レベル1/350 SMSエムデン 合澤さん作品。
 第一次大戦のドイツ軽巡洋艦だそうです。なかなかの難物キットだったとコメントに書いてありました。

 軽巡洋艦とか重巡洋艦とか言われてもよくわかりません。というか巡洋艦っていうのが戦艦とどう違うのか。まっそんなこと抜きにしても、美しいですよね。グレー一色になる前の、こういう時代の軍艦は独特の黄色と白と赤、という色合いがとてもお洒落です。

 私みたいな素人が「船」と聞いて思い浮かべるようなカタチしてます。それにフルハルモデルってやっぱりいいなあ。
 でも張り線なんか一体どうやってするんだろう。すごいよねえ。 



 同じ作者の、1/700だと思います。輸送艦です。
 複葉機の支柱・張り線作ってるやん!! ひゃー。すげー。やればできるってことか? ううーむ。



 もひとつ、同じ作者の ICM1/72 ゼーフント初期型(特殊潜航艇)

 ジンベイザメみたいな模様が面白い。大戦末期と書いてるけど、まさか人間魚雷じゃないでしょうね? だったら辛いな・・・。


 大和と軽巡三隈。1/350だと思います。我流会の徳永さん作品。

 たいていの人は、軍艦と聞くと「大和」を連想すると思いますが、私はプラモデルを作るようになるまでは名前こそ知っていたけれど大和のカタチが頭に浮かぶほどは知りませんでした。
 なぜ大和はこれほどまでに人気があるのでしょう。

 「私、ときどき聞きたくなるんです。大和、アンタその立派な主砲を撃ったことあんの? って」
 と、北長六功さんに問い詰めますと、
 「レイテ沖海戦で一隻沈めてます(汗・・・まぁこういう軍艦っていうのは、抑止力なんです」

 抑止力!! それってつまりボディガードってことかしら・・・その瞬間、私の頭の中に「ボディガードのテーマ」“I Will Always Love You”(歌/ホイット・ヒューストン)が流れた。

 こんな大きくて強そうな大砲を持った男がそばに立ってるだけで、みんな逃げていくに違いない←妄想

 わたしに残されたのはほろ苦い思い出だけ
 そうね、もう別れましょう、泣かないでね
 わたしは貴方が必要としてる女じゃないの

 でも私はずっと貴方を愛し続ける
 いつの日も必ず、永遠に愛し続ける

 Bittersweet memories
 that is all I'm taking with me
 So, goodbye Please, don't cry
 We both know I'm not what you, you need

 And I will always love you
 I will always love you  




 こちらは宇宙のフネでしょうか。MPC 1/72 ミレニアムファルコン 佐藤模型工房さん作品。

 中身を作ってられます。スゲー!!



 「メカニック ヤマト」 バンダイ1/700 シバさん作品。

 リメイク版のヤマト2199っぽくしてみました、とコメントに書いてありました。
 実は私、宇宙戦艦ヤマトは知らないんです。でも中身作ってるので面白いなと思って。

 そういえば、ガンダムもマクロスも、ほとんど見たことはないくせに作品としては好きだったりする。
 もちろん原作を見るべきなのかもしれないけど、戦史を知らなくてもP-51がかっちょええと思う人がいてもいいでしょ?

 あくまで作品として見るってこともできるよね。許して下さい。

 同じ作者のミニクラフト1/3 ホンダ4気筒エンジン(CB750)

 おおー、エンジンの模型だぁ。スイッチを入れるとピストンが動きます。
 男共が真面目に説明してくれるのを聞きながら、ああこれが騎乗位なんだなと納得したが、さすがに言葉に出すのは憚られた。

 ピストンは互い違いに動いているのですが、なんで?と聞いたら、そうしないとめっちゃ振動して乗れませんということでした。なるほどねー。
 ちなみに、プッシュロッドはこれにはついていない。

 私みたいにエンジンがどーなってるか全くわかっていない人は、一度作って勉強するといいかもしれないね。
 そういえば、あべさんによるとバイクは後輪が駆動しているそうですが、カーブを曲がるときなんかその後輪が地面を掴む感じが気持ちいいそうです。
 ほほー。なるほど。その走ってる感覚そのものが面白いわけね。何となくわかるような気がした。

 二日間、アホ話も一杯したけど深い話もしたんだぞ。

 今回は、雨が降っていたため懇親会のあった全日空ホテル20Fからの眺めもイマイチ。残念でした。
 だけど、アホな連中とアホな話をしながら飲むビールはいつも最高。

 写真は日田駅に到着したところ。写ってる列車は私の乗ってきた「ゆふ」

 帰りの列車で「陸奥爆沈」(新潮文庫/吉村昭著)を読み終わった。ふうー。

 一種のミステリーものとしても読める(陸奥爆沈の謎を追う)、去年読んだ「戦艦武蔵」とはまた違うスリリングな内容。
 驚いたのは、巨大な軍艦も爆発事故で沈むときはほんの数分なんだよね。信じられない。

 「・・・私の内部ではなにかがはじまっていた。その為体(えたい)の知れぬものがなにを意味するのか、私は知っていた。(中略)死者が私に問いかけていた。」(「陸奥爆沈」より)

 陸奥の爆沈地点から近い、無人島・続島では陸奥とともに命を奪われた多くの乗組員の体が焼かれた。
 作者がその続島に立って、死者の声に耳を傾ける(会話を交わし始める)ところから物語は始まっている。

 下手な模型を作ってるくらいで偉そうなことは言えないけれども、スケールモデルを作ってると、ときに死者の声に耳を澄ます気持ちになることがある。遠い昔、遠い場所で戦っていた誰か、私達と同じように苦しみや喜びを感じていたはずの誰か・・・そんな誰かに想いを馳せるとき、死者と会話をしていることにならないだろうか。そういう想いが、モデラーを模型作りに駆り立てるのかもしれない。意識の底で。

 展示会から本の話に脱線してすみません、今回で大分の展示会レポートはおしまいです。読んでいただきありがとうございました。
 拙作、特に赤城三段甲板を見てくれた方々、ありがとうございました。来年の静岡ホビーショーに持って行ってハセガワの人に見せたら?なんて涙がでそうなお褒めの言葉もありました。うれしかったよー。