バトルだぜ!!
 あべさんのBf109G-6 を迎え撃つのは私のFw190D-9。でも、G-6は新しいキットだからちょっとずるい。

 G-6はツヤ消しに近くて上品な「いかにも飛行機モデラーの作品です」って感じだけど、D-9は変なテカリがあって、油ぎったオヤジ的というか、まぁ昭和のキットだからそれもまた味わい(違



 リベットを打っています。それは確かにえらいと思う。
 主翼上のマーキングと、スピナの渦巻きはマスキング塗装だそうです。

 真剣勝負だぁ!!(銀翼会の毛利会長撮影)。

 きらら「72にしては、アンテナ線が太すぎって思わん?」
 あべさん「張ってねぇヤツに言われたくないわい!!」
 きらら「スピナはどうやって塗装したん?」
 あべさん「マスキングして・・・」
 きらら「マスキングぅ? けっ、それくらい筆で描けよ」

 周りの男共の様子も面白いですな。この写真撮られてるの全然気が付きませんでした。必死に戦ってたもん(笑

 こんなふうに置かせてもらいました。私のD-9。

 この箱を見ながら、「中学生のとき作った」とか「コレ、200円だったんですよ」とか懐かしそうに言う人が多かったです。
 しかし、いつも思うけど、よくみんな覚えてるよなぁ。
 男性って子供の頃の事をよーく覚えてるよねぇ。

 ということは、ウチの息子もガキの頃のくだらんことは全部覚えているということか・・・恐いなぁ、一体何覚えてるのだろう。

 私の三式戦。ハセガワ1/48 飛燕I型丙

 この迷彩はイイねってたくさんの人から褒められました。うれしいな。

 輸送中にピトー管の先端が少し曲がってしまったんだけど(キットの部品、プラのままなので)

 きらら「飛燕、もう年だからふにゃふにゃなんです~」
 毛利会長「すみません(苦笑)」

 なんで毛利さんそこで謝るんですか!?

 というわけで、展示会の全貌をいまひとつお伝えしきれていない気もしますが、帰りの新幹線は待望の800系に乗れて大満足。
 この「顔」がカワイイっしょ。

 各駅停車だったので、久留米まで30分近くゆっくりできてよかったです。座席は赤で私好み。もちろん自由席ですよ。

 このスダレみたいなサンシェードいいでしょ~? 木製なんですよ。
 洗面所の前にはなぜか縄のれんがかかってるし。

 よその新幹線はどうか知らないけど、九州新幹線は最高!!ですよ。みなさんもぜひ乗ってみてください。
 いつかは鹿児島中央まで乗って更にその先、知覧まで行ってみたいなあ。

 沈む夕日、さよなら熊本。この瞬間全身のちからが抜けて、虚脱状態。でもそれがいいの。

 自分にお土産、その1。
 日奈久のちくわ。

 八代の名産ですね。そりゃもう、静岡に行ったら焼津のはんぺん、熊本は日奈久の竹輪。愛媛は宇和島のじゃこ天でしょ。

 なぜ人は年を取ると練り物が好きになってくるのだろう。

 太くて弾力があって・・・とっても美味しいの・・・・あら、なんだか私が言うとエッチかしら?

 自分にお土産、その2。竹輪とお酒なんて、もうチョイスが完全にオッサンだな。

 「瑞鷹」、そう今回の展示会会場のすぐそばにある蔵元。
 季節柄、冷蔵庫で冷やしてみました。
 うーん、そんなに甘くなくてすがすがしい喉越し。「瑞鷹」なんて、軍艦みたいな名前で格好いいね。

 そうそうお酒といえば、大事な話を書き忘れていた。
 久しぶりに九州の懇親会に出席したんだけど・・・
 コップに三杯目のビールを飲むあたりからもうあたりは信じられない大音響。
 そもそも狭い部屋に男共がぎゅうぎゅう詰め込まれているのだから仕方ありませんが・・・九州人はなんでアルコール入るとこんなに声がデカイのだ!?
 終わったあと、いつも声が枯れてしまいます(汗 大声出さないと聞こえないんだもん。

 それはともかく、刺身がねぇ・・・ハマチとタイとあと何か一つ白身の魚だったんですが、このハマチが新鮮で・・・私は新鮮じゃないハマチは絶対に食べないんだけど、これはコリコリとしていい歯触り。
 美味しい刺身を食べると、舌先でイキそうになりますね。
 もちろん、馬刺しも頂きました。舌先で「ああーん」って溶けちゃうような官能的な食べ物。

 何から何まで美味しいお店でありました。私は勝手に日本酒を注文して一人ちびちび飲みながら、なぜか話題は吉村昭の「戦艦武蔵」!!
 長崎プラモクレージーの河野会長が突然その話を始めたのでびっくり。
 昼間バトルを繰り広げたあべさんも最近「戦艦武蔵」を読んだということで、大いに盛り上がる。

 ・・・そんな熊本の夜を思い出しながら、うちに帰って一人で飲むときがまたいいもの。
 というわけで果てしない酔っ払いレポートを最後まで読んでいただきありがとうございました。

 次はまた、どこか別の会場で戦おうぜ!!