五式戦は飛燕より優秀と聞いて妙に腹立たしく(飛燕が好きなので)ついアオシマの五式戦1/72を作ってみたという制作記。

 ゴールデンウイークなので仕事が休みの人もいるかもしれませんが、私は例によって普段と変わらず、特に忙しくもなければ特にヒマでもない。
 歯根の治療はいまだ続いていて、今日からまた抗生物質の薬を飲んでいるのでお酒も飲めないし(飲まないほうがいい、と薬局の人に言われた。飲まないほうがいいというのは微妙な表現だな)、夜が長くてしょうがない。
 静岡の用意もしなくちゃなんだけど、とにかく梱包どうしようと頭を抱えたまま進んでいない。図体だけはデカイもんねP-51D。

 キャノピーの枠は、筆塗りしました。零戦よりは若干マシだけど、枠だらけ。
 黒を塗って、銀色を塗って、最後に機体色。
 かなり適当にハミダシている。でもハセガワの熊野筆があるから大丈夫。

 ハミダシた部分は、熊野筆にシンナーを含ませて拭いていきます。
 筆で吸いとる感じ。お化粧してるような感じで気持ちいい。

 肉眼では「いいセンいってる」はずだったけど、写真で見るといまいち・・・でもこれでいいんです。

 スミ入れは黒でしてみたけど、わざとらしいので、グレーでもう一度やり直し。あーあ、いつもこういう迷った末の無駄が多い。

 運河彫りのせいで、面白いくらいスミがすーっと入っていく。

 初めて、脚出し指示棒を伸ばしランナーで作ってみた。あたしって棒が好きなのよね・・・うふん。なんて思いながら作っていたら、ふと、高知で聞いた下ネタ話を思い出した。
 高知では「お前」のことを「おまん」と言います・・・・もう「おまん」という時点でだいたいどういう話か見当がつくと思うけどね。ヤバそうでしょ。ようするに「金太の大冒険」みたいな話。「金太マカオに着いた」的な。

 その話をフランクザッパさんからお酒の席で聞きましたが、ほかの男性は私がいたからいまひとつ大笑いできなかったような雰囲気があった。
 申し訳ない気がした。下ネタしてる最中に男性に申し訳ない気分になるっていうのも気を使いすぎかな。


 塗装面をこすって剥がれを表現してみる。

 あまり尖ったものでやると傷つきそうだし、爪楊枝でしてみたけど、なかなか剥がれない。
 で、剥がれるときは思ったより広くポロッと剥がれたりするので、思ったような繊細な剥がれにならない・・・
 72なので、剥がれた面積が細かくないと雰囲気よくない気がして。

 基本的に、左側から乗り降りするしたくさん剥げているかなあと思ってこちら側をたくさん剥がした。
 けどまだ、自分のイメージする剥げた雰囲気とは程遠い。

 資料みると、ものすごく派手に剥げてるのもある。ウェザリングというか、こういう「演出」って難しいなあ~