飛行機プラモを作り始めた、最初の頃、下側と上側の色の違う飛行機を作るとき、まず下側から塗装するのはよいとして・・・上側を塗装するときやっぱりマスキングするのだろうか!?と、ふと思った。
そんなことわざわざするんだろうか。でもそうしないと、やっぱり下側に塗料が吹き零れそうだし・・・でも他のモデラー達はこんな広い範囲を全部マスキングしてるのかなあ。
そんな疑問を感じた日々が懐かしい。
・・・で、それはどうだっていいですが、今日も機体下側を真面目にマスキングした。
不真面目にテキトーにしてると、必ずそういう剥き出しの部分が汚れる(モデラーあるある その1)
曲面には、タミヤの白いマスキングテープなども使用。
胴体横のはウォークウェイというのかな? 滑り止め? 黒ではなくてグレー。デカールが用意されてるけど塗装した。
塗装しようと張り切って作業場に行くと雨が降る(モデラーあるある その2)
カブりたくないので、雨が止むのを待ち塗装した。
グレーは自分で二種類の色を作って吹いてみた。他人の作ったスカイホークは嫌というほど見たことがあるけど、他人と同じような色に塗装するなら死んだほうがいい。うーん、なかなかいい感じの色になった。
それにしても、あんまりパネルラインのない飛行機だなぁ・・・「きっとあの人のせい(Loveland,Island/山下達郎)」 これはハセガワのせいだから、私は悪くない←そうなのか!? 凸モールド削り取ったの自分でしょうが
・・・って、全然わからんやん!! グレーって写真だと「単にグレー」以外の何ものでもない。だから何、って感じだよね。
「ブルーな気分」って言うけれど、「グレーな気分」って言うほうが当たってる気がする。でもグレーじゃあ、やっぱり詩にならないんだよなあ。ブルーでないと。
スカイホークは、もちろん実機は要するにグレーがペタッと塗ってあるだけ。味も素っ気もない。
でもそれを模型でやっちゃうと面白くもなんともないから、ジタバタしてみる。
零戦三姉妹も下地を塗装した。
地味な長女・ハセガワは普通のグレーのサフで。ちょっと不良の次女・エアフィックスは剥がれ塗装にするので銀色下地、女王様気質の三女・タミヤは黒立ち上げ。
三人ともそれぞれの道を歩き始めました。あ、次女は大戦後期のグリーンの塗装なので敵味方識別帯もあるんだよね。
めくるめく 夏の午後
誰もが木陰に逃げ込んでた
焼け付く石畳の彼方に
揺らめく逃げ水の中から
燃えるようなステップに身を任せ
現れた人は・・・・
きっとあの人のせい
あなたの瞳を向けて (Lovelan,Island/山下達郎)
うまく合わせ目消せないのも、うまくスジ彫りが彫れないのも、きっとあの人のせい、ってことにしておこう。