昨晩のことだった。深夜零時、福岡からの高速バスが九州の片田舎、静まり返った駅前に到着した。
終点で降りた乗客はたったの四人。その中に、きららという名の美女モデラーがいたことは、恐らく誰も知らない、もちろん彼女の寂しそうな瞳が涙にぬれていたのも・・・って、そんなこたぁどうでもいいから早く静岡の話をしろって?
2014年5月15日午前九時半、静岡ホビーショー業者日二日目の朝。一般公開日にこのあたりを歩いたことのある人は知ってるだろうけど、業者日はこんなにすいているんですよ。
いよいよ今年も受付に到着。「スケールアヴィエーションの取材です」と告げ堂々と中に入る(ほんなこつね? 本当かよ、と思うでしょうが・・・それはヒミツ)
午後二時頃、上の写真のあたりのベンチで紙コップに入ったコーヒーを飲みながら、鹿児島のマルケンさん(マルタカヤ模型)と話しているところにちょうどスケビご一行様が通りかかり、慌ててご挨拶。
最近は、アーマーにいたミナミさんがスケビに配属されたので、超強力布陣になっている。モデルのような長身に胸には超強力武器(巨大な谷間)を携え歩いてくるのを目ざとく見つけた私が「それ駄目よっ」と言うと「ダメですか?」とミナミさんは笑いながらちょっとだけ谷間を隠すそぶりをする。すかさずマルケンさんは「いいよいいよ、それいいよねぇ」と、それまでサワヤカな五月の風のような話をしていた人が素早くエロオヤジに反転したのには驚く・・・・ほんとに男ってみんな同じなんだから。
さあ、そんな静岡らしいどうでもいいエピソードも絡めつつ、今年も静岡ホビーショーレポートの始まり始まり。
ハセガワブースに到着。
このノンビリした風景・・・下の写真と見比べてください。私がなぜ業者日に出かけていくかわかると思います。
朝からお邪魔するのは四回目。もはやここに来るとホッとするまでになった私。
初めて来たとき、緊張しすぎてお昼ご飯も満足に喉を通らなかったのが懐かしい。
今日は緊張するどころか、「ハセガワ×きららのコラボをお願いしますぅ~」って言おうと張り切って乗り込む。
一般公開日のハセガワブースの様子(5/18)
一般公開日に合同展の会場からここまで来ること自体、かなりの体力がいるくらい、ものすごい人。これでもまだ少ないほうかな? 初日の朝なんかもっとすごいかも。
社員の方々もかなり疲れていて、仕事とはいえ大変そうだなぁ~と思いました。
お疲れ様ですと言葉をかけるくらいしかできない。
32ムスタングのデカール探したけど(ハミルトンマークがほしい私)、残念ながらなかった(汗
手前、お兄様方が何か覗き込んでいるあたりが、トライツールの展示やってるところ。
というわけで、まず赤城を見てみよう。
1/700の赤城。リニューアルだからモデラーの採点もより厳しくなる。メーカーとしてはキツイ・・・というか、やりがいがあるかも。
いい感じでしょ?
なるべくパーツ数を抑えて作りやすく、それでいて細部まで再現されており完成したら細かく作り込んである感じに仕上がる・・・とのことです。
「最近のハセガワはパーツ数を抑える方向に設計されているように思うのですが」と、先日焼津でお会いしたイイ男、設計のKさんに聞いてみますと、その通りだとのことでした。
ちなみに、某メーカーの設計の人に聞いた話では
「パーツを単にバラバラに設計するほうがある意味すごく簡単」らしい。やはりそうか。そうなのか。そうじゃないかと思っていたぞ。
ちなみに、Kさんは残念ながら今年の新製品の担当ではないとのこと。誰が担当するかはそのとき手が空いている人・・・とばかりは言えないようですが、ジャンルごとの担当ということは特にないということでした。
それでも、設計者によって個性は出てくるとのことで、
「逆に言うと設計した者によってバラツキがあるということになりますから、それはいいこととは言えないですが(苦笑)」とのことでした。
先日高知で話に出たけど、誰の設計かわかるような素晴らしい設計というのは、作っていて楽しいことではあるけどね。誰がやっても同じような製品になってはツマンナイとも思うし。
当然というか、甲板のエッチングも出ます。
赤城本体は2800円、かなり安い感じがする。
安すぎるんじゃないの~3500円くらいでもいいんじゃないのかなと思って聞いてみますと、やはり安いほうが売れるということでした(当たり前か)
趣味のモノでもそうなのかなあ。
モデルアートのIさんがちょうど赤城の設計者に話を聞いていたので、そばできかせてもらって楽しかった。
裏側を見せてもらう。
Iさん「いやーこの裏側を見えるように展示してもらいたいですよ」
赤城の設計をした人は1/350赤城を作った人で、モデルアートにインタビューもありましたね。いかにもデキる感じの人で、私なんかがナマクラな質問をしていいような感じではなかった。
艦船のことをもう少し知っていればもっと質問ができたのになぁ。
赤城は作りたいなぁ。
次はフランカーです。
・・・さて、フランカーって何でしょう(汗
もっと勉強してから行けばよかったなぁ~まぁわかんなきゃ聞けばいいさ、とは思ってたけど、さすがに製品見ながら「これ何ですか」って聞く勇気はない。
さもわかったフリをしながら、写真を撮る(冷や汗。
タミヤは新製品の後ろに設計の人が立っていて一目瞭然なんだけど、ハセガワは誰がどの製品の設計やったか、聞いてみないとわからない。
これが私のような偽業界人間には結構ハードル高く、なかなか声がかけられない。今回も結局・・・だめじゃん私。8万円もかけて静岡まで行ったのに。嗚呼。
ものを書くのは好きなんだけど、人と話すのは決して得意ではない私。シャイな性格を直したいよ。
フランカーのモールド。綺麗ですねぇ。
私は、コンソールをある程度彫刻してくれているのが好き。デカールではなくて。
そういうところだけ注目してしまいます。
あとは脚かなあ。でもSu35の脚ってどういう脚か知らんし・・・←おい!!
さて、今回の静岡レポートは読者の期待しているようなものとは全く違うものになる可能性が高いので、お許しください。
明日に続く。
終点で降りた乗客はたったの四人。その中に、きららという名の美女モデラーがいたことは、恐らく誰も知らない、もちろん彼女の寂しそうな瞳が涙にぬれていたのも・・・って、そんなこたぁどうでもいいから早く静岡の話をしろって?
2014年5月15日午前九時半、静岡ホビーショー業者日二日目の朝。一般公開日にこのあたりを歩いたことのある人は知ってるだろうけど、業者日はこんなにすいているんですよ。
いよいよ今年も受付に到着。「スケールアヴィエーションの取材です」と告げ堂々と中に入る(ほんなこつね? 本当かよ、と思うでしょうが・・・それはヒミツ)
午後二時頃、上の写真のあたりのベンチで紙コップに入ったコーヒーを飲みながら、鹿児島のマルケンさん(マルタカヤ模型)と話しているところにちょうどスケビご一行様が通りかかり、慌ててご挨拶。
最近は、アーマーにいたミナミさんがスケビに配属されたので、超強力布陣になっている。モデルのような長身に胸には超強力武器(巨大な谷間)を携え歩いてくるのを目ざとく見つけた私が「それ駄目よっ」と言うと「ダメですか?」とミナミさんは笑いながらちょっとだけ谷間を隠すそぶりをする。すかさずマルケンさんは「いいよいいよ、それいいよねぇ」と、それまでサワヤカな五月の風のような話をしていた人が素早くエロオヤジに反転したのには驚く・・・・ほんとに男ってみんな同じなんだから。
さあ、そんな静岡らしいどうでもいいエピソードも絡めつつ、今年も静岡ホビーショーレポートの始まり始まり。
ハセガワブースに到着。
このノンビリした風景・・・下の写真と見比べてください。私がなぜ業者日に出かけていくかわかると思います。
朝からお邪魔するのは四回目。もはやここに来るとホッとするまでになった私。
初めて来たとき、緊張しすぎてお昼ご飯も満足に喉を通らなかったのが懐かしい。
今日は緊張するどころか、「ハセガワ×きららのコラボをお願いしますぅ~」って言おうと張り切って乗り込む。
一般公開日のハセガワブースの様子(5/18)
一般公開日に合同展の会場からここまで来ること自体、かなりの体力がいるくらい、ものすごい人。これでもまだ少ないほうかな? 初日の朝なんかもっとすごいかも。
社員の方々もかなり疲れていて、仕事とはいえ大変そうだなぁ~と思いました。
お疲れ様ですと言葉をかけるくらいしかできない。
32ムスタングのデカール探したけど(ハミルトンマークがほしい私)、残念ながらなかった(汗
手前、お兄様方が何か覗き込んでいるあたりが、トライツールの展示やってるところ。
というわけで、まず赤城を見てみよう。
1/700の赤城。リニューアルだからモデラーの採点もより厳しくなる。メーカーとしてはキツイ・・・というか、やりがいがあるかも。
いい感じでしょ?
なるべくパーツ数を抑えて作りやすく、それでいて細部まで再現されており完成したら細かく作り込んである感じに仕上がる・・・とのことです。
「最近のハセガワはパーツ数を抑える方向に設計されているように思うのですが」と、先日焼津でお会いしたイイ男、設計のKさんに聞いてみますと、その通りだとのことでした。
ちなみに、某メーカーの設計の人に聞いた話では
「パーツを単にバラバラに設計するほうがある意味すごく簡単」らしい。やはりそうか。そうなのか。そうじゃないかと思っていたぞ。
ちなみに、Kさんは残念ながら今年の新製品の担当ではないとのこと。誰が担当するかはそのとき手が空いている人・・・とばかりは言えないようですが、ジャンルごとの担当ということは特にないということでした。
それでも、設計者によって個性は出てくるとのことで、
「逆に言うと設計した者によってバラツキがあるということになりますから、それはいいこととは言えないですが(苦笑)」とのことでした。
先日高知で話に出たけど、誰の設計かわかるような素晴らしい設計というのは、作っていて楽しいことではあるけどね。誰がやっても同じような製品になってはツマンナイとも思うし。
当然というか、甲板のエッチングも出ます。
赤城本体は2800円、かなり安い感じがする。
安すぎるんじゃないの~3500円くらいでもいいんじゃないのかなと思って聞いてみますと、やはり安いほうが売れるということでした(当たり前か)
趣味のモノでもそうなのかなあ。
モデルアートのIさんがちょうど赤城の設計者に話を聞いていたので、そばできかせてもらって楽しかった。
裏側を見せてもらう。
Iさん「いやーこの裏側を見えるように展示してもらいたいですよ」
赤城の設計をした人は1/350赤城を作った人で、モデルアートにインタビューもありましたね。いかにもデキる感じの人で、私なんかがナマクラな質問をしていいような感じではなかった。
艦船のことをもう少し知っていればもっと質問ができたのになぁ。
赤城は作りたいなぁ。
次はフランカーです。
・・・さて、フランカーって何でしょう(汗
もっと勉強してから行けばよかったなぁ~まぁわかんなきゃ聞けばいいさ、とは思ってたけど、さすがに製品見ながら「これ何ですか」って聞く勇気はない。
さもわかったフリをしながら、写真を撮る(冷や汗。
タミヤは新製品の後ろに設計の人が立っていて一目瞭然なんだけど、ハセガワは誰がどの製品の設計やったか、聞いてみないとわからない。
これが私のような偽業界人間には結構ハードル高く、なかなか声がかけられない。今回も結局・・・だめじゃん私。8万円もかけて静岡まで行ったのに。嗚呼。
ものを書くのは好きなんだけど、人と話すのは決して得意ではない私。シャイな性格を直したいよ。
フランカーのモールド。綺麗ですねぇ。
私は、コンソールをある程度彫刻してくれているのが好き。デカールではなくて。
そういうところだけ注目してしまいます。
あとは脚かなあ。でもSu35の脚ってどういう脚か知らんし・・・←おい!!
さて、今回の静岡レポートは読者の期待しているようなものとは全く違うものになる可能性が高いので、お許しください。
明日に続く。