こうやって正面から見ると・・・支柱がないのが寂しいけど・・・心で見ると見えてくるんだよ(汗。遠目には飛行機に見えます。

 左が一三式艦上攻撃機、右が九○式戦闘機。複葉機なので重量も軽く離着陸の距離が短いため甲板が短くてよかったそうです。
 複葉機の利点もあったんですね。

 やがて九六式艦上戦闘機の時代になり赤城は全通甲板へと生まれ変わりました。
 (その前に中期型と言って、小さな艦橋が上部甲板について、機銃の位置なども違うものがある。このキットで作れるんだよね。一瞬作りたくなった・汗)



 この茶色い甲板は「リノリウム」という素材で、横線みたいのが入ってるのは真鍮線で押さえているんでしたよね?

 こないだホビーショーでハセガワの「リノリウムフィニッシュ」を見たとき「げげっ、こんな色なんだ」と慌てましたが、まあ知らなかったことにして・・・本当はこの横線部分は金色が正しいんですけど、まあベージュくらいでいいやとドライブラシしたけどハミ出して汚い。帝国海軍は甲板上をもっときれいに磨いていたことでしょう。すみません。

 よく展示会で艦船モデラーの作品を見ると、ボートに白い「バッテン」が装着されている。多分ボートをくくりつけているロープか何かなんだろうけど・・・

 全体的に地味な艦船にはいいアクセントになるので、真似して作ってみた。なんだかよくわからないものを作るってのも間抜けだけど。

 最初0.75ミリにしてみたら、何となく太すぎ。太けりゃいいってもんでもない。


 0.5ミリにしてみた。やっぱりこれくらいがちょうどいいかな。

 「バッテン」にしたのはいいけれど、それがどのように船体側にくっついているかがよくわからないので適当です。
 白いマスキングテープがあったので、それをさらにラッカーの白で塗装した。艦船モデラーは何で作るのかな。もしかして単に白い紙かもしれない。そのほうがよかったかも。

 全体は油絵具でウォッシング兼スミ入れしています。ペトロールで拭き取るんだけど、目が悪いのであちこち汚い。とにかくもう汚い。遠くから見ないといけません。


 このハセガワの定規で切ったんだよ。これって意外と使う場面があるんだよね。
 同じ太さに目分量で切り出すのは案外難しいでしょ。自分でマスキングテープなどを切りだすことの多い人には便利です。

 左端には直角に切れる部分もあり、スワスチカとかにいけるかも。もっと使いこなさないといけないな。
 豚に真珠、きららにトライツール。

 ともかくやれることをやって完成を目指す。さあ、甲板を接着してしまおう。