完成しました。ファインモールド 1/72 零戦22型(スケビの付録) 日本のトップエースパイロット・西澤広義上飛曹乗機、と言われている機体。
 実機写真は、現地で応急的に塗装されたと思われるかなり荒々しい濃緑色迷彩が力強い感じです。

 下地の明灰白色はブラシで吹いて、迷彩の濃緑色だけはハセガワの熊野筆で描きました。
 まだまだ筆づかいが下手ですが、描くこと自体は楽しめました。ほんと、楽しませてもらったという気分。

 キャノピーは閉じた状態に作るつもりで塗装してたんだけど、いざ胴体と合わせるとうまくいかず・・・私だけでしょうか。

 キャノピーのほうが若干幅が狭い感じなので、胴体を削るしかないかと思ったけど、それは嫌だし、私にはどうしようもないので、開いた状態で作ることに変更(キャノピーは開いた状態もキットに付属)。

 スミ入れは茶系でしたほうが目立つんだろうけど、グレーで。

 脚の角度はさすがにハセガワよりはキメやすかった。

 私が再現したこの機体はアンテナ柱がないので、アンテナ線も張らずにすんで、らくらく~
 ブレーキパイプ(適当)は、伸ばしランナーを作った。

 またまたアラ満載の写真ですが・・・カウリング直後の排気口? 胴体合わせてから開口したうえに、ピンバイスで適当にやったら汚い穴になってしまった・・・

 この迷彩なんですが、フィレット部分が薄くなってるってことは、やっぱり「整備兵がゴシゴシ拭いて塗装がハゲた」のかなぁ。
 スピナにも「ちょいちょい」と迷彩してるのと、キャノピーの枠には塗装していない(やっぱ面倒くさかったのだろうか?)のがちょっと面白い。

 一応こっちから見た写真も(これくらい離れてみたほうがいいね)。

 全体は半ツヤクリアで、カウリングだけは吹いてないんたけど、普通のクリアかけたほうがよかったかなあ。
 カウリングってつるつるなんだよね、復元機みると。プロペラはクレオスの「磨くとピカピかになる」塗料の「ステンレス色」だけど・・・もうちょっとピカピカでもいいかなあ。

 今回は、敵味方識別帯以外は、デカールを使用してみました。

 私のローガンでは、もうこういう部分を見ようと思うと、デジカメで撮影して、画面で見るのがいちばん。
 いつもそうやって、細かい部分をチェックしてます。

 でも・・・いくら直したつもりでも、全然ダメなんだよね。ため息。
 キャノピーは熊野筆を使ってフリーハンドで塗装しました。あと十機くらい作ればうまくなるかも。

 迷彩の境目をもう一度グレーで・・・とかやってみたけど、塗料つけすぎでうまくいってない。

 いつかそのうち、もっとうまくなるはず。

 あ、それと大事なポイント・・・カウルフラップを開いたところから、エンジンの裏側がチラ見え・・・
 これをやりたいがために、ファインモールドはエンジンを裏側まで再現したのかもしれない。

 以前から気になってたんだけど、電車の中なんかで、ふと、前に座ってる女性の太ももが見えたりしたら、硬くなるの?
 と、知人モデラー(五十代)に聞いてみると
 「だはは!! そりゃ高校生だってば!! オッサンはなりません」とのことでした。
 そっか~。

 日の丸の位置が間違ってます。すみません。

 なんでこんな初歩的な間違いをするのか・・・自分でも悲しくなっちゃう。

 ピトー管も長すぎですが、許して。三角スケールで測ってみたら、1メートルくらいある計算だ。わはは!!

 それにしても暑い毎日、講習のストレスを晴らすために毎日頑張ったよなぁ・・・
 ひと夏で零戦二機作って終わったけど、作れただけでも自分的には満足です。

 美人姉妹そろって記念写真。

 零戦といえば千羽鶴、でしょうけど、それでは悲しすぎる彼女たちの境遇を思い出させるので、せめて花をおくる(折り紙)。

 スジ彫りの形(幅やテイスト)が全然違っていて、まず第一に雰囲気がかわってくる。
 ハセガワのは、ソリッドモデルを作る人がよくやるような、カッターで「すーっ」と引いたようなスジ彫。
 ファインのは、ちょっと大げさに強調した、キャラクターモデルに近いような感じ。

 私はハセガワの細いスジ彫りが最近気に入ってます。

 さて、これでもう零戦の呪縛から離れた・・・と思ってたら、タミヤが32型を出したもんだから・・・また作るか?・・・ああエンドレス。頼むから、そろそろヘリを作らせてくれよ。