少ないけど、模型の資料は作業部屋に置いている。

 本って、中身も読むけど背表紙も「読む」んだよね。背表紙も色々なことを語るんだよ。
 だから奥が深い。

 本屋に行って本を眺めているだけでも、何か色々得るものがあるのはそういうことなんだろうね。

 一番下の段がAFV。あとは飛行機。大して持ってないでしょ。

 写真とはあまり関係ないけど、両親にかわって書いた寒中見舞いは今日すべて投函した。老人ホームに入居したこと、今後もう年賀状を書けない状態であり、これまでお世話になりました、ということを書いたんです。
 わりと最近、手紙を書く機会が多かったんだけど、つくづく郵便ってすごいよね。

 小さな紙切れに書いた文字が、たったの52円とか82円で、まぁ例えば「静岡県焼津市八楠3-1-2」の模型メーカーにも届いたりするわけです。「すみません、デカールをお願いします。モデラーから頂いた古いキットだったので黄ばんでいたんです」・・・・って部品請求かい!! 頂いたキット云々って書く必要あるのかい!! とかツッコミ入れたくなるかもしれませんが、受け取る相手は機械ではなく人間ですから、やはり何か説明したくなる。  

 今はメールで事足りることが多いけど、だからこそ「ここ一番」ってときは手紙が効果的とも言える。 

 そんなことを考えながら宛名を書いた。相手の声が聞こえる電話もすごいけど、下手な字でも心を込めて一文字ずつ書いた手紙、必死に文章を組み立てながら、どうすれば想いが伝わるか言葉を選んで書いた手紙。

 メモとか書きなぐるような文字ではなくて、考えて書くのってすごい集中力もいるんだよね。でも書いているとパソコンでモノを書いているときとは別の部分(脳の)が覚醒するような気がしてきた。

 それと、今年は喪中の方に、寒中見舞いを書いてみた。
 実は去年、私自身が喪中だったんだけど、ただ一人、あるモデラーが寒中見舞いをくれたんです。

 おおっ、かっちょええ~!! 大人の男って感じ~!! それに年賀状が一枚も来なくて寂しい正月だったので、その唯一届いた寒中見舞いのうれしかったこと。
 というわけで、今年は真似して書いてみた。

 そんなふうに、模型仲間から色々と教わることは多い。