紫電改はこの空を飛んだのだろうか(豊後水道にて)

 紫電改はもとより、多くの軍艦がここを通って出撃して行ったんだね(写真は帰りに撮影、行きは曇天だった)。

 去年から松山エアモデラーズクラブ会長のゴジティーさんに「ぜひ来てね」とお誘いを受けていたので、今年は思い切って出掛けてみました。あんまり知ってる人もいないんだけど、2月のUAMCでお話した方もいるので。

 別府のフェリー乗り場に置いてあった、昭和っぽい地図。

 最近はあまり見かけないけど、昔はネットなどの情報のない時代、観光地にはこういう地図がよく描いてあった。

 左側の、赤い線で示された航路が今回乗る「別府~八幡浜」です。
 晴れた日には別府から愛媛県が見えるくらい・・・フェリーに乗ってる間も、常に両県が見えてるという感じで、とても近い。
 所要時間は2時間45分ほど。

 もちろん今まで大部屋の二等しか乗ったことがなかったけれど、今回はちょっと思い切って「一等」を張りこんだ。往復で四千円ほど出費がかさむ。
 私にしてみれば、大変な贅沢である。

 夏休みなので多少混んでいるかと思ったんだけど、実際はすいていて一等の部屋に至っては貸切状態。

 布団が七組置いてある。深夜の便などもあるので、仮眠をとれるようになっている。
 行きも帰りも新造船「あかつき丸」だったので、とても内装もきれいで気持ちよかった。

 しかしまぁなんだねぇ~、一人で寝てても仕方ないね(汗。

 愛媛県八幡浜港。
 この雰囲気が好き(撮影は帰路)

 フェリー乗り場からJRの駅まではタクシーで。運転手さんがものすごく優しい喋り方でいきなり「愛媛県に来たなあ」と思わされる。

 JR八幡浜駅の改札。

 小さな駅なので、もちろん電光掲示板ではなくて「宇和島行」「松山行」などの札がかかっている。

 八幡浜駅のホーム(帰りに撮影)。

 何とも言えない不思議な懐かしさを感じる。田舎のおばあちゃんの家に訪ねていくような気分になる。
 やなせたかしさんは四国の出身なんですね。アンパンマン列車でした。

 特急列車の中に新幹線みたいな表示があって驚き。
 忘れてたけど、特急「宇和海」ってソニックみたいな振り子型なんだよね。オニギリ食べてたら何となく気持ち悪くなってきた。

 松山までは40分ほどで到着。

 松山は路面電車があってなかなか便利。自転車の人もとても多い。気のせいかクルマが少ない。

 古い車輛と、新しい低床型の車輛の両方がある。
 展示会の会場近くにて。

 うちから松山に行く間には、ディーゼル機関車、バス、フェリー、クルマ(タクシー)、路面電車と五種類もの乗り物に乗ることができる。
 乗り物好きには結構楽しいかも。乗り換えだらけで時間かかるけど(8時間くらい)。

 路面電車の古いほうの車輛。何とも言えないノスタルジア。

 昭和の趣、逆に今は素敵に見えてしまう。

 さあ、もうすぐ会場に到着です。

 某所にて。

 「OLD CROWと描いたムスタングがあるでしょ、あれはバーボンの名前なんだよ」と隣に座った飛行機モデラーが教えてくれた。

 ふうん、いつもそのトークで口説いているわけね。

 それにしても、オッサン共はもう少し静かに飲めないものか。ほんとにもう。
 せっかく素敵な店に行ったのに台無し。次回は誰か素敵な男と二人で行くことにしよう。・・・次回っていつよ?

 というわけで、明日から松山モデラーズクラブ展示会レポート始まります。