徳島で開催された第六回UAMC(飛行機大展示会)の様子、まだまだ続きます。

 WINDSの櫟(あららぎ)さん作品。ハセガワ1/32 Bf109G-6 フィギュアはスクラッチ。
 カメラ目線でポーズをとっているのはバルクホルン少佐。総撃墜数301機、ハルトマンに次ぐ堂々たる撃墜王であります。

 飛行機といい、飛行服といい、ドイツ軍は本当にかっちょええですねぇ。
 おまけに、ふざけたノーズアートなんかじゃなくて、妻の名前を書いて敵と戦っていたんですよ。

 今回、会場でいちばん目についたのはどの作品ですか? と聞いたら、たいていの人はこの作品を挙げました。

 徳島モデラーズ倶楽部 岸本さん作品。レベル1/72 B-52D
 スケビの編集長も気に入ったらしいので、もしかしてスケビに掲載されるのかも。



 往年の、嘴頼さんの作品を思い出すような作り込み。
 とはいえ、私は実機を知りもせずに言ってるので、お恥ずかしいですが。



 この点々のようなもの・・・えーと、何ていうんだっけ(何度聞いても忘れるなあ) プラバン?を貼りつけたらしいけど、きれいに並んでいるよねぇ。
 その隣の櫛の歯みたいな部分も・・・すべては気長い作業によるものでしょう。

 それと工作ももちろん凄いけど、塗装も丹念にされているので隙がない。



 同じ方のB-1 ランサー。どこのキットか撮影していないんです、すみません。しかも部分写真だけなんで申し訳ないです。

 なんかすごそうなので写真撮影して、うちに帰ってパソコンで見て二度びっくり(汗。綺麗だなあ。
 老眼鏡をかけて必死に見ているんだけど会場では細部まで見えていなくて、パソコンで見てびっくり・・・というのが最近多い。

 確か作品カードに書いてあったけど、この部分が作りたかったそうです。



 徳島モデラーズ倶楽部のP-斎藤さん作品、ハセガワ1/48 一式戦 隼 II型後期型

 木内貴司大尉乗機(徳島出身) 昭和20年3月、ジャワでB-24を邀撃し被弾、この機体とともに散華したそうです。
 P-斎藤さんは徳島県人の乗機には特に詳しく、想いが伝わってきます。

 こういうぐちゃぐちゃの蛇行迷彩って一気に吹くのだろうけれど、息がつまりそう。



 徳島モデラーズ倶楽部の松本さん作品。中四国AFVの会のマスコット「せんしゃん」の作者でもあります。
 アリイ 1/48 F-4U-1Aコルセア。

 やっぱりコルセアは絵になるなあ。見るからに強そう。実際に活躍したのはヘルキャットあたりなんだろうけど、あんな「ビア樽」体型の飛行機達とは違って格好いいもんね。私が初めて好きになった米軍機です。

 しかしコルセアを日本機に仕立て上げた人なんてあまり見たことない。
 似合うかどうか・・・飛行機モデラー的感覚では何となく変な気もするけど、このお姐さんノーズアートがすごくいいです。

 たいばーん・ヘルミ。空の真珠。

 同じ方の作品。アオシマ 1/72のバッファローをB239に改造。マーキングは手書き。

 このキットが好きだということでギミックやモールドをなるべく生かしているそうです。
 いい雰囲気~。私もフィン空ものが大好きで、いろいろ作ったけれど、実はバッファローを作っていない。アオシマのバッファローというと、その昔のモデルグラフィックスを思い出す人も多いかも。

 AFV的なアプローチと言いますか、ボロボロ・剥げ剥げの作風は、綺麗な飛行機の中で目立っていました。



 映画「ライトスタッフ」の世界を表現した作品群。齊藤さん作品。

 三人くらいの共作かと思いきや、一人で全部作っているので驚き。こうやって、一人で何かの世界を表現するのってモデラーとして非常にうらやましい。
 いつの日かこういうのをやってみたい、と思った人も多いのでは。



 土佐模型クラブの小松さん作品。ハセガワ1/48 F-4Gスターファイター。

 あべさんお勧めの、小松さん作品群。
 確かに丁寧な塗装で目をひきますが、この明るい銀色は、下地が白なのだそうです。
 最近、銀の下地は黒がいいよと聞きまして、黒を塗装しているのですが、何と白とはね。意外。

 ご本人に聞いたら、偶然に白で塗装してみたのですよということでしたが・・・。私のムスタングも見てもらいました。うれし恥ずかし、でしたよ。

 明るい銀色が、スターファイターの雰囲気によく合ってるような気がする。

 どうも写真ではいまひとつ伝わらないのがもどかしい。



 ほらぶろわ~ずの、ひげオヤジさん作品、C-47ダコタ。初代エアフィックス 1/72

 小さい旅客機なので、72でも手頃な大きさ。
 可愛い、ぽっちゃりさんです。
 文字などはカッティングマシーンでマスキングしたとのこと。ところでカッティングマシーンって、すごいらしいですね。

 ハセガワ愛、見つけた。

 同じくひげオヤジさんの作品。ハセガワたまごひこーき、オスプレイ。

 私がお願いしたせいか!? 作品カードに大きな字で書いてきてくれてうれしい。



 フランクザッパさん作品。トランペッター 1/48 ホワールウインド。タミヤ 1/48 ティリー。
 飛行機と軍用車の情景、ほかにもドイツ、日本のがあったけれど、このイギリス編がいちばんお洒落な感じがした。

 よく見るとヘンテコな飛行機なんですが、情景になるとしっくりくる。漫画ちっくな飛行機なので、全然違う色で塗装したら可愛いかも。
 ううむ。すべてのキット、生かすも殺すもモデラー次第なのか。



 大分我流会のあべさん作品。ハセガワ 1/32 Fw190D-9

 リベット打ってます。なぜか鹵獲機・・・というか、終戦によって工場がロシアの手に落ちて、ということらしいです。
 みなさん本当に、いろいろ詳しいですよね。飛行機にまつわる話をいろいろ聴きました。
 忘れないうちに書かないといかん(すでにかなり忘れている、もったいないなあ)

 ハセガワの久保山さん設計のドーラですが、せっかくフラップを下げた状態で作るようになっているのに、わざわざ苦労して閉じたそうです。本当にもう、モデラーって人種は。



 シリウスの原田さん作品。ハセガワ1/72 鍾馗。
 実はスウォードの新しい鍾馗を作ってられて、その比較のために作ったということのようでした。こちらは「少し太目か」と書いてありましたが、いいじゃないですか。太目なのが強そうで格好いいと思う。特に72だしディフォルメ気味のほうがいい。

 ほかにもハセガワの48も作ってられましたが、どれもお上手。
 だけど、この72、エエでしょ~こういうの見ると作りたくなるよねぇ!!

 夜の懇親会では、恒例の抽選会がありました。そのとき当たったキットを私に譲ってくれた方が二人いまして、これはそのキットのうちのひとつ。

 ハセガワ48のF-4GファントムIIです。わーいわーい、うれしいなあ。くださった方、ありがとうございました。
 写真は二日目終了間際、疲れてへろへろになった私。

 If there’s anything that you want,
 If there’s anything I can do,
 Just call on me and I’ll send it along
 With love from me to you

 もし欲しいものがあれば
 もしできることがあれば
 いつでも教えてほしい、すぐに送り届けるから
 僕から君へ、愛と一緒に


 (“From Me To You”/ビートルズ)