2015年7月18,19日に福岡天神アクロスにて開催された「第一回福岡模型クラブ合同展示会」の様子のつづき。私は18日に日帰りで見学に行きました。

 以下、柴田さんのフルスクラッチ・バイク作品群。これを見たかったのです、噂に聞いていましたので。
 もちろん私はバイクのことなんてわかりませんが、美しいものは何でも好きです。

 HONDA RC116(1966年) 1/9 世界GPの50CCクラスは1962年から83年まで開催され、その中で4サイクルで勝てたのはホンダだけだったとのことです。
 ここで私が「おやっ!?」と気がついたのは、1962年という年。そう、私の生まれた年なんです。えっへん。YS-11の初飛行の年でもあるのだ。

 50CCというと、原付バイクですよね? そんな小さなバイクのグランプリなんてあったんだぁ~。驚き。
 大分県湯布院のバイク博物館でホンダのスーパーカブからずらっとホンダの古いバイクも見たことがありますが、自転車にエンジンつけただけの姿を見たとき感動した記憶があります。
 ホンダは戦後のメーカーだそうですが、ある日突然、どこかのガレージで自転車にエンジンつけて走らせた男の姿を想像します。アップルコンピュータみたいだなぁ←違うか!? 夢がありますね。

 このマシンは全体が精密時計のようなものであり、最高峰、究極と言われているのだそうです。
 スクラッチしていても、部品が細かくて気が抜けなかったとコメントに書いてありました。

 コンピュータ関係の人もコンピュータのことを「マシン」っていうけど、機械関係ってみんなそうなのかな。



 BULTACO 50(1977年スペイン) モノコック構造、水冷エンジン・・・だそうです。モノコックって木なんですよ。

 ほとんどプラバンなどで作られていますが、タイヤだけは既存のキットのものを使用されています。



 これは見た目がいかにもお洒落なバイク。Mondial record (1964イタリア)
 市販モペットのSSタイプをイタリアンカップで戦えるようにレースキットと組み合わせた2ストロークマシン、だそうです(意味わかりません) ユニークなディスクブレーキ装着、だそうです(意味わかりません)

 いつかそのうち、2ストロークってどういう意味か誰か教えてください、ただし説明には1時間くらいかかるらしいね。確か74式戦車は2ストロークだって聞いた気がするんだけど。
 私だけでしょうか、模型展示会のときエンジンの説明図とかどっかに書いててほしい気がする←勉強しとけよ

 一人だけこういうことがわからないものだから、すっごく悔しい。ま、しかしここだけの話、男共だってみなさん完全に理解しているのかどうか・・・怪しいもんですけどね。
 ブレーキってどうやってかかってるのか、チェーンでどうやって動力を伝えているのか。エンジンかけただけでは前に動いていかないのは何故なのか、考えたら不思議が一杯だ。

 ハンドルの前についてる丸い円盤のようなものは、ゼッケンだそうです(レースのときは数字を書いておくんでしょうね)。

 同作品。美しいですねぇ。しかもお洒落。イタリア人ってなぜこんなにお洒落なのか。



 TOHATSU 105Y(1963年) 
 1962年、鈴鹿サーキット全日本GPにエントリーしたが、他メーカーと10秒以上のタイム差があり、参戦は断念、翌年もその差は埋められず、幻のレーサーとして消えていった悲運のマシン。

 私の生まれた頃、こんなバイクが走っていたとはね。
 疾走する姿はどんなだったでしょう。
 トウハツは東京発動機って言うメーカーで、現在は消防のポンプなどを作ってるそうです。ちなみにカワサキなんかは最初から大きいバイクを作り始めたそうですね。

 排気管に継ぎ目があるぞ!!  知ってた? もちろん実車もそうなっているそうです。当たり前ですが。(これは別の大きいバイク作品の部分)
 バイクの排気管は四分割のものもあるそうですね。
 プラモでも再現されてるとは思うけど、気を付けてみたことがなかったなあ。

 失礼ながら、スクラッチと言っても、小さな部品なら頑張って作れば作れそうな気がするんだけど(下手なりに)、大きいカタマリみたいなのは一体どうやって作るのかわからない。
 作者に聞いてみると、やはりプラバンの積層だそうです。やっぱりそうかー。みんなそれで作っちゃうんだよなあ。気が遠くなりますが。



 こんなふうに作ってますよー、という写真もありました。いやいやいや~これ見て「じゃー作ってみるか」なんて思う人がいるかどうかわかりませんが・・・そんな簡単じゃないことは誰でもわかります(汗
 作者は、バイクのスクラッチって日本でも一人なんじゃないですかね、と微笑されてました。

 メーカーが試作品を作る工程をすべて自分一人でやる、と書いてありますが、いやはや凄すぎる。

 柴田さんの作品群。
 ステキですね~。ワイン飲みたくなるなぁ←またそれかい

 普通の人はできない世界だよね・・・ため息が出ますけど、人間って何でも「やればできる」こともまた事実。
 ホンダさんが昔、自転車にエンジンつけて走らせたように。

 貴方もやってみませんか、バイクのスクラッチ。・・・・・・たはは(汗



 こちらは、ハセガワ1/350 駆逐艦・雪風 飯塚リバーサイドの村上さん作品。

 先日赤城に下手な海面を作って四苦八苦してたので、他人の海面を見せてもらうと興味深い。なんでもそうだけど、自分がやってみると難しさもより一層わかるんだよね。本当かよ!?と思ったら、いっぺん、やってみ!!

 海はアロマキャンドルです(プルプルのゲル状のやつ)、白い波は、このゲル状ロウソクに、普通の白いロウソクを少し混入させ、色をつけたそうです。綺麗ですねー。

 まあ波って1/350でこれくらいでちょうどいいんでしょうね。1/700だとほとんど波がたってないくらいじゃないと本当は海が荒れすぎかも。
 魚雷が向かってきているのが見えます。回避中のシーンだそうです。

 雪風は戦後まで生き残った幸運な艦でーす。縁起がいいですね、ユキちゃん。



 張線や手すりですごい精密感。
 お話伺ったんですが、潜水艦を攻撃するって不思議ですよね。よく爆雷とかって当たるもんだなあと・・・。だってさー海の中でしょ、潜水艦の位置を計算してやるんでしょうけど、いやはや凄いなぁ。

 海面は、経年劣化で少し「へたって」来ているそうで(ゲル状素材の弱点かも)、「オッパイの経年劣化と同じだね、だんだん柔らかくなってふにゃふにゃになるんだよ」とつい、自虐ギャグを飛ばしてしまった自分が哀しい。はぁ~~。

 というわけで、気を取り直して明日に続く。