよねぇ、と、みんなで話したものでした。



 熊本トムキャッツの森さん作品。HKモデル 1/32 PB-1G

 2月のUAMC徳島でも拝見しまして、レポートにも書いたんですが再度掲載してみました。
 たまたまカメラが傍らに置いてあったりして、いい感じだったので。

 天井からのライトも当たって、銀色の肌が怪しく輝いています。
 うーん、オトナの雰囲気ですね。あとは音楽とワインがあれば完璧。

 えー。たぶんレポートは明日までだと思います、明日に続く。