4/13に高知市で行われた中四国AFVの会レポートの続き。作品のご紹介をどんどんいきます。

 作品カードを撮影していなかったので、作品名がわかりません。すみません。

 この方は九州AFVの会でも必ずお会いするんですが、名前は知りません。でもまぁ、そういうのも面白いかも。「今回は来てるかな」といつもちょっぴり心待ちにしてるんですよね実は。


 「師匠」1/35

 作品カードによると「戦後に、敗戦国の青年が英軍のメカニックから機械工作のノウハウを学んでいる情景」
 写真ではうまく写っていないですが、右端の給水塔(というのでしょうか)だけを見ても見応えありました。

 「大埼玉事変 半機械人間」こんた1/16

 ワンフェスで入手したレジンキットだそうです。だから「こんた」とかいうメーカーなのね。
 色々ディテールを追加してるらしいですが(写真に写ってないけど、後ろ向きに顔が追加工作されててこれがまた不気味)、この気色悪い形状の持つ不思議な存在感というか・・・好みが分かれるでしょうけど、私はわけもなく好き。


 ドラゴン1/35 パイソン

 オープントップの車輛って実はあまり好きではない・・・というか、違和感があります。

 カットモデルでもないのに、なんで中身が見えるのだ!?
 という違和感なのだと思います。私ってば、やっぱり飛行機モデラーなのね。うふん。
 もうちょっとこう、隠してるほうがいいと思う。チラ見えのほうが好き・・・とか言いながら、つい見ちゃう。いやーん。


 この方、作品を10個くらい作ってました。独特の雰囲気を感じさせる丁寧な作風。バンダイ1/35 「対MS特技兵セット」

 MSというのは、モビルスーツのことなんでしょうね。地面のは石じゃなくて建物の崩壊した現場って感じかな。
 ただし1/35なので、ミリタリーモデルっぽいです。1/35というスケールがAFVっぽさを感じさせる・・・これはモデラーの感覚なのでしょうね。


 タミヤ1/35 JSU-122S 砲基部はドラゴン

 こうして見ていると、AFVモデラーはニコイチやってる人多いですね。合わせ目消したり整形したり角度とかスジ彫り復活とかに神経をすり減らす飛行機と違って、あっちこっちくっつけたり追加工作するヒマがあってうらやましい←ちょっとヒガミ

 履帯がだらーんとしてて重そうなのがいいね。


 「East Front 1941」(1/35 ドラゴンその他)

 東部戦線といえば、泥濘ですよね。
 子どもを見ていると、泥遊びが好きな子とそうでない子がいる。あれはどうしてなんだろう。
 私が幼い頃見た渇きかけた水溜りの泥は、溶けたチョコレートみたいで美味しそうだった。指で触ると暖かかった、あの感触が忘れられない。

 この方はどうやって作ったかわかりませんが、ちょっとした水溜りはダイソーの手芸用レジンでいけるそうです。よーし今度やってみよう。


 サイバーホビー1/35 オストヴィント

 東風なんて、風流な名前ですよねえ。
 
 しかし本当にみなさん汚しがお上手。ピカピカ綺麗に塗装するのも大変だけど、じゃあ「汚してみろ」と言われても難しいですよ。
 こういうウェザリングって相当に研究を重ねてるんだろうなあ。


 エレール1/35 AMX13

 大昔のキットだそうです。
 なんか砲身の横にミサイル四基積んでるのなんて初めてみました。色んな戦車があるんだなあ。


 タミヤ1/35 ウイリスジープ

 助手席にテディベアが載ってるので、てっきり女性の作品かと思ったんだけどなあ。あまりウェザリングもしていない綺麗な塗装ですし。
 だけど見事ハズレ。作者は若い男性でした。私も先入観が大きいんだなと反省。

 こういう荷物を載せられるのもAFVの良さかしら。飛行機に乗せる荷物って、武装くらいだもんね。
 荷物見ていると物語が生まれ、それがやがてフィギュアを作ってみたり情景にしたり・・・と膨らんでいきそうですね。

 入口受付。
 入口といっても、「オープントップ」と言いますか、半分くらい丸見え状態で、開放的なつくり。
 逆に常に人が出入りしてるので入場者の数を数えられなかった、という主催者側の苦労もあったらしい。

 作品エントリーした参加者は、90名くらいだったそうです。

 開場してしばらくするとどんどん混んできて、「お尻とお尻がお知り合い状態」。

 かがんで写真撮って、よっこらしょと立ち上がる瞬間、見知らぬモデラーとお尻がピッタリ、同時に思いっきりぎゅーっと押したことも何度か・・・・ああ~っ、普段ならこんなことありえねぇ~話ですが、意識が作品のほうに向いてるので、お尻の感覚なんかどこかにいっちゃってます。